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奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2022年08月29日 イイね!

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜4・御三家と急斜面~

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜4・御三家と急斜面~乃木坂46創成期に於ける苦難の道のりを知る上では、橋本奈々未氏卒業引退迄の第一章の時代(1期生募兵検査合格・入営の2011年8月21日~2017年2月20日迄)、特に後半にあたる2014年~2016年は後の戦史家達も口々に「欠かしてはならぬ」と語ります。


2014年は、徐々に初期の卒業勇士も出始め、人気筆頭勇士たる御三家が一人の橋本氏は、前述のブログにも記したが如く、御多忙による大学の中退からアナフィラキシー症候群発病の体調不良に依り、真夏の全国ツアーを途中休場。


松村沙友理氏は不安定な精神状態の虚を突かれた形での年末スキャンダル発生。極めつけは紅白歌合戦の初出場を逃す等、ほころびの出始めた時期でもありました。


2015年が幕を開けた正月某日-。





白石氏「ななみん、さゆりん、明けましておめでとう。昨年は我等が乃木坂46にとっては着実に歩武を進めた年であった。しかしながら、真の意味で2015年は我々に取り死命を決する一年となるであろう。公式ライバル・AKB48さんとの戦いは愈々凄惨苛烈の度合いを増すこととなる。何か抱負はあるか?」





橋本氏「今更多くは語らんよ。神宮ライブで述べた通り全力を尽くすだけだ。去年は不本意な不完全燃焼の一年であった。気力に欠けて居たかもしれん。此の仇は、ライブという戦さ場ではらすのみ。」





松村氏「組織の表看板の面汚しをしてしまった私に対し、ファンの皆様方は捲土重来・汚名返上の機会を与えて下さった。其の御恩に報いる為ならば、捨つる命に惜しみ無し。」


白石氏「2人とも見事天晴れな心構えだ。私も心強いぞ!」


橋本氏「何のこれしき!」


松村氏「いつまでもまいやん一人に面倒はかけられんからな!」


白石氏「ウム、其でこそ我盟友だ。目下、直近の課題としては2月に埼玉県の西武球場で開催される我らの3th year birthday liveがある。此処はかつて我等が乃木坂46が集うひと月前の2011年7月、AKB48さんが三日間で9万人を動員した所だ。其の時、猛暑の最中前田敦子さんは倒れふしてしまわれた様だが、戦友同士の固い結束で乗り切られたとのこと…。」


橋本氏「公式ライバルとしての我等が其処へ楔を打ち込む!其の意味合いでは、此度の戦が雌雄を決する大事なものとなるであろうな。」


松村氏「我が命、かけるに相応しい。」


白石氏「そうだ!其の意気だ!今こそ我等が力を世に知らしめる時!2人とも誓いを新たに邁進しようぞ!」


橋本氏「我等、乃木坂46御三家!義にて結ばれし三姉妹!」


白石氏「我等天に誓う!我等生まれた日は違えども…!」


松村氏「死す時は同じ日同じ時を願わん!」


こうして遠い昔、中国は三國志の「桃園の誓い」の故事に習い桃ならぬ梅の花香り始めた時節、御三家の三人は敵AKB48撃滅の誓い、必勝の信念と決意を新たにし、天高く突き上げた拳をガッチリと組み交わしたのでありました。











此の後、同期・後輩の勇士達と共に全力を奮い、乃木坂46としての活動に遮二無二に従事し、矢面に立ちながらも血路を切り開いて来た人気筆頭の御三家達。


組織結成より5年余りの時を経て、漸くファン待望の唯一無二のユニット曲が発表されました。


※左から松村沙友理氏、白石麻衣氏、橋本奈々未氏。














其の楽曲の名は、正に乃木坂46が世間の荒波に揉まれ、あらゆる逆風をもはね除け、幾多流された勇士達の血と汗と涙の貴い犠牲すらも乗り越えてかけ上って来たもの…。


「急斜面」


でありました。




続く
Posted at 2022/08/29 22:58:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月23日 イイね!

