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奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2022年10月17日 イイね!

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜9・渾然一体の苦悩と奔流~

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜9・渾然一体の苦悩と奔流~前回、前々回のブログに於いて、乃木坂46の「選抜」「アンダー」というキーワードが御座いました。


当グループが新しいシングルを発売する度に毎回様々なドラマを魅せる「選抜制度」。


此についてデビューシングル当時の様相と、選抜常連の花形でもあった人気筆頭勇士・御三家の白石氏と橋本氏の例を交えつつ御説明致します。


2011年12月、愈々デビューシングル曲「ぐるぐるカーテン」(2012年2月22日発売)を歌うことのできる選抜16人と、此を前衛、中衛、後衛の3列に別けての陣形を取り、前列に近い者から「7福神(数字はその後発売された楽曲では増減される)」、先頭の真ん中を「センター」とし、其の他非選抜たる「アンダー」に分ける発表の時が来ました。


此を明治健軍の帝国陸海軍の礎たる徴兵令(昭和2年改定の兵役法)に照らし合わせるならば、1期生の33勇士達は「常備兵役」となり、選抜が「現役」アンダーが「現役帰休兵」又は「予備役」に別れたイメージとなります。


此の初回以降乃木坂46の11年の歴史においては、選抜発表を冠番組内にて行うというスタンスが基本となります。此の瞬間は勇士達各員が深く自省する時でもあり、帝国海軍(現・海上自衛隊)の「五省(ごせい)」に曰く、


一、至誠(しせい)に悖(もと)る勿(なか)りしか

真心に反する点はなかったか

一、言行(げんこう)に恥(は)づる勿(なか)りしか

言動に恥ずかしい点はなかったか

一、気力きりょくに缺(か)くる勿(なか)りしか

精神力は十分であったか

一、努力に憾(うら)み勿(なか)りしか

十分に努力したか

一、不精(ぶしょう)に亘(わた)る勿(なか)りしか

最後まで十分に取り組んだか


と云う内容を心に刻み付ける時でもありました。







つまりは選抜か?非選抜か?は、己自身の身から出た錆びにより生ずるものであり、同じ錆びでも鉄を守る黒錆びか?或いは朽ち果てる悪しき赤錆びか?と、思考を張り巡らせて重々反省し、又は涙し、番組を見る者をして「自分の応援している勇士は此度は如何に?」と、感動を分かち合うか?または落胆するか?共に落涙を禁じ得ない大切な瞬間なのであります。


さて、デビューシングル選抜発表時においてはまずは控室にて総員待機。それから各員眼前に置かれた携帯電話が鳴ることにより、選抜・現役の者に動員下令が発せられ、栄誉に預かった者から順繰りに「乃木坂ってどこ?」の収録スタジオへ勇躍、威風堂々と力強く歩武を踏みしめて入城し、番組司会たるバナナマンの日村・設楽両氏の眼前にて抱負を述べるというものでありました。


血と汗と涙のにじむ練磨と、ファンとの交流により一喜一憂してきた勇士達にすれば、選抜に選ばれるということは、云わば帝国陸海軍の徴兵検査時に於ける「甲種合格」と同様の武人の誉れと言うべきものであり、誰もが待ち望むものでありました。


まず、最初に呼ばれたるは乃木坂46美の象徴たる白石麻衣氏。それから程なくして一度は暫定選抜から洩れた橋本奈々未氏の名が上がり、続々と他の勇士達の陣立ても決まりました。


※白石氏の呼ばれた瞬間の一例。









共に肩を寄せ合い叩き合い、感涙に咽び泣く33勇士達。其処には選抜・非選抜たる垣根を越えて必勝の信念と、公式ライバルたるAKB48撃滅の誓いも新たに固くする姿がありました。





また、此を以て、以後乃木坂46の先陣を真っ先駆けて突進し、全ての選抜・福神として君臨することとなる橋本・白石両氏の龍虎相立つ美の奇跡・双璧と称せられた鋼の絆が築かれた歴史的瞬間でもありました。





