年始の
カマロ&カマロ 新春ぷちオフ で、同車種オーナーのみん友さんとお会いしたことが、今後カマロを維持していくうえでとても励みになりました。
大事に長く乗っていきたいという気持ちが一層強くなった。
これまでも、壊れた箇所の修理を重ねてきましたが、ここで以前よりずっと気になっていたあの問題を正すべく、ついに一歩踏み込む決意をしました。
それは、走行中に少しずつ左に流れていく問題。 要するに真っ直ぐ走らない。
ステアリングをちょっと右に傾けてないと真っ直ぐ走らない状態でした。
当カマロは新車初年度登録1996年3月。(もうすぐ車齢ハタチ)
13年くらい女性ワン・オーナーの後、数年売り出してたものを引っ張ってきて私が購入したのが2013年9月でした。 納車前にタイヤ4輪を新品に交換。
実は納車時から、少し左に流れていく傾向はあったが、「まぁアメ車なので」と北米大陸の大らかな心で最初はあまり気にしないことにしていました。
真っ直ぐ走りたいときはコルベットやボクスターに乗ればいい。 でもコルベットも同じアメ車なのに真っ直ぐ走るな。 いつか何処かの専門店で四輪トータルアライメントの相談をしてみよう。
そうこうしてるうちに、ついに四輪トータルアライメントの決意をしたのが、先の新春ぷちオフを機会に長く乗り続けたい気持ちが一層強まったからというわけでした。
そこで、普段お世話になってるいつものショップではなく、アライメントテスターなどの設備が備わっているタイヤ専門店を訪ねてみた。(初)
まずは相談するだけのつもりで恐る恐る訪問しました。
担当の方から丁寧な対応を受ける。
気になる費用は、測定が¥12,960、調整が1箇所¥2,160。
ところが、アライメント測定は可能だけど、過去に入庫実績の無い車種(カマロ)なので、アライメント調整が出来るものなのか?・・といった不安要素を語りその表情を曇らせた。
とりあえず、車体を持ち上げてアライメント調整が可能かどうか確認してもらうことに。
担当者さんに呼ばれて一緒に車体の下に入り、足回りを見上げて説明を受ける。
調整箇所は前輪左右が各3箇所、後輪には調整箇所が存在しない。
サスペンション形式 :(前)ダブルウイッシュボーン、(後)トルクアーム
調整ボルトの位置とボルトが動かせる遊び穴を確認。 目視では左右の差は分からなかった。
調整箇所は最大6箇所で済む。
こっそり頭の中で、測定¥12,960+調整¥2,160x6箇所で合計は・・と計算した。
測定しますか? しませんか? と聞かれて・・ もちろん、してみたいです!
では、改めて日時の予約をして・・・と思ってたら、この場ですぐに測定してくださるとのこと。
手際よく四輪にアライメントテスターを装着される。 テスターは
JOHN BEAN社製。
測定した状態をすぐさまモニターで確認。 グラフィカルにタイヤの状況が見て分かる画面や測定数値で表す画面など見せてもらい診断状況の説明を受ける。
同時に同車種本来のスペック・データも表示されますが、このカマロの場合、新車時から左右異なるやや左に向けた傾向で設定されているスペックを持つ車種である驚愕の事実も分かってしまった。
担当の方も、国産車ならまず左右全く同じ設定のところを、この車種(カマロ)は左右異なる珍しいスペックだと首を傾げる。
左に向けて寄る設定なのは、本国米国が右側通行だから??
元々が左右異なる設定だからちょっと比較が難しい。 暫くモニターとにらめっこ。
それでも、ある傾向が見えてきた。 「右側前輪のキャンバーが内側に傾き過ぎている。」
前輪の右タイヤが左に押すので、車体が左に流れているらしい。
なので、基本的には右側前輪のキャンバーを少し起こせば良いとのこと。
しかし、その場合でも左右ともスペックに合わせていく兼ね合いがあるので1箇所だけでなく6箇所全部調整することになるそうです。
ただ、アライメントテスターの画面にはアライメント調整の手順もグラフィカルに説明してくれる画面が出るんですが、そこには必要な工具としてGM社の専用工具も表示されてしまった。
「ここにはこの工具はありませんので・・」と眉間に皺を寄せ険しい表情の担当者さん。
えっ、ここまできてこれで終了?!(゜゜;)
まぁ、それでも調整出来るかやってみますと、GM社専用工具無しでチャレンジしてもらうことに。
アライメント調整作業の間は店内で待ちます。
テーブル席に座って店内からガラス越しに作業を見守る。
ちょっとウトウトと眠くなってきたところで、作業終了のお知らせがありました。
※受け取ったレポートから肝心なところだけを抜粋
心配していたGM社専用工具は無くともさほど問題無かったようで?
右キャンバーを中心に前輪左右のアライメント調整が施されている。
一部新車時のスペックから外れているところもあるが、そこはあくまで参考スペックなので・・?
あと、右前輪のみタイヤが内減りしてたことも判明。(爆)
次に試乗。 まずは担当者さんが試乗に出掛ける。 少ししてから戻って来て「大丈夫と思います」とドヤ顔で自信を窺わせた。 続いて自分自身で試乗してみました。
一般道に飛び出した瞬間、その明らかな違いが分かった。 おぉっ、真っ直ぐ走ってる!
これには驚いて感動しました。 四輪トータルアライメント恐るべし。
ハンドルにただ手を添えるだけ。 真っ直ぐ走るのが気持ち良くてそのままドライブしてしまった。
素直に真っ直ぐ走る。 当たり前と思えることでこんなにも感動してしまうとは。
試乗を終えてタイヤ専門店に戻る。
四輪トータルアライメント、気になる最終的な費用は・・
測定¥12,960 + 調整¥2,160 × 6箇所 = 合計¥25,960 でした。
が、
費用のほうもトータルアライメントしてもらい、合計¥21,600 の支払いとなりました。
いやぁ、お世話になりました。 ありがとうございました。
これで、また大事に長く乗れることが出来そうです。(^^)♪
四輪トータルアライメントしてみて本当に良かったよ。
整備手帳 :
四輪トータルアライメント測定&調整