
米子駐屯地の創設記念行事があり今年も侵入しています。
陸上自衛隊 米子駐屯地創設73周年記念行事

これまでに
67周年(2017年)、
68周年(2018年)、
69周年(2019年)、
72周年(2022年)に行ってて今回で5回目。 コロナ禍で一般開放は一時中断するも昨年復活。
朝8時半、臨時駐車場に充てがわれてた近くの病院に愛車を停めます。

この時点で雨は本降り。
傘をさして行列の中程に並び9時開門を待ちました。

待つ間、このまま酷い雨が続くと辛いなと不安になり帰りたくなってきた。
開門して真っ先に体験試乗受付に。

戦車の体験試乗分は配布終了してたので高機動車体験試乗の整理券を貰いました。
雨の中を傘をさしながら、戦車や航空機の常設展示を見て歩く。

画像は75式自走155mm榴弾砲(2016年退役)です。
その後、記念行事が始まる10時前に雨があがりホッとしました。

記念行事を観るべくグランド脇に陣取り、待つ間に持参した非常食を早速食べてしまった。
自衛隊車両38台の観閲行進はスタート地点で間近から観れて全台撮影も出来たんですが・・

前方からだとことごとく逆光で真っ黒に写ってたのでこのブログでの掲載は断念します。
目の前を通り過ぎてからのバックショットは綺麗に撮れてます。 155mm榴弾砲FH-70
92式地雷処理車
車両行進の最後は74式戦車でした。
空からもヘリコプターが2機、そして最後に航空自衛隊C-2輸送機が飛んできて観閲行進は終了。
グランドに整列する自衛隊車両たち。 この後は観閲台から暫く偉い人たちの挨拶が続く。
今年度末(2024年3月)をもって退役となる74式戦車の紹介がありました。

動く74式戦車は今年の記念行事が見納めか。 50年間お疲れ様でした。
訓練展示その1 オートバイドリル

優れたバイク操縦技術を持つ精鋭たちによるスラローム走行など妙技の数々が披露されました。
訓練展示その2 模擬戦

この模擬戦は毎年シナリオが変えられてる模様。 侵攻してきた敵陣を制圧するため進行。
74式戦車も模擬戦に参加。 砲撃も一発ありました。
155mm榴弾砲FH-70の大音量の砲撃には毎回心臓にくるほどビックリさせられます。
敵陣に着弾の図。
UH-1H多用途ヘリコプターが飛来。
敵陣が立て籠もってるビル屋上に隊員たちが降りて、その後窓から進入し制圧しました。
午後から体験試乗です。 高機動車に乗り込みます。
高機動車の体験試乗は演習場に飛び出して鬱蒼と茂った大草原のオフロードを疾走します。

横の窓ガラスは無くて風通し良く、人員輸送の長椅子に座り上下左右にを体を揺られての試乗。
高機動車の車窓から演習場で待機するUH-1H多用途ヘリコプターが見えました。
体験試乗を終えて装備品展示を拝見。 偵察用オートバイ

全長:2130mm、全幅:850mm、全高:1190mm、重量:154kg、最高速度:135km/h、乗員:1人、製造:カワサキモータース、偵察用オートバイは、一般に偵察および連絡等に使用する。
軽装甲機動車

全長:4.4m、全幅:2.04m、全高:1.85m、重量:4.5t、最低地上高:0.41m、最高速度:100km/h、乗員:4人、行動距離:約500km、開発:防衛省技術研究部、製造:小松製作所
主として普通科部隊などに装備し、戦略機動および戦場機動などに使用される。
固有の搭載火器は無いが、普通科部隊なとが搭載する5.56mm機関銃の車載射撃および軽対戦車の誘導弾の車上射撃が可能である。 平成14年度から部隊装備された。
高機動車

全長:4910mm、全幅:2220mm、全高:2350m、重量:2700kg、最高速度:125km/h、乗員:10人、エンジン:4サイクル水冷ディーゼル、製造:トヨタ自動車
一般道路の高速走行性能に加え、高い最低地上高および空気圧調整装置により、優れた路外機動性能も有する。 またランフラットタイヤの採用により、被弾時の走行性能を向上している。
野外炊具1号