※ぐるぐるカーテン発売当時の公式サイトより抜粋引用。上段が橋本氏、下段が白石氏。



短髪が特徴(卒業間際の時は長髪となる)の橋本氏と長髪が特徴の白石氏。見た目は正反対ながら、流れる熱き血潮は共通のものでありました。ファンも居ればアンチと呼ばれる敵対派も居るのが厳しき芸能の世界。ましてや天下のAKB48に弓引く新興勢力として始動した乃木坂46の、更には選抜・福神ともなれば、メディアの注目も大なるものにして、まともに矢面に立たされるのは必至でありました。


此後(こののち)幾多の剣林弾雨、屍山血河の厳しい戦場を駆け抜けた両氏は、血肉分けたる仲では無いものの、其以上の義兄弟、将に戦友と呼ぶに相応しい間柄となって行くのであります。


綺羅星の如き勇士達の揃う乃木坂46に於いて、2人の圧倒的存在感は正に敵の心胆を寒からしめるに十分でありました。


白石氏は乃木坂46活動の9年の歴史においては全て。橋本氏は5年半の活動期間に於いて1~16作品目迄全て。現在に至る迄全表題曲に於いて選抜・福神を勤めたる両氏の偉業と鉄壁の布陣は、未だ破れざるものにして、其の栄光も又未来永劫破られる事なき空前絶後の快挙として、光輝溢れる伝説のものとして先輩から後輩へ、或いはファンの間で、今でも語り継がれて居ります。


後々の作品にて幾度かセンターともなる白石氏は云わば「陽」の存在。一方橋本氏は、その気になれば中心となれる実力を兼ね備えながら、敢えて周りや後輩達を立てて自らは一歩引いた形で乃木坂を俯瞰する「陰」の軍師的存在。


此の絶妙な加減こそがバランスの取れた旋律として、ライブにて、或いはテレビ放送にて奏でられるのでありました。


※添付画像は2人の代表的ユニット曲「孤独兄弟」の上段はライブシーン、下段はミュージックビデオの一幕。クールにしてホットな両氏の関係性を表すかのようである。





以上が選抜、アンダーの大まかな概要であります。其内アンダー勇士達のみで構成するライブが前回ブログで伊藤かりん氏が卒業セレモニーを行われた「アンダーライブ」であります。


選抜・アンダー其々の持ち味こそが乃木坂46という組織の強みとなって居るのであります。


一方で包み隠さずに申し上げるならば、シングル発表の折りには選抜か?アンダーか?で多くの勇士達が血涙を流した理由として、メディア露出の多い選抜に人気が集中する「格差」が出るという事実がございます。


著者が参加させて頂いた2019年頃の勇士達との個別握手会を見ましても、当時の1~4期生であっても、混雑レーンとそうでないレーンというのは、厳然たるものとして存在しておりました。



勿論勇士個ヶ人の個性、魅力等に上下はありませんし、鉄壁の結束には何らのほころびもありませんが、ある意味では残酷である一面も存在しております。


此の点を帝国海軍空母部隊に例えるならば、


選抜組が大東亜戦争開戦前夜、各部署から慣例を破ってエースクラスの人材が集められ、真珠湾攻撃に向けた猛訓練の結果、水深の浅い真珠湾でも使える低沈度魚雷の開発と実用化、精度の高い水平爆撃法の開発といった成果を挙げ、
奇襲とはいえども、命中率は雷撃90%、水平爆撃27%、急降下爆撃59%という世界に冠たる大戦果を上げたチート部隊である「一航戦(主に空母・赤城、加賀)」。

※赤城



※加賀



アンダー組が、一航戦よりも後塵を拝し、真珠湾攻撃時には比較的容易な地上攻撃を担当したものの、空母・瑞鶴艦載機は58機全機が帰還。また1942(昭和17)年4月9日のセイロン沖海戦で、英空母「ハーミーズ」に対する命中率は、瑞鶴艦爆隊の投弾14発中命中13発(93%)、翔鶴艦爆隊が18発中13発(72%)といった大戦果で、決して練度では一航戦に引けを取るものではなかった「五航戦(主に空母・瑞鶴、翔鶴)」。