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜3・忠孝義烈の敢闘精神~

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜3・忠孝義烈の敢闘精神~何も無いまっさらな所から着実な歩武を踏み固め、強大な組織としての立ち位置を築き上げて来た乃木坂46。


「ローマは1日にして成らず」という故事にもあるが如く、其の礎には数多くの勇士達各員の血と汗と涙の結晶が無数にちりばめられて居ります。


例え苦境に立たされようとも、不惜身命の覚悟も強く、遮二無二に突進し続けた結果なればこそ、輝かしい未来への血路も拓かれて来たのでありました。


其の最中にあっての橋本氏は如何なる働き振りであったのか?何ゆえに軍神として今尚語り継がれるのか?


其の源泉とも言うべき逸話を紐解いて参ります。


一見すればクールビューティとの評も高かった橋本氏。しかし如何にアイドルとしての笑顔を振り撒きつつも、見た目の華やかさとは裏腹に、 他の勇士の方々とは違う「陰」、触れれば壊れてしまいそうな硝子の如き儚さ、内に秘めたる、ある種の「危うさ」をはらんだ方でもありました。


其を秋元康総合プロデューサー氏は、「棘(とげ)」と表現したのであります。綺麗な薔薇には棘がある、という言葉も在りますが、正に言い得て妙でありましょう。







其が橋本氏の写真集第1幕「優しい棘」という題名にも現れて居ります。更には16枚目シングル「サヨナラの意味」に登場する橋本氏扮する「棘人(しじん)」、即ち感情の起伏により、何人(なにびと)をも寄せ付けない棘を体中から発するという人物像を佳く描いて居るのであります。



































※写真集・優しい棘の表紙。二種類存在した。

セブンイレブンでの予約版。



通常版。




思い起こせば乃木坂46への加入以来、橋本氏の卒業の伏線については、勇士達も過去何度か見届けて参りました。其の為、卒業発表については、「いつか来るものが、遂に来てしまった」という感も強かった様であります。


例えば初期の冠番組登場前では過呼吸で倒れ伏すこともしばし、でありました。

















時は下り、結成から3年余りが経過。勇士達各員の流した尊い血と汗と涙…!我が身を省みぬ献身的犠牲を伴う奮戦敢闘に依り、徐々に構成員数百を擁する絶対的王者AKB48(其のグループも含む)の一極支配をするアイドル業界に楔を打ち込み、知名度も上がって行った乃木坂46。


しかしながら如何に我に倍する敵恐るるに足らず!と、烈々の士気は天を衝きたるとはいえども、苛烈なる猛訓練に依り寡兵を以て衆を討つという方策は、徐々に勇士達の体調に歪みを生じさせたる一因となって行ったのであります。


「家計援助の御為(おんため)に!」と、義勇奉公に邁進する橋本氏も例外に漏れず。通って居た大学・学業も覚束無いものとなり果てて終いました。そして、2013年11月2日に早稲田大学で行われた「早稲田祭2013」のMCにて留年を発表。通信課程への編入から再起を期すものの、戦局は我に利あらず。遂には翌年夢半ばにして「中退」という苦渋の決断を下すに至ったのであります。


其からしばらく後…。


橋本氏「我らが選抜の前衛・フロント1列目は皆センター経験者がほとんど。又は交換留学生の松井玲奈殿ぐらいか…。私はとりたてて何かなし得て居る訳ではない。果たして其処に立ち続けて良いものか?」


迷いを抱きつつも日々の訓練と活動に勤しむ橋本氏。しかし、元々頑丈ならざる身に影が忍び寄りつつありました。


橋本氏「何としたことか?我が身が思うようにならぬ…!」


そして愈々容易ならざる局面となった2014年7月中旬頃、橋本氏自らが体調が芳しくないと発表なされました。


橋本氏「動かぬ我が身…、此程口惜しいものは他に無い。既に皆は握手会をこなしつつ、真夏の全国ツアー2014の戦陣に立とうと準備して居る…。大勢の、沢山のファンの方々も待っておられる。こんな所で遅れを取ってなるものか…!斯様な姿を、郷里に残した父上、母上、そして我が愛する弟には見せられん。申し訳が立たんでは無いか!」


全国ツアーという大御戦(おおみいくさ)が迫りつつある中に発せられた血涙たばしる熱き思い!