長さ:4595mm、幅:2310mm、車体総重量:2500kg以下、牽引車:3 1/2tトラック
炊事能力:200人分(最大250人分)の主食および副食を概ね45分以内に同時に調理できる。
調理の種類:炊飯、汁、焼・煮・炒・揚げ物等の調理が可能。 構成:かまど6、外かま6、内かま8、揚げ鍋2、バーナーAssy6、製作:伸誠商事・マッキンリー、丸橋穀工
現用の野外炊事の消耗更新用。 自動点火・消化機構並びに安全機構として不着火防止および立ち消え防止機能を有する。 12年度から冷凍冷蔵機能、貯水機能、給排水機能および自動着火機能が追加され、操用性を増している。 平成23年度からかまど部を卸下しての運用、商用電源からの給電が可能となり、操用性が向上した。
1t水タンクトレーラ

主に駐屯地外における演習など部隊活動で水を運搬する際に使用されます。 また、災害派遣等で被災者への給水等にも使用されます。
容量:1,000リットル (片側3箇所、左右計6箇所及び後方に1つの蛇口から給水が可能)
非牽引時に若干前傾になり、タンク内に水が残らないように設計されている。 牽引車両は、73式大型トラック、73式中型トラック及び78式雪上車などの大型車両に限定されている。
73式大型トラック(3 1/2tトラック)

車両重量:8,570kg、全長:7150mm、全幅:2,485mm、全高:3,190mm、最高速度:105km/h、積載量:6,000kg(22人)、出力:300PS、エンジン:水冷V型8気筒ディーゼルエンジン、製作:いすゞ自動車
93式近距離地対空誘導弾

全長:4.9m、全幅:2.6m、全高:2.6m、重量:4.2t、車両部製作:トヨタ
ミサイル諸元 全長:約1.5m、重量:14kg、発射機製作:東芝

93式近距離地対空誘導弾は、低空域目標の撃墜を主とした地対空誘導弾である。
陸上自衛隊では、平成5年度に初度調達し、6年度から部隊配備。
82式指揮通信車

乗員:8人、全備重量:13.6t、全長:5.72m、全幅:2.48m、全高:2.38m、最低地上高:0.45m、最高速度:100km/h、エンジン:4サイクル10気筒ディーゼル機関
武装:12.7mm機関銃,62式7.62mm機関銃、開発:防衛省技術研究本部、製作:小松製作所
陸上自衛隊で初めて国産の装輪装甲車であり、師団司令部特科中隊(自走砲)等に装備される。 昭和49年に研究を開始し、昭和57年に制式化され58年度から部隊配備された。
87式偵察警戒車

乗員:5人、全備重量:約15t、全長:5.99m、全幅:2.48m、全高:2.8m、最高速度:100km/h、行動距離:約500km、エンジン:水冷4サイクル10気筒ディーゼル機関、出力:305ps/2700rpm
武装:25mm機関砲、74式7.62mm機関銃、開発:防衛省技術研究本部、製作:小松製作所
偵察部隊に装備し、空地火力の脅威の中で、主として路上機動により偵察警戒任務に当たるほか、側方警戒行動も行う。
92式地雷処理車

乗員:2人、積載重量:25.0t、全長:7,630mm、全幅:3,000mm、全高:2,770mm、最高速度:50km/h、開発:防衛省技術研究本部、製作:IHIエアロスペース
昭和63年度から開発し、平成4年度から制式器材として制定された。

地雷原を迅速に処理して車両用通路を開設するために使用する。
155mm榴弾砲FH-70

口径:155mm、全長:12,400mm(射撃時)/9,800mm(走行時)、砲身長:6,022mm、全備重量:約9,600kg、給弾方式:自動装填、発射速度:6発/分、最大射程:約30,000m(噴進弾),約24,000m(通常弾)
経緯:英・独・伊の3国で共同開発した火砲で58年度からライセンス生産を開始。
開発:防衛省技術研究本部、製作:日本製鋼所
中砲牽引車(FH70用)で牽引。 補助動力装置(APU)を有しており、最高速度16km/hで移動できる。 操作人員は9人。 略称FH70。 60年度から部隊配備。
以上です。 今年も米子駐屯地の創設周年記念行事ありがとうございました♪
No.3976