
全国山城サミットは、全国の山城が存在する市町村及び関係団体が、情報交換等を通じて親睦と交流を深め、山城の保存方法や観光資源としての山城を活かした地域の活性化を図り、潤いのある豊かなまちづくりを進めていくことを目的としています。
大会は平成6年に兵庫県和田山町(現在の朝来市)でスタートし、今年平成30年の開催で第25回目を迎えました。
第25回 全国山城サミット 安来大会

安来大会は、安来市広瀬町に位置し、戦国時代から江戸時代にかけて、全国屈指の規模と堅城ぶりを誇った山城である月山富田城(がっさんとだじょう)を舞台に、山城と尼子氏をキーワードに全国規模のイベントを開催します。
全国山城サミットへの参加は、5月の応募開始時点で参加申し込みしていました。 (初参加)
サミットは参加受理されたのですが、同時開催の史跡見学会は申し込み多数で抽選に落選です。
開場9時のところを早めの8時に現地到着の図。 会場は安来市総合文化ホール「アルテピア」。

ここを訪れるのは、今年1月の
ささきいさおさんらが出演したアニソンフェスティバル以来です。
行列に並び開場を待ちました。
そして、9時開場と同時に急いで受付を済ませ良席を確保します。(自由席)

最前4列目までは関係者や報道陣の席でした。
なので5列目に座りました。
サミットの中ではお城業界の超大物による基調講演も行われます。

日本城郭協会の理事長!
さらに、お城業界で活躍する有名なお二人の講演も。

滋賀大学お城博士の中井均氏 と 城郭ライターお城メグリストの萩原さちこ氏。
お二人とは2年前に米子城ウオークでお会いしています。

ブログ:
米子城を極める! 現地ウオークに参加 (前編) &
(後編)
良席を確保し安心したところで、開会10時まで会場内をウロウロしてみます。

2階では地元ヒーローの山中鹿助幸盛(やまなかしかのすけゆきもり)が紹介されている。
山中鹿助幸盛は、月山富田城の城主だった尼子氏の家臣で優れた武勇を持ち、尼子家再興のため「我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈った逸話で有名。
2階通路で行われてた月山富田城跡写真コンテスト。

他に全国山城パネル展も。
2階から眺めた1階通路の様子です。

お城や戦国武将に関連した書籍やTシャツなどのグッズ販売がされてます。
1階に降りて来て、お城の魅力を発信する情報サイト「城びと」のブースに向かう。

実は会員登録するとサミット会場でトートバッグが貰えるとの情報を事前にキャッチしてました。
トートバッグ欲しさに前日会員登録しています。

まんまとトートバッグをげっと。 描かれてるキャラはお城の天守閣のような髪型をしてる。
グッズ販売は、山中鹿助フェイスタオル(880円)が非常に気になる。

「我に七難八苦をあたえたまえ」の名文句に惹かれる。 尼子一族の家紋入り。
あと、月山富田城最中(180円)気になりました。

お城の形をした粒あん入りもなか。
結局グッズ販売では、山中鹿助フェイスタオルと月山富田城最中×2個を購入しています。
グッズ購入し気分が高まったところで、10時開会前に会場ホール内へと戻ります。

1階後方から眺めるサミット会場の様子。
10時、第25回全国山城サミット安来大会の開会です。

安来市長の挨拶から始まる。 さらに来賓の議員さんたちの挨拶が続いた。
基調講演 「月山富田城の魅力と楽しみ方」

日本城郭協会理事長 小和田哲男氏
理事長の有難いお話をたっぷり1時間。

月山富田城の歴史や特徴など。 物腰の柔らかい話し方で分かりやすかった。
講演1 「山城の歩き方」

城郭ライターお城メグリスト 萩原さちこ氏
山城のどこに注目して、どのように楽しむのか、山城歩きのコツを紹介。
山城歩きの醍醐味とは。 目に見えないものをどれだけ感じられるかがポイント。

自分もお城巡りを始める以前は「お城=天守閣」だと思ってましたが、いろいろな城跡を巡るうちに建物が残って無くとも、城という空間を歩き見えないものを感じることに醍醐味があると分かってきた気がします。
① 縄張・軍事的な工夫を楽しむ : 玄蕃尾城(福井・滋賀)、山中城(静岡)、諏訪原城(静岡)

講演では全国の特徴的な山城が事例に。
② 城に息づく歴史を楽しむ : 鳥越城(石川)、小谷城(滋賀)、村上城(新潟)

行ったことが無い知らない山城が多く紹介され興味を惹かれる。 行ってみたい。
③ 立地・地形・地質を楽しむ : 河後森城(愛媛)、鎌刃城(滋賀)、知覧城(鹿児島)

事例の中で実際に行ったことあるのは山中城と小谷城だけでした。 まだまだです。
山城の楽しみ方・アプローチは人それぞれ。 自分は歴史が苦手なので楽しみ方は①と③かな。
最後に、山城の魅力を伝えていく上で・・
以上で、午前中のプログラムは終了しました。 お昼休憩となります。
お昼は事前申し込みしてたお弁当を現地で買って、自席で美味しく頂きました。

幕の内弁当(海老天入り)、お茶付き。 どうも、ご馳走さまでした(^^♪
ここで「全国山城サミット」のブログは都合によりいったん区切りまして、続きは松村邦洋さんが登場する後編へと・・。<(_ _)>
Posted at 2018/11/03 00:13:57 | |
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