
朝の大型クルーズ客船の入港を出迎え眺めるに来るのは今年2回目です。
それが前回と同様にダイヤモンド・プリンセスとなりました。
ダイヤモンド・プリンセスの入港および出港に密着しました。
例によって早朝、灯台のある岬の公園、その駐車場に到着の図です。

いつもだと朝日に照らされ逆光となる構図なのですがこの日は霞んでいました。
駐車場から公園内を歩いて突っ切り岬の先端に来ています。

朝靄で視界が悪く、左手にある半島の先や沖合いの様子が全く見えません。
そのため岬で客船を撮りに訪れるカメラマンの数は少なかったです。
そしてこの朝靄のせいか、ダイヤモンド・プリンセスの登場をいつもより長く待つことになった。
なかなか姿が見えてこない。
すると「ボーーーッ」と、低音で且つ大きな汽笛が聴こえてくる。 それも何度も何度も汽笛が鳴る。
霧、靄、雪などで視界が悪いとき、周りの他船との衝突を回避するための汽笛です。
これを霧信号、霧笛(むてき)と言うらしいです。
音はすれども姿は見えない。 もう半島の影から現れているのか?
細目にして目を凝らし朝靄を見つめ続けた。
すると・・
何やらうっすらと船影が見えてきました。
いつもだと客船の登場は半島の陰からなのですが、その場面は濃い朝靄の影響で見えなかった。
なので、この日は巨大な船体の客船ダイヤモンド・プリンセスが・・
朝靄の中から少しずつ見えてくるというドラマティックな演出での登場でした。

この光景は新鮮だ。
大型クルーズ客船の朝の入港は何度も眺めてましたが、朝靄からの登場シーンは初めてです。
神秘的ですらある。 写真撮影には適してないが、これはこれでありかも。
灯台をクロスして港に入ってきます。
ダイヤモンド・プリンセスは、全長290m、総トン数115,906トンの巨大なクルーズ客船です。
それなのに大きな波を立てることもなく至って静かに進む。
ここでダイヤモンド・プリンセスより先に走って、駐車場に戻りカマロに飛び乗ります。
200m先の撮影スポットに先回りして待ち伏せ。

ダイヤモンド・プリンセスが通るところで2ショット狙いました。 シャッターボタン連打して連写。
天気が悪く霞んでますが良い撮影が出来たと自負。
この後、寄港岸壁に向かうダイヤモンド・プリンセスの後ろ姿を眺めた。
さらに追う。 いつもの対岸に移動してきて寄港する様子を眺めます。

朝靄で対岸の景色も見えませんね。 ただ、ダイヤモンド・プリンセスだけが浮かんでるかのよう。
ここから船体の向きを180度ターンし岸壁に寄せます。
あんな巨大な客船がその場で180度向きを変えれるとは凄いですね。
驚きの光景を目の当たりにする。
向きが整いました。

ここからは動きは無いので、朝の部はこれで終了とします。
朝飯前の一仕事を終えた後は、いつもの朝コメダです。

新聞や雑誌が置いてありゆっくり出来る。 地元紙と車雑誌ベストカーをいつも読む。
3種類から選べるモーニングは名古屋名物おぐらあんをチョイス。

予めバターが塗ってあるトーストにおぐらあんをたっぷりと乗せて美味しく頂きました。(^^♪
日中の長いインターバルを挟んで・・
夕方18時過ぎ、再びいつもの対岸から眺めています。

あまり考えずに車を停めたので、朝と同じような構図での2ショットとなってしまいました。
そして、いよいよ大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動のため寄港岸壁に入場です。

おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。
ダイヤモンド・プリンセス

船籍:イギリス、全長:290m、総トン数:115,906トン、乗客定員:2,706名、乗組員数:1,100名
今回のクルーズ: 横浜~関門海峡~釜山(韓国)~境港~金沢~函館~青森~横浜

乗客:約2,800名(多国籍)
突然ですが、陽が落ちて夜になりました。

あいにく雨が降ってきたので、予定されてたお見送り行事は中止となったようです。
20時の出港時刻を迎える。 ピアノの生演奏をBGMにゆっくりと離岸です。

手を振ってプリンセスとお別れします。
周りに明かりの無い寂しい港なので、真っ暗な海に浮かび眩い光を放つダイヤモンド・プリンセスの姿は余計に美しく見えました。

この日は朝の入港と夜の出港とをダイヤモンド・プリンセスに密着。 ありがとうございました。
飽きない・・ 飽くなき大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動は今後も続きます。