奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

今年でロードスター(NA初號機)に乗り続けて16年。みんカラを始めて15年が過ぎた。


其の間に様々な出会いや別れもあった。


無論人だけではない。


ロードスターに限らず、親しいみん友さんが愛車を降りると聞いた時。


いつの間にかみんカラを辞めてしまわれた時。


心寂しく感じたものだった。


みんカラ自体はあくまでも星の様に数あるSNSの一つ。


でも、此だけ人と車が一体となって心を通わせたものは、


そうそう無いかも知れない。


其だけに実は新しい愛車と出会いました！とか、みんカラ復活しました！と云う報告を目にした時。


自分のことの様に喜び、只「幸あれ」と願ったものだ。


あまり表には出さないけど(笑)


16年、過ぎてみると何だかあっという間だった気もする。


16年…。たった一言だけど、実際には随分と長い年月だ。


16年と言えば、バブル真っ盛りの1989年9月に初代NAロードスターが発売。


其の16年後の2005年8月、世間では3代目NCが販売されて居た。


世界中のエンスーを賑わせて居る最中に16年落ちのNA初號機に出会ったのだ。


既に旧式だったけど漸く手にした青春きっぷ。


嬉しくない筈が無い(笑)


此の時が90年代が終わって2000年代の真ん中辺り。


成程、こう考えると確かに長い年月だ。


2005年から数えて今年で其と同じ年月が流れたことになるのか。


でも、其は自分がロードスターと共に歩んできた年月でもある。


最初の16年(1989～2005)はロードスター乗りの先人達が歩んで築いて来た道。素晴らしい歴史だ


但し、当然ながら自分が其処に居た訳ではない。


当事者ではないから何処かで他人事の様に感じてしまう。


残念ながら空白の時間と言わざるを得ない。


では、次の16年(2005～現在)はどうだろうか？


其なら間違いなく、当事者だ。


自分が其の歴史の渦中にある。


ロードスター生誕20周年(2009)を祝い、


25周年(2014)に感じ入り、


NDの登場(2015)に胸を踊らせ、


30周年(2019)には平成元年旧式のNA初號機で30年ぶりの広島里帰りを果たした。


自分も先人達と同じように主役の一人になれたのか…。


そう考えると僭越ながらワクワクする。


随分と濃厚で、楽しい16年を過ごさせて頂いたものだ。


感謝しても足りないぐらい。


そういえばNA6ロードスター、1600ccモデルのことを「16(テンロク」とも呼ぶと云う。


次の時代の「テンロク(16年)」もよろしく頼むぞ、NA初號機。


無論忘れて居ないぞ、ND弐號機。


そして、全ての皆様方へ。


幸多からんを願う次第。


いつもありがとうございます💪

私の最初の愛車は2005年8月、23歳の夏に買ったNA初號機です。勿論まだまだ現役で試行錯誤を繰り返しながら乗って居ります。





前史を少々語ります。


昔々、幼少時の我が家のファミリーカーは白い初代サバンナRX-7 SA22Cでした。下に弟が産まれて手狭となり、日産テラノへと後に其の座を譲りました。

※初代サバンナ。



※日産テラノ。




SAがドナドナされる直前、親父殿が「最後に一度しかやらんからよく見ておけ！」と披露してくれた圧倒的な加速感！座席に背中が押し付けられた感触…！何処までも回るタコメーター！今でも鮮明に覚えて居ります。


マツダ車、ロータリー、リトラクタブルライト、スポーツカー…。今思えば私が狂信的ロードスター原理至上主義となった洗脳教育は此の時から始まって居たのかもしれません(爆)


暫くして先代のクラシックレッドのNA8、ATを親父殿は購入。テラノと２台体制になりました。母の要望で当初VスペシャルのMTの予定が変わりました(笑)


私が免許を取得して１年程は此のNA8をたまに借りて練習して居りました。なかなか贅沢ですな(笑)


其の後私の大学学費捻出の為に事業仕分けとして先代NA8はドナドナされ…😭

此の時の無念さや、寂しさが原動力となって数年後に私がNA初號機を購入！


見事仇討ちを果たしました。


そして2017年にND弐號機を増車(爆)