されども事態は好転どころか悪化の一途を辿り、遂には同月下旬に北海道の母親を呼び、身の回りの世話を頼む程に切迫…。献身的介護の甲斐もなく、当時行われた京都での握手会では声を出すことが出来なくなり、続く幕張での握手会では手書きのカードを使ってファンとコミュニケーションを図るなど満身創痍の状態になって行きました。


其の後、アナフィラキシー症候群という謎の病症にかかり、体も前後不覚となる有り様に…。体重も一挙に30kg台迄落ち、一時は命すら危ぶまれたのでありました。


斯様な状況を見かねた友人一同が橋本氏の自宅に駆けつけ、「栄養をつけよ!」と食事を振る舞うこともあったのであります。


其でも、何としてでも…!這いつくばってでも前進しようとした橋本氏…!其の胸中去来するものは一体何であったのか?


御友人一同「奈々未!何故、斯様に無理するのか?!親御さんから授かった体を粗末にしてはならん!」


橋本氏「気遣い無用!父上、母上には無理して東京の大学行きをお許し頂いておきながら、乃木坂46としての活動との両立叶わず中退の憂き目!あまつさえ、ファンの皆様方、乃木坂の運営スタッフさんから戦友・後輩の皆に迷惑を欠けておる始末!此儘おめおめと生き恥を晒せようか!?弟の学費のこともあるのだ!這ってでも行くぞ!止めてくれるな!」


御友人一同「今はまず、休め。そうでなくてはライブなど叶わんぞ…。」


将に忠孝義烈…!鬼神をも哭かしむる気迫と闘魂、例え我が身が砕け散ろうとも、全てのファンの為、戦友の為、郷里の家族の為、道産子の意地に掛けても橋本氏は前に進もうとしたのでありました。


此の心意気はファン一同の胸を強く打ち、当時の生誕委員会を中心とした方々の呼び掛けもあり、千羽鶴が失意の内に病床に伏す橋本氏の元に送られると云う美談を残しました。


時恰(あたか)も「真夏の全国ツアー2014」という新たな戦いが始まる矢先のこと。捲土重来の為、涙を飲み、断腸の思いで地方公演を全て辞退。ファイナルとなる東京は神宮球場での現場復帰を目指す作戦方針となったのであります。


橋本氏「必ずや…、成し遂げてみせる!」


※入退院を報ずる当時のニュース。





※御自身のブログ上にて、悔し涙を流しつつ無念やる方ない想いを発せられた橋本氏。切々たるやり場の無い慟哭に、見る者をして落涙を禁じ得ぬ一幕であります。


























残念ながら神宮での復帰は叶わなかった橋本氏。其でも終幕も近付いたアンコール時にステージ場に上がられ、御自身の現状とファンへの謝罪の言葉を述べられました。


桜井キャプテン(当時)「皆の衆!喜べ!今宵はななみんが来てくれて居るぞ!」


橋本氏「こんばんは!ライブは盛り上がってくれたか?ずっと客席後方より見て居たぞ。サイリウムと、最後の『君の名は希望』の時、花火が打ち上がったであろう。凄く綺麗であった。そして私事であるが、此度体調不良に依り皆様方に御心配と御迷惑を御掛けしたこと。誠に申し訳ない限りであった…。」


「されども、私の為に時間を割いて頂き、皆様方の前でご挨拶・けじめをつけられる程度迄には体調も回復した。真に次の曲(10枚目シングルのこと)から参加したい腹積もりではある。此から体力を戻して早く皆様方の前にしっかりとした衣装を着て立つことを、身命をなげうってでも1日も早く実現するように努めて参る所存である!」



後に橋本氏は語ります。


橋本氏「正直2014年は全て無であった。心も無。仕事も無。病気で体を壊してからは気持ち的にも落ち込んでしまった。振り返ると本当に辛く、長い闇の中にいるようであった。」


「神宮での挨拶の前…。其の時のファンの方々の光景と戦友達の裏側のバタバタぶりを見て居たので…。皆が必死になってやって居る姿。悔しくて号泣しながら帰って来た姿も見て居たが故に…。あの場所、あの神宮での光景が私の中で一番強く残って居る。」


活動休止をして居た最中の橋本氏にとっては、勇士各員の奮励努力をする様、華々しく戦功を上げる姿が遠く感じられたのでありました。


明けて2015年、新年を迎えて体調も回復。気持ちも前向きになりだした橋本氏。1月に冠番組内で行われた11枚目シングルの選別発表時にフロントに選ばれた際には斯様に述べられて居ます。


橋本氏「昨年は個人的に何も出来なかった。皆が手柄を上げて経験を積み、ノリにノッて行き始めて居る年と感じて居たが、私はライブも舞台も出られなかった。…であるから此処から切り替えて何かを出来る様にという期待で此の配置につけたと思うので頑張って行きたい。」


悔しさをバネに、戦線復帰を果たした橋本氏。力強く噛み締めた胸の内も明かしております。


橋本氏「2015年に入って気持ちが上向きになった。ドキュメンタリー映画の中では我が弟の学費の為に頑張ると述べた。其は無論モチベーションとしてはあるが、ファンの方々の存在も大きかった。私はファンの方の声がないとすぐに逃げたいという気持ちになる。しかし、此処で逃げたら悲しむであろうなとも思う。握手会で、ドラマ、ライブを楽しみにして居る、また来るぞ!と言って下さるのが嬉しい。」


「すごく体がしんどくて『嗚呼、もう今日辛いワイ!』と思っても『今行かねば楽しみと言ってくれた人がガッカリする』と考えると『行かねば!』と思う。辛い時に私の体を動かしてくれるのも、ファンの方である。」


「綺麗事に聞こえると思うが天地神明に誓い、嘘偽りは無い。2014年は失望させてしまったファンの方に謝りたい気持ちであった。」


こうして、多くの勇士達が様々な思いで迎えた年。橋本氏は戦友達が闘うあの場所に戻るべく、決起したのでありました。


一番アイドルらしからぬ氏が、「ファン」という人々の為に…。











此の時の無念と決意を強く噛み締めた橋本氏。


2015年は大手淑女装飾誌CanCamの専属モデルに抜擢。







※同じく、同誌の専属モデルを努めれた同期の桜たる戦友・松村沙友理氏(右側)。












そして、ラヂヲ放送の一つTOKYO FMの番組「School of lock!」に於けるGirls locksのパーソナリティーの一人にも抜擢されるなど活躍の場を拡げ、精力的な活動をなされます。

















※先月、突如として凶弾に散った安部首相(当時)主催の催しに参加なさる乃木坂46勇士一同と橋本氏。











此の登り竜の如き勢いは明けて2016年へと大なる雄飛に繋がって参りました。


しかし、縦横無尽の働きぶりを見せた橋本氏も同年の真夏の全国ツアー・東京は明治神宮会場でのリハーサルの途中、遂に長年の無理も祟ったのか?腰を激しく痛めてしまい、緊急搬送の憂き目に遭われたのであります。


※既に予兆のあった橋本氏。



全体でのリハーサル中、激しい痛みを感じて戦列を離れる橋本氏…。













※歯を食い縛り、激痛に耐えるも、脂汗と涙の止まらぬご様子…。









※心配そうに勇士達が見守る中、遂に急遽搬送なされました。












しかし、橋本氏は本番にあたり、不屈の精神力で痛み止めを打ち、アドレナリンを放出してその苦しみすら忘れ、ものともせずに全力でのパフォーマンス・プロフェッショナルイズムの発露を駆けつけた数万のファンに魅せつけたのでありました。

※当時の御本人の日記より。神宮球場では8/27、28、29の3日間が開催期間でありました。













※本番直前のリハーサル時の橋本氏。本来立って居るのがやっとであろうと推察されますが…。




「病院へは言った。倒れ伏してどうしても叶わぬ時には戦線を抜けねばならぬが、其までは戦陣に立つ積もりである!」

インタビューに力強く答える橋本氏。


























盟友白石麻衣氏とのタッグ曲「孤独兄弟」のパフォーマンスの際には、スタッフより、「腰が辛いだろうから、スタンドマイクにして、二人ずっと立ったまま踊らずに、スター気取りでゆっくり歌う感じでやろうではないか?」という提案がありましたが、


「せっかく良い振り付けがあると云うのに、私1人のせいで台無しには出来ません!演出を変えずにやらせて下さい!ファンの方々が待って居られます!お願いします!」


と、血書嘆願の如く強い直訴で其をはね除け、其の儘、腰の爆弾を抱えた儘舞台にかけ登って行ったのでありました。

























橋本氏が誰からも一目置かれ、尊敬の眼差しを受けていたのは、こうした氏の姿勢に依る所、大なるものがありました。





其だけに乃木坂46卒業・芸能界引退の発表は、世間・後世に与えた衝撃や影響も又、大きかったのであります。


続く
Posted at 2022/08/24 01:10:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月22日 イイね!

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜2・影響者(インフルエンサー)~

戦陣に咲く花 ~坂道魂の系譜2・影響者(インフルエンサー)~乃木坂46の「サヨナラの意味」に続く2017年4月発売の17枚目シングルは「インフルエンサー(影響者)」という代名でありました。


「インフルエンサー(影響者)」が誰を指すのか?此には様々な御意見があるかと存じ上げますが、私には当時卒業なされた橋本奈々未氏ではあるまいか?と、思えてなりませんでした。


ブログの添付画像は、「もし、橋本氏が卒業せずに17枚目シングルのジャケットを飾ったら?」という幻のイメージ画であります(Twitterのファンの方作成のものを引用)。



只の寄せ集め・素人集団であった乃木坂46を、デビューから5年目にしてシングル100万枚以上の販売達成を果たすと云う、斯々たる大戦果を納める精強集団へとなされた点に多大なる貢献を果たし、公式ライバルであるAKB48に対しては名実共に追い付いて来たと云う華々しい実績を置き土産に残し、人気絶頂期での卒業・引退…。



今では其の消息は蜃気楼・幻の如く霧散霧消し、推して知るべしという状況(後に行きつけの美容院のTwitter上に登場の1幕もありましたが)。



高潔な人格と伝説的な幕引きは、多くの方々に影響を与え、今やファンの間では「軍神」としての誉れ高い崇敬を集める存在であります。



もし、橋本氏が続投して他の勇士達が史実通りに卒業して居たならば、「軍神」のイメージの代わりに、盟友・白石麻衣氏と共に3~4期生、後に続く5期生の新兵もまとめつつ、グループを率いる軍師的存在としての地位を固め、違った意味での「インフルエンサー(影響者)」になって居たと思われます。


或いは2019年9月の桜井玲香キャプテン卒業後には、「新キャプテン白石氏」「副キャプテン橋本氏」と云う2大巨頭が見られたのかもしれません。


当時発売された24枚目シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」は、初年兵という立ち位置の4期生勇士達の売り出しという大切な時期でもあり、各ライブ会場に於ける披露の場では、率先垂範、陣頭指揮をとる熟練者達の存在感も必要不可欠でありました。


橋本氏「次は24枚目の最新シングルの陣形を取るぞ!前衛4期生、筒井!賀喜!センターの遠藤を支えよ!掘!飛鳥!フォローを頼む!」


「中央、白石!松村!御三家の意地にかけて桜井キャプテンを見送るぞ!生田も両脇3期生を気にかけてくれ!」


「後衛、梅澤!北野!秋元!久保!高山!星野!新内!2期生!3期生!殿(しんがり)を頼む!私も三年前(2016)には腰をやられたが今は大丈夫だ!1期生も半分に減ってしまったが、まだまだ行くぞ!」


「与田!梅澤!復帰したばかりの山下を支えよ!休業中の大園(24枚目シングルの活動は体調不良でお休み)の分も頼むぞ!3期生の結束も見せてやれ!」


歴史に「if」はありませんが、そんな乃木坂46、更に言えば2019年以降も奮戦中の橋本氏を見てみたかったものと思います。


※24枚目シングルの陣形 3列目一番左側が3期生 梅澤氏、2期生 北野氏、1期生 秋元氏、3期生 久保氏、1期生 高山氏と星野氏、2期生 新内氏。


2列目一番左から3期生 山下氏、1期生の生田氏と白石氏と松村氏と桜井キャプテン、3期生 与田氏。


最前列左から2期生 掘氏、4期生の賀喜氏と遠藤氏(センター)と筒井氏、最後に1期生齊藤飛鳥氏。これを橋本氏が軍師的に指揮したら?と云う想定。





橋本氏の卒業から氏の活動期間と同じ年月(5年半)が流れた昨今。


未だに「ななみんロス」という、氏に2度と会えない寂寥感から、古参から新規ファン迄多くの方々の心を苦しめて居る実情も御座います。


現在もライブ会場にて、橋本氏サイリウムを振りかざす著者も無論其の1人なのであります(涙)







続く





橋本氏「まだだ!まだ終わらんよ!」

Posted at 2022/08/22 08:37:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月21日 イイね!

戦陣に咲く花~坂道魂の系譜1・十年一昔~

戦陣に咲く花~坂道魂の系譜1・十年一昔~此の詩を、征戦敢闘11星霜。其の燃え盛る青春の炎を、命と捧げた全ての花も恥じらう乃木坂勇士達に贈る…。



最初は右も左もわからなかった。目の前のことについて行くのに必死だった。


集った仲間、皆で泣きながら坂道を登った。目標は雲がかかって先は見えなかったけど、泣きながらも笑顔で励まし合った。


気がつけば11年が過ぎて居た。グループは史上最強とされる迄になって居た。


でも、周りを見渡すと昔の仲間達は全員は、もう居ない。


皆新しい道を見つけて巣立って行ったから。


別れは何の為にあるの?


其は未来への扉を開く為。


皆で支え合いながら頑張って来たから出来た扉。


此からも何度だってある通過点。


其の先にあるのは何?


其は開けてみないとわからない。


でも、独りじゃない。離れて居ても皆の後押しがある。頼もしい後輩達も見て居てくれる。


もう、そろそろ行かなくちゃ。


「サヨナラ」をありがとう。


(2022年8月21日、乃木坂46結成11周年)










Posted at 2022/08/21 09:42:27 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「皆様お疲れ様です。明日も頑張りましょう。

よろしく御願いしますヽ(´エ`)ノ

本日も職場隣接の麺処福吉極さんにて、いそたまラーメン、大盛、替え玉アリ、辛味マシのトッピングをば。

明日への活力充電であります(`・ω・´)ゞ」
何シテル?   06/13 21:31
NAのパカ目ライトに惚れ込んでおりマス♪ 免許をとって最初に乗ったのが、当時父の 所有する赤のNAでした。 今ではありませんが、 就職を機に私が...
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