
天気が良いのでなんとなく枕木山に登りましたが、そこからアドリブで大平山まで縦走してみることにしました。
枕木山は何度も訪れてるお馴染みスポットですが、大平山に行くのは初めて、そして山から山へ縦走するのも自身初の試みです。
なお、今回のぷち登山のお供はスカパーでWRC番組を視聴したばかりという理由で・・。

WRC参戦してるフォード・フィエスタは無かったので、代わりに’09フォード・フォーカスRSを抜擢。
枕木山(標高453m)山頂にある華蔵寺(けそうじ)への参道入り口。

枕木山はけっこう上まで車で行けてこの時点で標高370mあるらしいです。
枕木山と大平山との位置関係はこんな感じ。 連なる山々を経て縦走できるようだが。
ちなみに、この場所から大平山までは8.3kmあります。 往復16km超、歩けるのか!?
先に枕木山に登ります。

石段を登るのは呼吸もしんどい、鼻出しマスク状態で登る。
臭うぞう 臭うもん

左右の仁王像が睨みを利かす仁王門を潜り抜けます。
参道を睨み下ろすように鎮座する不動明王の巨大な石像。

今にも立ち上がってきそうな迫力だ。
不動明王を変に刺激しないようその前を徐行してそうっと通り抜ける。
木橋と石段
杉井の霊水

湧水が流れる天然の手水場です。
登り切って華蔵寺(けそうじ)の境内。 お寺には用は無いので本堂を斜め後ろから撮影のみ。
枕木山の最終目的地といえばいつもここ。 展望台へ向かいます。
おおっ!
眼下に中海が広がります。 中海には江島や大根島が浮かぶ。
遠くの大山も綺麗に望めました。
カメラのフォーカスは景色を眺めるフォーカスに当たっています。
来た道を降りて愛車のところに戻ります。
そこから大平山まで8.3kmでしたが、まだ舗装路が続くので車で進んでみます。
枕木山広場。

ここまでは何度も来てるがこの先には行ってみたことが無い。
案内看板には赤い実線が車道区間とある。 途中までは車で行けるようだ。

とても狭そうだけどコルベットでも行けるのか? 現在地→5⃣ 大平山まで7.3km。
枕木山広場から続く道は、心配してたほど狭くなく舗装もちゃんとしてました。(画像無し)
対向車とも出くわすこともなく車で行けるドン突きまで到達。 他の車が2台止まってる。

この先には鉄柵があり立入禁止となっていました。 ここに愛車を路駐しとくことに。
ここは澄水山(しんじさん)。

立入禁止の鉄柵の先が頂上(標高507m)で航空レーダー観測所になってるようです。
景色を眺めながらお弁当を食べてる人がいたので背後から忍び寄り挨拶をしておきました。
ここから大平山までは自然道を歩いて2.8kmです。

往復5.6kmなら歩けそう。
13時57分、それでは行ってみます。

航空レーダー観測所の鉄柵横から自然道に入ります。
ほぼ平坦な山道を歩いて行きます。
登山というより山歩きといった感じ。 森を抜けていく。
大平山まで1.9km。
ところどころにベンチがある休憩スポットが設けられています。
自然道はとても整備されてて歩きやすいです。

道中ではチェック柄ファッションの山ガール2名とスライド。
前半は多少の起伏はあったものの、ほぼ平坦な山道を歩くハイキング感覚でした。
分岐点に出くわす。 看板は削れてるけど大平山まで1.4kmです。

「滝空山すぐそこ」が気になる。 すぐそこと書かれては登ってみたくなる。
急勾配を一気に駆け登って滝空山(標高465m)の山頂です。

山頂は狭く三角点があるのみ。 雑林で景色もよくない。 登ってみて損した気分になる。
再び大平山に向かって進みます。 ところが、ここから自然道はぐんぐん下って行く。

下り道が続くということは、帰りに登り道が続くということになってしまう。 それは困る。
山を下って行ったらなんと舗装路、一般道に出てしまいました。
道路の向かい側から自然道が再開。 大平山までは0.9kmとなっている。

ここからが本格的なぷち登山と言えるものでした。
横木の階段がずっと続きます。 これはキツい。
登り切ったと思ったら今度は下りだ。
下り切ったら、また横木の階段を登ることになる。

この繰り返しパターンは肉体的にも精神的にも堪えるやつです。
平坦に歩ける場所にはベンチがある休憩所も。
横木の階段が続く度にこの登り切った先が山頂であって欲しいと願うばかりです。
ところが、願いも虚しく登り切ったところでまた長い下りになってしまう。

ジェットコースターのようなアップ&ダウン、この繰り返し。
これが最後であって欲しい横木の階段の登り。
!!
14時47分、ついに大平山の山頂(標高503m)に辿り着きました。
汗を掻いたので上着を脱いでいます。 山頂では15分ほど滞在。
大平山山頂からの景色は雑林の隙間から垣間見える感じでこちらは宍道湖の眺めです。
反対側は日本海だがいろいろ邪魔でクリアには望めなかった。
おやつ休憩をしました。
最後に大平山山頂にある三角点の上でパチリ。

この後、来た道を戻ります。 復路のスタート15時2分。
大平山から下山していったん舗装道路とクロス。 自然道はこの真ん中を登って山に入ります。
滝空山との分岐点までは登り道が続く。 往復路通じてここが最後の難所と言える。

難所を越えれば分岐点からの後半はほぼ平坦な自然道をハイキング気分で歩く気楽な展開。
15時51分、澄水山に停めてた愛車のところまで戻ってきました。 往復5.6kmの山歩きは終了。

この後は舗装路を車で戻り枕木山経由で帰路に着きました。 ありがとうございました♪