今に至って居ります(笑)もはや逃れられないドロ沼、ロド沼にはまって居ります。


さあ、扶養家族を養うべく、今日も勤労奉仕あるのみ！💪

なんやかんやと1週間ぶりのブログであります。たまにはクルマネタを(笑)


ここ数年来、サーキットのコーナリングに於いて如何にしてスピンを少なくして踏ん張れるようにするか？


此がNA初號機に課せられた命題でありました。


勿論、国産の高額なハイグリップタイヤならば一気に解決する問題です。


しかしながら其だけではあまりにもつまらない。


かつて先輩から受けた訓示として「グリップしないタイヤでコントロールしてこそ腕が磨ける」と云うものがあり、其がずっと課題として主軸にもありました。


其に平成元年旧式の車体への負担を考えるとSタイヤ張りにハイグリップ過ぎても駄目であります。


エンジン上のタワーバー、下のロアアームバー、リアのロアアームバー、そしてドア開口部に施した溶接等のボデー補強の設計上、トランクバーを外したリアの足回り上部からある程度は負荷が逃げると云う形にしてあるのは其の為であります。


そうなると、かつてグリップの破綻からスライドの開始迄の挙動を掴むべく、ドリフトの練習をして居た経験上、セカンドグレード以下のタイヤが狙い目でした。


其の中で結果的には、


185/60R14→195/50R15→195/45R16と続き、此度205/45R16の導入となりました。


つまりは偏平率を下げ、接地面を稼ぐ方向へと流れ着いた訳であります。


其処で役に立ったのが、先日ND弐號機のワタナベアルミから外したハンコックタイヤのハイグリップタイヤ、ベンタスRS4の三分山ぐらい。205/45R16のサイズであります。


ハイグリップには頼らないと云うスタンスでしたが、今やある程度はグリップしないといけない段階迄来てますし、其儘捨てるのには忍びないものでしたから、溝を使いきる迄走ってみようと考えました。


※夜景鑑賞スポット兼某魔界村に於ける夕刻時の記念撮影。タイヤ交換、エンジンオイル交換をした後に試走実施。










一方ローパワーの1600ccロードスターに205サイズでは接地面が多くてパワーロスに繋がる、遅くなると云う御意見もあります。


そんなもんはあくまでも他人の感想！パーツなんぞは自分で使ってみんことにはなんにもわからん！グダグタ悩むぐらいなら実戦あるのみ！百の語りより1の走りじゃい！


此が私の基本スタンスです(笑)


合わないと感じたら195サイズに戻せば良い。只其だけの話です。


確かに走った感じは歴代ロードスター随一の軽さを誇る、NAモデルのノーズの入りはやや重くなりました。


一方中速コーナリングでの踏ん張りは効く様になった気がします。この辺に求めて居た性能があるのでは？とも感じます。


今度はサーキット場でも試してみたいものです。


人生もクルマも、走らせ方については何事もトライアルアンドエラー(試行錯誤)あるのみ。


そう考える今日此の頃です💪

4月20日で愛車と出会って4年になります！
この1年の愛車との思い出を振り返ります！

■この1年でこんなパーツを付けました！

昭和レトロなクラシックなステッカー(笑)ワタナベアルミ、乗り心地の良いブルーアースGTのタイヤ。

■この1年でこんな整備をしました！

１年点検と、オイル交換。


■愛車のイイね！数（2021年04月19日時点）
276イイね！

■これからいじりたいところは・・・

見た目純正のフォルムを維持しつつ、洗車や車内清掃は小まめにやりたいものです。そろそろボデーコーティングをしたい！(笑)

■愛車に一言

此からもよしなに頼みますよ❗


＞＞愛車プロフィールはこちら


ND弐号機と出会ったきっかけのエピソードをお話致します。

「小さな命と約束のクラシックレッド(2017年5月掲載ブログより加筆訂正して再録)」


乃木坂46の橋本奈々未氏卒業コンサートから一週間後の2017年2/27(月)。甚だしいロス感に駆られながらも、何とかマツダに向かった私。此の日が予約の実質的な締切日。悩みに悩んだ末に購入の決断を下したのでありました。


