年末に李白酒造を訪ねた際にお誘いを受けて、私自身が住んでいない町ではあるけど、その町の公民館で催された新年の宴に参加させてもらうことが出来ました。
宴には町内の50名の皆さんが参加。
もちろん、李白の蔵元さんも参加されお酒を振る舞われた。
それに町内のお店コラボレーション持ち寄り料理もいっぱい出されて大満足の宴となりました。
まずは宴の開始とともに蔵元さんより、料理とお酒の合わせ方について提案された。

決して高級な料理に高級なお酒を合わせた飲み方が良いというわけではない。
料理とお酒、それぞれの持ち味を相殺させない飲み方を。
あっさりした料理にはあっさりとしたお酒、こってりした料理にはこってりしたお酒を合わせる。

酒粕が入ったお豆腐には特別純米超辛おろち、合鴨のローストには純米吟醸生酛こだわり、烏賊の塩辛には純米吟醸雄町生原酒、といったように料理に合ったお酒の飲み方をしてみて、最初のまだ酔っ払わないうちにそれを確かめることが出来ました。
既に飲み始めてましたけど、乾杯酒は冬の味覚、しぼりたて生でした。 お酒は生酒が好き♡

ここから宴の本格的な始まり。 蔵元さん振る舞いのお酒が3種類登場します。
お刺身は鰤(ぶり)と鮒(ふな)。 鮒の刺身はちょっと珍しく普段あまり食べる機会が無い。

ここでも、あっさりした刺身にはあっさりとした醤油、こってりした刺身にはこってりした醤油というように、鮒には薄口醤油、鰤には濃口醤油で美味しく頂きました。
純米吟醸「Wandering Poet(放浪詩人)」の名は李白を連想させる。 爽やかなキレのある味。

冬の新酒、しぼりたて生のにごり酒はフレッシュな味わい。 小鉢料理は煮なます。
そして、温かいおでん。

手前の黒いのはゴマの入った練り物です。
おでんには熱燗を。
実はこのおでんには驚きのトリックがありまして、煮玉子を割ってみると・・・あら不思議?

なんと半熟! おでんなのに玉子が半熟って?! いったい何故? (答えはブログの最後で)
赤貝の煮付け、焼き公魚(わかさぎ)。
町内のお蕎麦屋さんが宴の終盤に合わせて出雲蕎麦を作ってきてくれました。

美味しくお蕎麦を頂きながらも、お酒はラストスパートで飲み続けてます。
最後は町内のお菓子屋さんコラボレーションのデザートで〆。

苺のショートケーキ、山田錦の米粉マフィン、桜餅。
町内の温かく手作り感ある美味しく楽しい新年の宴。 参加出来て本当に良かったです(^^)♪
おでんの煮玉子トリックの答え : 実は煮玉子だけおでんではなくてラーメン屋さんの。
Posted at 2016/01/17 20:53:12 | |
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日本酒 | 日記