
標高300m前後のぷち登山を続けるうち、遭遇する山男や山ガールからよく耳にしたのが朝日山の存在でした。
それで気になり朝日山に初めて登ってみることにしました。
朝日山は東の峰(標高341.8m)と西の峰(標高344m)から成ります。
朝日山に登るルートはいくつかあるようですが、初回は石段入口からアプローチしてみました。

朝日山石段入口駐車場。 カマロ横の石段から登り始めます。
なお、今回のぷち登山のお供にはホットウィールのポルシェ914サファリを連れ出しました。

サファリラリーで鍛え抜かれた技術とノウハウは伊達じゃない。
朝日山の山頂までは1.4kmの道のり。
それではぷち登山開始のエンジンスタートです。
ところがこの石段が長く延々と続きます。
いったいこの石段は何段あるのか? (→約500段とか)

山道と石段とでは使う足の筋肉も少し違って余計な体力を削られてる気がする。
石段の両脇には椿の花がたくさん咲いていました。

この後も続くぷち登山中に見た花はここの椿だけです。
ここでようやく石段が途切れる。 長い石段を登り切ったところにあるのは他ならぬ登山道だ。

ここまで何故こんな立派な石段が必要だったのかは深い謎。
朝日山の山頂まで1.1kmということはここまでの石段は300mも続いたのか。

ここからは通常の山道の登山道らしい登山道が始まります。
登山中には何体ものお地蔵さんに遭遇します。
登山道はとてもよく整備されており歩きやすいです。
勾配のキツい箇所には丸太の横木で階段が設けられています。
登る先から大きな機械音が聴こえるのでチェーンソーを持つ危険人物かと警戒しましたが・・

エンジンブロワーで落ち葉を吹き飛ばし登山道を整備する人でした。 (画像は擦れ違った後)
登山を続ける。 空が開けてきた気がするので山頂はもうすぐか?
分岐点現る。 左が朝日寺、右斜め上が西の峰。
東の峰はどっちだ? とりあえず朝日寺に行ってみます。
木橋の高架を潜ります。
高架を潜るとそこは朝日寺の境内でした。
モノレールがある。 モノレールにも乗れーるのか。
3人乗りモノレールの真ん中の席は朽ち落ちていました。
朝日寺の本堂。
新コロ感染対策も兼ねて手水舎で手を洗います。
参拝しました。(-人-)
案内板があって東の峰はこの上のようだ。 鐘楼がある。
鐘を突いておきましょうかね。

この吊り鐘の右手に東の峰への登り道が続きました。
登って行くと東屋があった。 休憩しよう。

ここでお茶を飲んで休みましたが、なんと山頂の東の峰はここから僅か10mほどだった。
東の峰に到達です。
東の峰、標高341.8mの看板。
恵曇漁港と日本海。
あの向こうに原子力発電所が隠れている。
反対側の方角には宍道湖が広がる。
景色を眺めます。 吹き抜ける風が額の汗に心地良い。
東の峰にはコンクリート製八角柱の「天測点」なる古そうなものがありました。

天測点は昭和26年から昭和33年の間に天文測量をした測量台で全国48箇所に作られ今も現存してるのは43箇所だそうです。
あちらに見えるのが西の峰のようです。 今度は西の峰に行ってみます。

東の峰から西の峰へはいったん少し下ってまた登る感じになります。
朝日寺のところに戻ってから、登ってきたときに潜った木橋を渡ります。
何かが祀ってありました。 通り過ぎて先に進みます。
西の峰に到達です。
西の峰(標高344m)は特に案内看板は無く、コンクリートのテーブルと椅子が設置された展望場。
日本海の眺めです。

空気が澄んでれば遠く隠岐の島の島影も見えるみたいだけどよく分からない。
割石島が割れてるのが見えます。

ここからだと本当に割れてるのがよく分かる。
割石島 (2020年10月撮影)
柿原池

周囲約4km、総貯水量129万トン、堤長178.6m、堤高23.9m、中国地方最大のため池。
たまに登っている嵩山と和久羅山が見えてます。

澄んでれば遠く大山も見えるはずが霞んでて見えない。
東の峰と西の峰、その両方に登って初めての朝日山ぷち登山は満足しました。
登ってきた道を降りて下山していきます。 最後はまたあの長い石段を降りていく。
朝日山でのぷち登山は往路もろもろ含めて2時間ちょっとの活動でした。

ありがとうございました♪
Posted at 2021/03/10 22:57:57 | |
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