2017年11月03日
何かと似ているような気がしてならんのですが・・・。
以下はベストカーWebさんの記事を転載します。
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クリーンなのに逆風!? マツダのディーゼルエンジンの未来は
どうなる?
クリーンディーゼルの不正疑惑は、2年前に発覚したフォルクスワーゲンの不正問題がすべての
始まりだった。その後、英仏両国が2040年までに内燃機関車の販売禁止を打ち出している。
そしてここに来て9月にはVWのヴォルフガングが逮捕された。
風雲急を告げるディーゼルエンジンは、マツダの大きな売りのひとつ。その未来はどうなるのか?
マツダはSKYACTIV-Dを今後どうしていくべきなのか?
そもそもディーゼルはクリーンじゃないのか?
確かにディーゼルエンジンは、原理的にNOxやパティキュレート(すす)の発生は多い。
しかしそれは石原都知事が記者会見でペットボトルを振り回していた20世紀末のイメージ。
エンジニアの努力と技術革新で環境性能を大幅に改善し、あの頃は不可能だと思われていた
厳しい排ガス規制に適合したのが、最近のクリーンディーゼルなのだ。
それを突然「やっぱりディーゼルはクリーンじゃない」と言い出すのはどう考えてもアンフェア。
これでは環境規制そのものが成り立たない。
このアンチディーゼル論が「2040年内燃機関禁止テーゼ」で注目される英仏両国が主な発信源な
ことに、ボクはちょっとキナ臭さを感じている。
ディーゼルは「クリーンで高効率」と改めて伝えるべき
英仏両国をはじめ、イタリア、スペインなど欧州主要国は、ディーゼル乗用車比率の極めて高い
国々。欧州のディーゼル車ブームは20世紀末から始まっているから、こういった地域では排出ガス
規制の緩かった時代の古いディーゼル車がたくさん走っている。
例えば、2006年のユーロ4規制では、ディーゼルNOx排出基準は2014年発効のユーロ6の3倍以上
ゆるい。
こういうダーティな使用過程車を大量に抱えてることが欧州大都市の環境悪化要因。それを十把
一絡げに「ディーゼルが悪い」と罪をなすりつけるのは世論をEVに誘導するための政治的意図と
勘ぐらざるを得ない。
それにしても、ここまで不当にディーゼルをバッシングされながら欧州メーカーが沈黙しているのも
解せない話だ。
VWディーゼルゲートの核心は、テスト時にはクリーンだが実走行時には燃費とドライバビリティの
ためにNOx排出量増加に目をつぶる“ディフィートデバイス”。
あまりに悪質な規制逃れゆえ今VWが何をいっても取り合ってもらえないだろうが、BMWもベンツも
「触らぬ神に祟りなし」なのはだらしがない。
日本市場を含め、いまだ多くのディーゼル車をカタログにラインアップしているメーカーは、自社の
ディーゼルがしっかり環境基準に適合したクリーンで高効率なエンジンであることを、ユーザーは
もちろんメディアにも広く知らしめる義務があると思う。
“誠実でフェア”なディーゼルを作り続けることこそマツダの生きる道
現実にはディーゼルを話題にされたくないがゆえか、極端なEVシフトで未来を語り、内燃機関は
腫れ物に触るような扱い。ちょっとおかしくありませんかね?
こうなってくると、国産勢で孤軍奮闘のマツダも「ディーゼルは今後も大丈夫なの?」と心配され
ちゃうワケだが、これはもう正攻法で環境基準をしっかりクリアしてディーゼルの持つポテンシャルを
証明するしかないと思う。
ディーゼルゲートが話題になった時、各社のディーゼルを走行状態でテストした結果が発表された
が、その時に規制値との乖離がいちばん少なかったのがマツダ。
もともと、NOx触媒や尿素SCRを使わないシステムだからインチキしようにもそのためのネタがなく、
最も規制に誠実に対応したクリーンディーゼルであることが図らずも明らかに。
おそらく、今後さらに強化されるであろうディーゼル排ガス規制に対応するため、さすがのマツダも
尿素SCR搭載が不可避になるが、そこでも従来通り最もフェアに規制対応したクリーンディーゼルで
あることを証明し続けることが、腰の引けた欧州勢に対するマツダのアンチテーゼ。
SKYACTIV-Xが話題だけれど、ディーゼルでも内燃機関へのこだわりを発信し続けること。これが
マツダの生きる道だと思います。
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ヨーロッパのメーカーでは規制値を出すために尿素SCRなどの後処理が
不可欠なのに対しマツダの”SKYACTIV-D”はそれらがなくともOKだし、
静粛性に関してもBMWやボルボ、及びプジョーのディーゼル車に僅かな
時間ながら試乗してみて、殊にアイドリング時ではマツダに正直負けて
いるので、マツダの技術力がヨーロッパメーカーのそれよりも優れている
面が多いことの証左になるんでしょうし、一昔前(大体15〜20年前ぐらい
かな?)までの日本各地では主にバスやトラックからもうもうと黒煙が吐き
出されていたのに今はそれがほぼ皆無に等しいので、マツダ以外の日本の
メーカーもまた技術力が高いと言えますし、燃料となっている軽油は硫黄
分を低減し有害物質の排出を抑えたものが今では当たり前になっており、
石油元売りメーカーの精製技術も素晴らしいものがありますね♪(*´艸`*)
あっ・・・思い出した!!
これって一昔前に原田雅彦選手や船木和喜選手が大活躍していた頃のスキー
ジャンプや、トヨタやスバルや三菱が暴れ回っていたグループA時代中期〜
後期のWRCのように日本勢が優位に立ちすぎると、ヨーロッパ側が政治的
判断を持ってルール改正したりといろいろ締め付けをしてくる図式に似て
いますよね?!
なんだかさぁ、ヨーロッパメーカーのやり口は
せこ過ぎやしないかい?!ヾ(*`Д´*)ノ"
明らかに負けている点があれば素直に認め、そのエンジンや軽油及び遮音
対策などを研究するなり、今はメーカー同士でアライアンスを組んでいる
ケースが結構多いから技術提携するなどして、足りない部分を補完すれば
いいんじゃないかしらと小一時間。
また、EVの件について言えば・・・
テスラやリーフみたいに中距離までなら躊躇なく走れるものが販売されて
いたり、今回の東京モーターショーでもパフォーマンス系やコミューター
系のコンセプトカーが多く出展されていましたので、電動化に向かうのが
一つの流れなのは認めるも、現段階では充電インフラがあまり整備されて
いなかったり、長距離ドライブでも安心して走るためにはさらなる電池の
高性能化が待たれており、ガソリン車やディーゼルあるいはハイブリッド
車のように気兼ねなく乗り回せる時代はまだまだ遠いのも事実で・・・
"電動化の流れは否定しないけど、内燃機関でもまだやる
ことがあるからもっと頑張る"と言うマツダさんの姿勢に
対して大いに共感を持てました♪ヽ(=´▽`=)ノ
Posted at 2017/11/03 21:27:31 | |
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