
先週末にあったイベントを詳細?ブログにて振り返ります。
海上保安庁が管轄する大岬灯台の一般公開があり、
昨年に続き今年も見学に行ってきました。
自身にとって2回目となる大岬灯台見学です。
海上保安庁 大岬灯台一般公開

午前10時から。 先着200名に缶バッチ配布。 同時に漁港では地域のお祭りが開催。
一般公開が始まる前、少し離れたところから灯台を眺めます。
ここから眺める遠景。 海に突き出たあの小高い岬の上に立つ。
昨年は晴天に恵まれましたが、今年は一面の曇り空で、時おり小雨が降る天候でした。
ズーム。

大岬灯台は、白色・塔形・コンクリート造。 平均水面上から灯火まで69メートル。
漁港に入って係の人の案内に従い愛車を停めました。

後方の山(小高い岬)の上に大岬灯台が見えてます。
漁港を右に大きく回ってあそこまで歩きます。

小雨が降ったり止んだりなので傘を持参。
麓に密集した住宅の狭い路地を通り、坂を登って行くとお寺がある。

お寺の門とその中に見える灯台を見上げる。
境内と墓地を通った先が灯台への入り口です。
大岬灯台の看板。

浜田海上保安部の管轄。
紫陽花が咲く急な石段を登ります。

しかし、曇り空と小雨が幸いし暑い日では無かったので汗はそう掻きませんでした。
大岬灯台に到着です。

設置年月日: 1949年(昭和24年)5月1日
設置位置: 島根県大田市(大岬)
構造等: 白色 塔形 コンクリート造
灯質: 単閃白光 毎6秒に1閃光
光達距離: 20.0海里 (約37km)
明弧: 全度
光度: 実効光度12万カンデラ
高さ: 地上から頂部 14.0m、 水面から頂部 69.0m
一般公開イベントで灯台には万国旗が飾られていましたが・・

あの除外国の旗はありませんでした。 (海上保安庁の天敵でもある半島国)
早速、先着200名に配布される大岬灯台の缶バッチを頂きました♪
海上保安庁の制服試着コーナーがあり、制服を着ての記念撮影です♪

子供用だったのか小さかったです。 袖が足らなかった。
灯台の入り口頭上にあった初点プレート。
灯台1階の部屋に入って見学する。 中央に鎮座するのがM型点灯制御装置です。

灯台の点灯・消灯、停電時の電池切り替えなどを自動で行ってる灯台の心臓部と言える機械。
この機械は、上部にある灯器も含めた監視も行っており、機械に異常が発生した場合には直ぐに有線式灯台監視装置に信号を送ります。
停電用のバッテリーも設置。 灯台用蓄電池。

灯台用の蓄電池4個直列で24Vの電圧を作っています。 M型点灯制御装置より、常に充電しており停電時でも1日点灯することができます。
壁上にあった受光部。

昼夜を検知するための光センサーです。 センサー部分にフォトダイオードを使用し、明るさにより感知します。 この信号出力をM型点灯制御装置で受け、昼夜を判断して自動で点灯・消灯します。
一般公開では昼でも灯器を点灯させてました。 この受光部を暗く塞ぐ細工をしてたと思います。
大岬灯台50周年(1999年)記念タイムカプセル。

1999年当時の地元小学生のタイムカプセルが灯台に眠ってます。 25年後の2024年に開封されるという。
螺旋階段を上って灯台の上へと。
さらに梯子をよじ登る。 ここの昇り降りが特に注意を払います。
一番上に上がると12万カンデラの灯器が光りくるくると回ってました。 LB-M30型灯器。

中央にある屈折レンズと周囲にある反射鏡により電球から出る光の向きを水平に変換し、37km離れた遠方まで光が届きます。 12秒で1周し、海から見ると6秒に1回光って見えます。
光源の電球は、メタルハイドランプで約3年間使用できます。
灯台の外に出てベランダ(廻縁)に。

この日は海から吹く風は強くなく高所でも怖くはなかった。
振り返り頭上を見上げると、くるくる回る光る灯器。
パノラマ景色を眺めます。 西側の眺望。

あいにくの曇り空で見通しは悪い。
北側の眺望。
晴れていれば絶景の砂浜が続く東側の眺望。

眺望については晴天だった昨年がとても綺麗です。(昨年のフログ:
大岬灯台一般公開 (後編))
南側は漁港になります。 停めてる愛車コルベットをズーム。
お祭りで漁港から児童を乗せた体験航海の漁船が出ていくのが見えました。

何隻もたくさん出港していく。
灯台の1階に降りまして、大岬灯台のパンフレットや海上保安庁のグッズを頂きました♪

トートバッグ、バンドエイド、ウエットティッシュ。
そして、8管カードを一挙5枚も頂きました♪ (主に浜田海上保安部の)

海上保安庁第8管区カードは全36種類。 各地で貰ってますがフルコンプにはまだまだ。
ちなみに大岬灯台のカードは存在しないそうです。
以上で大岬灯台の一般公開見学を終わります。

今年もありがとうございました♪
灯台から漁港に降りまして、お祭りのほうもちょっと覗いてみました。

ちょうどステージパフォーマンスの真っ最中。
帰り際、体験航海に出てた漁船たちが次々と港に戻ってくる。
お祭りらしく各漁船には大漁旗も飾られてます。
旭日旗は日本の誇りです!
港に着いた漁船の旗が片付けられるところで鮮やかな日本の旗を間近に撮影。
大岬灯台の一般公開に続いては、浜田港で催される海上自衛隊護衛艦の一般公開に向かいます。

途中に寄ったローソンで、境港サーモンのおにぎりを見つけて思わず買いました。 境港サーモンを中具に甘露醤油と刻み茎わさびで味を整え。 中国エリア(山口県の一部を除く)限定販売。
海上自衛隊の護衛艦「じんつう」一般公開in浜田港のブログに続きます・・。