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奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2020年11月17日 イイね!

乃木坂46創成期列伝3

乃木坂46創成期列伝3乃木坂46結成から猛訓練の日々…!劇的な変化に当時の橋本氏は此の様に述べております。


橋本氏「食い扶持に困って受けたら合格してしまった。其からは、私の顔や情報がネット上等で喧伝されるようになった。如何にする?私の人生は変わってしまった、と一週間近くは泣いた。只ひたすらに泣くしかなかった。」


「しかし、訓練時の教官殿が諸君らは約38000人から選ばれた精鋭だ!自らを卑下したり、自信が無いと振る舞うのは其の他大勢の落選した者達の無念の血涙を踏みにじるに等しい!胸を張れ!其の者達の想いを無駄にするな!とおっしゃって下さった。顔を見ずして散って行った仲間達の分まで頑張ろうと決意した。」


「私は自分の為には頑張れない。何処かで現状維持で構い無しと妥協してしまうからだ。だから誰かの為に頑張る。乃木坂46の皆の為に頑張る。其の為ならば身も心も惜しくはない。」


橋本氏の乃木坂46に於ける5年半の軌跡は初期の頃からの一貫した想いが主軸にあったのであります。










其では乃木坂46が新しいシングルを発売する度に毎回様々なドラマを魅せる「選抜制度」について御説明致します。


2011年12月、愈々デビューシングル曲「ぐるぐるカーテン」(2012年2月22日発売)を歌うことのできる選抜16人と、此を前衛、中衛、後衛の3列に別けての陣形を取り、前列に近い者から「7福神(数字はその後発売された楽曲では増減される)」、先頭の真ん中を「センター」とし、其の他非選抜たる「アンダー」に分ける発表の時が来ました。


此を明治健軍の帝国陸海軍の礎たる徴兵令(昭和2年改定の兵役法)に照らし合わせるならば、1期生の33勇士達は「常備兵役」となり、選抜が「現役」アンダーが「現役帰休兵」又は「予備役」に別れたイメージとなります。


此の初回以降乃木坂46の9年の歴史においては、選抜発表を冠番組内にて行うというスタンスが基本となります。此の瞬間は勇士達各員が深く自省する時でもあり、帝国海軍(現・海上自衛隊)の「五省(ごせい)」に曰く、


一、至誠(しせい)に悖(もと)る勿(なか)りしか

真心に反する点はなかったか

一、言行(げんこう)に恥(は)づる勿(なか)りしか

言動に恥ずかしい点はなかったか

一、気力きりょくに缺(か)くる勿(なか)りしか

精神力は十分であったか

一、努力に憾(うら)み勿(なか)りしか

十分に努力したか

一、不精(ぶしょう)に亘(わた)る勿(なか)りしか

最後まで十分に取り組んだか


と云う内容を心に刻み付ける時でもありました。







つまりは選抜か?非選抜か?は、己自身の身から出た錆びにより生ずるものであり、同じ錆びでも鉄を守る黒錆びか?或いは朽ち果てる悪しき赤錆びか?と、思考を張り巡らせて重々反省し、又は涙し、番組を見る者をして「自分の応援している勇士は此度は如何に?」と、感動を分かち合うか?または落胆するか?共に落涙を禁じ得ない大切な瞬間なのであります。


さて、デビューシングル選抜発表時においてはまずは控室にて総員待機。それから各員眼前に置かれた携帯電話が鳴ることにより、選抜・現役の者に動員下令が発せられ、栄誉に預かった者から順繰りに「乃木坂ってどこ?」の収録スタジオへ勇躍、威風堂々と力強く歩武を踏みしめて入城し、番組司会たるバナナマンの日村・設楽両氏の眼前にて抱負を述べるというものでありました。


血と汗と涙のにじむ練磨と、ファンとの交流により一喜一憂してきた勇士達にすれば、選抜に選ばれるということは、云わば帝国陸海軍の徴兵検査時に於ける「甲種合格」と同様の武人の誉れと言うべきものであり、誰もが待ち望むものでありました。


まず、最初に呼ばれたるは乃木坂46美の象徴たる白石麻衣氏。それから程なくして一度は暫定選抜から洩れた橋本奈々未氏の名が上がり、続々と他の勇士達の陣立ても決まりました。


※白石氏の呼ばれた瞬間の一例。









共に肩を寄せ合い叩き合い、感涙に咽び泣く33勇士達。其処には選抜・非選抜たる垣根を越えて必勝の信念と、公式ライバルたるAKB48撃滅の誓いも新たに固くする姿がありました。





また、此を以て、以後乃木坂46の先陣を真っ先駆けて突進し、全ての選抜・福神として君臨することとなる橋本・白石両氏の龍虎相立つ美の奇跡・双璧と称せられた鋼の絆が築かれた歴史的瞬間でもありました。





※ぐるぐるカーテン発売当時の公式サイトより抜粋引用。上段が橋本氏、下段が白石氏。



短髪が特徴(卒業間際の時は長髪となる)の橋本氏と長髪が特徴の白石氏。見た目は正反対ながら、流れる熱き血潮は共通のものでありました。ファンも居ればアンチと呼ばれる敵対派も居るのが厳しき芸能の世界。ましてや天下のAKB48に弓引く新興勢力として始動した乃木坂46の、更には選抜・福神ともなれば、メディアの注目も大なるものにして、まともに矢面に立たされるのは必至でありました。


此後(こののち)幾多の剣林弾雨、屍山血河の厳しい戦場を駆け抜けた両氏は、血肉分けたる仲では無いものの、其以上の義兄弟、将に戦友と呼ぶに相応しい間柄となって行くのであります。


綺羅星の如き勇士達の揃う乃木坂46に於いて、2人の圧倒的存在感は正に敵の心胆を寒からしめるに十分でありました。


白石氏は乃木坂46活動の9年の歴史においては全て。橋本氏は5年半の活動期間に於いて1~16作品目迄全て。現在に至る迄全表題曲に於いて選抜・福神を勤めたる両氏の偉業と鉄壁の布陣は、未だ破れざるものにして、其の栄光も又未来永劫破られる事なき空前絶後の快挙として、光輝溢れる伝説のものとして先輩から後輩へ、或いはファンの間で、今でも語り継がれて居ります。


後々の作品にて幾度かセンターともなる白石氏は云わば「陽」の存在。一方橋本氏は、その気になれば中心となれる実力を兼ね備えながら、敢えて周りや後輩達を立てて自らは一歩引いた形で乃木坂を俯瞰する「陰」の軍師的存在。


此の絶妙な加減こそがバランスの取れた旋律として、ライブにて、或いはテレビ放送にて奏でられるのでありました。


続く


※添付画像は2人の代表的ユニット曲「孤独兄弟」の上段はライブシーン、下段はミュージックビデオの一幕。クールにしてホットな両氏の関係性を表すかのようである。



Posted at 2020/11/17 23:47:14 | コメント(0) | トラックバック(0)

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