※瑞鶴



※翔鶴




此の辺りに相通じるものがございます。


※艦コレに見る、大本営が一航戦よりも格下と見た五航戦に対する構図。ただし、史実に於ける各艦の現場での航空兵達には軋轢はなかったとされる。




選抜には選抜の苦悩がありましたが、アンダーは「我々の存在意義とは?」「仕事が無いのはいかん!」と、更に切実なる思いがあり、それこそアンダーの先人達は血反吐を吐く猛訓練の末に結果を残し、「アンダーライブ」という表舞台を作り上げたのであります。


2019年夏、3期生の佐藤楓氏より送信されたモバイルメール。当時の氏は24枚目シングルにてアンダーメンバーとなりましたが、その心境を語る内容が初期の勇士達を見る様であり、万感迫るものであったので全文引用致します。


※雑誌の表紙を飾る佐藤氏(右側)と1期生の秋元真夏氏




※落ち着いた装いを魅せる佐藤氏(左側)



※とある個別握手会にて自らのファンを第一に考え、創意工夫を凝らし、第1~5部迄を全て違う衣装にて望んだ佐藤氏。華麗なる装いは組織内でも上位であると言えましょう。




(以下引用文)
昨夜の選抜発表でもありましたが、
24枚目シングルはアンダーメンバーとして活動します!

まずはいつも応援してくれてありがとうございます
この先はとっても長いのでお時間あるときにでも読んでいただけたら嬉しいな、

今引きずっても事実は何も変わらない、もちろん落ち込んだし自分はこの先どうなっていくんだろうと考えれば考えるほど深いところまで行ってしまってなかなか戻って来られなかったし、
でもこんなことをずっと考えてずっと暗くなるまんまだったら一つ一つ目の前のことに全力をかけて今できることをしていきたいです

突然になってしまうけど...

選抜メンバーとしてたくさんの歌番組などのテレビやライブなどで歌って踊っている姿が好きでしたか?
アンダーメンバーとして大きな大きな目標に向かって頑張ったり(あまり自分で頑張ってますと言いたくないですが言葉が見当たらないので..)アンダーライブで歌って踊っている姿が好きでしたか?

どちらか片方というよりはどちらの姿も好きでいてくれてたらもうそれだけで十分です
それともどんな私が好きですか??

もちろん、選抜メンバーとして多くのテレビ番組に出させていただいていた中で私のことを見つけてくださって好きになってくださった方もいらっしゃるかもしれないです
それはとてもとても嬉しいです
ありがとうございます

応援してくださるタイミングは人それぞれだけど魅力的なメンバーがたくさんいる中で私を見つけてくれて本当にありがとうございます


なので24枚目も前を向いて変わらずたくさん笑顔で活動していきたいです
私が笑っていなきゃファンの方も幸せにできない、
「自分の幸せを少しずつ分け合えば笑顔は広がる」
Sing Out!の大好きな部分!
まさにこれだと最近改めて思います。
今までの期間を改めて見直して、これからの自分を見つめ直す。

「応援しがいのある人になる」
これは永遠の目標です


果たしてこんな長い文章を最後まで読んでくれた方がいらっしゃるだろうか..
なかなか色々な思いがドバーーっと溢れるものですね、


最後まで読んでくださってありがとうございます

また一緒に目標、夢に向かって歩いていけたら嬉しいな
素敵なファンの方に囲まれてとっても幸せです



本当にいつも応援ありがとう


3期生は最初の頃から環境がとても恵まれていました
私なんかがこんなこと言うのはおこがましいですがアンダーメンバーとしてコツコツ頑張って、努力が必ず報われるとは限らないけど今まで以上に努力して、いつになるかなんて誰にも私にもわからないですがまたいつか素敵な景色が見られるように頑張ります!


力を貸してくれたら嬉しいです、、
支えてくれたら嬉しいです、

わがまま言ってすみません



これからは皆さんに姿をお見せできる機会も少なくってしまいます
もっと私よりも応援していて楽しいと思える人がいるかもしれません
けれどどんなポジションでもどこにいても好きになってもらえるように頑張ります

この22枚目23枚目期間、たくさんの新しい素敵すぎる景色を見てきました
視野がものすごく広がったし、ああこの世界はとっても広いんだなと思えました
一言で言うととってもとっても楽しかったです!!
自分にとってとっても大きなものとなった期間でした
22枚目に初めて選抜に選んでいただいて初めて色々な歌番組に出させていただいた時の動画を今でもたまに見返します
22枚目初めての歌番組はMUSIC FAIRさん、
23枚目初めての歌番組はバズリズムさん
人の顔を覚えるとか乃木坂での活動に関しての記憶力はとても良いんです、自分で言うのもあれですが、、笑


それだけ一つ一つのことが色褪せることなく濃く記憶に残っています
もし乃木坂46に入ってなかったらこんなこともなかったのかも?

