奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

前々回より触れて居る丸山夏鈴氏には、実は妹さんがおります。当初、其の考えは無かったものの、命燃え尽きる迄奮戦敢闘をなされた姉の背中を見続け、意志を継いで芸能活動をされることを決断されました。


其の名は丸山夕佳(ゆか)氏といいます。








姉の受けたミスIDというオーディションに合格した後に、XYGというバンドから音楽活動という形で、アイドルとしての姉とは違う形で活躍なされました。


夏鈴氏の残された手紙(クラウドファンディングという募金援助より、CDデビューを果たした時のもの)







2014年11月の日付。此の時既に夏鈴氏は自らの死を覚悟なされて居たのであります。



そんな姉亡き後、紆余曲折を経て芸能界入りを決断した夕佳氏の声明文。並々ならぬ覚悟がうかがえます。



現在も撮影会から他のグループと共同でのDJとしての音楽活動を通じて活躍中であります。
































斯様な美しき姉妹愛を示す方々を知れたことは、著者にとって大いに喜ばしき限り。今後益々のご健勝を祈る次第であります💪

「橋本氏に拘るきっかけ」のブログ再開の前に前ブログで記した丸山夏鈴(かりん)氏と橋本氏について、もう少し触れてみたいと思います。


丸山氏(1993年8/2生まれ)と元・乃木坂46の橋本氏(1993年2/20生まれ)、歳も近いお二方の其の生きざまには一つの共通点を感じます。


丸山夏鈴氏。









橋本奈々未氏。














ファンを元気にしたい！其の為に自らの命を燃やし尽くした丸山氏。母子家庭の為に家計を支える為、弟さんの大学学費を稼ぐ為に乃木坂46に青春を捧げた橋本氏。


原動力は「誰かの為に」。


勿論、芸能界に限らず、国民一人一人が各々の場所で誰かの為に頑張っております。しかしながら、此のたった一言をより徹底的にやるのは存外には難しいことであります。何故ならば人其々の思惑から何らかの打算が絡むこともあるからです。其をお二方は見事にやってのけたのであります。


更に其のアイドル人生の幕引きも又見事天晴れな形でありました。


丸山氏は度重なる入退院にも関わらず、負けじと生き続けました。自ら命を絶ってしまう者、生きる屍の様に漫然と人生を浪費してしまう者が多い昨今の世の中に於いて、自らの命尽きる迄必死に努力を重ね、最後は生と引き換えという形ながらラストライブを行い、「必ずやファンの前に戻る」という約束を果たしました。「生き抜く」という人間として一番大切な事を世に知らしめたのであります。



橋本氏は乃木坂46に入った当初から「お金の為であった」と言及し、自らの卒業も考えて居たなど冷理冷徹なものの見方でありましたが、ファンに対しては常に神対応。一切の妥協を許さずに頑丈ではない身体をむち打ち、満身創痍の限界になっても常に完璧なパフォーマンスを魅せ、目的を達成するや否や、芸能界で得た絶大な地位を「富や名声だけの為に居残っては申し訳ない」と捨て去り、潔く引退して去って行かれました。


お二方共に10代末から20代前半といううら若き乙女の頃にアイドルを勤め上げました。丸山氏も健康体ならば、橋本氏も家計的貧窮が無ければ、もっと遊んだり、恋愛をしたりということもしたかったことでありましょう。


しかしながら、斯様な私心は一切見せずに「アイドル」としての本分を全うしたのであります。将に平成に於ける「サムライ」と言っても過言ではありません。


翻って芸能界に於ける一部の堕落はどうか？彼女達よりも芸歴もある先輩としての範を示すべき者達が暴利を貪り、私腹を肥やし、不倫不貞の享楽にふけ、甚だしきに至っては薬物に手を染めております。


法令違反を堂々とやってのける厚顔無恥の有り様に恥を知れ！清廉潔白に生きた丸山氏、橋本氏の爪の垢でも煎じて飲み、潔く腹を切れ！と痛感するのであります。


著者自身も胸襟を正し、お二方の１ファンとして日々自省をしつつ、生きて行きたいと考える次第であります。


惜しむらくは…、お二方にイベント等で其の勇姿を拝むのは２度と叶わぬ夢物語、という点でありましょうか😭


入院を告げる丸山氏



2014年10月の丸山氏のブログ。才女であった丸山氏は21歳にして自らの寿命を悟り、ここから残り半年の人生を精一杯に駆け抜けました。