
前夜お家でリラックスタイムを過ごしていると突然の電話がありました。
全国各地のお城を巡ってる物凄いお城ハンターの社長からでした。
現在も旅の途中で近くの城跡を巡っているので、明日にでも会わないかとのお誘いを受けて合流することになりました。
名古屋を拠点に全国各地のお城を巡るお城ハンターの社長との出会いは2015年に遡ります。
鳥取城跡で初めて出会い、その翌日も
松江城で再会。 愛車はクライスラー300Cでした。
2018年の愛知遠征では
ひつまぶしや
手羽先をご馳走になり、
釜山にも連れて行ってもらいました。

あれから4年経ち自分のことを覚えててくれて近くに来るから会いましょうとお誘いを受けたのです。
当日はお城ハンターの社長を迎撃するにあたり、お土産の準備でイオンに行ってお買い物です。

高価なため自分用には決して買わない純米大吟醸と車中泊でも飲めるワンカップの地酒と・・
最近初めて知ったばかり島根県のソウルフードと呼ばれるバラパンを購入。
そしてお昼に約束の地である道の駅で待ってるとお城ハンターの社長がやってきて合流しました。

社長の愛車はクライスラー300CからレクサスES300hに変わっていました。
どちらにしても高級車。 これまで車中泊の旅をしながら全国各地3600のお城を巡ったという。
初めて会った2015年が580だったので、あれからさらに精力的にお城巡りの旅をされてます。
早速、道の駅併設の蕎麦屋さんで一緒にお昼ご飯です。
神在そばと名付けられたしじみ出汁のそばを美味しく頂きました♪

社長からは前回名古屋でお会いした直後に大腸がんに見舞われるも克服し現在は元気だと伺う。
お土産をお渡しすると、昭和24年生産開始のバラパンが同い年だと言われてました。
午後は社長の城跡巡りにお供として同行します。

※みんカラのガイドラインに従い停止中に撮影しています
最初に訪れるのはいきなりマニアックな宇竜城跡です。 宇竜漁港の駐車場に停める。

社長は午前中に既に4つの城跡を巡ってるので宇竜城跡がこの日5城目という。
宇竜城跡は海に面した標高36mほどの岩山に築かれましたが現地に案内板は全くありません。

自分は以前に訪れたことがあるので社長を案内出来ます。 登山口は岩山を回ったこの石段。
石段を上ると民家があり、その民家前の敷地に見える小さな路地を躊躇しながら進んで抜けます。
岩山の山頂が主郭跡。 小屋がある。 すぐ下に神社があるのでこの小屋も祠だろうか。

自分が以前に訪れたときはここで満足して引き返してますが・・
社長は躊躇なく小屋の裏側にある藪の中に飛び込んで行きます。

藪の中を縦横無尽に歩き回り、ここが郭、竪堀、土塁の跡だと説明してくださるので勉強になる。
次の城跡へと向かいます。

※みんカラのガイドラインに従い停止中に撮影しています
鳶ヶ巣城跡にやってきました。 自分はここに訪れるのは3回目。

鳶ヶ巣城跡は標高281mの鳶ヶ巣山に築かれた戦国時代の山城跡。
しっかりとした登山になります。 山頂までは約1000mの道のり。

岩がゴロゴロし、水捌け良い乾いた土は滑りやすいのがこの山の特徴。
山頂まで100m地点にある西2郭。 ここでは足元にヘビがいて驚き飛び跳ねました。
山頂部に着いて南1郭です。 ここは広々としてハイキングに好まれる場所。
その先にある南2郭。 桜も咲いてます。 先端には東屋や眺望案内の看板もある。

眺望が良く眼下には出雲平野が広がるが、社長は景色には興味が無くてすぐに引き返す。
山頂の主郭を中心に東西南北に郭が配置されてます。 ここは狭い空間の東1郭。
その下に降りて行って高い土塁に囲まれた東2郭。
回ってきて北1郭。
その先に北2郭。 整備されてて土塁の形も分かりやすい。
さらに回って西1郭。 ここでも足元のヘビに驚いて跳ね上がるハプニングあり。
そして山頂の主郭です。
鳶ヶ巣城の城主であった宍道政慶公の石碑が立ちます。

標高281mの登山。 この石碑をどうやってここに運んで立てたのかは不思議です。
三角点もあったので捕獲しました。
続いて次の城跡へと向かいます。 次は八幡山城跡なのですが自分も初めて聞く城跡でした。

※みんカラのガイドラインに従い停止中に撮影しています
ところが八幡山城跡の登山口が分からず周辺を右往左往します。

公民館に停めて畑で作業中の地元民に聞くも登山口は分からない。
だいぶ陽が傾いてきてようやくここが登山口ではないかという箇所を発見。 車を近くに停める。

画像奥に見える山辺りが八幡山城跡と思われます。
舗装路の坂道を数百メートル歩いて進むと行き止まり。 ここから登山道は見当たらない。
脇に逸れイノシシの罠の横を果敢に進むお城ハンターの社長。
そこから藪の中に飛び込み登山道を探る。

それらしき踏み跡があって少し進んだのですが、倒木だらけで険しくもうこれ以上は無理と断念。
時には諦めることも大切だとの言葉は全国各地3600の城跡を巡った社長だけに重い言葉。
ということで、お城ハンターの社長の城跡巡り旅のほんの一部だけ同行し勉強させて頂きました。

翌日以降も城跡巡りの旅を続ける社長とはここでお別れ。 大変ありがとうございました♪