話は戻りますが、
動画はリハも本番も関係なく見返します
ど緊張したなとか楽しかった、失敗しちゃったななどの思い出もあるけど大好きな先輩方が卒業されてしまった思い出、たった3分、5分の動画、いやその中でも最初の数秒だけでたくさんの思い出が蘇ってくるんです
思い出って素敵だけど儚いものですね



でもこの2シングル分全部で見てみるとマイナスな変なことを考えるよりも笑っていた時間の方が圧倒的に多かった!多分!


#kaedemail(引用終わり)

普段あまり自分の胸中を述べる事が少なかった氏が、此処まで本音を語るのは初かもしれません。色々と複雑な思いもあったことでしょう。


此の後、修練を重ねた氏は2022年3月のアンダーライブでは座長というトップと、アンダー楽曲のセンターにも就任。8月発売の最新シングルに於いては、各戦歴での従軍と論功行賞に依り見事選抜組復帰の夢を叶えたのでありました。


卒業勇士達の残していった偉大なる伝統を受け継ぎ、次世代を担う一員としての氏の活躍。今後も願う次第であります。





※和洋問わずによく着こなす佐藤氏。







続く
Posted at 2022/10/17 16:20:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年10月15日 イイね!

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜8 アンダーという存在感~

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜8  アンダーという存在感~2013年に弱冠19歳で乃木坂46の2期生として入営してから6星霜。笑いもあれば涙もあり、全力を奮って坂道を駆け抜けた伊藤かりん氏。


以下我がみん友にしてかりん氏を推す、アナタニオクルワッタシノエレガ~ンス氏のかりん氏関連ブログを参考・引用させて頂きつつ、筆をすすめて参ります。


2019年、将棋でもプロを目指すのは難しくなるとされる25歳も近くなったかりん氏。己の行く末をふと考えた時、以下の様な決断を下すに到りました


「我が乃木坂46を愛する気持ちに一辺の淀み無し。出来得れば老婆になるぐらい迄献身したいものよ。しかし、確実に時代は流れて居る。優秀なる後輩も入営した。託すべき乃木坂魂も託した。我が役目は果たしたと見るべきか。今はまずこれまでなり、と駒を置こう。今生の務めだ。此処等で良かろうかい。引き際も又、アイドルとしては肝心よ…」


※胸中を語るかりん氏直筆の日誌。




※将棋番組にて活躍されるかりん氏。









そして、迎えた自身最後の晴舞台、乃木坂46への最後の御奉公。アンダーライブ2019in横浜アリーナ。盛況なる内に演目は進みました。


多くの大観衆が声も枯れよ!とばかりに声援を挙げ、ちぎれんばかりにサイリウムを振りかざします。

「今と云う時は2度と来ないぞ!皆、後悔の無い様に気合いを入れて応援だ!」

「届け!我等が思い!」


※忘れ得ぬラストライブ、横浜アリーナの様子。




著者はこの運命の日である5/24(金)に、ライブ参戦をさせて頂きました。以下に其の時の様子も振り返って参ります。


入り口前はかなりの混雑ぶり。開演前から熱狂の巷と化しておりました。










まずはグッズ販売所へ。「アンダーライブ」「4期生公演」「選抜ライブ」とそれぞれに描かれたマフラータオルの内、この日のアンダーライブバージョンを買おうとするも、既に完売、残念無念(涙)
ポスター付のアルバムやら、ステッカー等を買いました。





厳重な持ち物検査、金属探知機検査、チケットと身分証明書の照合等をクリアして会場につながる中へ入ると、各勇士に宛てた花束や、勇名を記した旗が目に入りました。また、当時みん友さんになって頂いたばかりで、共に乃木坂を応援する同志・いぃさんとも入り口付近にてお会い出来て良かったです。お互いに今後も盛り上げて参りましょう。














当ライブにて復員除隊をされる2期生、伊藤かりん氏の名前も。




2階のアリーナ席からの景色です。舞台上と大型モニターから勇士達のライブを観覧します。ぐるりと取り囲むのはステージ裏席(モニターのみの観覧、直接は見れない)の方々も含め、約15000人の観衆です。ライブが始まれば大歓声と合いの手、打ち振るうサイリウム、汗と感涙でパフォーマンスする勇士達。やはり、現場が一番です。









終了後、興奮冷めやらぬ会場周辺。同行した同僚と共に長崎ちゃんぽんにて腹ごしらえをして撤収しました。







其では視点を観客席から、ステージへと移します。





かりん氏の胸中、去来するものは何であったか?郷里に残した御家族、先に散っていった勇士達、残れる者達、スタッフ一同等々。顔、また、顔…。流した涙、汗。2度と戻らぬ青春の日々も今は良き思い出。


ライブの終盤、かりん氏は挙手をして「我が胸の内を語りたい」と、申し出ました。以下にそれを引用・掲載致します。


会場が感動的なムードに包まれる中、かりんが「すいません、少しお時間をいただきます」と切り出してから、「言い残すことがないようにお手紙を書きました」と以下のような手紙を読み上げた。

-両親に向けて-
 小さい時からアイドルに憧れていたけど、オーディションに落ち続けて、そのたびに私にどう声をかけていいか難しかったよね。それでも、遅咲きではあったけど、乃木坂46という最高のグループに入ることができたのはパパ譲りの運の強さかな。ライブもお仕事も1度も休むことなく活動できたのは元気な体に産んで育ててくれたおかげです。
 伊藤かりんの1番のファンとして一緒に全国飛び回って応援してくれてありがとうございました。ママ、今すごい泣いてると思うけど、涙を拭いてアイドルとしての私を最後まで見届けてね。

-スタッフに向けて-
 メンバー1人ひとりと向き合ってくれる、スタッフさんたちのおかげで私は私のやりたいお仕事ができたし、将棋にも出会うことができました。アンダーライブのときはみんなで輪になって話し合ったり、スタッフさんたちが泣いて気持ちを伝えてくれることがあったり、私たちもその期待に応えたくて頑張ってきました。心も体も大変な時もあったけど、スタッフさんたちがいつも明るくいい空気作りをしてくれたおかげでここまで楽しくお仕事ができました。ありがとうございました。

-3期生に向けて-
 出来上がってるグループに入るの大変だったよね。覚える曲数も膨大だし、年齢も違うし。ちょうど1年前の初めて一緒にやったアンダーライブの時はどうなることかと思ったけど、たった1年で頼もしくなったね。4期生も入ってきたし、これからは先輩という立場でみんなが思う乃木坂46を伝えていってあげてください。

-1期生に向けて-
 今更だけど後輩なのに親しくし過ぎてごめんなさい(笑)。こんなに仲良くなれるって思っていなくて、改めてびっくりしています。1期生という目標があったからずっと頑張ってこられたし、私の大好きな乃木坂の雰囲気を作ってくれた1期生をいつまでも尊敬しています。みんなのことが大好きなのであと10年はメンバーとして頑張ってください。

-2期生に向けて-
 2期生は最初から同じ境遇ではなかったけれど、神宮でやった2期生コーナーの時に全員バラバラな場所でそれぞれに闘ってたんだなって改めて実感しました。初めて1つになれた気がして、あの時を境に2期生への愛が日に日に強まっています。14人いた2期生もこれで9人になってしまうけど、まだまだしぶとそうな子が残っているから、これからもたくさん2期生の存在感を示していってね。そして来年の3月28日にみんなの1年の頑張りをまた聞かせてください。

-ファンに向けて-
 最後にファンの皆さん、今までありがとうございました。私は結局選抜には1度も選ばれませんでした。選抜だけにこだわらないという姿勢でやってきたけど、確かに選抜に入ることが出来ていたら世界が広がってまだ知らない素敵な未来があったかもしれません。それでもやっぱり、私がアンダーにこだわるのは、アンダーが大好きだから、アンダーライブに出たかったから。だから私は自分が通ってきた道に何の悔いもないし、自分をかわいそうだと思いません。自分のアイドル人生を誇りに思っています。そんな大好きなアンダーライブを地元で開催して、そのステージでアイドル人生を終えられること、本当に恵まれているし、これ以上の幸せはありません。
 私はアイドルというお仕事が大好きだったからとっても寂しいけど、今日のこの景色とみなさんの笑顔を焼き付けて、次のステージでも頑張ろうと思います。約6年間応援してくださりありがとうございます。そして、これからは一緒に乃木坂46を応援しましょう。本当にありがとうございました。

 かりんが手紙を読み上げると、場内からは温かな拍手が送られた。また、かりんはメンバーへ宛てた手紙を読み上げる際は客席に背中を見せ、メンバーと向き合いながら思いを伝えていた。”あと10年はメンバーとして頑張って”というメッセージを受け、1期生の中田は号泣しながら「今年25歳だから、35歳になる。いけるかな…頑張るね…。うううう…。次は本当に最後の曲になるんです。みんなで楽しく歌おうね」と発し、客席をほっこりとさせていた。そしてラストは『乃木坂の詩』を歌い、観客と大合唱してアンダーライブは幕を閉じた(原文ママ)。


※「選抜現役兵の栄誉に預かることは叶わずとも、我が乃木坂46人生に一辺の悔いなし!同情は無用!」と、潔い言葉を残し、苦楽を共にした2期生の戦友・伊藤純奈氏と固い抱擁を交わすかりん氏。止めどなく流れる勇士達の涙は、この世の如何なる宝石より美しく、尊いものであります。



ふと、思い起こすは我が永遠の推しメン、橋本氏の卒業時の涙…



かりん氏は落涙を禁じ得ぬ各勇士達にティッシュを配るなど、気遣いの素晴らしい方でありました。

※写真右側より、白石氏、橋本氏、かりん氏。




今迄感動をありがとう!かりん氏!そして、お疲れ様でした!


※若年層向けに保険の啓蒙活動をされるかりん氏



※みん友さんのエレガ~ンス氏が発見せられたる麗しきかりん氏像。



※まるで散り行く勇士達に向けたが如き表題の2019年発売のアルバム名。



※同じ頃、都内六本木にて開催された乃木坂46展示会に見られた、かりん氏来訪の軌跡。




「アンダー」


其は決して誰かの代わり、補欠、選抜の二軍などというものではありません。


全ての勇士達が命懸けで護った立ち位置。


其処に一つ一つ、無数のドラマが散りばめられて居るのであります。


続く
Posted at 2022/10/15 15:04:26 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年10月09日 イイね!

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜7・縁の下の力持ち~

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜7・縁の下の力持ち~何事にも表舞台で華々しく活躍をなさる方々がいらっしゃる一方では、「縁の下の力持ち」と呼ばれる方々もいらっしゃいます。今回はそんな逸話であります。


以前著者が入手してから購読した戦中発行の古書、「神々の翼~大東亞戦争南方航空撃滅戦記~」。









時は昭和16年12月8日大東亞戦争開戦。


ハワイ・真珠湾から西太平洋、南方(今の東南アジア)方面に放たれた征矢は地上部隊、艦船部隊の他に陸軍の陸鷲、海軍の海鷲と呼ばれた我が精強なる航空部隊により、数百年に渡り現地を植民地化し、民を虐げ、暴利を貪り、私服を肥やす人類共通の敵・白人の毒牙たる米英蘭に対し、空から降り注ぐ正義の鉄槌として進められました。




連日に渡る出撃!我が航空隊の向かう所敵はなく、次々と敵機は落ち、敵艦は沈み、水を漏らさぬ編み目の如く浸透する地上部隊により敵陣に翻る日章旗。解放を分かち合う皇軍と現地人。挙がる輝かしい大戦果!





