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ダイハツは、タントの発売から1か月の累計受注台数が約3万7000 台と発表しました。
月販目標台数は1万2500台。
ざっと3倍ですね。

売れているぞ！…とダイハツは言いたいんでしょうけど。
でも、この「発売から1か月の累計受注台数」って多くなる傾向があります。
「月販目標台数の何倍！」とか発表しちゃいますよね。

トヨタ
RAV４：発売から1か月の累計受注台数約2万4000台（月販目標台数3000台）
クラウン：発売から1か月の累計受注台数約3万台（月販目標台数4500台）
C-HR：発売から1か月の累計受注台数約4万8000台（月販目標台数6000台）

マツダ
CX-8：発売から1か月の累計受注台数約1万2000台（月販目標台数1200台）

ホンダ
N-VAN：発売から1か月の累計受注台数約1万4000台（月販目標台数3000台）
N-BOX：発売から1か月の累計受注台数約5万2000台（月販目標台数1万5000台）

月販目標台数からの割合で言えば、RAV4やC-HRは8倍。
CX-8なんて10倍です。
タントの3倍は…あんまりすごさが無いですね。もともと売れる車ですし。

さらにライバルN-BOXは、発売から1か月の累計受注台数約5万2000台！
約3万7000台のタントはまだ追いつけていないということでしょうか？

発売から1か月の累計受注台数って花火みたいなもの。
ドーンと数字をぶち上げて「好評なんだぞ」と知らしめたいわけです。
実際の販売台数はまるで別。

とはいえ…タントはN-BOXに累計受注台数でかなわなかったのが気になります。