一方、私がクラシックレッドND購入を決めた背景にはもうひとつのお話があります。


同じく2017年2月。当時の職場の上司の方と休憩時間にご一緒になりました。

その方には7歳の長男がいらっしゃるのですが、生まれつき血液の病をかかえ、何度か入退院を切り返し、父(上司の方)からの骨髄移植を数回に渡り受けてましたが、なかなか全快には至らずという状況でした。

そしてまた近日中に移植で上司の方も入院するとのことでした。


一方、病と比べたらよろしくないかもしれませんが、 私自身当時頭を抱えていたのは「クラシックレッドのNDを購入を決めれば、人生の3分の1を共に長年共にした体の一部とも言えるNAを手離すことになるかもしれない」というものでした。


それは当時夢としていたロードスター生誕30周年イベント参加を唯一無二の相棒のNAで！というのを諦めることでもありますが、五体身を裂く程に辛く、清水の舞台を飛び降りるに等しいものがありました(脚注※実際には2019年10月に無事に参加)。


そんなこだわりを上司の方も知ってはおりました。


それから数日後、また上司の方と休憩でご一緒する機会がありました。


上司「骨髄移植で入院の日取りが決まったよ。まあ、何度も不調が再発してるから、正直どうなるかはわからんが、応援しといてくれよな」

私「もちろんですよ。それと一点報告です。実は先日クラシックレッドのND、腹をくくって予約してきました。だから弱音をはかずにお子さん元気にして、退院させて下さい！隣に乗っけて走りますよ。どんなに辛くてしんどくてもロードスターなら笑顔になれますよ！約束ですよ！」

上司「そうか、勇気出して決めたのか。よし、わかった！男の約束だ！頑張ってくるぞ！」


それから4月に入り、無事にNDクラシックレッドは納車されました。上司の方も何度か病院に行かれてました。


しかし、闘病遂に実らず、そのお子さんは新緑芽吹く５月晴れに、鯉のぼりが映える空に旅立って行きました。


御焼香の時に見た彼は写真の中では笑ってました。7年の生涯でなかなか友達にも会えずに辛かったはずなのに。ただ、笑っておりました。


上司「ごめんな。約束果たせなかったよ。すまん…」
私「いえ、まだですよ。写真の中の彼は笑ってるじゃないですか。今度あの写真をかして下さい。助手席乗せて走りますよ。」
上司「そうか、よろしく頼むよ。」


そのような訳で、あのクルマには色んな思いがつまっている訳です。鮮烈なクラシックレッドには作り手と乗り手の、血の通った思いが流れている訳であります。


上司の方とは後日談があります。その方は程無くして違う部署へ転勤。なかなかお会いする機会も無くなり、一年後に転職して行かれました。


お別れの時、「まだ、あの時の約束を果たせてませんよ！(涙)」とお話しました。すると「お互いに忙しい身であったが、よくぞ覚えておいてくれたな。しかし、キミのその思いを聞いて何だか晴れ晴れした。息子も喜んで居るぞ！だから大丈夫、気にするな！達者で暮らせよ」と、言い残して去って行かれたのであります。


一期一会、様々なご縁。引き続き大切にして行きたいものであります。

4月16日でみんカラを始めて15年が経ちます！
＜この一年のみんカラでの思い出を振り返ろう＞

クルマ関連、乃木坂46関連、其の他諸々でお世話になった皆様方と大変有意義な時を過ごさせて頂きました💪


そして、4年前に卒業・引退された乃木坂46創成期の偉大なる軍神にして、我が永遠の推しメン・「あのお方」こと橋本奈々未様を応援する気持ちも更に強く…😭













いつまでもメソメソしてはいけません。サヨナラに強くなれ！("｀д´)ゞ


おや？昨年と同じような内容ですな(笑)


引き続き連載ブログ・「乃木坂46創成期列伝」も記して参ります。

これからも、よろしくお願いします！