• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

こるまろのブログ一覧

2018年11月12日 イイね!

土木の日記念イベント② 斐伊川放水路分流堰の見学

土木の日記念イベント② 斐伊川放水路分流堰の見学「土木の日記念イベント」ブログ続きのパート②です。

続いてはこれが土木の日記念イベントを訪れた一番の目的なのですが、サブ会場(屋外)の斐伊川放水路と分流堰の見学バスツアーとなります。






斐伊川放水路は、宍道湖に流れる斐伊川から、日本海に流れる神戸川までを結ぶ放水路です。

過去発生した斐伊川流域の洪水を契機に、地域住民の安全を守るため平成25年に完成しました。
斐伊川放水路の全延長13.1kmは、水の無い川に見える開削部の延長4.1km、および神戸川合流地から日本海までの川幅を広げた拡幅部の延長9.0kmから成ります。

そして、斐伊川放水路の入り口にあるのが斐伊川放水路分流堰です。 斐伊川洪水の際に一部を放水します。



何便か用意されてるバスの始発便に乗りました。 メイン会場(屋内)→サブ会場(屋外)へ。

昨年も同じ始発便に乗り自分含めて僅か3人の乗車でしたが、今年は何故か始発から満車でした。
この差はいったい?

普段は斐伊川放水路に入ることは出来ません。 このような見学バスツアーは貴重。

ツアー添乗員は国土交通省の職員さん。 バスは放水路に向かい坂を下っていきます。

とても広くて長~い放水路の上を走っています。 広大なコンクリートの空間が広がる。


目の前に斐伊川放水路分流堰が見えてきました。


広大な放水路の上に降り立つ。 ここは異空間。


ここからは歩いて分流堰に向かいます。 案内を務めるのは国土交通省の職員さんです。


手前にあるのは流れた砂を溜めるところ。 斐伊川は砂が多い川でたくさんの砂が流れ込む。

斐伊川上流は伝説の鉄造り「たたら製鉄」の地で砂鉄の黒い砂もたくさん混じってます。

砂漠。 7月と10月、直近2回の放水でこの状態になったそうです。 

溜まった砂はまた斐伊川に戻す作業をしてるとのことでした。 

また、放水時に流れてきた魚やオオサンショウウオなども再び斐伊川に戻してあげてるのだとか。

大きなコンクリートブロックは放水時、水の勢いを弱めるためにあるものです。(名称は失念)

分流堰とコンクリートブロックの間にある沈砂池。 流水中の土砂を沈殿させ流れから除きます。

ここにも砂が溜まるのですが、綺麗に取り除かれていました。

斐伊川放水路分流堰

堤長:約200m、起状ゲート:5門、制水ゲート:2門、沈砂池:1式

分流の実績としては、平成25年6月の運用開始から8回の分流を行っているとのこと。

今年は、7月(西日本豪雨災害)と10月(台風24号)のときの2回分流されています。


昨年の見学ツアーではここまでだったのですが、今年は内容がパワーアップされていました。

今年はさらに踏み込んで、分流堰を登って起状ゲートのところまで。

この真上は自動車が通る橋です。

起状ゲート。 幅200mの分流堰全体に5門あります。 洪水時はゆっくりと倒れ分流する。

この起状ゲートの向こう側は斐伊川で、上から約1.7mのところまで水が来てるとか。

制水ゲート。 分流堰の両端に2門。

分流量が規定値を越える場合は制水ゲートを降ろし放水路に流れる水を制御します。


さらに、これも昨年の見学では無かったことですが、今年は管理棟の中にも入っていきます。


2階に上がって操作室の見学です。

操作卓やモニターが並ぶ。

起状ゲート5門と制水ゲート2門を操作するパネル。 赤いボタンが7つある。

また、管理棟が無人であっても、何処か遠隔からも同様の操作が可能なのだそうです。

実際に起状ゲートが時間を掛けてゆっくりと倒れ、分流していく様子をビデオで拝見しました。


見学ツアーはちょっと時間を押してたようでここで終了です。

管理棟の屋上に上がる時間は無かったので、2階の窓越しに分流堰をパチリ。

見学ツアーは昨年よりもパワーアップしてて、起状ゲートの間近まで行ったり、管理棟に入ったりと内容充実でしたね。 ありがとうございました♪

この後、再びバスに戻り放水路上を走ります。

途中、放水路上で働く車たちの展示をしていました。 こちらについては次のブログで紹介します。


土木の日記念イベントは午前中いっぱい過ごしまして、その帰り際に分流堰の上に来ました。


上から覗き込んでみる。

起状ゲートの斐伊川側は水と砂が来てます。 先ほどまであの内側に立ってたんだなと関心。


最後に全くの余談となりますが、この場でカマロに乗ろうとしたときフロアマットの上に黒い三角形のプラ部品が落ちてました。 左ドアミラーの内側パネルのネジ止めする部分が折れてしまっていた。

これはまたどうにかして部品調達しないと・・。


「土木の日記念イベント」のブログはまだ続きまして、パート③では働く車たちの展示を拝見します。
Posted at 2018/11/12 16:22:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | カマロ | 日記
2018年11月12日 イイね!

土木の日記念イベント① 斐伊川放水路分流堰カード

土木の日記念イベント① 斐伊川放水路分流堰カード「土木」の漢字を分解すると「十一」と「十八」になることから、11月18日は「土木の日」に制定されています。

11月3日に催された土木の日記念イベントに行ってきました。






土木の日記念イベント

子供たちが遊びを通じて建設産業に触れ合える貴重な体験学習機会として、毎年多くの親子連れなどで賑います。

昨年初めて行ってみたら楽しかったので、引き続き今年も土木の日記念イベントに行ってみました。

基本的には昨年と同様ですが、内容的にはパワーアップしています。

昨年のブログはこちら :
土木の日記念イベント ① 斐伊川放水路バスツアー
土木の日記念イベント ② 働く車に乗ってみよう その1
土木の日記念イベント ③ 働く車に乗ってみよう その2



今回、現地に来てみて初めて知って驚いたのが、この日この場所でしか配布されないという『斐伊川放水路分流堰カード』の存在でした。



朝、イベント開始前に到着の図です。 指定の臨時駐車場に停めます。

奥に見える建物がイベントのメイン会場(屋内)です。 サブ会場は屋外の斐伊川放水路。

9時半、イベントが始まりメイン会場がぼちぼち賑わう様子。


子供たちに人気だったのがラジコンバックホウによる飴玉掬い。

線が付いてるからリモコンか?

何故、トンネルは崩れないのか? 

他に崖崩れのメカニズムや砂防ダムや模型を使った体験学習もありました。


ライジングセクターゲートの模型です。

ボタンを押すことでゲートが回転する動作を確認出来ました。

ライジングセクターゲートとは、回転式の水門のことで全国に十数例しか設置されてないそうです。

この近くだと宍道湖に面した県立美術館の横にある天神川水門がそれです。 

回転するゲートで水門の開け閉めを行う。


普通の水門だと上下の動作をするため縦に大きな構造となりますが・・

このライジングセクタゲートだととても背が低く平面に近い構造となります。

真横から見るとただの橋にしか見えない。 そのため宍道湖畔の景観が損なわれません。 

天神川水門は土木学会デザイン賞最優秀賞受賞。


生コンミキサー車のペーパークラフトを作ってみるコーナーもありました。

この大判2枚に渡るペーパークラフトをお土産に頂いてます。


まだイベントも序盤ですが、早くもメイン会場で貰った戦利品の数々です。

建設業界のものばかり。 ペーパークラフト、缶バッジ、自由帳、パンフ類です。


この中で驚いたのが、来場アンケート記入で貰えた『斐伊川放水路分流堰カード』でした。

このことは現地に来るまで知らなかったのでとても驚きました。

斐伊川放水路分流堰カードが存在することすら知らなかったのです。 この日が本邦初公開。

後でイベントチラシをよく見ると・・ 「アンケートに答えて、ここでしか貰えない”分流堰カード”をゲットしよう!」と小さく書いてありました。

この日、この場所でしか貰えないという説明でした。

今後は? 何処で? の問いには、「今日だけ、ここだけ」という回答を繰り返される。

今後の配布については謎です。 言葉を信じるなら、とても貴重なカードを貰ったことになります。

そういえば、昨年の斐伊川放水路見学ツアーのとき、分流堰のダムカードは作らないのですか?と、質問したことがありました。 あの質問が活かされたのかもしれない? 



ここで「土木の日記念イベント」のブログは区切りまして、続くパート②では実際にその斐伊川放水路分流堰の見学をします。 続きます・・。<(_ _)>
Posted at 2018/11/12 12:38:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | カマロ | 日記

プロフィール

「カールルイスを食べてる。」
何シテル?   08/08 10:42
はじめまして! みんカラはじめました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

Corvette c5 、ABSトラコン警告灯、こんな事例アリ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/09/02 06:41:12
初盛り! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/10/04 17:08:20
おはキラ( ˙꒳​˙ ) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/10/29 18:35:06

愛車一覧

シボレー コルベット クーペ シボレー コルベット クーペ
⑦’99シボレー・コルベット 憧れのコルベット、新車購入してから今年でついに25周年です ...
シボレー カマロ クーペ シボレー カマロ クーペ
⑫’96シボレー・カマロZ28 そもそもカマロってまともな人なら買わない車だと思ってま ...
スズキ スプラッシュ スズキ スプラッシュ
⑭’10スズキ・スプラッシュ・リミテッド  スズキ車ながらハンガリー製の欧州車。 グレー ...
ポルシェ ボクスター (オープン) ポルシェ ボクスター (オープン)
⑬’98ポルシェ・ボクスター  初代ボクスターはデビュー当時からずっと気になってました。 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation