
昭和43年より54年の長きに渡り整備を進めていた総延長3,850m日本最大級の防波堤がついに完成の瞬間を迎えるということで、歴史の生き証人となるべく現地を訪れ最終作業の様子を見守りました。
これまでずっと見慣れてた防波堤が実は未完成であったこと、なんと54年間もの長い期間での整備事業であったこと、それがついに完成の日を迎えてその場に立ち会えたこと、いろいろと驚きと感慨深いものがありました。
外港側は日本海に面し波の影響を大きく受けるため、荷役作業や航行船舶の安全を確保することを目的として、港内を静穏に保つ沖防波堤の整備が必要でした。
その整備が昭和43年から始まり、なんと54年もの歳月をかけてついに完成の日を迎えたのです。

総延長3,850m日本最大級の防波堤、その南端でケーソン最終函の据付作業が行われます。
ケーソンとは、箱形をした鉄筋コンクリートの構造物です。(幅10m、高さ7.5m、重さ400t)
現地を訪れたとき、ちょうどケーソン最終函据付作業の真っ最中でした。
容赦ない猛暑の中、最寄りの岸壁から作業の様子を眺めます。

多くの市民が集まり作業の様子を見守ってるかと思いきや・・
岸壁からこの歴史的作業を見てるのは自分一人でした。

あとは何も知らぬ呑気な釣り人がいるだけ。
航空機が飛んで来たのでパチリ。

普通のボーイング767旅客機風だけれども、なんか黒い機体の航空機だなと思ったら・・
航空自衛隊美保基地に配備されてる空中給油輸送機KC-46Aでした。
昨年10月に国内初、今年2月には2機目が配備。 この機体は番号24-3612の2号機。
この日は飛行訓練のようで繰り返し同じルートで飛んできました。
炎天下、汗だくで歴史的作業の様子を見守る。 据付が終わってクレーンが引き上がる。
一番右が総延長3,850m日本最大級の防波堤の南端に据付られたケーソン最終函です。

半世紀以上の長きに渡った整備事業が終わった瞬間でした。 お疲れ様でした♪
この様子を伝える地元メディアのニュース動画があったので貼り付けさせて頂きます。
なんと54年間もの長い歳月でついに防波堤が完成の日を迎えたのは感慨深いものがあります。
Posted at 2022/07/02 00:03:11 | |
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