• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2020年12月18日 イイね!

乃木坂46アンダーライブ2020in日本武道館当日

乃木坂46アンダーライブ2020in日本武道館当日表題の件、愈々待ちわびた本番当日となりました。有観客live参戦は昨年5月以来実に1年7ヶ月振り。同地での観覧は2015、2016年のクリスマスアンダーライブ以来となります。


参戦勇士達の戦闘序列は以下の如し!




自宅を出る前、乃木坂46創成期の偉大なる軍神・橋本奈々未氏の御真影・神棚を拝し奉り、同期(1期生)・後輩(2、3期生)勇士達各員の奮戦敢闘と、アンダーライブ全日程(18、19、20)の無事完走・武運長久を願い最敬礼("`д´)ゞ







橋本氏「皆!しっかり御奉公に励めよ!」



普段は神棚に祀ってある現代の刀(サイリウム)を入念に点検して鞄にしまいました。



チケットを確認すると、割合良席に。入場時間の割り当てが1630~1700の為、早めに出陣!










九段下駅を降り、向かって右手側の靖国神社の英霊へも黙礼・礼拝。どうか乃木坂46勇士達への御加護があらんことを…。


武道館入り口となる田安門。



緊張感溢れる会場周辺。久々の感覚と感動!







推しメングッズはモバメも取って居る佐藤楓氏にしました。









ソーシャルディスタンスの為に凡そ6000名程度と思われる会場の図。



我が観覧席よりステージ上を見る。





今回は武漢ウイルス対策の一環としてマスク着用義務化とコール(声援)が禁止。となると、如何にして盛り上げるのか?乃木坂46liveは勇士・ファン一同が渾然一体となって作るものだからであります。


そこで導入されたのがスティックバルーン二刀流。両手に持って切り結ぶと盛大な快音が発生します。つまりは此が今回の有観客live復活を祝す狼煙(のろし)・コールとなる訳であります。



「猪突猛進!!猪突猛進!!」

「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ 須らくひれ伏し!!崇め讃えよこの俺を!!」

「信じると言われたなら それに応えること以外考えんじゃねぇ!!」





二刀流といえば此方の御仁。人気劇画作品「鬼滅の刃」に登場する鬼殺隊勇士・嘴平伊之助(はしびらいのすけ)殿❗


きっと会場のどこかで応援してらっしゃるかも?(笑)


さあ、愈々開始迄15分前!スティックバルーンが割れんばかりに盛り上げて参ります💪
Posted at 2020/12/18 17:47:16 | コメント(2) | トラックバック(0)
2020年12月13日 イイね!

乃木坂46アンダーライブ2020in日本武道館

乃木坂46アンダーライブ2020in日本武道館表題の件、今年2月の8th birthday live以来10か月振りとなる有観客liveが開催されることが決定しました。


しかしながら、とどまるところを知らぬ武漢ウイルスの影響もあり、大幅な制約事項も御座います(以下一部添付画像はみん友さんのいぃ氏より拝借致しました)。












斯様な時節柄、開催にはファンの方々の間でも賛否両論の様ではあります。ただ、隠忍自重10ヶ月余り…。当の乃木坂勇士達にしても、やはり配信限定だけでは物足りなさを感じて居た様でありますので、漸く御客様方と直接相対しての御奉公の場を得られたぞ!という喜びの念も強かろうと察せられます。


勇士達の気持ちに報いるべく、ファン仲間でもある同僚に初日18(金)の抽選申込を。私が19(土)、20(日)の申込を行いました(重複不可、申込者と同伴者合わせて2枚迄可)。


結果の方は…?




私のは外れましたが、同僚が当ててくれました!💪

…しかし、喜びも束の間。同僚は所属先店舗の人手不足で希望休みがとれぬと連絡あり…。


已む無く私一人での参戦となります。


其処まで「密を避ける」をしなくても良かろうに…。天もなかなか酷な仕打ちをするものであります😭

同僚よ!きっと此の仇は取ってくるぞ!





さあ、合戦準備であります!("`д´)ゞ
Posted at 2020/12/13 17:06:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月12日 イイね!

乃木坂46創成期列伝4

乃木坂46創成期列伝4正式にメジャーデビューも決まり、益々錬磨に身の入る乃木坂46の33勇士達。表題曲である「ぐるぐるカーテン」は、食品メーカー明治の「明治手づくりチョコレート」のタイアップ曲に選ばれるなど順調な滑り出しでありました。



※2012年2月頃、記念すべき1thシングル「ぐるぐるカーテン」の発売時。バレンタインと合わせて明治とコラボレーション。橋本氏が後に棒読みのセリフ「そっちこそ」を発したことでいじられるきっかけとなったCM(笑)




ぐるぐるカーテンがBGMとして流れる。



お互いに交換し合うチョコレートを見せ合う。



白石氏「かわいいじゃん!」



橋本氏「そっちこそ!(やや棒読み具合)」








無論、順調とはいえども此の後5作連続で表題曲の選抜・センターに選ばれる生駒里奈氏や、どうしても出番の少くなくなりがちな非選抜・アンダーの17勇士達等々、各々が其々の立場で思い悩む種を内包して居りました。其でも立ち止まること、後へ退くことは一歩も許されません。前に進む以外に道は無かったのであります。何故ならば既に征矢は放たれ、時代の大きな潮流は渦巻いて居たからであります。


明けて2012年1月19日。東京ドームシティホール。栄華を極め、我が世の春を謳歌する公式ライバルAKB48。此の日は毎年ファン投票により人気のある楽曲を4日間かけて発表する「リクエストアワーセットリストベスト100(100の部分は後年更に拡大す)」と云うイベントが行われて居りました。


好機到来とばかりに初陣を飾るべく、乃木坂46選抜16勇士に下った命令は、この会場へ挺身的奇襲斬り込みをかけ、間髪入れずにぐるぐるカーテンを披露し、我らは公式ライバルであるという旨を高らかに全世界へ向けて発信し、宣戦布告の大詔を換撥すると云うものでありました。


其の任の重さはさすがに勇士達の胸中にも響くものがあり、選抜の1人である橋本氏も武者震いも収まらぬままに覚悟を決めるのでありました。


橋本氏「AKB48さんの大事なファンイベントへ斬り込む…。相当数の批判やら野次を四方八方より十字砲火の如く浴びるは必至。皆の精神面では相当な犠牲も覚悟せねばなるまい…。ええい!ままよ!その時来たらば我ら選抜・現役兵一同に、非選抜・予備役17名も投入し、33名総員残らず斬り死にするまでだ!我に倍する敵、恐るるに足らず!乃木坂の意地、とくとご覧あれ!堅き心の一徹は石に立つ矢の例(ためし)あり!」


四面楚歌、周囲をAKB48グループが円陣を組む中、寡兵をもって16勇士達は鬨の声をあげるのでありました。


乃木坂46勇士一同「せーの、のー、ぎゅ、ぎゅ~(せーの) 努力、感謝、笑顔、うちらは乃木坂上り坂46!!!

そして、いよいよ其の時が参りました。


※初代センター・生駒氏。






遂に始まった乃木坂46のサプライズステージ発表!

「うぬら!何奴か!?新興勢力か?」


突如として現れた可憐なる集団にAKB48ファン達の好奇の視線突き刺さる中、初代センターを勤めた生駒氏は極度の緊張感によりうち震えながら腹の底より元気を振り絞り、高らかに宣言しました。

「御一同様!無礼の談、平に御容赦!我々の名は乃木坂46であるぞ!」

「我々には越えねばならぬ壁がある…。敵は…、AKB48にあり!」




結成オーディションより約半年、ようやく同じ土俵に立った乃木坂46。いや、まだ其すらもおこがましい表されるかもしれない初登壇。此の瞬間から先、公式ライバルとして長く続く対AKB48戦争の幕開けでありました。


さてさて、其では当のAKB48諸氏達や会場の観衆の反応はどうであったか?それは以外や以外、拍手喝采の大歓声!


「よくぞ言った!」
「我らが好敵手!」
「望む所だ!」
「奮闘を期待する!」


と、凡そ批判的野次とは無縁の、勇気ある宣戦布告と敵対勢力の出現に好意的な反応でありました。


デビューシングル、ぐるぐるカーテンの発売は2012年2/22。冠番組「乃木坂ってどこ?」の企画により、勇士達各員が全国に散っての宣伝活動、ティッシュ配り、ミニイベント等の効果もあり、続々と上がる戦果はオリコンチャートの上位を飾り、販売枚数も10万枚以上を記録。


それから続く2枚目シングル「おいでシャンプー」に於いても同年5/2の同時発売という対決姿勢を見せたAKBグループの怪傑・指原莉乃氏のソロ曲「それでも好きだよ」を撃破(この時の講和条約を幕張宣言という)


ここまでの歩武を明治健軍の帝国陸海軍に例えるならば、旧士族の反乱鎮圧、西南戦争、台湾出兵、日清戦争と度重なる戦に勝利を納めた輝かしい戦歴と相通じるものがあります。


しかし、3枚目「走れbicycle」から「16人のプリンシパル」と呼ばれる講演は、死力を尽くした日露戦争と同様の死闘であり、後々の乃木坂の礎となるものでありました。

続く


※添付画像は上段から「おいでシャンプー」期の橋本、白石氏。「走れbicycle」期の橋本、白石氏。デビュー時より徐々に洗練されつつあるのが見て取れる。










Posted at 2020/12/12 09:39:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月08日 イイね!

帝国政府声明

帝国政府声明開戦の日、朝日新聞一面トップ下段に記された声明文(黒枠内)。



拡大図。

アジア解放を謳った箇所の抜粋。




大東亜戦争開戦にあたり、我が国は全世界に向けて其の意義・目的を発信されました。開戦の詔書や東条英機首相の演説文と精神は同じくするものであります。


決して此から世界制服をする等と云うものではありません。

逆に当時世界を支配していた欧米列強・白人勢力に対し、其の隷下にあえぐ国々の民を解放するとしたのであります。


大東亜戦争終結後に次々とアジア、続けてアフリカ諸国は独立を果たしました。


逆に連合国側はほとんどの植民地を失いました。


クラウゼヴィッツの戦争論には「戦争目的を達成した国が勝者である」とあります。


どちらが大東亜戦争に於ける本当の勝者か?其は言わずもがな、であります。


其では以下に読みやすく現代語訳、続けて原文を記して参ります。


帝国政府声明 午後 零時二十分發表】

恭しくも陛下より米英に対する宣戦の大詔が発せられたので、大日本帝国政府は国の内外に対し次の政府声明を発表する。東亜の安定を確保し、世界平和に貢献するのは、大日本帝国の不動の国是であり、それを実現するため大日本帝国は列国との友好を最優先してきた。しかしながら、蒋介石国民党政府は、いたずらに外国勢力と徒党を組んで、我が国に敵対し、その結果、支那事変の発生を見た。しかしながら、蒋介石の反発にも拘わらず、陛下の御威光により、大日本帝国陸海軍の向かうところに敵は無く、支那の重要拠点は、ことごとく大日本帝国陸海軍の占拠するところとなり、大日本帝国と志しをおなじくする人々により、南京に国民政府が樹立され、その支那国民政府と大日本帝国は、現在友好関係にあるのみならず、11ヶ国もの諸国が支那国民政府を支那に於ける正当政府として承認している。そして、これに敵対する蒋介石の重慶政権は、支那の奥地で無駄な抵抗を続けるのみとなってしまった。
こうしてようやく支那に平和が戻ろうとしている情況が出来つつあるのに、米英両国は東亜を永久に隷属的地位に置こうとする頑迷な態度を改めていない。それどころか、米英両国は奸計を労して支那事変の終結を妨害し、オランダをそそのかし、フランスに脅威を与え、大日本帝国とタイ国との親交までも妨害してきた。その目的は、大日本帝国とこれら東亜の南方諸国との共存共栄の道を阻害することである。


こうした米英両国の動きは、大日本帝国を敵視し攻撃しようとするものであるが、今回
米英は「経済断交」と言う暴挙を行うに至った。
国家間において「経済断交」と言うのは、宣戦布告に匹敵する敵対行為であり、国家としてそれを黙認できるものではない。
しかも米英両国は、さらに他の国々を誘い込み、大日本帝国の周辺で武力を増強し、大日本帝国の自立に重大な脅威を与えている。


大日本帝国政府はこれまで、上に述べたよう米英が大日本帝国の存立と東亜諸国の安定とに対して重大な脅威を与えて来ているにもかかわらず、太平洋の平和を維持し、全人類に戦禍の波及することがないよう堪忍自重し、米国と外交交渉を重ね、背後にいる英国並びに米英両国に附和雷同する諸国に反省を求め、大日本帝国の生存と権威の許す限り、互譲の精神をもって事態の平和的解決に努めてきた。


しかし、米国はいたずらに空虚なる原則を弄び、東亜諸国の現実を認めず、大日本帝国の真の国力を悟ろうともせず、武力による脅威を増大させ、大日本帝国を屈服させようとしてきた。その結果、大日本帝国は、平和的解決手段を全て失う事となった。


東亜の安定と帝国の存立とは、今まさに危機に瀕している。それ故米国及び英国に対し宣戦の詔勅が発せられたのである。


詔勅を承り、まことに恐懼感激に堪えないものがある。


帝国臣民は、一億鉄石の団結で決起勇躍し、国家の総力を挙げて戦い、東亜の禍根(白人支配)を永久に排除、聖旨にこたえ奉るべき状況となった。


世界各国が各々その所を得るべしと言う詔勅は、日星の如く明らかである。
大日本帝国が日満華三国の提携によって共栄の実を挙げ、進んで東亜諸国の興隆の基礎を築こうととしてきた方針は、もとより変るものではない。
また大日本帝国は、志を同じくするドイツ、イタリア両国と盟約し、世界平和の基調を糾すべく新秩序の建設に邁進する決意をますます強固にしている。


今回帝国は東南アジア地域に武力進攻せざるを得なくなったが、それは決して東南アジア住民に対して敵意を持つからではない。ただ、米英から東南アジア住民に対し加えられてきた暴政を排除し、東南アジアを白人によって植民地化される前の、明白なる本来在るべき姿へ戻し、ともに協力して繁栄することを願うからである。大日本帝国は東南アジアの住民たちがこの戦争目的を了解し、東亜に新たなる政治経済体制の構築を目差し共に行動することを疑わない。


今や大日本帝国と東亜の興廃は、この一挙にかかることとなった。全国民は、このたびの戦いの原因と使命に深く思いを馳せ、けっして驕ることなく、また怠ることなく、よく尽くし、よく耐え、それによって私たちの祖先の遺風を顕彰し、困難にあったら必ず国家興隆の基を築いた父祖の光栄ある歴史と業績と雄渾深遠なる陛下の統治を思い、万事にわたってソツがないようにすることを誓い、進んで戦争の目的を完遂し、陛下の御心を永遠に安んじ奉ることを期待する。


帝国政府声明・原文


【帝国政府声明 午後 零時二十分發表】
恭(やうやし)く宣戦の大詔(たいしょう)を奉戴(ほうたい)し茲(ここ)に中外に宣明す、抑抑(そもそも)東亞の安定を確保し、世界平和に貢獻するは、帝國不動の國是にして、列国との友誼(ゆうぎ)を敦くして此の国是の完遂を図るには、帝國が以(もっ)て国交の要義と為す所なり。然るに、曩(さき)に中華民国は、我真意を解せず、徒に外を恃(たの)んで、帝國に挑戦し来たり、支那事変の発生を見るに至りたるが、御稜威(ごりょうい)の下り、皇軍の向かう所敵なく、既に支那は、重要地点悉く我手に帰し、同憂具眼の士国民政府を更新して帝國は之と善隣の誼を結び、友好列国の国民政府を承認するもの已に十一箇国の多きに及び、今や重慶政権は、奥地に残存して無益の抗戦を続くるに過ぎず、然れども米英両国は東亞を永久に隷属的地位に置かんと頑迷なる態度を新たむるを欲せず、百方支那事変の収結を妨碍(ぼうがい)し、更に蘭印を脅威し、帝國と泰国との親交を裂かむがため、策動至らざるなし、仍(じょう)ち帝國と之等南方諸邦との間に共栄の関係を增進せむとする自然的要求を阻害するに寧日(ねいじつ)なし、その状恰も帝國を敵視し帝國に対する計画的攻撃を実施しつつあるものの如く、遂に無道にも、経済断交の挙に出づるに至れり、凡そ交戦関係にあらざる国家間における経済断交は武力に依る挑戦に比すべき敵対行為いして、それ自體默過し得ざる所とす、然も両国は更に與国を誘引して帝國の四辺に武力を増強し、帝國の存立に重大なる脅威を加ふるに至れり


帝國政府は、太平洋の平和を維持し、以(もっ)て全人類に戦禍の波及するを防止せんことを願念し、叙上の如く帝國の存立と東亞の安定とに対する脅威の激甚なるものあるに拘わらず、隠忍自重八箇月の久しきに亙(わた)り、米国との間に外交交渉を重ね、米国とその背後にある英国並びに此等両国に付和する諸邦の反省を求め、帝國の生存と権威との許す限り、互譲の精神を以て事態の平和的解決に努め、盡し、為す可きを盡くしたり、然るに米国は、徒に架空の原則を弄して東亞の明々白々たる現実を認めず、との物的勢力を恃みて帝國の真の国力を悟らず、與国(よこく)とともに露はに武力の脅威を増大し、もって帝國を屈従し得べしとなす、かくて平和的手段により、米国ならびに與国に対する関係を調整し、相携へて太平洋の平和を維持せむとする希望を方途とは全く失われ、東亞の安定と帝國の存立とは方に危殆に瀕(ひん)せり、事茲にに至る、遂に米国及び英国に対し宣戦の大詔は渙発せられたり、聖旨を奉体して洵(まこと)に恐懼感激に堪えず、我等臣民一億鐵石の団結を以て蹶起勇躍し、国家の総力を挙げて征戦のの事に従ひ、以て東亞の禍根を永久に芟除し聖旨に応へ奉るべきの秋なり


惟に世界万邦をして各各その處を得しむるの大詔は、炳(へい)として日星の如く、帝國が日満華三国の提携に依り、共栄の実を挙げ、進んで東亞興隆の基礎を築かくとするの方針は、固より渝(わ)る所なく、又帝國と志向を同じうとする独伊両国と盟約して、世界平和の基調を劃し、新秩序の建設に邁進するの決意は、益々牢固たるものあり、而して、今次帝國が南方諸地域に対し、新たに行動を起すの已むを得ざるに至る、何等その住民に対し敵意を有するにあらず、只米英の暴政を排除して東亞を明朗本然の姿に復し、相携へて共栄の楽を頒たんと冀念するに外ならず、帝國は之等住民が、我が真意を諒解し、帝國と共に、東亞の新天地に新たなる発足を期すべきを信じて疑わざるものなり、今や皇国の隆替、東亞の興廃は此の一挙に懸れり、全国民は今次征戦の淵源と使命とに深く致し、苟も驕ることなく、また怠る事なく、克く竭し克く耐へ、我等祖先の遺風を顕彰し、難関を逢ふや必ず国家興隆の基を啓きし我等祖先の赫赫たる史跡を仰ぎ、雄渾深遠なる皇謨の翼賛に萬遺憾泣きを誓い、進んで征戦の目的を完遂し、以て聖慮を永遠に安んじ奉らむことを期じさるべからず。
Posted at 2020/12/08 08:34:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月08日 イイね!

開戦の詔書

開戦の詔書






※開戦を報じる朝日新聞


東条英機首相の述べられた演説文に「大詔(たいしょう)」とあります。此は昭和天皇が開戦にあたって発せれた御言葉であります。終戦の詔書(しょうしょ)については有名でありますが、無論終わりあれば始まりもあり。「開戦の詔書」と云うのもあります。拝読致しますと非常に強い決心を読み取ることが出来ます。


以下に現代語訳と解説。其の後に原文を載せて参ります。此の詔書の精神に触れることも肝要なのであります。


開戦の詔書


神々のご加護を保有し、万世一系の皇位を継ぐ大日本帝国天皇は、
忠実で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。

私はここに、米国及び英国に対して宣戦を布告する。


私の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、
私のすべての政府関係者はつとめに励んで職務に身をささげ、私の国民はおのおのその本分をつくし、一億の心をひとつにして国家の総力を挙げ、
この戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。


そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、私が常に心がけている事である。


そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、帝国(戦前の大日本帝国は自らを帝国と称することが公式にあった)の外交の要としているところである。


今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。

まことにやむをえない事態となった。
このような事態は、私の本意ではない。


残念なことに中華民国は、以前より我が帝国の真意を理解せず、みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、ついに帝国に武器をとらせる事態にいたらしめ、もう四年以上経過している。


さいわいに国民政府は南京政府に新たに変わった。帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、ともに提携するようになったが、重慶に残存する蒋介石一味は、米英の庇護を当てにし、兄弟である南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。


米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、東アジアの混乱を助長し、平和の美名にかくれて、東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。


それだけでなく、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の平和的通商にあらゆる妨害を与え、ついには意図的に経済断行をして、帝国の生存に重大なる脅威を加えている。


私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようと、長い間、忍耐してきたが、米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようとし、その間にもますます、経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって我が国を屈服させようとしている。


このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡となり、帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。


ことここに至っては、我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。


皇祖皇宗の神霊をいただき、私は、汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、祖先の遺業を押し広め、すみやかに禍根をとり除き、東アジアに永遠の平和を確立し、それによって帝国の光栄の保全を期すものである。


御名御璽
昭和十六年十二月八日


…拝礼。

将に拝礼せざるを得ないのであります。強い意志が込められた詔書であります。

要点は、

・日本は、東アジアの安定、世界平和を目指している。
・しかし、中国では内乱が続き、中華民国の蒋介石をアメリカ・イギリスが支援しているために平和を構築できない。
・さらにアメリカ・イギリス・オランダは経済断交(石油禁輸)をして、日本の生存に重大な脅威を与えている。
・日本は平和的解決を求めて、長い間耐えてきたが、アメリカ・イギリスは少しも譲ろうとせず、日本を屈服させようとして、経済上・軍事上の脅威を増大し続けている。
・したがって、今や日本は自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。

ということであります。


「開戦は避けられたのではないか」
という意見が、今でもありますが、私は、それは非現実的な意見だと思います。

・当時、日本は世界第三位の強国になろうとしていた。
・そして、アメリカとは国境を接する隣国だった。
(アメリカはフィリピンを領有、日本は台湾・パラオを統治していました)
・日本は中国大陸に治安をもたらそうと努力していたが、中国大陸における権益争いの目的で、アメリカ・イギリスは蒋介石を支援して、内乱が収まることのないように操っていた。
・ABCD包囲網による石油禁輸。
・そして、ハル・ノート。



ここまで悪条件が揃うと、宣戦布告しない理由が無いです。
もし、コレで宣戦布告しなかったら、日本はアメリカの植民地になっていたでしょう。

ギリギリの選択です。熟慮に熟慮を重ねた詔書だったことでしょう。
決して、侵略戦争を始めたわけではありません。


私は、戦争を賛美するわけではありません。
しかし、最終手段として、平和を守るための戦争、をしなくてはならない時もあります。
戦争も外交手段の一つなのであります。


と云うことで、12月8日。79年前、天皇陛下が大変な決断を下された日。我々は、正しく、その決断の意味を考える必要があります。


其では以下に原文全文を載せます。


詔書


天佑ヲ保有シ萬世一系ノ皇祚ヲ踐メル大日本帝國天皇ハ昭ニ忠誠勇武ナル汝有衆ニ示ス

朕茲ニ米國及英國ニ対シテ戰ヲ宣ス

朕カ陸海將兵ハ全力ヲ奮テ交戰ニ從事シ朕カ百僚有司ハ勵精職務ヲ奉行シ朕カ衆庶ハ各々其ノ本分ヲ盡シ億兆一心國家ノ總力ヲ擧ケテ征戰ノ目的ヲ達成スルニ遺算ナカラムコトヲ期セヨ
抑々東亞ノ安定ヲ確保シ以テ世界ノ平和ニ寄與スルハ丕顕ナル皇祖考丕承ナル皇考ノ作述セル遠猷ニシテ朕カ拳々措カサル所

而シテ列國トノ交誼ヲ篤クシ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ之亦帝國カ常ニ國交ノ要義ト爲ス所ナリ
今ヤ不幸ニシテ米英両國ト釁端ヲ開クニ至ル
洵ニ已ムヲ得サルモノアリ
豈朕カ志ナラムヤ

中華民國政府曩ニ帝國ノ眞意ヲ解セス濫ニ事ヲ構ヘテ東亞ノ平和ヲ攪亂シ遂ニ帝國ヲシテ干戈ヲ執ルニ至ラシメ茲ニ四年有餘ヲ經タリ
幸ニ國民政府更新スルアリ
帝國ハ之ト善隣ノ誼ヲ結ヒ相提携スルニ至レルモ重慶ニ殘存スル政權ハ米英ノ庇蔭ヲ恃ミテ兄弟尚未タ牆ニ相鬩クヲ悛メス
米英両國ハ殘存政權ヲ支援シテ東亞ノ禍亂ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス
剰ヘ與國ヲ誘ヒ帝國ノ周邊ニ於テ武備ヲ增強シテ我ニ挑戰シ更ニ帝國ノ平和的通商ニ有ラユル妨害ヲ與ヘ遂ニ經濟斷交ヲ敢テシ帝國ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ

朕ハ政府ヲシテ事態ヲ平和ノ裡ニ囘復セシメムトシ隠忍久シキニ彌リタルモ彼ハ毫モ交讓ノ精神ナク徒ニ時局ノ解決ヲ遷延セシメテ此ノ間却ツテ益々經濟上軍事上ノ脅威ヲ增大シ以テ我ヲ屈從セシメムトス
斯ノ如クニシテ推移セムカ東亞安定ニ關スル帝國積年ノ努力ハ悉ク水泡ニ帰シ帝國ノ存立亦正ニ危殆ニ瀕セリ
事既ニ此ニ至ル帝國ハ今ヤ自存自衞ノ爲蹶然起ツテ一切ノ障礙ヲ破碎スルノ外ナキナリ

皇祖皇宗ノ神靈上ニ在リ朕ハ汝有衆ノ忠誠勇武ニ信倚シ祖宗ノ遺業ヲ恢弘シ速ニ禍根ヲ芟除シテ東亞永遠ノ平和ヲ確立シ以テ帝國ノ光榮ヲ保全セムコトヲ期ス



御名御璽
昭和十六年十二月八日


Posted at 2020/12/08 08:32:09 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「合計3セットのワタナベセレクションが倉庫の肥やしになったり、表舞台に出たりしてます(笑)」
何シテル?   06/14 13:10
NAのパカ目ライトに惚れ込んでおりマス♪ 免許をとって最初に乗ったのが、当時父の 所有する赤のNAでした。 今ではありませんが、 就職を機に私が...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/12 >>

  12 345
67 891011 12
1314151617 1819
2021 22 2324 25 26
2728 293031  

リンク・クリップ

tanomaruさんのマツダ ロードスター 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/10 11:43:52
槌屋ヤック  ドリンクホルダーダブルイン 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/02 22:12:40
バイオレットリベルタ フォトギャラリー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/31 08:23:50

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター NA初号機 (マツダ ユーノスロードスター)
愛車は幻のつるつるデフ!2185番台の元年式です(トラクション向上の為に2016年にNA ...
その他 その他 その他 その他
居合斬りでお世話になってる愛刀です。 ユーノスのステアリングと同じか、 それ以上に握る ...
マツダ ロードスター ND弐號機、2815(人馬一体のND5) (マツダ ロードスター)
2017年4月20日無事に納車しました。現代によみがえったクラシックレッド、ND NR- ...
マツダ RX-7 マツダ RX-7
著者が産まれる前、物心つく以前から存在した親父様所有のファミリーカー(1978〜1991 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation