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奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2020年12月08日 イイね!

帝国政府声明

帝国政府声明開戦の日、朝日新聞一面トップ下段に記された声明文(黒枠内)。



拡大図。

アジア解放を謳った箇所の抜粋。




大東亜戦争開戦にあたり、我が国は全世界に向けて其の意義・目的を発信されました。開戦の詔書や東条英機首相の演説文と精神は同じくするものであります。


決して此から世界制服をする等と云うものではありません。

逆に当時世界を支配していた欧米列強・白人勢力に対し、其の隷下にあえぐ国々の民を解放するとしたのであります。


大東亜戦争終結後に次々とアジア、続けてアフリカ諸国は独立を果たしました。


逆に連合国側はほとんどの植民地を失いました。


クラウゼヴィッツの戦争論には「戦争目的を達成した国が勝者である」とあります。


どちらが大東亜戦争に於ける本当の勝者か?其は言わずもがな、であります。


其では以下に読みやすく現代語訳、続けて原文を記して参ります。


帝国政府声明 午後 零時二十分發表】

恭しくも陛下より米英に対する宣戦の大詔が発せられたので、大日本帝国政府は国の内外に対し次の政府声明を発表する。東亜の安定を確保し、世界平和に貢献するのは、大日本帝国の不動の国是であり、それを実現するため大日本帝国は列国との友好を最優先してきた。しかしながら、蒋介石国民党政府は、いたずらに外国勢力と徒党を組んで、我が国に敵対し、その結果、支那事変の発生を見た。しかしながら、蒋介石の反発にも拘わらず、陛下の御威光により、大日本帝国陸海軍の向かうところに敵は無く、支那の重要拠点は、ことごとく大日本帝国陸海軍の占拠するところとなり、大日本帝国と志しをおなじくする人々により、南京に国民政府が樹立され、その支那国民政府と大日本帝国は、現在友好関係にあるのみならず、11ヶ国もの諸国が支那国民政府を支那に於ける正当政府として承認している。そして、これに敵対する蒋介石の重慶政権は、支那の奥地で無駄な抵抗を続けるのみとなってしまった。
こうしてようやく支那に平和が戻ろうとしている情況が出来つつあるのに、米英両国は東亜を永久に隷属的地位に置こうとする頑迷な態度を改めていない。それどころか、米英両国は奸計を労して支那事変の終結を妨害し、オランダをそそのかし、フランスに脅威を与え、大日本帝国とタイ国との親交までも妨害してきた。その目的は、大日本帝国とこれら東亜の南方諸国との共存共栄の道を阻害することである。


こうした米英両国の動きは、大日本帝国を敵視し攻撃しようとするものであるが、今回
米英は「経済断交」と言う暴挙を行うに至った。
国家間において「経済断交」と言うのは、宣戦布告に匹敵する敵対行為であり、国家としてそれを黙認できるものではない。
しかも米英両国は、さらに他の国々を誘い込み、大日本帝国の周辺で武力を増強し、大日本帝国の自立に重大な脅威を与えている。


大日本帝国政府はこれまで、上に述べたよう米英が大日本帝国の存立と東亜諸国の安定とに対して重大な脅威を与えて来ているにもかかわらず、太平洋の平和を維持し、全人類に戦禍の波及することがないよう堪忍自重し、米国と外交交渉を重ね、背後にいる英国並びに米英両国に附和雷同する諸国に反省を求め、大日本帝国の生存と権威の許す限り、互譲の精神をもって事態の平和的解決に努めてきた。


しかし、米国はいたずらに空虚なる原則を弄び、東亜諸国の現実を認めず、大日本帝国の真の国力を悟ろうともせず、武力による脅威を増大させ、大日本帝国を屈服させようとしてきた。その結果、大日本帝国は、平和的解決手段を全て失う事となった。


東亜の安定と帝国の存立とは、今まさに危機に瀕している。それ故米国及び英国に対し宣戦の詔勅が発せられたのである。


詔勅を承り、まことに恐懼感激に堪えないものがある。


帝国臣民は、一億鉄石の団結で決起勇躍し、国家の総力を挙げて戦い、東亜の禍根(白人支配)を永久に排除、聖旨にこたえ奉るべき状況となった。


世界各国が各々その所を得るべしと言う詔勅は、日星の如く明らかである。
大日本帝国が日満華三国の提携によって共栄の実を挙げ、進んで東亜諸国の興隆の基礎を築こうととしてきた方針は、もとより変るものではない。
また大日本帝国は、志を同じくするドイツ、イタリア両国と盟約し、世界平和の基調を糾すべく新秩序の建設に邁進する決意をますます強固にしている。


今回帝国は東南アジア地域に武力進攻せざるを得なくなったが、それは決して東南アジア住民に対して敵意を持つからではない。ただ、米英から東南アジア住民に対し加えられてきた暴政を排除し、東南アジアを白人によって植民地化される前の、明白なる本来在るべき姿へ戻し、ともに協力して繁栄することを願うからである。大日本帝国は東南アジアの住民たちがこの戦争目的を了解し、東亜に新たなる政治経済体制の構築を目差し共に行動することを疑わない。


今や大日本帝国と東亜の興廃は、この一挙にかかることとなった。全国民は、このたびの戦いの原因と使命に深く思いを馳せ、けっして驕ることなく、また怠ることなく、よく尽くし、よく耐え、それによって私たちの祖先の遺風を顕彰し、困難にあったら必ず国家興隆の基を築いた父祖の光栄ある歴史と業績と雄渾深遠なる陛下の統治を思い、万事にわたってソツがないようにすることを誓い、進んで戦争の目的を完遂し、陛下の御心を永遠に安んじ奉ることを期待する。


帝国政府声明・原文


【帝国政府声明 午後 零時二十分發表】
恭(やうやし)く宣戦の大詔(たいしょう)を奉戴(ほうたい)し茲(ここ)に中外に宣明す、抑抑(そもそも)東亞の安定を確保し、世界平和に貢獻するは、帝國不動の國是にして、列国との友誼(ゆうぎ)を敦くして此の国是の完遂を図るには、帝國が以(もっ)て国交の要義と為す所なり。然るに、曩(さき)に中華民国は、我真意を解せず、徒に外を恃(たの)んで、帝國に挑戦し来たり、支那事変の発生を見るに至りたるが、御稜威(ごりょうい)の下り、皇軍の向かう所敵なく、既に支那は、重要地点悉く我手に帰し、同憂具眼の士国民政府を更新して帝國は之と善隣の誼を結び、友好列国の国民政府を承認するもの已に十一箇国の多きに及び、今や重慶政権は、奥地に残存して無益の抗戦を続くるに過ぎず、然れども米英両国は東亞を永久に隷属的地位に置かんと頑迷なる態度を新たむるを欲せず、百方支那事変の収結を妨碍(ぼうがい)し、更に蘭印を脅威し、帝國と泰国との親交を裂かむがため、策動至らざるなし、仍(じょう)ち帝國と之等南方諸邦との間に共栄の関係を增進せむとする自然的要求を阻害するに寧日(ねいじつ)なし、その状恰も帝國を敵視し帝國に対する計画的攻撃を実施しつつあるものの如く、遂に無道にも、経済断交の挙に出づるに至れり、凡そ交戦関係にあらざる国家間における経済断交は武力に依る挑戦に比すべき敵対行為いして、それ自體默過し得ざる所とす、然も両国は更に與国を誘引して帝國の四辺に武力を増強し、帝國の存立に重大なる脅威を加ふるに至れり


帝國政府は、太平洋の平和を維持し、以(もっ)て全人類に戦禍の波及するを防止せんことを願念し、叙上の如く帝國の存立と東亞の安定とに対する脅威の激甚なるものあるに拘わらず、隠忍自重八箇月の久しきに亙(わた)り、米国との間に外交交渉を重ね、米国とその背後にある英国並びに此等両国に付和する諸邦の反省を求め、帝國の生存と権威との許す限り、互譲の精神を以て事態の平和的解決に努め、盡し、為す可きを盡くしたり、然るに米国は、徒に架空の原則を弄して東亞の明々白々たる現実を認めず、との物的勢力を恃みて帝國の真の国力を悟らず、與国(よこく)とともに露はに武力の脅威を増大し、もって帝國を屈従し得べしとなす、かくて平和的手段により、米国ならびに與国に対する関係を調整し、相携へて太平洋の平和を維持せむとする希望を方途とは全く失われ、東亞の安定と帝國の存立とは方に危殆に瀕(ひん)せり、事茲にに至る、遂に米国及び英国に対し宣戦の大詔は渙発せられたり、聖旨を奉体して洵(まこと)に恐懼感激に堪えず、我等臣民一億鐵石の団結を以て蹶起勇躍し、国家の総力を挙げて征戦のの事に従ひ、以て東亞の禍根を永久に芟除し聖旨に応へ奉るべきの秋なり


惟に世界万邦をして各各その處を得しむるの大詔は、炳(へい)として日星の如く、帝國が日満華三国の提携に依り、共栄の実を挙げ、進んで東亞興隆の基礎を築かくとするの方針は、固より渝(わ)る所なく、又帝國と志向を同じうとする独伊両国と盟約して、世界平和の基調を劃し、新秩序の建設に邁進するの決意は、益々牢固たるものあり、而して、今次帝國が南方諸地域に対し、新たに行動を起すの已むを得ざるに至る、何等その住民に対し敵意を有するにあらず、只米英の暴政を排除して東亞を明朗本然の姿に復し、相携へて共栄の楽を頒たんと冀念するに外ならず、帝國は之等住民が、我が真意を諒解し、帝國と共に、東亞の新天地に新たなる発足を期すべきを信じて疑わざるものなり、今や皇国の隆替、東亞の興廃は此の一挙に懸れり、全国民は今次征戦の淵源と使命とに深く致し、苟も驕ることなく、また怠る事なく、克く竭し克く耐へ、我等祖先の遺風を顕彰し、難関を逢ふや必ず国家興隆の基を啓きし我等祖先の赫赫たる史跡を仰ぎ、雄渾深遠なる皇謨の翼賛に萬遺憾泣きを誓い、進んで征戦の目的を完遂し、以て聖慮を永遠に安んじ奉らむことを期じさるべからず。
Posted at 2020/12/08 08:34:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月08日 イイね!

開戦の詔書

開戦の詔書






※開戦を報じる朝日新聞


東条英機首相の述べられた演説文に「大詔(たいしょう)」とあります。此は昭和天皇が開戦にあたって発せれた御言葉であります。終戦の詔書(しょうしょ)については有名でありますが、無論終わりあれば始まりもあり。「開戦の詔書」と云うのもあります。拝読致しますと非常に強い決心を読み取ることが出来ます。


以下に現代語訳と解説。其の後に原文を載せて参ります。此の詔書の精神に触れることも肝要なのであります。


開戦の詔書


神々のご加護を保有し、万世一系の皇位を継ぐ大日本帝国天皇は、
忠実で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。

私はここに、米国及び英国に対して宣戦を布告する。


私の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、
私のすべての政府関係者はつとめに励んで職務に身をささげ、私の国民はおのおのその本分をつくし、一億の心をひとつにして国家の総力を挙げ、
この戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。


そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、私が常に心がけている事である。


そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、帝国(戦前の大日本帝国は自らを帝国と称することが公式にあった)の外交の要としているところである。


今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。

まことにやむをえない事態となった。
このような事態は、私の本意ではない。


残念なことに中華民国は、以前より我が帝国の真意を理解せず、みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、ついに帝国に武器をとらせる事態にいたらしめ、もう四年以上経過している。


さいわいに国民政府は南京政府に新たに変わった。帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、ともに提携するようになったが、重慶に残存する蒋介石一味は、米英の庇護を当てにし、兄弟である南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。


米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、東アジアの混乱を助長し、平和の美名にかくれて、東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。


それだけでなく、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の平和的通商にあらゆる妨害を与え、ついには意図的に経済断行をして、帝国の生存に重大なる脅威を加えている。


私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようと、長い間、忍耐してきたが、米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようとし、その間にもますます、経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって我が国を屈服させようとしている。


このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡となり、帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。


ことここに至っては、我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。


皇祖皇宗の神霊をいただき、私は、汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、祖先の遺業を押し広め、すみやかに禍根をとり除き、東アジアに永遠の平和を確立し、それによって帝国の光栄の保全を期すものである。


御名御璽
昭和十六年十二月八日


…拝礼。

将に拝礼せざるを得ないのであります。強い意志が込められた詔書であります。

要点は、

・日本は、東アジアの安定、世界平和を目指している。
・しかし、中国では内乱が続き、中華民国の蒋介石をアメリカ・イギリスが支援しているために平和を構築できない。
・さらにアメリカ・イギリス・オランダは経済断交(石油禁輸)をして、日本の生存に重大な脅威を与えている。
・日本は平和的解決を求めて、長い間耐えてきたが、アメリカ・イギリスは少しも譲ろうとせず、日本を屈服させようとして、経済上・軍事上の脅威を増大し続けている。
・したがって、今や日本は自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。

ということであります。


「開戦は避けられたのではないか」
という意見が、今でもありますが、私は、それは非現実的な意見だと思います。

・当時、日本は世界第三位の強国になろうとしていた。
・そして、アメリカとは国境を接する隣国だった。
(アメリカはフィリピンを領有、日本は台湾・パラオを統治していました)
・日本は中国大陸に治安をもたらそうと努力していたが、中国大陸における権益争いの目的で、アメリカ・イギリスは蒋介石を支援して、内乱が収まることのないように操っていた。
・ABCD包囲網による石油禁輸。
・そして、ハル・ノート。



ここまで悪条件が揃うと、宣戦布告しない理由が無いです。
もし、コレで宣戦布告しなかったら、日本はアメリカの植民地になっていたでしょう。

ギリギリの選択です。熟慮に熟慮を重ねた詔書だったことでしょう。
決して、侵略戦争を始めたわけではありません。


私は、戦争を賛美するわけではありません。
しかし、最終手段として、平和を守るための戦争、をしなくてはならない時もあります。
戦争も外交手段の一つなのであります。


と云うことで、12月8日。79年前、天皇陛下が大変な決断を下された日。我々は、正しく、その決断の意味を考える必要があります。


其では以下に原文全文を載せます。


詔書


天佑ヲ保有シ萬世一系ノ皇祚ヲ踐メル大日本帝國天皇ハ昭ニ忠誠勇武ナル汝有衆ニ示ス

朕茲ニ米國及英國ニ対シテ戰ヲ宣ス

朕カ陸海將兵ハ全力ヲ奮テ交戰ニ從事シ朕カ百僚有司ハ勵精職務ヲ奉行シ朕カ衆庶ハ各々其ノ本分ヲ盡シ億兆一心國家ノ總力ヲ擧ケテ征戰ノ目的ヲ達成スルニ遺算ナカラムコトヲ期セヨ
抑々東亞ノ安定ヲ確保シ以テ世界ノ平和ニ寄與スルハ丕顕ナル皇祖考丕承ナル皇考ノ作述セル遠猷ニシテ朕カ拳々措カサル所

而シテ列國トノ交誼ヲ篤クシ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ之亦帝國カ常ニ國交ノ要義ト爲ス所ナリ
今ヤ不幸ニシテ米英両國ト釁端ヲ開クニ至ル
洵ニ已ムヲ得サルモノアリ
豈朕カ志ナラムヤ

中華民國政府曩ニ帝國ノ眞意ヲ解セス濫ニ事ヲ構ヘテ東亞ノ平和ヲ攪亂シ遂ニ帝國ヲシテ干戈ヲ執ルニ至ラシメ茲ニ四年有餘ヲ經タリ
幸ニ國民政府更新スルアリ
帝國ハ之ト善隣ノ誼ヲ結ヒ相提携スルニ至レルモ重慶ニ殘存スル政權ハ米英ノ庇蔭ヲ恃ミテ兄弟尚未タ牆ニ相鬩クヲ悛メス
米英両國ハ殘存政權ヲ支援シテ東亞ノ禍亂ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス
剰ヘ與國ヲ誘ヒ帝國ノ周邊ニ於テ武備ヲ增強シテ我ニ挑戰シ更ニ帝國ノ平和的通商ニ有ラユル妨害ヲ與ヘ遂ニ經濟斷交ヲ敢テシ帝國ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ

朕ハ政府ヲシテ事態ヲ平和ノ裡ニ囘復セシメムトシ隠忍久シキニ彌リタルモ彼ハ毫モ交讓ノ精神ナク徒ニ時局ノ解決ヲ遷延セシメテ此ノ間却ツテ益々經濟上軍事上ノ脅威ヲ增大シ以テ我ヲ屈從セシメムトス
斯ノ如クニシテ推移セムカ東亞安定ニ關スル帝國積年ノ努力ハ悉ク水泡ニ帰シ帝國ノ存立亦正ニ危殆ニ瀕セリ
事既ニ此ニ至ル帝國ハ今ヤ自存自衞ノ爲蹶然起ツテ一切ノ障礙ヲ破碎スルノ外ナキナリ

皇祖皇宗ノ神靈上ニ在リ朕ハ汝有衆ノ忠誠勇武ニ信倚シ祖宗ノ遺業ヲ恢弘シ速ニ禍根ヲ芟除シテ東亞永遠ノ平和ヲ確立シ以テ帝國ノ光榮ヲ保全セムコトヲ期ス



御名御璽
昭和十六年十二月八日


Posted at 2020/12/08 08:32:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月08日 イイね!

大詔を拜し奉りて(東条英機首相談話)

大詔を拜し奉りて(東条英機首相談話)開戦の日、時の総理大臣東条英機氏は国民に向けて演説を行われました。其処には何故開戦に至ったか?の切々たる事実が述べられております。現代の我々は今一度其を知る必要がございます。


後の歴史を知る戦後世代からすれば、「中国侵略をやめられずに尚且つ勝ち目の無いアメリカと戦争を始めたA級戦犯」等と云う扱いを受けております。しかしながらそれはGHQによって敗戦後に歪められた歴史を押し付けられ、尚且つ東京裁判に依って既成事実化されたものなのであります。
学校で習った日本史が正しいとは限らないのであります。


※以下引用文

東条首相 ただ今、宣戦の御詔勅が渙発(かんぱつ)せられました。精鋭なる帝国陸海軍は、今や決死の戦いを行いつつあります。東亜全局の平和はこれを念願する帝国のあらゆる努力にもかかわらず、遂に決裂のやむなきに至ったのであります。過半来、政府はあらゆる手段を尽くし、対米国交調整の成立に努力してまいりましたが、彼は従来の主張を一歩も譲らざるのみならず、かえって英蘭比と連合し、支那より我が陸海軍の無条件全面撤兵、南京政府の否認、日独伊三国条約の破棄を要求し、帝国の一方的譲歩を強要してまいりました。これに対し帝国は、あくまで平和的妥結の努力を続けてまいりましたが、米国はなんら反省の色を示さず、今日に至りました。もし帝国にして彼らの強要に屈従せんと、帝国の権威を失墜、支那事変の完遂を切り得たるのみならず、遂には帝国の存立をも危殆(きたい)に陥らしむる結果となるのであります。事ここに至りましては、帝国は現下の時局を打開し、自存自衛を全うするため、断固として立ちあがるのやむなきに至ったのであります。


今、宣戦の大詔を拝しまして、恐懼(きょうく)感激に堪えません。私、小なりといえども、一身を捧げて決死奉公、ただただ宸襟(しんきん)を安んじ奉らんとの念願のみであります。国民諸君もまた、己が身を省みず、醜(しこ)の御盾たるの光栄を同じくせらるるものと信ずるものであります。およそ勝利の要決は、必勝の信念を堅持することであります。建国二千六百年、我等(われら)は未(いま)だかつて戦いに敗れたことを知りません。


この史蹟(しせき)の回顧こそ、いかなる強敵をも破壊するの確信を生ずるものであります。我等(われら)は光輝ある祖国の歴史を断じて汚さざるとともに、さらに栄えある帝国の明日を建設せんことを固く誓うものであります。

 
省みれば我等は、今日まで隠忍と自重との最大限を重ねたのでありまするが、断じて易きを求めたものでなく、また敵の強大を恐れたものでもありません。ひたすら世界平和の維持と、人類の惨禍の防止とを護念(ごねん)したるにほかなりません。しかも敵の挑戦を受け、祖国の生存と権威とが危うきに及びましては、決然立たざるを得ないのであります。当面の敵は物資の豊富を誇り、これによって世界の制覇を目指しておるのであります。この敵を粉砕し、東亜不動の新秩序を建設せんがためには、当然、長期戦たることを予想せねばなりません。これと同時に、絶大の建設的努力を要すること、言を要しません。かくて我等は、あくまで最後の勝利が祖国日本にあることを確信し、いかなる困難も障碍(しょうがい)も克服して進まなければなりません。これこそ、昭和の臣民我等に課せられたる天与の試練であり、この試練を突破して後にこそ、大東亜建設者としての栄誉を後生に担うことができるのであります。

 
この時に当たり、満州国及び中華民国との一徳一心の関係いよいよあり、独伊両国との盟約、ますます固きを加えつつあるをきん快とするものであります。帝国の隆替、東亜の興廃、まさにこの一戦にあり。一億国民が一切を挙げて、国に報い、国に殉ずるの時は今であります。八紘(はっこう)を宇と為す皇謨(こうぼ)の下に、この尽忠報国の大精神ある限り、英米といえども何ら恐るるに足らないのであります。勝利は常に御稜威(みいつ)の下にありと確信致すものであります。私は、ここに慎んで微衷を披瀝(ひれき)し、国民とともに大業翼賛の丹心を誓う次第であります。終わり。
Posted at 2020/12/08 08:30:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月08日 イイね!

大東亜戦争開戦79周年記念日

大東亜戦争開戦79周年記念日本日は我等が父祖の代に於いて一大決心を成された日であります。

我帝国陸軍の英領マレー半島上陸と、海軍に依るハワイ真珠湾奇襲で始まった大東亜戦争(戦後は太平洋戦争の呼称が一般的ながら正式名はこちら)の幕開けであります。


以下に当時歌われた楽曲の中でも著者の特にお気に入りのものの歌詞をあげてみました💪


白人至上主義に楔を打った日本人としての誇りを今一度自覚すると共に、大国が我が物顔で振る舞うのを潔しとせずに立ち向かい、真の国際平和を希求し、人種平等を掲げて戦った先人達の意義・事実の大切さを考えて参りましょう🎌


大東亜決戦の歌

作詞 伊藤 豊太・作曲 海軍軍楽隊

一、起や忽ち撃滅の かちどき挙がる太平洋 東亜侵略百年の 野望をここに覆す いま決戦の時来る

二、征くや激しき皇軍の 砲火は哮ぶ大東亜 一発必中肉弾と 散って悔いなき大和魂 いま尽忠の時来る

三、見よや燦たる皇国の 歴史をまもる大決意 前線銃後一丸に 燃えて轟くこの歩調 いま興国の時来る

四、いざや果たさん十億の アジアを興す大使命 断乎膺懲堂々と 正義貫く鉄石心 いま決戦の時来る


大東亜戦争海軍の歌

作詞:河西 新太郎
作曲:橋本 国彦

著作権:無登録

一、
見よ檣頭(しょうとう)に思い出の
Z旗高く翻(ひるがえ)る
時こそ来たれ令一下
ああ十二月八日朝
星条旗まず破れたり
巨艦裂けたり沈みたり

二、
あの日旅順の閉塞(へいそく)に
命捧げた父祖(ふそ)の血を
継いで潜(くぐ)った真珠湾
ああ一億はみな泣けり
帰らぬ五隻九柱(くはしら)の
弾と砕けし軍神(いくさがみ)

三、
凍る海から赤道の
南へかけて波万里
艦旗は競う制海の
ああ伝統の海の民
マレージャバ沖珊瑚海
英蘭今ぞ影もなし

四、
水漬く屍(かばね)と潔く
散りて栄(は)えある若桜
見よ空ゆかば雲に散る
ああ壮烈の海の鷲
爆弾抱いて体当たり
微塵に砕く敵の艦(ふね)

五、
進めば遙(はる)か印度洋
世紀は讃(たた)う気は澄みて
微笑む南十字星
ああ大東亜光さす
無敵の誇りくろがねの
聞け艨艟(もうどう)の旗の風

朝日新聞社選定
昭和十七年七月
コロムビア100538
酒井弘唄



Posted at 2020/12/08 08:27:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月08日 イイね!

再録・日米開戦前夜

霜月から師走へ変わった此の時期、思いを馳せるのはやはり昭和16年末の日米開戦前夜であります。


満州、支那事変を通じて大陸の安定化を目指す日本。其に対し挑発的な態度で応じるアメリカ。8ヶ月に及ぶ交渉の末に出した答が11/26に出されたハル・ノートであります。



一見すればそこそこ魅力的に見えるかもしれませんが、明治以降、我が国が血を流して得たものを全て捨てよと云うものでありました。




同日に現在の北方領土の択捉島から帝国海軍第一機動部隊が出撃。目指すは一路ハワイ真珠湾のアメリカ太平洋艦隊の基地。


交渉が纏まれば撤退。米国もし反省せずんばやむ無し…。

出された決断は?


昭和16年12月1日御前会議決定


「11月5日決定の帝国国策遂行要領に基く対米交渉遂に成立するに至らず」「帝国は米英蘭に対し開戦す」


其の一週間後の12月8日、ついに大東亞戦争開戦。海軍の第一機動部隊へは「ニイタカヤマノボレ」。陸軍へは「ヒノデハヤマガタトス」と云う暗号文でありました。


ハワイ・真珠湾から西太平洋、南方(今の東南アジア)方面に放たれた征矢は地上部隊、艦船部隊の他に陸軍の陸鷲、海軍の海鷲と呼ばれた我が精強なる航空部隊により、数百年に渡り現地を植民地化し、民を虐げ、暴利を貪り、私服を肥やす人類共通の敵・白人の毒牙たる米英蘭に対し、空から降り注ぐ正義の鉄槌として進められました。


連日に渡る出撃!我が航空隊の向かう所敵はなく、次々と敵機は落ち、敵艦は沈み、水を漏らさぬ編み目の如く浸透する地上部隊により敵陣に翻る日章旗。解放を分かち合う皇軍と現地人。挙がる輝かしい大戦果!


緒戦の勝利は正に明治以降、欧米列強とのコンプレックスに悩まされていた日本人にとっても、それを吹き飛ばすものでありました。


しかしながら本当の戦いは正に其の後にあったと云うのは歴史の示す通りであります。


戦に命を捧げられた英霊の方々に対し、合掌、最敬礼。

Posted at 2020/12/08 08:24:35 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「皆様、お疲れ様です。今宵も寝る迄頑張りましょう。

よろしく御願いしますヽ(´エ`)ノ


そして本日は元・乃木坂46・3期生勇士・山下美月氏の第26回御生誕記念日であります🎂


卒業後も芸能界各戦線で大手柄の同氏。


今後益々の御活躍、御健勝、武運長久を御祈りします🎌」
何シテル?   07/26 17:22
NAのパカ目ライトに惚れ込んでおりマス♪ 免許をとって最初に乗ったのが、当時父の 所有する赤のNAでした。 今ではありませんが、 就職を機に私が...
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2025/06/26 21:32:01
15インチ化のためリヤキャリパー切削加工等 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/24 06:35:35
ABSユニット交換・リセット手順 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/24 04:32:25

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター NA初号機 (マツダ ユーノスロードスター)
愛車は幻のつるつるデフ!2185番台の元年式です(トラクション向上の為に2016年にNA ...
その他 その他 その他 その他
居合斬りでお世話になってる愛刀です。 ユーノスのステアリングと同じか、 それ以上に握る ...
マツダ ロードスター ND弐號機、2815(人馬一体のND5) (マツダ ロードスター)
2017年4月20日無事に納車しました。現代によみがえったクラシックレッド、ND NR- ...
マツダ RX-7 マツダ RX-7
著者が産まれる前、物心つく以前から存在した親父様所有のファミリーカー(1978〜1991 ...
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