奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

橋本氏「文春の奴等め！好き放題言いおってからに！確かに帝国陸海軍の『戦陣訓』に曰(いわ)く、生きて虜囚の辱(はずかしめ)を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ、とある。活動している間は虜囚として世間・マスコミ・敵の辱しめを受け、卒業後にもアイドル生命惜しさに居残ったという汚名を残す。そうならないように潔く自決せよというのか？」

「だが先方の男にも非がある。我等の氏素性を知らぬとは言わせん。いくら不義密通、姦通の大罪とはいえ、さゆりんだけが詰腹を切るのは合点がいかん！。」


2015年上映の乃木坂46ドキュメンタリー邦画に於いて、腰間の一刀の柄を叩く様相にて憤慨を発した橋本氏の一幕であります。

※乃木坂46の人気筆頭御三家として活躍された左側・松村氏と右側橋本氏。









2014年末は乃木坂46が紅白歌合戦出場を逃すという痛恨時が御座いました。坂道を順調に上り詰め、あれだけノリにノッて居たのに何がおこったのか？其に付いては組織の黒歴史を語らねばなりません。


其は御三家筆頭の１人、松村沙友理氏が恋愛沙汰のスキャンダルを週刊文春にすっぱぬかれるというものでありました。


坂道グループ、或いは48グループ等には鉄の不文律の掟が御座います。幕末の剣客集団・新撰組でいうならば「局中法度」に該当します。


一．士道ニ背キマジキ事
一．局ヲ脱スルヲ許サズ
一．勝手ニ金策イタスベカラズ
一．勝手ニ訴訟取リ扱ウベカラズ
一．私ノ闘争ヲ許サズ

右条々相背キ候者　切腹申シツクベク候也

現代語訳するとこんな感じでしょうか。

一．戦いの最中に逃げたりせず武士らしく振舞え。
一．新選組を脱退する事は許さない。
一．副業禁止。借金禁止。
一．部隊に内緒で裁判沙汰を起こさない。裁判沙汰に首をつっこむな。
一．プライベートでのケンカをしてはいけない。

一つでも上記規則をやぶったら切腹

以上の如く非常に厳しい内容であります。


アイドルとしての勇士達に課せられたのは「組織内外ヲ問ワズ、一切ノ異性交遊ヲ禁ズ」というものであり、其の自覚に欠けた「士道ニ背イタ者」即ち、掟破りの者には容赦なく粛清の刃が振り下ろされました。


此即ちアイドルとしての命脈の途絶を意味し、実質的追放となるのであります。


結成から3年を経た頃、精神的疲労困憊から松村氏は其の虚を突かれた形で、一時の気の迷いから過ちを犯してしまったのであります。


松村氏「かくなる上は、一死以て大罪を謝する以外に無い…。」

思い詰める憔悴しきった松村氏…。泣く勇士達…。

乃木坂勇士一同「待て！早まるな！自決するのは性急過ぎるぞ！」

「落ち着けさゆりん！例え生き恥を晒してでも、活路を見出だすんだ…！」


果たして松村氏の運命や如何に？


続く