
「緊急消防援助隊中国四国ブロック合同訓練」
① &
② の続き、最終回の ③ です。
大規模な合同訓練の様子を初めて目の当たりにして驚きの連続でした。
ここでみんカラ的に、現地で見掛けた車両を少し。
日産パラメディック (2代目,1998~2017)

19年の長寿モデル高規格救急車。 車名のパラメディック(paramedic)とは救急救命士の意味。
ボディタイプ:4ドア1.5ボックス、エンジン: VG33E型 3.3L V6 OHC 170PS/VQ35DE型 V6 3.5L DOHC 240PS、駆動方式: FR/4WD、変速機: 4速AT (E-ATx)、全長: 5,640mm、全幅: 1,900mm、全高: 2,480mm、車両重量:2,600kg (2WD)/2,680kg (4WD)
トヨタ・ハイメディック (3代目,2006~)

トヨタ・ハイエースがベース車両の高規格救急車。
車名の由来はハイエースと救急救命士を意味するパラメディック(paramedic)とを合わせた造語。
ボディタイプ: 5ドア1ボックス、エンジン: 2TR-FE型 直列4気筒 DOHC 2693cc 151PS、駆動方式: FR/4WD、変速機:4速AT、全長:5600mm、全幅:1880mm、全高:2490mm、車両重量:2880kg(2WD)
前面の救急車「AMBULANCE」の文字は鏡文字で、バックミラーで見てすぐ分かるようになってます。
日産サファリがベース車両の消防ポンプ自動車です。

訓練中、前を通り過ぎるところで撮影。 タイミング合わずフレームに収まりませんでした。
こちらは、トヨタ・ランドクルーザーがベース車両の消防ポンプ車です。

ランドクルーザーについては、別件にて後日ブログアップする予定がありますので、ほんの少しだけご期待?ください。
さて、再び水害を想定した災害現場からお送りします。

水没した家屋の屋根に取り残された救助対象者の皆さんがいつの間にか居られました。
スキューバ・ダイバーのレスキュー隊です。

果敢にも水中に飛び込み、水没した車両から救助活動の訓練を行う。
水没車両の中から救助され運ばれる人(人形)です。

水を含んでうな垂れている。
ゴムボートを使用した救助訓練も行われてました。

この日の気温は17℃~20℃、風もあり肌寒く感じられましたが。 救助を待つ役も大変。
ここで、タイヤが8輪ある特殊車両が現れて。

いったいあの車両は何なんだろう?と思って見てましたが。
すると突然おもむろに水の中へ入っていく。

ここまでは想定内でした。 しかし、その直後に驚愕の場面が。
水の上にぷかぷかと浮いて・・ 手漕ぎボートのようにオール(パドル)で漕いで進み始めました。

水陸両用車だ! 水陸両用車というものを実際に生で見るのはこれが初経験です。
これはARGO(アルゴ)と名付けられた水陸両用車(水陸両用バギー)の消防仕様車両でした。

ボディ/フレーム:真空一体成型HMWポリエチレン・ボディ/ポリエステル・パウダーコート防錆スチールフレーム、全長:3020mm、全幅:1525mm、全高:1170mm、エンジン:4サイクルOHVV-TwinガソリンエンジンKohler Aegis LH 775 ,748cc / 水冷 ,31ps、最高速度:陸上32km/h,水上4km/h
このARGOは、岡山市消防局と江津市消防局からの2台が合同訓練に投入。

思わぬ水陸両用車の登場に、ヘリコプターを見たとき以上の興奮と感動を覚えました。
それからは、この訓練が終わるまでもうARGOの虜です。
ARGOの動きを目で追い注視する。

陸地を走ったり、水の上を進んだり、縦横無尽に動き回る。
訓練が終わって力強く豪快に上陸。

何故か?救助対象者を乗せて救助する場面は見られませんでした。
ARGOの水陸両用8輪バギー。

これは大変いいものを拝見することが出来ました。
最後にグルメの登場です。
展示ブースでは、災害被災時の様々な非常食の展示と試食がありました。
備蓄用の乾パンやビスケットやクラッカーです。

試食できるので3種類ともパクつく。
他にも、ミートスパゲッティやコーンフレーク風食品などの試食品を頂きました。

画像は筑前煮です。 災害避難所で簡単に食べられる非常食にもいろいろとあることを知る。
災害発生時に一定期間、飲料を無料提供する災害対応型の自動販売機です。

無料振る舞いしてましたので、体が温まるコーヒーを一杯頂きました。
そして、おこわの配給(無料振る舞い)もしてたので、列に並んで手堅くげっとです。

お昼ご飯は、試食品や無料振る舞いだけで済ますことが出来ました。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
「緊急消防援助隊中国四国ブロック合同訓練」 というものがあるを初めて知り訪れてみて、普段は見れない多くの救助訓練の様子を目の当たりに拝見出来てとても貴重な経験となりました。
大変ありがとうございました♪
Posted at 2017/11/07 12:50:21 | |
トラックバック(0) |
カマロ | 日記