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奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2021年03月02日 イイね!

如月の歌(解説編1)

如月の歌(解説編1)前回記した歌の内、今回は「爆弾三勇士の歌」を解説致します。


詳細をおさらいしますと1932年に勃発した第一次上海事変中の2/22、堅固な敵陣への突破口を築くべく、強力なる炸薬筒を抱えた三勇士達が突入。肉弾粉と砕いて見事目的を達成したと云うものであります。




当時は軍部の発表から新聞各社が大々的に報じ、数多くの顕彰歌、映画が封切られました。そして遂には学校の教科書へも其の御活躍と、歌が掲載されるようになったのであります。献身的犠牲精神・武士道精神の為せるものとして、多くの称賛を浴びました。


但し実際には脱出可能であったところへ激戦の最中爆発してしまった事故と云う説もあり、又価値観の反転した戦後は、「軍国主義の美談に仕立てあげられ、国民を戦争に駆り出されるのに利用された」「帝国陸海軍の人名軽視の悪弊」と云う批判も御座います。


以上の様に様々な物議を醸し出したとも言えますが、先ずは祖国の為に戦陣に散った英霊の方々へ、合掌最敬礼の意を評したいと考えます。


又、戦後76年、第一上海事変から89年と云う時の流れから三勇士達を知らないと云う世代が大多数になりつつあるかと存じ上げます。


以下に三勇士の方々の詳細を記載致しますので、改めて斯様に偉大なる先人達がいらしたことを記憶に留めておくのが、平和な現代に生きる我々のつとめで御座います。
















Posted at 2021/03/02 20:50:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年03月01日 イイね!

如月の歌

如月の歌早いもので新しい月となりました。今月もよろしくお願いいたします。


さて、古来より歌の力と云うものは大なるものがあります。様々な世相を反映しつつ、時として勇気ある人々を称え、または力強い意志を示すものが御座います。今回は2曲程ご紹介致します。


最初のは乃木坂46のbirthday liveのブログでも記載した肉弾三勇士の歌、続けては2,26事件の際の決起将校達の間で歌われたものであります。


今では難解な文言も御座いますが、まずは原文歌詞に触れてみて下さいませ💪(解説は又後程)


肉弾(爆弾)三勇士の歌


一、
廟行鎮(びょうこうちん)の敵の陣
我の友隊(ゆうたい)すでに攻む
折から凍る如月(きさらぎ)の
二十二日の午前五時

二、
命令下る正面に
開け歩兵の突撃路
待ちかねたりと工兵の
誰か後(おくれ)をとるべきや

三、
中にも進む一組の
江下 北川 作江たち
凛たる心かねてより
思うことこそ一つなれ

四、
我等が上に戴(いただ)くは
天皇陛下の大御稜威(おおみいつ)
後に負うは国民の
意志に代われる重き任(にん)

五、
いざ此の時ぞ堂々と
父祖の歴史に鍛えたる
鉄より剛(かた)き「忠勇」の
日本男子を顕(あらわ)すは

六、
大地を蹴りて走り行く
顔に決死の微笑あり
他の戦友に遺(のこ)せるも
軽(かろ)く「さらば」と唯一語

七、
時なきままに点火して
抱(いだ)き合いたる破壊筒(はかいとう)
鉄条網に到り着き
我が身もろとも前に投ぐ

八、
轟然おこる爆音に
やがて開ける突撃路
今わが隊は荒海の
潮(うしお)の如く躍り入る

九、
ああ江南の梅ならで
裂けて散る身を花と成し
仁義の軍に捧げたる
国の精華の三勇士

十、
忠魂清き香を伝え
長く天下を励ましむ
壮烈無比の三勇士
光る名誉の三勇士

改訂前の歌詞

一、
廟行鎮(びょうこうちん)の敵の陣
我の友隊(ゆうたい)すでに攻む
折から凍る如月(きさらぎ)の
二十二日の午前五時

二、
命令下る正面に
開け歩兵の突撃路
装置の間無き点火して
破壊筒をば抱き行け

三、
答えて「はい」と工兵の
作江 江下 北川 等(ら)
凛たる心三人が
思うことこそ一つなれ

四、
我等が上に戴(いただ)くは
天皇陛下の大御稜威(おおみいつ)
後に負うは国民の
意志に代われる重き任(にん)

五、
いざ此の時ぞ堂々と
父祖の歴史に鍛えたる
鉄より剛(かた)き「忠勇」の
日本男子を顕(あらわ)すは

六、
待ちかねたりと馳せ出づる
顔に決死の微笑あり
他の戦友に遺(のこ)せるも
軽(かろ)く「さらば」と唯一語

七、
点火のままの破壊筒
抱(いだ)き合いたる破壊筒(はかいとう)
鉄条網に到り着き
我が身もろとも前に投ぐ

八、
轟然おこる爆音に
開く三筋の突撃路
今わが隊は荒海の
潮(うしお)の如くに躍り入る

九、
ああ江南の梅ならで
裂けて散る身を花と成し
仁義の軍に捧げたる
国の精華の三勇士

十、
忠魂清き香を伝え
長く天下を励ましむ
壮烈無比の三勇士
光る名誉の三勇士


青年日本(昭和維新)の歌


作詞・作曲:三上 卓

著作権:無信託

一、
汨羅(べきら)の渕に波騒ぎ
巫山(ふざん)の雲は乱れ飛ぶ
混濁(こんだく)の世に我れ立てば
義憤に燃えて血潮湧く

二、
権門(けんもん)上(かみ)に傲(おご)れども
国を憂うる誠なし
財閥富を誇れども
社稷(しゃしょく)を思う心なし

三、
ああ人栄え国亡ぶ
盲(めしい)たる民世に踊る
治乱興亡夢に似て
世は一局の碁なりけり

四、
昭和維新の春の空
正義に結ぶ丈夫(ますらお)が
胸裡(きょうり)百万兵足りて
散るや万朶(ばんだ)の桜花

五、
古びし死骸(むくろ)乗り越えて
雲漂揺(ひょうよう)の身は一つ
国を憂いて立つからは
丈夫の歌なからめや

六、
天の怒りか地の声か
そもただならぬ響あり
民永劫(えいごう)の眠りより
醒めよ日本の朝ぼらけ

七、
見よ九天の雲は垂れ
四海の水は雄叫(おたけ)びて
革新の機(とき)到りぬと
吹くや日本の夕嵐

八、
ああうらぶれし天地(あめつち)の
迷いの道を人はゆく
栄華を誇る塵の世に
誰(た)が高楼の眺めぞや

九、
功名何ぞ夢の跡
消えざるものはただ誠
人生意気に感じては
成否を誰かあげつらう

十、
やめよ離騒(りそう)の一悲曲
悲歌慷慨(こうがい)の日は去りぬ
われらが剣(つるぎ)今こそは
廓清(かくせい)の血に躍るかな
Posted at 2021/03/01 11:54:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

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