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奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2020年04月07日 イイね!

戦艦大和の沖縄特攻から75年





今から75年前の4/7は私の父方祖母の弟さんが帝国海軍を代表する戦艦大和に乗り込み、護衛駆逐艦隊と共に沖縄特攻作戦に参戦・24歳で散華された命日でもあります。


例年ならば靖国神社へ国家守護に命を捧げられた英霊に対し、感謝の意を示すお詣りをするところでありますが、武漢ウイルスの影響もある為に断念。代わりに心の中でお祈りしました。


当時沖縄には陸海空含め圧倒的な大軍の米軍が来襲し、我が陸海軍は特攻隊を主力とした総力をあげた戦いをしておりました。


大和は沖縄に突入成功した暁にはその巨砲でもって敵を蹴散らし、最後は島に乗り上げて沈まぬ陸上砲台となるつもりであったとのこと。


米軍側は戦艦を多数繰り出して砲撃戦で倒すか、航空機による撃沈を計画。


史実では後者により、大和は無念にも沈められてしまいました。


祖母の話では弟さんは大和自慢の世界最大の46cm一番砲搭勤務であったとのこと。


もし米軍が航空機ではなく戦艦部隊を繰り出していたら?


同じ多勢に無勢とは言え、航空機相手では威力の発揮出来なかった主砲も、米軍一流の戦艦部隊と史上空前絶後の砲撃戦を展開したことでありましょう。


1905年の日露戦争での日本海海戦に依るバルチック艦隊撃滅の教訓から、帝国海軍は30年以上に渡る月月火水木金金と呼ばれた戦艦に依る艦隊決戦の猛訓練を続けました。


ロンドン、ワシントン条約等々の軍縮会議に依り、米英の戦艦保有数に対して少なくする制限を受けてしまった帝国海軍。「敵との物量は訓練の質量で補うべし!」との掛け声の下、雨の日も風の日も、どんな環境下でも必ずや命中させる必中弾に掛けた先人達の思い…。


大東亜戦争は航空兵力に依る決戦で、既に戦艦は時代遅れとなってしまい、此の努力も水泡に帰してしまったというのが後世の評価であります。


其だけにもし米の戦艦部隊と戦うことが出来たならば、祖母の弟さんも帝国海軍軍人として、戦艦大和も大日本帝国海軍の終焉を象徴する最後の戦いに、其々武人の本懐を遂げられる死に場所を得られたのではあるまいか?と考えると、無念やる方ない思いでもあります。


風に舞い散る桜花、此の花びらの様に散華された弟さん、多くの英霊の方々、そして旧敵国将兵に対し、哀悼の意を表し、改めて平和への感謝を示しつつ、合掌敬礼の意を表します。
Posted at 2020/04/07 08:40:55 | コメント(3) | トラックバック(0)
2020年04月05日 イイね!

「ダメ人間」としての橋本奈々未氏

「ダメ人間」としての橋本奈々未氏卒業・引退から3年が経過するも、未だに強い人気を誇る我が永遠の推しメンにして、乃木坂46創成期の「軍神」橋本奈々未氏(通称・ななみん)。ファンの間では今や神格化されて久しい氏でありますが、一人の人間として素の顔を見せる氏について詳細に書かれたブログを目にしましたので、長文ながら以下に引用掲載します。



【乃木坂46】ダメ人間・橋本奈々未

長江貴士

2020/02/12 06:33

2017年2月20日、橋本奈々未は自身の誕生日を目処に、乃木坂46から卒業することを発表した。乃木坂46の初期からずっと第一線で活躍し続けてきた橋本奈々未が果たした役割はとても大きいだろう。さらに橋本奈々未自身も、その聡明さ、あるいは知性によって高く評価されてきた。「アイドルらしくない」と言われる佇まいを見せる橋本奈々未は、その特異な存在感で独自の地位を作り上げたと言っていいのではないかと思う。

しかし彼女は、自分の捉えられ方について困惑する機会が多かったという。

【勉強ができると思われているかもしれないけど、若いときからアイドルを始めた方たちは、仕事でなかなか高校に通えないけど、私は普通に授業に出られていただけ。クールと言われているけど、感情の起伏が激しくて、楽屋ではひとりですごい騒いでいますから。
一番抜け出したいのは「できて当たり前」「しっかり者」というイメージ。本当はダメ人間なんですよ】「アイドルspecial2015」

橋本奈々未を「ダメ人間」だと捉えている人間はいないだろう。あまりにも、橋本奈々未のイメージからかけ離れている。何でもこなし、自分なりの考え方を持ち、常に知性を感じさせる彼女には、あまりにも似つかわしくない。とはいえ、自己認識と見られ方に差があると感じているのなら、その差を埋める努力をしてあげたい、という気持ちもある。

【ただ私は、見た目と中身が、だいぶ違うんですよね。どうしても見た目先行で色々なことが進んじゃうんですけど、あまりイメージと直結させないでほしいなとは思います。クールって言われることが多いけど、中身は全くクールではないんですよ】「アイドルspecial2016」

橋本奈々未は、こんな風にも語っている。

【映画で一緒になったいくちゃん(生田絵梨花)と(秋元)真夏と「アイドルと女優の違い」を話したときに思ったんです。アイドルは自分の色を出して分かってもらうことが仕事。だけど、女優さんは色を付けないのが仕事で、役によって色を付けるから無色でいなきゃいけないんだろうなって。
アイドルの場合はグループの中でキャラができて、それがずっと継続されてしまう。乃木坂46の中にいる橋本奈々未としてはいいけど、それが私の本質だと思われるのはどうなんだろうなって】「アイドルspecial2015」


橋本奈々未は乃木坂46を卒業して、芸能界を離れた普通の社会で生きていく。今彼女は、「乃木坂46の中にいる橋本奈々未」として捉えられている。そして、乃木坂46の卒業と同時に芸能界を去る決断をした橋本奈々未は、「乃木坂46の中にいる橋本奈々未」という捉えられ方から脱する術をほとんど持たないと言っていいだろう。

僕の文章がその役を担えるとは到底思えないが、橋本奈々未を、自身がそう望むように「ダメ人間」というキーワードで切り取ってみたい。今回の記事はそんな動機で書かれている。


【「できて当たり前」みたいに見られても、私は特に何が秀でているわけでもないんですよ。むしろ、できてないことのほうが多いので、「損してるな」と思うときも正直あります。イメージから外れたことをすると「そういうことをするのはおかしい」と言われることもあるんです。何も考えずに書いたブログが深読みされることもあるし、自由が狭まっているのかなと感じることが増えました】「アイドルspecial2015」

繰り返すが、橋本奈々未は自己認識と見られ方の間にギャップを感じていた。僕自身も、冒頭で書いたように、橋本奈々未は何でも出来るし、知性を感じさせる人間だとずっと感じていた。僕は乃木坂46の中では齋藤飛鳥がダントツで好きだが、齋藤飛鳥のインタビュー目当てで買った雑誌の中に他のメンバーの記事があれば読む。その中で、価値観や考え方や言葉のセレクトに最も琴線が触れるのが橋本奈々未だ。だから僕自身も、橋本奈々未を「ダメ人間」だと思ったことなどなかった。

何故そこにギャップが生まれるのか。考えた僕は、こんな結論に達した。
「橋本奈々未は、鎧だと思って身につけたものを武器だと捉えられているのではないか」と。

橋本奈々未は自分自身を、こんな風に捉えている。

【私、もともと自分に自信がないタイプなんですね】「別冊カドカワ 乃木坂46 Vol.1」

【10代の頃は、人と目を合わせられなくてバイトの面接で落ちまくりました。強くなりましたね】「アイドルspecial2017」

【(とあるMVについてのコメントで)私もこのキャラもコミュ障なので通ずるものがありました】「乃木坂46映像の世界」

【私もだよ。めちゃくちゃズボラで気分屋だから、それを理解してもなおグイグイ来てくれる人や、私と同じズボラな人としか仲良くなれない】「乃木坂46×プレイボーイ2016」

乃木坂46にはこういう、自分を低く捉えるメンバーが多いが、橋本奈々未もそうであるようだ。スボラで自信がないコミュ障。そういう自分を指して「ダメ人間」だと評しているのだろう。