…しかし、その活躍の裏側には人知れずに苦闘する縁の下の力持ち、整備兵達の尽力と涙の賜物無くして語れるものではありませんでした。


「敵は強大だ!物量に頼るあの米英だ!整備不良で飛べない飛行機があってはいけない!」


「質で補え!一機でも多く、前線へ!」


激戦から帰還した航空兵とは違い、整備兵達は戻って来た飛行機に対し、不眠不休の点検を行いました。それは、下記の様に歌にうたわれる程の献身的な姿勢でありました。


♪整備にあたるつわものが、しっかりやって来てくれと、愛機に祈る親心(加藤隼戦闘隊の歌より抜粋)


さて、2019年5/24(金)の乃木坂46アンダーライブin横浜アリーナを以て除隊復員された2期生・伊藤かりん氏は、正にそんな整備兵の様な、他に替えの利かない存在の方でありました。


公共電波進出も多い綺羅星の如き選抜・現役兵。それに続き、独自の路線を知らしめるアンダー・予備役の面々。個々に強い存在感を放つ勇士達をライブ等に於ても時に巧くまとめる気遣いぶり。


かりん氏無くして乃木坂46発展の道筋は成り立つものではなかったかもしれません。


幼少時より芸能の表舞台にあこがれの眼差しを抱き続けたかりん氏は、様々なオーディションを受けつつ努力を続けるも中々開花せず、2011年8月の乃木坂1期生募兵にも無念やるかたない万感の涙を飲んで落選の報を噛み締めたのでありました。


その後は1ファンとしてライブや握手会参加等をしておりましたが、転機が訪れたのが2013年。


ある日2期生募兵の報に接したかりん氏。


「好機到来とはまさにこのこと!我をおいて他に新兵の資格、無かりしか!?」


たゆまぬ努力と乃木坂46愛の胸の内を解き放った末、見事、合格の凱歌を挙げたのでありました。


※募兵検査合格直後の伊藤かりん氏。



ファンの目線、心境のわかる勇士!此処にもかりん氏がかりん氏たる、他に比類なき強みがありました。



如何にすればお客様方は喜ぶのか?勇士達は引き立つのか?を常に念頭にし、己のことよりもまず、周囲を引き立てること。持ち前の頭と機転の回転の速さにより、組織にとり、まさに無くてはならぬ存在となったのであります。


この点はトップクラスの実力と人気を誇りながらも、一歩引いた視点を持ち、「どちらかと言えば裏方を好む」とした我が永遠の推しメン、橋本氏に合い通じるものがあります。


また、かりん氏は、其の優秀なる頭脳をもって、グループ初となる将棋のアマチュア初段を取得し、NHKの将棋番組を任されるに至ったのでありました。


続く

Posted at 2022/10/09 14:04:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年10月04日 イイね!

NA初號機車検事前整備

NA初號機車検事前整備表題の件、備忘録として以下に記載して参ります。


清貧に甘んじる下級士族。此れぐらいの作業は自分でやらねばなりませぬ💪


初年度登録・1989年9月(今年で33年落ち。初代ロードスターのデビュー月)

購入年月日・2005年8月(乗り始めて17年経過)


事前整備内容


1, ブレーキ4輪の分解整備。錆、固着無し。パッド残量十分。

2,ブレーキ&パワステ&クラッチフルード交換。

3,エンジンとデフケースにオイル滲みあり。下回り洗浄。


其の他

ローダウンと八の字キャンバーに依りタイヤの内減りあり。近日裏組み(タイヤを一度ばらして、溝のある外側を内側に持ってくること)予定。時折、アイドリング不調あり。要ISCVの洗浄。


現在319,000km(地球8周分ぐらい)の走行。ハブのがたつきは無し。下回りの錆等はあちらこちらに発生中。近日下回りの防錆処理予定。


内外装共に劣化して来て居りますが、エンジン本体は相変わらず絶好調であります。


17年、数々の激戦を共に潜り抜けてくたびれた日本刀の様な存在かも?(笑)


アクセルオンで高回転にぶん回した時の高揚感を味わうべく、まだまだ乗り続けて参ります
\(^-^)/

Posted at 2022/10/04 16:24:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「スタイリングも圧倒的!

将に実写版であります("`д´)ゞ」
何シテル?   04/27 09:41
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