
<特別室>
海と仕事が多忙でしばらく抛っておいておりました。
ええと…9/3、銀座で開催のワイン会に参加してきました。
場所はブルガリ極東旗艦店のブルガリ銀座タワー。9階にある
ブルガリ・イル・リストランテ(Bvlgari il Ristrante)、その特別室にて。
いつものSalon de Soleilのワイン会ではなく、そのご師匠筋に当たる(のかな?)、ソムリエの楠林祥子さんご主催の集まりに呼んでいただきました。

<完全アウェー>
今回はイタリア中部&アドリア海沿いのワインについて。
州でいうと、ウンブリア、マルケ、アブルッツオ、プーリアと言ったところ。詳細については以下のリンクの「イタリア」の項を…
flickr 1012- Salon de Soleil Wine Class
御酒:1108 Salon de Soleil 35th ワイン会参加/泡沫のテンプテーション の事
御酒:1107 Salon de Soleil 34th ワイン会参加/次回は泡特集 の事
御酒:1106 Salon de Soleil 33th ワイン会参加/Visca! Espana! の事
御酒:1105 Salon de Soleil 32th ワイン会参加/Io amo LUCE! の事
御酒:1104 Salon de Soleil 31th ワイン会参加/イタリア南部 の事
御酒:1102 Salon de Soleil 30th ワイン会参加/イタリア中部 の事
御酒:1101 Salon de Soleil 29th ワイン会参加/イタリア北部 の事
御酒:1012 Salon de Soleil 28th ワイン会参加/フランス総集編 の事
竹本聡子先生 公式ブログ

<ビアンコ>
小一時間ほどの講義の後、饗されたワインのリストは以下の通り。
・フランチャコルタ(泡)
詳細不明
「ブルガリ・イル・リストランテからのサービスウェルカムスパークリング。恐らくオリジナル。って太っ腹!」
・ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ 2008(白)
Verdicchio di Matelica 2008
マルケ州 DOC フランチャコルタ ラ・モナチェスカ(La Monacesca)造
ヴェルディキオ 100%
「木香を酒、大型ステンレスタンクで醸造。アニス、アーモンド、グレープフルーツ香、渋味にたっぷりとした果実味。」
・トルジャーノ・ビアンコ 2008(白)
Torre di Giano Bianco Vigna Il Pino 2008
ウンブリア州 DOC トルジャーノ・ビアンコ ルンガロッティ(Lungarotti)造
トレッビアーノ・トスカーノ 70%、グレカニコ 30%
「2008年イタリアで最も美味でコスパな白ワインNo.1。特徴ある白。濃厚な果実味に骨太なミネラル。」

<ロッソ>
・カステル・デル・モンテ・ボッカディ・ルポ 2004(赤)
Castel del Monte Bocca di Lupo 2004
プーリア州 DOC カステル・デル・モンテ トルマレスカ(Tormaresca)造
アリアーニコ 100%
「スーパートスカーナ・ティニャネロ、ソライアのアンティノリ社がプーリア州に所有するワイナリー。アリアーニコの特徴を活かした醸造。すっきりとバランスよく、深みタンニンに優れる。」
・エディツィオーネ・チンクエ・アウトークトニ No.10 = 2008(赤)
Edizione Cinque Autoctoni No.10 = 2008
アブルッツォ州 VDT(テーブルワイン) ファルネーゼ(Farnese)造
モンテプルチアーノ 33%、プリミティーヴォ 30%、サンジョベーゼ 25%、ネグロアマーロ 7%、マルヴァジーア 5%
「いわゆるスーパー・アブルッツォ。モンテプルツィアーノのDOC格式に囚われず、独自に五種二地域のイタリア土着品種を配合。高バランス滑らかな存在感。」
全体に好みのワインでした。そしてやはりラストのファルネーゼは凄かった…スーパーアブルッツォ、5千円代の実力は流石です。
ルンガロッティの白も特徴があって素敵。


<Antipasto>
ブルガリ・イル・リストランテのお食事は、伝統的イタリアンに現代的解釈。この日は特に和の要素を盛り込んだお皿に感じました。繊細です。あと盛りつけがいちいち素晴らしい。
前菜は、「カボチャとパルミジャーノのスープ」、「なすのパルミジャーナ 水牛のモッツァレッラ」。
カボチャの周りの黄金色の液体は、あれかな、トマトウォーターかな。不思議な旨味。こちらはブルガリからのサービス。
なすの〜はもうケーキのようなデコレーションに、なんか圧倒されます。パリッとした皮の帆にふわっとした船体、もちっとした艦橋。ナスを船に見立てております。もちろん味もいいんですよ。


<Primo、Piat>
プリモは「リゾット“アマトリチアナ”」。
いわゆるトマトと玉ネギとベーコンのソース。いいリゾットは、お米が良ーくスープを吸いつつ、かすかに芯が残っててホントに美味しいんですよね。
セカンドは「豚フィレ肉のリピエーノ サヴォイキャベツとマルサラソース」。
リピエーノは詰め物。豚フィレにポロネギとジャガ芋のムースが詰められて、かつ回りにポロネギが巻かれてます。サヴォイキャベツは付け合わせの縮緬キャベツ。マルサラはシチリアの酒精強化ワインのソース。写真の通り、豚肉はギリギリの火の通し具合。“ふにん…”て感じでふわふわです。


<Dolce>
ドルチェは「トラディショナルなイタリアンドルチェ」。
上の幾何学的な三種。ティラミスとパンナコッタとチョコケーキ。やっぱり盛りつけがいちいちオサレ。
下はこれまたブルガリからのプレゼントの焼菓子セット。もしかしたら、奥の四角いのが、噂(?)の「ギモーブ」なのかも…
謎の黒いブリックに鎮座して、やっぱりお洒落ですわい。

<うずまき by 伊藤潤二>
なんて、食後のエスプレッソを喫しながら、美味しかったねーと騒いでいると、さらにさらにシェフからのプレゼント。くるくるチョコにシナモンパウダーのお茶請けが。
実は最初は銀座…しかもブルガリ…つうかドレスコードって!半ズボンサンダルはもちろん、ジーパン禁止、ジャケット要着用かよ!とか、結構いろいろ緊張していたのですが、そこは流石に名にし負う老舗。立地、内容、雰囲気、気配り、サービス。流石でした。
と言うことで、この日のワイン会はこれにて終了。
だがしかし、その後イイ感じにガソリンの入った我々は、徒歩で銀座〜東京駅前に分布する、日本各県のアンテナショップを渉猟。よせばいいのに各所でお酒ほかを購入。とどめは蒸留酒専門試飲店で希少かつ高酒精度の蒸留酒をグビグビ。
両手に紙袋を提げたまま、延々ふらふらとさまよったのでした…普通に二次会に繰り出しときゃいいのに…(笑
最後に、ブルガリ銀座タワーからの絶景。いわゆる勝ち組の視点を数枚。







<勝ち組の視界か…>
ふはははは!
膝下にブルガリ本店!
向こう正面カルティエ本店!
見下ろすはアップルストア!
勝った!オレは勝ったのだ!
見ろ!歩道を歩く人がまるでゴm…
ゲフンゲフン言い過ぎました。
むしろ彼我の戦力差に圧倒的敗北感を覚えただけでした。
悲しくてもう近づきたく有りません…
なんて、調べたらそんなに死ぬほどお高いわけでもないので、二度と行けない、ということもないでしょうけども。やっぱり敷居は高かったです。
特別室なんて個人じゃ無理ですしね。いい経験しました。
と言うことで、次回は11/19(土)、赤坂にて。オーストリアワインの会です。
新興国だけに、高品質ながらお得なワインがたっぷりいただけるんじゃないかなぁと。楽しみです。
flickr 1012- Salon de Soleil Wine Class
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御酒:1012 Salon de Soleil 28th ワイン会参加/フランス総集編 の事
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2011/11/01 15:48:47