そして、そんな「ダメ人間」だからこそ身についただろう力がある。それが「観察力」だ。

「ダメ人間」であっても、何とか生きていかなければいけない。そういう時どうするかは、人それぞれ様々だろう。無理して「デキる人間」という仮面を被る者もいるかもしれないし、引きこもってしまう者もいるかもしれない。橋本奈々未は、「観察する」という方法で「ダメ人間」なりに生きていこうとした、というのが僕の仮説だ。根拠はないのだが、そう考えないと、「橋本奈々未が自身をダメ人間だと感じている」という事実と、「橋本奈々未が他者から圧倒的な知性を感じさせる」という事実が結びつかないと僕は感じる。

まず橋本奈々未は、自分自身を観察した。どんな時に自分はうまくいかないのか、どういう条件で自分は失敗するのか、何が原因で自分の悪い部分が表に出てしまうのか、逆に自分が良く出来るのはどういう時なのか…。きっと彼女は子供の頃から、こんな思考を繰り返していたのではないか。自分が「ダメ人間」であるという自覚があるからこそ、それでもなんとか生きていくために徹底的に自己分析する。自分のことを出来る限り理解することで、自分の弱い部分・ダメな部分を捉え、先回りしてそこを保護する。


そう、橋本奈々未にとって「観察力」は、ある種の鎧として機能していたと思うのだ。自分には良いところなど少ないと感じていた彼女は、高い観察力によって自分の弱さを見極めておく。

そしてその弱さをきちんと「言葉で捉える」ことによって、あらかじめその場所の防御を高めておく。言語化するというのはある意味で「近似する」というのと同じだ。多少のズレがあっても、その弱さをきちんと言葉で捉えることで近似し、分かりやすい形で保持しておく。「体調が悪い」だけでは対処の仕方は無限にあるが、「風邪」「インフルエンザ」「気管支炎」などの病名がつけば対処の仕方がはっきりするように、言語化によってよりシンプルに捉え、対処しやすくし、その場所の防御を高めやすくする。

そんな風にして彼女はなんとか生きてきたのではないか。

しかし、当然と言えば当然ではあるのだが、その高い「観察力」と鋭い「言語化」は、他者に向けられればもの凄く強い武器になる。

乃木坂46に入る以前の橋本奈々未がどんな人間だったのか、僕には知る由もないが、想像力を膨らませれば、乃木坂46に入ってからその武器が顕在化したと考えることも出来る。それまでは、他者に対して観察力が発揮されても、それを披瀝する場がなかった。普段のおしゃべりの中で話すようなことでもないし、コミュ障だと自分で言っている橋本奈々未は、そこまで交友関係が広かったわけでもないのだろう。しかしアイドルになり、しかも乃木坂46のメインとして一線で活躍する中で、橋本奈々未はそれまでの人生で問われることのなかった問いを投げかけられるようになった。それらに対して「観察力」と「言語化」を発揮することで、それらが始めて武器として認識されるようになったのではないか。

橋本奈々未の「メンバー評」は、とても面白い。

【いまの話(※松村沙友理が自身をKYだと語る話)を聞いて思うのは、きっとさゆりんは自分があるからそうなるんだろうなって。自分がおもしろいと思うことだったり、正しいことやまちがってることが自分の中でちゃんと整理がついてるんだよ。その基準で周りで起こることを見て、自分の基準で笑えたり怒れたりするから、結果的に「合わない」と思うことが多いのかもしれない】「BRODY 2016年10月号」

橋本奈々未は、他者の本質を捉え、それを別の人間でも理解できる言葉にまとめ上げる能力が卓越している。それは、「ダメ人間」であるが故に自分自身に向け続けてきた「観察力」が他者に発揮されることによって実現しているのだと思う。

西野七瀬についても、こんなことを書いている。

【西野は「許容範囲が広い」人ですね。人に何かされて「いいよ」っていう意味じゃなくて、例えばですけど、寒くなってきた秋口におじさんが半ソデで交通整理をしているとすると、私だったら「寒そうだな」くらいで終わるんですけど、西野の場合は「あのおじさん可愛い」って感じになるんですよ。「一生懸命、棒を振ってんねんで。可愛いなぁ」みたいな。実際にそういうことがあったわけじゃないんですけど。普通の人だったら、その物ごとに対して特別な感情を抱かなかったり、興味を持たないだろうなっていうことにも、わりと感情を持つというか…。そういう「許容範囲の広さ」が人気なんだと思います】「BUBUKA 2016年4月号」

西野七瀬を「許容範囲が広い人」と捉え、瞬時に例え話も作り出す能力は、やはり図抜けている。

その「観察力」は、何も人にだけ向けられているわけではない。

【でも、何も印象に残らない作品よりは、今でも「あのシーンはなんだったんだ」と議論される作品のほうが、アイドルのMVとしては成功だったんじゃないかと思います】「MdN 2015年4月号」

【私が苦手な部分は誰かの得意ジャンルだったりするので。集団の強みはそこだと思っています】「別冊カドカワ 乃木坂46 Vol.1」

引用したのは乃木坂46に対するものだけだが、橋本奈々未の「観察力」は、事象にも概念にも発揮される。どんな物事に対しても高い観察力を発揮し、それを的確に言語化していく力は、圧倒的な知性を感じさせる。多くの人が持つ橋本奈々未に対するイメージは、こんな風に作り上げられたのだろうと思う。

しかし、だからこそ橋本奈々未はギャップを感じることになる。彼女にとって「観察力」と「言語化」は、「ダメ人間」である自分を生きさせるための手段でしかなかった。しかしそれが結果的に、自分に知性というイメージをもたらすことになった。その違和感を、橋本奈々未は感じるようになっていったのだろう。

【私はもともと普通にパッと発言したことが、深読みされやすい立ち位置にいるらしいので、かなり発言には気をつけてきたんですけど】「乃木坂46×プレイボーイ2016」


【自分が思ってる自分が「自分じゃない」って言われることがあるんですよ。「ななみんってこうだよね」っていうイメージがひとり歩きしちゃうんです。あるひとつのことに周りから見た自分のイメージが付け加えられていって、自分が思った通りにやったことが「それはちょっとらしくない」って言われてしまったり。そうすると「あれ?私って本当はそうだったのかな?」って(笑)。どこからが本当の自分の意志でやっていて、どこまでが周りに求められてやっていることなのか、たまにその境界線がわからなくなることはありますね。その積み重ねによって自分が変わっていってしまうのかもしれないとは感じていて。自分の価値観は大切にしたいけど、それが知らずしらずのうちに外からの力で変わっていくこともあるのかもしれない…うーん、難しいです(笑)】「BRODY 2016年10月号」

こういう怖さは、少しは理解できる。僕も、当然橋本奈々未とは比べ物にはならないが、似たようなことを感じることがある。他者からの見られ方、評価のされ方に怖くなることがある。僕は意識的に、自分の評価を下げるような行動を取ってバランスを取ろうとする。しかし、今や国民的アイドルグループの一員であり、その中でも人気の高い彼女は、外からの自分の評価を自己認識に近づけるような行為を考えなしにすることは許されない。その窮屈さみたいなものも彼女を卒業へと向かわせたのではないか。インタビューの端々からそんなことを感じることがあった。


もう一つ、橋本奈々未を「ダメ人間」として捉える軸がある。それは彼女のこんな発言から読み取ることが出来る。

【これをサービス精神と言っていいかはわからないんですけど、少なくとも私は自分のためにはがんばれないんですよ】「BRODY 2016年10月号」

この発言も、「ダメ人間」というキーワードで捉えることが出来る。僕もそうだが、自己認識が低い場合、そんな自分に対して全力を出すことはとても難しい。「自分のためにはがんばれない」という認識を持っている橋本奈々未が自身のことを「ダメ人間」と捉えているということが如実に現れた発言だと僕は感じる。

【私、自分自身に自信がないので、「私のどこがいいんだろう?」とか「どうして私を応援してくれるんだろう?」って思ってしまうんです。でも、ファンの人やスタッフさんが褒めてくれたり、期待してくれることによって、「この人たちは裏切れないな」っていう思いで、なんとか踏ん張ってここまでやってこれました】「BUBUKA 2016年4月号」


アイドルとして優等生的な発言だと捉える向きもきっとあるのだろうが、本心なのだろうと僕は思う。結果的に彼女は、自分を「押し流してくれる環境」にいられた。乃木坂46のメンバーとして、第一線のアイドルでいるというのは、無数の期待の中にいるということだ。無数の「誰か」のために、という意識は、自身を「ズボラ」とも評する橋本奈々未をきちんと自立させる環境だっただろう。

しかし一方で橋本奈々未は、無数の「誰か」に対してこんな風にも感じていた。

【はい。私は昔から憧れって感情を抱いたことがなくて(笑)。だから羨ましいじゃないけど、自分が必死になれるということは、自分が役に立ってると感じられるということだと思っていて。さっきと同じような話になりますけど、自分がいちばん活き活きして必死になれるときって、自分になにかしてあげてるときじゃなくて、ひとの役に立っていたりひとに求められていることが目に見えてわかるときなんだろうなって思ってます。このお仕事をしていると、どうしてもそれが伝わりづらくて。求めてくれるひとに自分がしたことが与えている影響って、まったく自分があまり知らないところで起こっているわけじゃないですか。だから握手会で「こういうときにこういうことを言ってくれたからがんばれました」みたいに言われるのはすごくうれしいけど、自分の中でまったくリアリティが伴ってこないんですよね】「BRODY 2016年10月号」

無数の「誰か」による期待は、数だけは圧倒的だが、ひとつひとつをはっきり認識することはとても難しい。料理を作って誰かに食べさせる、みたいなことは、自分のした行為とその結果が直結する分かりやすい行動だ。しかしアイドルというのは、大昔と比べれば格段にファンとの距離は近づいたとはいえ、自分のした行為とその結果が強く結びついたと感じる機会が少ない。橋本奈々未はそんな風に捉えている。

【やっぱり私は、働いているべき性格というか「“働くこと”が生きていく上でのモチベーションにつながっていくタイプ」だと思っているんです。だから、お仕事が変わっても、「自分がやるべきことだ。どう貢献できるかな」と考えて、行動していくことが一番嬉しいことになっていくと思います】「乃木坂46×プレイボーイ2016」


僕はどこかで彼女が、「裏方さんのような縁の下の力持ち的な仕事が自分には合っていると思う」というような発言をしているのを目にした記憶もある。そんな彼女の意識は、「サヨナラの意味」のMV撮影の時にも発揮されていたようだ。

【ミュージックビデオの撮影で、初めてセンターの責任を感じました。台風が迫る中、雨に振られてみんながびしょ濡れになり寒い思いをしていたので、「このシーンは雨の中で撮る必要が本当にありますか?」とスタッフさんに聞きました。もしセンターでなければ、寒いけどガマンと思うくらいだったかもしれない。センターとはグループの代表として、周りのメンバーに対してこういう風に感じるんだなと思いました】「日経エンタテインメント!2017年2月号」

また、これは橋本奈々未に限らず乃木坂46のメンバーの多くが口にすることでもあるのだが、MVを始めとした乃木坂46のクリエイション全体に対しても、こんな意識を持っている。

【かわいく明るく撮ることを優先しているアイドルグループは多いと思うんですけど、乃木坂の場合、メンバーは「かわいく撮ってもらいたい」とはもちろん思うんですけど、求められるのはそこじゃなくて作品としての完成度が優先されるというか】「MdN 2015年4月号」

「ロケ弁が食べられると思って」アイドルになった橋本奈々未は、アイドルという「職業」に何か期待を持っていたわけではなかっただろう。そんな環境で「誰かのために」という意識で努力を続けた結果、彼女はトップアイドルになった。「ダメ人間」という意識が、自分で人生を切り開くのではなく、誰かによって求められた道を進むという意識を生んだのだろう。そしてそれを徹底したからこそ、彼女はトップアイドルになれたのではないかと思う。しかし、アイドルとしての階段を駆け上がれば上がるほど、彼女の「役に立っているという実感を得たい」という感覚からかけ離れてしまう。忸怩たる思いがあっただろう。求められる自分と本来の自分の差も激しくなり、自分がどうあるべきか分からなくなっていきもしただろう。

【今は夢も目標もない状態なんですよ。何かしたいことがあるかって聞かれても、何もしたいことがないんです。余計に、今目の前にあることをやるしかなくて。やっていくうちに何か見つかればいいなという感じです。】「アイドルspecial2016」

【色々なことを経験したし、様々な現実を知って、これは自分には難しいなとか、適正がないかなとか判断してきた結果、徐々に選べることが狭まってきた。その中で、自分がこれをやりたいというものに出合えれば、今頑張っている意味はあるのかなって思います。
かつての夢は何一つとしてかなっていない。でも、今もう一度そのときに戻ってやり直したいかというと、そこまでのこだわりもない。だからこの先、新しく何かやりたいということが、きっとまた見つかるはずだと思ってやっています。漠然と何もないところを走るのは、ゴールが見えない中をひたすら走るようなものなので、たまにしんどくなることもあります。それでも家族を支えなきゃいけないという思いがあるので、早く何か見つけたいですね】「アイドルspecial2016」

夢も目標もない、と語る橋本奈々未は、「何でも出来る」「知性的だ」という「乃木坂46の中の橋本奈々未」のイメージに応えるために努力した結果、求められることはなんでもやれてしまう人間になった。「乃木坂工事中」の放送作家の一人が、「橋本奈々未が恥ずかしいことになっているのを見た記憶がない」と語っていたが、本当にその通りだろう。しかし、器用に何でも出来てしまうが故に、「アイドル」という枠組みの中にいる限り夢も目標も見つけられない、と感じるようにもなっていったのだろう。

【めまぐるしい時間のなかで、目の前のことをやりきるのに精いっぱいになり、15年にインタビューでは「夢も目標もない」と言いました。自分自身の新たな夢や目標を持つために卒業する道を選んだのかもしれませんし、前向きに見つけていくつもりです。
漠然と「自分に正直にありたい」と思い続けて生きてきました。それが今の私にとって何よりの目標ですし、ずっと達成していきたい。それを実現するために自分の選択は間違ってなかったと思うし、今後もそれを実現できるよう、日々を過ごしていけたらいいなと思っています】「アイドルspecial2017」

卒業は橋本奈々未にとって、自分を見つめ直す一つの機会なのだろう。「ダメ人間」であるが故に「押し流してくれる環境」に心地よさを感じる彼女だが、しかしその環境に甘んじていては自分自身が失われてしまうとも感じている。「自分に正直にありたい」という目標を達成し、またやりたいことを見つけるためにも必要な手続きだったのだろう。一度離れてみて、結果的に彼女がやりたいことが芸能の仕事だとなれば、橋本奈々未ならいくらでも戻ってこれるだろう(まあ、その可能性は低いと思うが)。

【この5年間で私が乃木坂46でどんな役割を果たせたかは分かりません。メンバーやファンの方が寂しいと感じてくれたり、ぽっかりと穴が開いたと感じる部分があれば、そこが私の果たせたことなのかなと思います】「アイドルspecial2017」

卒業は橋本奈々未をどう変えるか。それを知る術はきっとないのだろうが、乃木坂46を離れてみて彼女が感じることをまた言葉で知りたいなと感じる。

(引用終わり)

結成から8年、新たなる坂を昇る乃木坂46。一方で一般人として違う道を行く橋本氏。形は違えども引き続き応援して行く所存であります。
Posted at 2020/04/05 09:26:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年04月03日 イイね!

考・2,26事件と現代社会

考・2,26事件と現代社会2,26事件とは、昭和11(1936)年に帝国陸軍の皇道派と呼ばれた青年将校達が起こしたクーデター事件であります。其の背景には昭和恐慌に依る農村の貧窮(婦女子の身売りやら、欠食児童等々現代日本の貧困問題にも酷似)の一方、何ら手を打てない政府、富を独占して私腹を肥やす財閥に対して向けられた敵意から来たものでありました。


戦後の歴史教育に於いては、平たく言えば「此の事件を契機に右翼的思想の者達が軍部独裁ファシズム政権樹立に向かい、中国、東南アジアへの無謀な侵略戦争を推し進めて結果的に国を滅ぼした」と云うものでありました。


しかしながら、歴史はそんなに単純なものではありません。前述の226事件もよくよく紐解けば共産主義的暴力革命が根底にあるのであります。ソビエトコミンテルンを祖とする此の思想は、結果的に日中の対立をあおり、更には欧米列強とも共倒れさせ、一挙に世界を支配しようとするものでありました。


GHQのウォーギルドインフォメーションプランにより戦前の大日本帝国を全て悪と洗脳し、東京裁判をでっち上げたことで戦後日本はスタートした訳でありますが、其の尻馬に乗った共産党、社民党、日教組、NHK、文部省、朝日新聞等々の左翼勢力が国権に幅を利かせ、反対意見には「軍国主義者!」「平和憲法を守れ!」と言ったようなレッテルを貼り付けて言論弾圧をしたのであります。戦前戦中に「非国民だ!」と、反対派を弾圧した者達と、正義がひっくり返っただけで何ら変わってないのであります。


彼等が理想郷などと言った共産主義思想の国家のもたらしたものは一体何か?其は1億人を越す罪無き人々の虐殺であります。


戦後75年、中国に関して言えば「侵略戦争ごめんなさい」で国民の血税を莫大なODAとしてばらまき、其が中国共産党の軍備拡張の手助けをしました。現在における中共のチベットや新疆ウイグル自治区に対する人権侵害を無視し、大陸封鎖をせずに武漢ウイルスを蔓延させたのは、対中利権を優先した政財界の要人に依るものであります。


正に現代に於ける国賊であります。更には習近平をトップにした中共こそが全人類にとっての「ウイルス」「病巣」なのであります。いずれも断固斬るべき天人共に許さざる敵であります。


我々は此の現実をしっかり受け止め、今正に目前のガン細胞を徹底的に殲滅させる巻頭に立たされております。


非常時日本、掛かる国難を打破するには一億一心、国民一人一人何が本当の敵か?をしっかりと見定めて、邁進せねばならんのであります。

Posted at 2020/04/03 22:00:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年04月03日 イイね!

もし支那事変に勝っていたら?

武漢ウイルスの影響ではないものの、最近支那事変について少々勉強中であります。

大陸戦線では数々の戦いがありましたが、有名な所では武漢作戦でありましょうか?















日露戦争と同じぐらいの犠牲を払いつつも此の戦闘でも敵の屈服は出来なかった訳ですが、もし日本が事変全体に勝利して居たらどうなって居たか?


恐らく現在の中国本土は経済大国としての日本と同様か、其以上に発達して居たと思われます。共産党独裁政治よりはよっぽどマシであったことでありましょう。


一方、漢民族は過去の征服王朝たる異民族をうまく取り込んで来た歴史もありますから、大陸と日本の行き来が頻繁になれば日本人が中国に同化して、大和民族が漢民族に飲み込まれていた可能性もあります。


そう考えると敗戦により、大陸から撤退出来たのは良かったのかも?とも言えそうです。
Posted at 2020/04/03 10:03:02 | コメント(2) | トラックバック(0)
2020年04月02日 イイね!

先日の乃木坂工事中特選場面

先日の乃木坂工事中特選場面現下非常時日本の様相でありますが、斯様な時こそ笑顔を忘れたくないものであります。

そんな最中、先日見た乃木坂46の冠番組内でのお笑いシーンをお裾分け(笑)

内容は真夏キャプテンが申し上げた言葉をヘッドフォンで耳栓した勇士達が口の動きだけで読み取り、其を次の者達へ同じように伝えて行くと云うものであります。



真夏キャプテン対白石氏、宿命の対決!



美の象徴・白石氏、すごい表情であります(笑)

白石氏「何だと?真夏の方が美しいだと?」



途中で違う意味になってしまった伝言…



真夏キャプテン御立腹!

真夏キャプテン「誰がヘボいって⁉️」



プンプンのお顔がよろしい(笑)





一方、久々の黒石氏発動!








久々に爆笑しました(笑)


しかしながら、白石氏が卒業されたら此の絡みも見れなくなるのが残念至極であります…😭
Posted at 2020/04/02 08:39:50 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2025年06月15日 08:25 - 06/16 09:12、
30.10 Km 3 時間 33 分、
1ハイタッチ、バッジ5個を獲得、テリトリーポイント20pt.を獲得」
何シテル?   06/16 09:12
NAのパカ目ライトに惚れ込んでおりマス♪ 免許をとって最初に乗ったのが、当時父の 所有する赤のNAでした。 今ではありませんが、 就職を機に私が...
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