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2011年12月07日

読書:-1112 最近のお読み物/もろもろ始めました の事

CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

 しばらくサボっていた、読書備忘録などを。10ヶ月分ぐらいほうっておいたのかな…
 基本的にログはTwitter上でつけていたのですが、1年以上はとっておいてくれないようで、いくらか漏れがあるようです。まあしかたなし。

 この間、メイン読書マシーンが携帯のbiblioさんからスマホのIS04に移ったりして、太宰先生一気読みも発表順に読みなおしたりしています。

 あとは画面サイズが大きくなったので、スマホで漫画を読めるようになったこと。集計してみますと、漫画731冊、小説151冊というところでした。
 なんだかんだと月に80冊以上読んでいる計算に…ああ恐ろしい…読まずに批判する訳にはいかない、とラノベも読むようになったので、脳軟化が加速しているます。ハハハ。
 あでも、猫物語以降の物語シリーズは素晴らしいですよ。かなりグッと来ました。

 漫画では海皇紀の完結。45巻という大冊ながら、ぶれなく爆進、そして大団円。素晴らしい作品でした。
 完結といえば結界師も良かったし、鈴木先生も強烈でした。そしてなんつっても志村貴子さんの作品。これなしではもう生きられません(笑

 
 Twitterの文章なので表現が直裁つうか短絡なのはご容赦を。
 ちなみに写真に意味はありません。
 


CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

小説

・太宰治「女人訓戒」
・太宰治「如是我聞」
・太宰治「女の決闘」
 やっぱり女性心理について書かせるとうまい。ついつい引きこまれます。異色なのは如〜。志賀直哉に生暖かくけなされた腹いせの宣戦布告文言。こんなに熱く怒ったりするのか、そして最後は結局自虐オチか、と(笑

・太宰治「おさん」
 むぅ。怖い。夫に裏切られ、あまつさえ心中されても、至極冷静な妻の心理描写が怖い。

・太宰治「お伽草紙」
 太宰版大人のおとぎ話。上手すぎる!よもや舌切り雀で泣く日がくるとは。そしてカチカチ山の狸は私。37の愚鈍で野卑で醜い狸…泥の舟なう

・太宰治「ヴィヨンの妻」
 まいどながら、女性を主人公にすえると上手いね。しかし実体験ありとはいえ、先生はNTRネタがお好きですよな。

・太宰治「嘘」
 「私は微笑した」。またしても女性心理の描写。今回は外部からの伝聞という形式ながら、それだけにうまい。しかし太宰先生は心底の女好き…いやむしろ恐怖畏怖しているのか…

・太宰治「姥捨て」
 「世間の人、はみんなそうして生きている。当たり前に生きるのだ。」また心中ネタ。自分目線だと随分と厨二というか夜郎自大というか…だがそこがいい。つうか、学生の頃は普通に感銘を受けたものですが…成長したというか、老いたというか…

・太宰治「黄金風景」
 「負けた、これは、いいことだ。そうでなければ、いけないのだ。彼らの勝利は、またあすの私の出発の、糧となる。」

・太宰治「桜桃」
 駄目人間として生きてゆくのって、つらいなぁ…「自分の思っていることをハッキリ主張できる人は、ヤケ酒なんか飲まない…」
 「子供より、親が大事…」短編だけどこれが一番切ない。

・太宰治「思ひ出」
 キーは「あんま」と「みよ」。季節は思春期=恥羞期か。痛いなぁ。中二病とはよく言ったものですな。

・太宰治「親という二字」
 「親という二字と無筆の親がいい」。短編。秀抜。金なんざみんな酒に溶かして呑んぢまへ。

・太宰治「駆け込み訴え」
 ああ、なんという疾走感。独白調の暴走系文学(そんなんあるのか?)の最高峰。ジュダはつらいよ。

・太宰治「善蔵を思う」
 「心の王者」か。自意識の罠は、自愛の才人にこそ鬼門なのでせふか。翻って、早期に自己を、路傍の石と言うか厠の虫である、と自覚できたことは、当方にしてはまずまず上出来といふところ乎。

・太宰治「佳日」
 泣き笑い。太宰さんにしてはめずらしく、ラストでホロリ。ポロリではない。

・太宰治「かすかな声」
 5ページの掌編。警句。「不平を言うな、黙って信じて、ついていけ。オアシスありと、人の言う。ロマンを信じたまえ。」

・太宰治「花燭」
 「破局の次にも、春は来る。桜の園を取り返す術なきや。」か。今の所、今作が一番好きかも。と思う自分はやっぱり甘いのか。つうかラストで鳥渡泣いてしまった、草加駅での特急通過待ち。

・太宰治「家庭の幸福」
 「曰く、家庭の幸福は諸悪の本。」シニカルよのぅ。

・太宰治「貨幣」
 「然して貨幣を、女性名詞とす。」やっぱこれは何度読んでもぐっとる。地下鉄内で読むのは危険だ。マスクして
てよかつた(笑泣)

・太宰治「鴎」
 「みんな、卑屈なのかなあ、と思う。」なに言ってやがる。このポオズ屋め。と思わなくもないけど、その悲しみは伝わる気もする。

・太宰治「川端康成へ」
・太宰治「玩具」
 「私は誰にも知られずに狂い、やがて誰にも知られずに直っていた。」

・太宰治「帰去来」
・太宰治「逆光」
・太宰治「饗応婦人」
 貨幣と饗応婦人が切ないわ…やっぱりオッサン的には、太宰先生の女性心理描写が、なんかこうくすぐられるです。良くってよ。

CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

・太宰治「逆行」
 諧謔韜晦。これで太宰がイケメンでなければ…男子たるもの酒場で喧嘩するくらいでなければなりませんな。

・太宰治「ダス・ゲマイネ」
 芸術家ってやつは…天才として己の才能を享受すれば良いのに、頭が良すぎるが故に生きづらいんでしょうなぁ。「人は誰でもみんな死ぬのさ。」

・太宰治「グッド・バイ」
 若くイケメン金もある既婚編集者が、外見だけは絶世の美人を利用して、10人の愛人と別れようとすると言う。ゲス極まるお話ですが、ある意味これが一番太宰先生の衒い韜晦のない自己投影なのかも。だがしかし、いいとこで遺稿未完。惜しすぎるよ。

・太宰治「渡り鳥」
 16ページの小品。うち半分以上が自我の肥大した勘違いディレッタントの酔酒独白。饒舌なドライブ感がたまらなひ。モオツアルトを聞けばモオツアルト。ベエトオベンを聞けばベエトオベン。自分も呑み屋での大言は厳に慎むべし。

・太宰治「葉」
 「死ねば一番いいのだ。いや、僕だけじゃない。少くとも社会の進歩にマイナスの働きをなしている奴等は全部、死ねばいいのだ。それとも君、マイナスの者でもなんでも人はすべて死んではならぬという科学的な何か理由があるのかね」アイタタタ…だが笑えぬ。

・太宰治「猿面冠者」
 韜晦に隠された果てしなき美意識。才人とはかくあるべし。

・太宰治「彼は昔の彼ならず」
 ろくでなしほどよくモテる(ただしイケメンに限る)。木下青扇は太宰作品中でも屈指のおもしろキャラですよな。

・太宰治「ロマネスク」
 自叙伝的作品の多い中、わりと正統派の名作。三部構成入れ子構造、ちょっとメタ展開が洒脱。

・太宰治「道化の華」
 虚傲。懶惰。阿諛。狡猾。惡徳の巣。疲勞。忿怒。殺意。我利我利。脆弱。欺瞞。病毒。と自称するほどの大げさな内容ではないんですよな…最初はちょっと共感したけども…若さ故のポオズなんですかのぅ…

・太宰治「私の著作集」
・太宰治「わが半生を語る」
 どちらも文学性のないインタビュー的小品。だがしかし、これが自殺直前の記録だと思うと…ぐっとくるモノが。太宰先生もも芥川先生も、結婚していなければ、せめて子を成していなければ、夭逝せずとも済んだのではないか。とぞ思ふ38の秋

・ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
 第5章の4「謀叛」と5「大審問官」について再考察。超思いっきり掻い摘むと、宗教も科学もどちらも絶対ではない。どちらにつくにせよつかぬにせよ、自分の頭で良く考えてから決めろ。その過程があれば、最も忌むべき盲信or自棄のスパイラルから逃れられる。

・H.P.ラヴクラフト「ラヴクラフト全集1」
 夏がくーれば思い出すー遥かなルルイェー悪魔の岩礁ー
 暖かくなると「インスマスの影」を読まなければならないんです、わかってくださいよ、一冊で十分ですよ…

 ラ・ル・リュー!クトゥルフ・フタグン!ラ!ラ!
 いや、わたしはピストル自殺なんかしない−そんなまねは断じてごめんだ!
 私はいずれあの怪しい影に包まれたインスマスにでかけるのだ。
 そしてあの沖合いにうずくまっている暗礁目指して泳いで行き、暗黒の深淵を潜り抜けて、巨大な石を積み上げた、太い柱の立ち並ぶヰ・ハ・ンスレイに到着したら、深海の魔神の巣窟の中で、驚異と光栄とに包まれたまま永遠にそこを棲み家とするだろう。

・佐藤大輔「皇国の守護者」1〜9巻
 2巻まで読了。月曜に届いて一気に読破。北領戦役編終了。コミカライズ版も相当に面白かったけど、やはりこういう作品は小説の方が情報量が多くてグッド。絶望的な撤退戦で頭角を現す、複雑な内面を抱えた知将。そんな主人公新城直衛はちょっとヤン似かも。
 3巻読了。今日一日休み時間他で一気に読ませる筆力は凄いな…内容は北領失陥から第一次反攻まで。半分は政争。龍とか猫(剣牙虎)とかアンドロギュロスの副官とか、ファンタジーな設定がちょっとあれかな、と思ったけど、今はむしろそれがグー。
 4、5巻読了。昨日伊豆行から戻って深夜まで読んでしまつた…眠い。つうか展開急変。新城さん両手どころか両手両足に花状態。しかも相手が両性具有にお姫様に幼女に義姉…更に剣牙虎の雌もいるか…これなんてエロゲ?と思わなくもないけど、面白いからいいのだ。
 既刊9巻まで読了。内乱編は完結。そして一番大事な人が……いや、伏線はばっちりあったし、だれかは、と思ったけど。そっちだったか…結構ショック。んで、9巻がでたのが2005年。6年の間隙。こりゃ続編はしばらく出ませんな。
 一週間足らずで新書9冊を読破させる筆力はなかなかでした。ただ、ちょっと銀英伝とかぶる部分が多いような。そしてキャラクターの魅力はそちらのほうが断然上な気も。新城さんはドSですしのぅどちらかといえばM気味な当方はやっぱりヤン提督派。



CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

ラノベ

・伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」1〜9巻
 2巻まで読了。とうとうラノベさんにまで手を広げてしまつた…と申しますか、電波女やとある魔術といい、なぜみなハーレム展開になるんだろう。主人公は平凡風という共通項も。不思議。
 9巻読了。むぅ……いや、面白いんですけども。面白いんですけども、くどい主人公の一人語りとハーレム展開の連続に食傷気味なのは否めず……よし、また青空文庫古典名作読破に戻ろう。うんうん。

・西尾維新「物語シリーズ」1〜10巻
 萌ラノベとあなどるなかれ。あ、やっぱり過剰で躁病的なノリは多々有り。だがしかし、特に猫物語辺りは傑作。破壊された家庭の被害児童再生のストーリー。最近多いか、1Q84とか輪るピングドラムとか。ポスト・バブル、アフターΩ、アフター911。つうかアフターダークというか。

 「化物語」と言うことで原作を読み始め。ほほぅ…アニメから想像していたのよりずっと落ち着いていて、ある意味真っ当な小説。ラノベならもっと凄(酷)いのは沢山ある。それにしてもアニメもまたある意味偉大。主に萌え・微エロ方面の表現力は文章に倍加するのだなと(笑
 「化物語」上下読了。面白かったぜ…元来独白調会話調の文章は好物ですが。これはさらにハイテンションかつ地口秀逸。当然のことアニメ版より情報量膨大。割と不可欠な台詞や説明が結構省かれていたのだなと。台無し、とまでは言いませんが、萌え要素があちらは多すぎますな(笑

 「傷物語」読了。をを…化物語から一転、正統派のラノベ(バトル系)なった、と思ったら、途中から転調。正調吸血鬼譚の様相に。超越者であるからこその悲しみ。死こそ安らぎ。その切なさこそがヴァンパイアものの醍醐味。
 あと、こっちが映画化で偽〜がテレビ化というのもなんとなくうなづける感じ。結構アレです。吸血鬼ものですしね。
 ちょっとずるいと思うのは、ある作品(化)中で一般認識として表現される前日譚(忍、障り猫)が未発表で、後に発刊されるという方法。あれだけぼかしておいて、そんでこれがそうですよって出されたら、そりゃ読むしか無いでしょ!面白いからいいんですけども。
 あ、これじゃ意味が分からん。傷物語は化物語の続編なんですけども、内容は過去、化物語中で何度も言及されている、主人公が春休みに遭遇した、吸血鬼(後の忍ちゃん)のお話なのです。と言うことで、さらなる続編偽物語に進みます。

 「偽物語」上下読了。傷〜で抑えめだったギャグ路線復活。化〜アニメの萌え路線好評を受けてか、微エロ路線大増量。来年1月からの今作のアニメ化も心配と言うか楽しみだぜ…(笑)と、七割型おちゃらけてても、残り三割きっちり絞めてきますな。家族って大事なのねー

 「猫物語(黒)」途中。ぐぐ…正直、前半部はこれまで以上のおふざけモードで、さすがにコレはいかがなものか、なんて中空の誰かに向けて苦言を呈したりしていたのですけども。けども。途中からケッチャムもかくやと言う…忍野さんが委員長ちゃんこそがモンスターだ、て理由が…

 「猫物語(白)」読了。傑作。ここ数ヶ月で一番良かった。猫物語(黒)の続編ではありますが、むしろ物語シリーズ第二部の冒頭との位置づけ。それまでのお笑い路線がなんだったんだろ?と言うほどの本格文芸になっていて…こっからが本当の物語シリーズのスタートかな?
 委員長ちゃんの再出発の物語でもあって。それはつまり、破壊された家庭の被害者、端的に言えば親に虐待された子供の再生ストーリー。そうやって育った人間は、心と記憶の方を環境に合わせてしまうのです。同系の1Q84よりも個人的な評価は上かも。
 一気に読み通した直後と言う贔屓目もあるにせよ、ホント素晴らしく、けどもそれだけに辛くもあり…子供は家庭を選べませんからね…事実そのものを記憶から削除してたりするものです。でもそんな歪な状態は必ず破綻するんですよ。罪ですよなぁ。
 あんまり感動したので密林のレビューも見てきたけど…最高傑作で素晴らしくて泣けたけど、羽川にはいまいち共感できないな、という意見が多く…良かった、日本はまだまだ平和だった!みんなイイ家庭で育ってるんですなと安心しました(笑

 「傾物語」読了。物語シリーズ8作目はなんとSF、それもループもの、しかも異常に壮大な展開、さらに感動。タイトルは「まよいキョンシー」ですが、忍ちゃんと阿良々木くん二人の話。泣けます。つうかなんなんだ…この西尾さんの懐の深さは…前期シリーズとは別物です。

「花物語」読了。シリーズ9作目。まああれから寝ないで三冊読み通してしまったわけですが…中学生か(笑)“あの”神原駿河が語り手、しかし豈図らんやこれが真っ当な怪異譚。サスペンス風味有りのスポ魂あり友情あり。怪異に関わる事の、正しい意味での痛さが切ない…
 しかしホントにシリーズ7作、猫物語(白)以降のこの本格派への移行の意向は一体どういう…化、偽あたりのハイテンションギャグ&萌え&エロス路線は、この後期シリーズへの壮大な振りだったとしか。
 前期の躁病的なノリを、やっぱりラノベだよな、と敬遠する向きもいらっしゃるでしょうに…どんなツンデレ編成だ勿体無い(笑)アニメから入った方、前期読みの方はもちろん、SF(すこしふしぎ)系の良質な作品をお求めの方にもお勧めしたい佳作です。

 「囮物語」読了。シリーズ10作目。う、うわぁ…千石ちゃんが、千石ちゃんが…あどけなき狂気の執拗なる描出。現代のドグラマグラというか孤島の鬼というか…いやこのひたひたくる恐怖はジョナサン・キャロルかな。我らが影の声クラスの衝撃ですわい。続きどうなるんだろ…

CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

・逢空万太「這いよれニャル子さん」1〜8巻
 正調ラブ(クラフト)コメ。宇宙的ハイテンショントーク。
 8巻読了。ををー、物語シリーズ読んでたから、ニャル子さんのハイテンショントークがまともに見えた!最初だけ(笑)相変わらずのラブ(クラフト)コメぶりでした。最高。アニメ化を見越してか現行深夜アニメのパロディ多し。
 キモくてもオタクではない私でも、これだけ笑えます。そのパロ星辰じゃなくて精神は大したものです。宇宙的貪欲さ。と言うことでアニメ化が楽しみですな。

・アサウラ「ベン・トー」1〜9巻
 狼たちの矜持をかけた熱い戦い。誇り無き者は去れ!…でも半額弁当争奪戦だけどな。
 1〜2巻アニメからして馬鹿熱でしたけど、原作はさらに馬鹿で熱い。そしてちょっと感動しちゃった…半額弁当がテーマなのに…ホンキのバカは熱いんだぜ(笑
 3巻読了。でも半額月桂冠弁当も確かに美味しそうなんですけども、サトーは通常戦闘では結構負けてるので、敗者の救済こと、どん兵衛&半額惣菜コラボの方が頻出するんですよ。しかもそっちの描写の方が、こう、胃にグッと来ると言うか…今晩はどん兵衛様だなw
 4巻読了。間違えた、昨晩の次点で4巻まで読み終わってました。一見ハーレム展開に見えて、実はそうでもない、ちょっと新しいタイプなのかも。だからあんまりもやもやしない。まあなんつっても主人公の変態性と半額弁当争奪バトルが素晴らし過ぎるのでOK
 5巻読了。いい話だ…青春やね。だだバカなだけでなく、熱くそして時に切ない。そして美味そう。今宵はどん兵衛のそばだな…<弁当じゃないのか
 5.5、6巻読了。また良い話や…姉妹愛にほっこり。メインの栗おこわ弁当と同じくらいほっこり。あと主人公の佐藤はバカで変態だけど、ホン・トーにNice Gay。じゃなくてNice Guyなんじゃよ。
 7、7.5巻読了。短編挿話集。みんな仲いいな(笑 

・静川龍宗「うちのメイドは不定形」
 これはいいクトゥルー神話ですねー。ショゴスのメイドさんが生み出されるとは…まあ数多の地球上の生命体の原型の原質細胞がショッゴスなわけですから。なんら可笑しくはない。変態度ではニャル子さんですけど、正調クトゥルー神話としては断然こちら。

・鈴木大輔「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよね」1〜4巻
 4巻読むのに2時間ぐらいで済みました。これが相対性理論か…あ、内容はアレです。恋愛ファンタジーです。鈍感主人公のハーレム展開と見せかけての確信犯じゃなくて故意犯。

・本田誠「空色パンデミック」1~3巻
 1巻読了。 をを…いわゆるセカイ系のラノベのメタ・ラノベ。 突発性大脳覚醒病(通称空想病)。脳内妄想に取り憑かれ行動に移してしまう先天的病気がメインテーマ。 古くはキンドーさん劇場、今は東村アキコ劇場。あれの小説版というところか。
 序盤は設定の説明で煩雑な構成になってますが、全体的にラノベらしくないさらっとした筆致。空想病のキャッチーさもあって面白い。 ただ…それだけじゃない、全編に通底する不気味さが気になる…
 空想病は先天的だけど、症状によっては伝播、劇症の場合は広範囲に猖獗するわけで。 メタ小説の常で、現状の設定が展開次第ではひっくり返される可能性がある、という事。 その先行き不透明さが、変態本読みにはたまらない、なので(笑
 2、3巻読了。 うむ、面白かった。主題の空想病。脳内妄想を現実と誤認してしまい、それに添った行動をとってしまう。場合によっては他人もその妄想内に巻き込んでしまう病気。これが秀逸ですな。自覚しているハルヒというか。
 3巻でそこにさらなるメタ視点が加わって、煩雑な入れ子構造に。 現状の展開は空想なのか、空想中の空想なのか、現実なのか…このもやもやした不透明さがたまらない。 そこにメタ・セカイ系というかオルタナティブと言うか、
 ラノベの作法に則った厨二展開がたたみかけるわけで。ああなんだか嬉し恥ずかしな感が… 作中で主人公が独白するとおり。 「本当に酷い。なんでもありだ。その上、事態はなんにも進展していない。」 まさにこれ。良い意味で(笑

・谷川流「涼宮ハルヒシリーズ」1〜9巻
 小説とコミックと四コマを一応既刊分読破。あれだ、良質なSFなんだ。となるとライトノベルの分類が更に分からなくなる…畢竟可愛い女の子の挿絵。そこに尽きるか。後伏線を超丁寧に回収するとこ。分かりやすさ取っ付きやすさがライト

・支倉凍砂「狼と香辛料」1〜17巻
 狼と香辛料だけは中世の交易がテーマ。魔法も剣も超能力も無しで、 たとえば大航海時代で戦闘をせずにスループ作って交易と冒険ばかりしていた人におすすめ。だがしかし、見方を変えれば、主人公とヒロイン(狼神の化身)が 17巻にわたってイチャイチャし続けている作品とも言えなくも。

・井上堅二「バカとテストと召喚獣」1〜13巻
 断然、秀吉派…いやアキちゃん派です

・平坂読「僕は友達が少ない」1〜7巻
 断然、幸村派…いやペガサス派です

・時雨沢恵一「キノの旅」1〜4巻
 断然、エルメス派です

・入間人間「電波女と青春男」1〜8巻
 断然、前川さん派…やっぱり女々たん推しで

 と言うことで、ちょっと100冊ほど読んでラノベについてわかったこと。 1.可愛い女の子のイラスト 2.ハーレム展開 3.基本SFちょっと厨二病もしくはセカイ系 これは外せないらしい。



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漫画

・志村貴子「放浪息子」1〜12巻
 なんという切なさ…ニトリくんとチバさんの将来が心配だけど楽しみで仕方がない。
 平成18年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門・審査委員会推薦作品だよ

・ハロルド作石「BECK」1〜34巻
 再読中。やっぱ面白いなー。つうかまたバンドやりてー。オサーンバンドくもうぜー。あとハッピー三国志読みたい(笑

・ハノカゲ「魔法少女まどか☆マギカ」1〜3巻
 1巻読中。中表紙からしてまったくもって笑いなしで、ほんのり涙なしの、アンハートフルファンタジーだよー
 
・田丸浩史「ラブやん」1〜14巻
 あれ…?スタートは完全なる駄目人間観察のギャグ漫画だったんだけど…なんか後半はだんだん…これ完結したら僕泣いちゃうかも。ちょっとルサンチマン読後感に近いような……ああ、俺とオマエは同じ目をしている…的なやつか(笑

・鬼頭莫宏「ぼくらの」1〜11巻
 9巻まで読了。まどかマギカに通ずる理不尽な強要と契約、宇宙的恐怖があると聞いて読んだのですが…辛い。鬼頭さんのすっきりした絵柄でこの内容をやられるとさらに辛い。でも非常に面白いのもまた確か。日本のマンガは凄い。
 全11巻読了。なんだこれは。こんなの読まされてオッサンとしてはどうしたらいいのだ!なんて会社のトイレで滂沱する怪奇。突き抜けた中二病、その先になにがあるのか。生き物として死は不可避。人生とはつまり、いかにして生きるか=いかにして死ぬか。か。
 ふう、ちょっと冷静になると、つまり十五少年漂流記と漂流教室とエヴァンゲリオンをミックスして、一番爽やかな画風で最悪な鬱展開を淡々と描いた、と言うことになるのかな。でもそれだけにダメージがでかいぜ。くっー
 つまり「221B戦記」ということか。「やめろ、人生は最後の武器だ、無駄玉を撃つんじゃない!」

・藤木俊「はじめてのあく」1〜7巻
 ああ…これがサンデーのラブコメ枠ですよ。壊滅した悪の秘密組織の残党の姉弟が一般住宅に居候してって変化球な設定ですけども。最近ふたつのスピカ、ドロヘドロ、マギカ、ぼくらの、とハヴィなのばっかだったからこういう平和なのは気が楽でグー

・森恒二「ホーリーランド」1〜18巻
 4巻まで読了。やぱりお出かけする気には慣れないので今日は読書と家事でも。つうか最初はヤンキーバトルマンガだと思ったけど、だんだん世界が歪んできてますなぁ。...
 全18巻読了。いやー凄かった。特に最後半は泣かされた。そしてラスト……でもあそこまで強くなったら、むしろ伝説にするしかないすよな…。ストリートファイト版頭文字Dという感じだけど、人体という複雑な物体をきちんと表現するだけで、芸術度は増しますな

・伊藤悠「皇国の守護者」1〜5巻
 3巻まで読了。仮想戦記物。息詰る撤退戦の描写がシリアス。剣歯虎がかわかっこよすぎ。つうかシュトヘルの作者さんなんですが、なんか昔のこちらの絵の方がととのってるのはなんでだろ?
 5巻まで読了。面白かった!なにかに雰囲気がにてると思ったら、新城少尉はちょっとヤン・ウェンリーぽいのか。相手がゲルマニックな帝国で、士官が貴族なとことかも。..

・渡会けいじ「鴨川ホルモー」1〜3巻
 小鬼を率いての四元素対抗戦という着想は大好き。でも…恋愛にかまけて他人を振り回して了とするリア充ストーリーは大嫌いなんじゃよー。ちくそう…(血涙)なんてね。次は断片的だった「海皇記」を一気読みで補完しますわ。海最高!

・ハワード・フィリップス・ラヴクラフト作、宮崎陽介・原田雅史画「ダンウイッチの怪」
 ンガイ・ングアグアア・フグリ・ショゴグ・イアハ・ヨグ=ソトース…
 ってぜんぜん関係ない写真がリンクされてた!むしろ怖いわ!つうか、見るからにおどろおどろしい絵柄でコミカライズするよりも、さっぱりした普通の絵で淡々じわじわと狂気が臨界を越えてゆくようなラヴやんものを読みたし

・羽海野チカ「ハチミツとクローバー」1〜10巻
 うひーなんちゅう甘酸っぱさ。大学〜30代までのちょい遅青春ラブコメ…って私の大学にはこういう風景は一切なかったな。ハハハ。でもいい話だった。なんとなれば、主要人物が全員片思いという怪奇。この設定に尽きる。

・川原正敏「海皇紀」1〜45巻
 12巻まで読了。やっぱ面白いなー。オーシャンファンタジーとしては我が国屈指じゃないんでしょうかね。デップさんのラヴちっくなアレも相当グッドですけど、内容の充実度では断然こちらですな。つうかマンガのツマの白ワインがもう消える…だと?
 45巻読了。圧巻の大団円。これだけの大冊でありながら、テンションを保ったままぶれずに完結。そして美しいエンド…これほどの…これほどの見事な完結は初めてかも。鋼の錬金術師だって、エピローグの壮大さでは劣るか。とにかく「見事」の一言。素晴らしかった。

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・村上かつら「ラッキー」
 1巻の1話の導入だけ読んでる…のに…号泣だよ!なんだよこれ!(泣
 目から漏水してしかたがない。こんなのずるいよ…あ、TAROの塔始まった。気を取り直してそちらに以降。

・西炯子「娚の一生」1〜3巻
 35歳元原発開発職女性と51歳哲学大学教授の恋愛話し。つうかラストが大地震で原発他がやばくて地熱でドンて…タイミング悪すぎ。でも内容はグー。あれだ、恋愛に年齢なんて関係ないんやー。結局顔と肩書きなんやー……orz

・日丸屋秀和「ヘタリア」1〜3巻
 枢軸連合をメインの国家擬人化マンガ。当方世界史選択だったのでこういうの大好き。思わずニヤリとしたり。でもいわゆるステレオタイプな決め付けでもある訳で、各国の当事者にしてみたら、若干お怒りのこともあろうかと。特に韓国の扱いが…(笑

・松本トモキ「プラナス・ガール」1〜3巻
 放浪息子経由で…ついに男の娘ものに手を出してしまった……確かに危険な可愛さはある。だがしかし、ここは強言したいところですが、が、安易な萌え系には当方の触手じゃなくて食指は動かなかった!放浪息子は作品として優れていたのだ!

・板垣恵介「範馬刃牙」1〜24巻
 2巻まで。やはり、やはりッッ!vs100kgの蟷螂とのシャドーこそ、前半バキのハイライトと言えようッッ!
 8巻スタート。ということで男、いや漢!の世界に戻るッッ!あ、TXの所サンの番組で巨大サメでるよ!でるッッ!
 24巻まで読了。正直な所、ピクル編前半でなんか辛くなってきて拝読を止めていたのですが、ご本尊&ご子息ご登場で流れがッ!変わるッッ!でも徳川さんがまたぞろトーナメントを開始しそうな気配…やっぱり最終決着までは…最低5年ッッ!ストライダムッッ!

・ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」1〜3巻
 ほう、実写映画化か…阿部寛氏は国産としてはベストでしょう。まさかジローラモさんにやらせるわけにも。ただ上戸さんはなにを…焦点がぶれないとよいのですが。

・遠藤海成「まりあ†ほりっく」1〜8巻
 5巻まで。あ原作は普通に面白い。むしろ知的ですらある。アニメがあんまりハチャメチャで、ちょっと気になって読んでみたのですが…って、ノイタミナまでの時間をつぶしているつもりが!けふは火曜ではないか!いや私の勘違いなんですが。しかもCTHULHU論議キター!ちなみに当方はニャル様はニャルラトホテプ派。クト様は断然ク・リトル・リトル、若しくは九頭竜派でございます。イアイア。

・幸村誠「ヴィンランド・サガ」1〜10巻
 10巻読了。をを…地味だけどすんばらしい。とにかく祈るのは、このストーリーがふさわしい決着を見る事だけ…今の所はパーフェクト。

・志村貴子「青い花」1〜6巻
 5巻まで読了。な、なにこれ。あ、あたし、切ない…的な(違。先月放浪息子を読むまで、志村さんを知らずにいたのですが、大いなる損失でした…どちらも若干もゃもゃする題材ですけど、画力とストーリーテリングの確かさは飛び抜けておりますな。
 6巻読了。う、う、うわぁー…なんだこの切なさは…志村さんの作品はときに心臓に悪いですよな。僕、ドキドキする(笑)

・那州雪絵「魔法使いの娘」1〜8巻
 魔法使いつうか陰陽師の義理の娘。オカルティック日常モノとして、シリアスとの案配がグー。ちゃんと人も死にます殺します。続編もあるそうで、この魅力的なキャラクターとまたあえるのがうれしい。お給金が入ったら買います。

・伊瀬カツラ「オナニーマスター黒沢」
 噂のweb漫画。タイトルがアレすぎて敬遠していたのですが…これは凄い。まず絵が上手い。そしてストーリー。特に息詰まる後半の展開は、将にデスノート(L編)のそれに匹敵す。現実味では上。暗い学生時代を送っていた同志は必読すべき。

・高橋慶太郎「ヨルムンガンド」1〜9巻
 武器商人と少年兵の話。ざくざく人死にが出るけどスタイリッシュ。ちょっとジーザスの雰囲気なのかなぁ。あれプラスちょい萌えって感じかな。

・田辺イエロウ「結界師」1〜35巻
 3巻まで読了。サンデーでの連載終了を受けて単行本でまとめて読み直し。連載時から元から好きだったけど、こんなに面白かったっけ?斑尾が欲しい今日この頃。
 12巻まで読了。松戸先生と加賀美君の関係がうらやましすぎる…魂ぐらいならいくらでも差し出すんだけどなぁ……ネクロノミコンがあれば呼び出せるかな?
 34、35読了完結。最後は眺める者と墨村母が全部持っていっちゃいました。と申しますか特に最終巻は駆け足のきらいが無きにしも。ちょっともったいないかな…あと10巻ぐらいは書く事があるような。と思うと似たジャンルの「鋼の」はホントに凄かった、と。あれぞ大団円。

CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

・朝田光・瀬口たかひろ「死に至る病」1〜2巻
 キルケゴールです。「絶望は死に至る病」の。多重人格物の統合への道。性描写多め内容重め。統合され消滅する側の人格についてはあんまり考えた事が無かった。ビリーミリガンとか読むと、超頭のいい犯罪者の刑逃れの狂言じゃないの?とか思ったりしますが…

・秋山はる「オクターヴ」1〜6巻
 5巻まで読了。まったくノーマークで、面白いからとご推奨いただきゲット。てまた百合じゃないですかー。僕そういうのじゃないんですよー、なんていいつつ、やっぱり面白い。でも女性同士の恋愛脳の激突が、我々つか男の理解を遥かに超越していてちょっと怖い。
 6巻読了。おおう…大団円。こちらは丸く収まった…でいいのかな?いやしかし最終巻はお二方七割方服をお召しになっていないという。でも愛があるならそれでいいじゃない。的な(笑)あでも一読するにたるお話でした。百合物の最高峰の一つでないかな。

・蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」1〜3巻
 のほほん極まる「ひだまり」は「まどマギ」との落差が…血だまりスケッチ…

・やまむらはじめ「神様ドォルズ」1〜9巻
 日曜から読み始めたんですけど…隔離された村の伝奇的継承+可愛い絵柄とロボアクション。うーん、のっけから人死が出て先生と生徒がアレで先生がまわ…されて死んでアレで…もしかして終盤は欝展開なのかな…「ぼくらの」的な。

・武富健治「鈴木先生」1〜11巻
 1〜8巻読了。なんという饒舌な教室。ドストエフスキィ的舞台装置。鈴木先生の言説は真理ではなく飽くまで持論。教育と宗教の違いは、複数の主張の存在、議論による擦り合わせが認められている事か。つうか学校の先生には絶対なりたくない。じゃなくてなれないな。
 9〜11巻読了。全てに過剰。時に不快。ある種の狂気。ド先生的熱情。しかしそれが教育と言うものなのでしょう。「自分で考える」知識ではなく知恵と言うのは。まあ凄いマンガでした。つうか下手な小説より文量は多いし。問題作寄りの名作決定。

・ツガノガク「涼宮ハルヒの憂鬱」1〜14巻
・ぷよ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」1〜6巻
・ぷよ「長門有希ちゃんの消失」1〜3巻
 小説とコミックと四コマを一応既刊分読破。あれだ、良質なSFなんだ。となるとライトノベルの分類が更に分からなくなる…畢竟可愛い女の子の挿絵。そこに尽きるか。後伏線を超丁寧に回収するとこ。分かりやすさ取っ付きやすさがライト

・うすね正俊「砂ぼうず」1〜14巻
 2巻まで読了。うわー、これ面白えー。あれですな、ちゃんとマッチョつうか人体を描ける絵師さんは、ソレ以外のどんなものもきっちり美しく仕上げられるんですなー。漫画は絵が50、ストーリー30、設定20の100点満点。絵は大事。
 うひょー!おもしれー!砂漠の近未来ガンアクション。飄々とした北斗の拳(銃版)もしくは汚いスターウォーズエピソード4(タトゥイーン編)。雰囲気としてはすっきりしたドロヘドロかな。マッスルをきちんとかける絵師さんは貴重ですわ。

・渡辺航「弱虫ペダル」1〜17巻
 1〜4巻読了。こっちも面白ー。熱い暑い厚い。僕も学生時代諸般の事情で友達がいなかったから、こういうのは泣けるなぁ。スポ魂ものとしても秀逸。

・宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」1〜9巻
 既刊8巻まで読了。なんか松ケン主演で映画化らしくて。ってええ!!!いきなり10年経過したのもびっくりだけど、その後の展開が!ちょっとショックですわ…でも読まれなかった戸籍がキーなのかな?はやく9巻買ってこよ。
 9巻完結読了。うわああああああ…うんでも良かった。泣いた。ネタバレはしません。でもちょっとゲシュタルト崩壊。hahaha。

・羽海野チカ「3月のライオン」1〜6巻
 読み始め。少年将棋マンガですか。なるほどなるほど…てあれ…こんなに今宵は寒の戻りで冷えるのに、目から汗が出てくるのはなんでだろ……対局シーンより一般生活の描写が胸に迫るぜ…
 しまっつ!「3月のライオン」読んでたらまたワインが一本消えてしまった。しかし…当方も家族を捨てて独りで暮らしてはやウン年。もちろんプロキシじゃなくてプロ棋士とは比較にならないお気楽デザイン稼業だけど、その寂しさにちょっとぐっとくる…かも(笑
 6巻読了。ゴゴゴ…(涙)二階堂最高だけど、やっぱりヒナちゃん…僕は諸般の事情で義務教育はずっと独り。どちらかと言えば桐山だったけど…いじめは暴力、犯罪ですよ。こればっかりは被害者にならないと…全てのいじめっこに告ぐ。呪というものはあるんだよ。

・芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」1〜14巻
 うおぉー!わかるわかるぞー!西の岬は黒崎の鼻と油壺のハイブリッドで、最後に残った砂浜も黒崎の鼻。おじさんのガソリンスタンドは剣崎のエネオスか!ミサゴの入江は江奈湾の干潟と毘沙門洞あたり?そしてロボなのにどこか耽美な雰囲気が最高。

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・森薫「乙嫁語り」1〜3巻
 20世紀中期ごろ?の中央アジアの遊牧半遊牧民の日常風景。刺繍ラブ、絨毯最高、そして絨毯最高。あと弓最高。

・木々津克久「フランケン・ふらん」1〜7巻
 をを…これは…萌え系ハーバート・ウェスト。嫌いじゃないいやむしろ好き(笑)唐沢なをき先生の「ホスピタル」がお好きな方にはオススメでありましょう。あれの温水プールもつ煮込みネタは吹いた。いや吐瀉という意味でな…も若干あるか

・とだ勝之「ホームセンターてんこ」1〜5巻
 良いDIY推奨ちょい萌え学研絵漫画でした。広くオススメ。ひとまずマイドリルは必須ですな。

・大岩ケンヂ×滝本竜彦「NHKにようこそ!」1〜8巻
 思うところあって読み直し。やはり後半のシリアス度はちょっと来るものが。主に経済的理由で物理的にはひきこもってはいませんけども、精神的対人的には…あと某アウェクンな感じの所とかは、そちら者としては見逃せず。

・木尾士目「げんしけん」1〜10巻
 新シリーズ開始ということで読みなおしたのですが……あれか、いまどきのヲの方ってのはこうなんだよなー、と再確認。我々のころは…それはそれは……唯一のこころのヲアシスは、総受班目前前前会長だけですよ。

・諌山創「進撃の巨人」1〜5巻
 最注目のファンタジーアクション。プロットの独創性壮大さ、絵柄はこれから確立するんでしょうけど魅力的。ヒジョーに楽しみなんですけど、でも…主人公のアレ化には若干の不安も。禁じ手でないかなぁ
 4巻読了。巨人と人類の圧倒的戦力比。若干の光明が見えるものの絶望的状況。そこからひたすら足掻く登場人物の言動。そんな中、ちょこちょこ挟まれるズレがギャグ要素が逆に重い。エレンの巨人化には展開的にはやや懸念は残り続けるところですが、やっぱ面白い。
 5巻読了。をを…相変わらずものすごい疾走感だぜ…作画はむしろさらに雑になっている気がしますし、ストーリーもとっちらかりつつあるような感もあるのですが。読んでる間は些事は気にならない。これがノッテル作品のパワー…初期のベルセルクのワクワク感が

・はっとりみつる「さんかれあ」1〜4巻
 時代はゾンビっ娘。異論は認めない。リビングデッドとはいえ、腐敗するし食人衝動は抑えられないしで、凄惨な方向に進んでいるんですけども。絵柄とキャラクターの脳天気…変態度?でホンワカ展開が続く…

・押見修造「惡の華」1〜4話
 3巻読了。へ、変態だ…最高峰の真面目な変態少年少女漫画に乾杯。しかしまさか佐伯さんまでが…
 4巻読了。表紙のショッキングワンフレーズ吹き出しパターン終了。そこは残念。中身はより内面をえぐるSorM方向へ…「惡の華」よりもむしろ「悪徳の栄え」なんじゃなかろか。主人公の呼称はクソムシの他に、クズ、クズ鉄、クズ六など、バリエーション豊かに(笑

・望月峯太郎「万祝」1〜11巻
 おもしれー!現代海洋アクション。つうかJK宝島。当初はパンチラ漫画かと思って切ろうとしたけど、カトーとサメと海洋表現の魅力にひかれて続けてよかった続きが気になる!あでも…ドラゴンヘッドのトラウマが…開いた風呂敷の心配…はしないよ!

・ろびこ「となりの怪物くん」1〜6巻
 ふむ、少女漫画にしては硬派で面白いよ、と言うことで読んだけど…まあ何事も「イケメンに限る」てことは変わらないですか。いやとことんガリ勉ヒロインてのは面白いけど、ちょっと主人公他が無駄にバイオレンスすぎるかなぁ…

・岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」1〜8巻
 1〜7巻読了。小学館漫画賞受賞ということで。天狗ハーフの女子高生って設定は生きてはいるけど、それよりもゆるい日常系て感じかな。三郎坊以下がいいキャラでグー。
 8巻読了。一転こちらはむしろ硬派なのかな?少女漫画じゃなくてファンタジーだけども。人間関係、じゃなくて人間人外関係が丁寧。あと絵柄が不思議と叙情的。あとあとどちらかと言えば残念な容姿のキャラクターも丁寧に描かれているのがなんか嬉しい

・森恒二「自殺島」1〜6巻
 1、2巻読了。
 今一番好きな漫画家は、もしかしたら森恒二さんかもしれません。ホーリーランド最高です。寝る前に腕立てするか(笑
 3〜5巻読了。これはホント凄い。さいとうたかを御大の「サバイバル」以来のお役立ち。人は人として存在する以上、多くの命の犠牲の上に立って(生きて)いるということ。某海犬さんたちにも読んでいただきたい。自分は素潜り漁はOKだから、あとは弓を覚えよう。
 6巻読了。そして当方的現在大本命。やっぱり凄いぜ…隔絶した孤島の自然vsヒト、そしてヒト間の二陣営、という二軸の対立構造による緊迫感の表現が抜群。そして、なんつっても「狩る」という行動から、生き物として生きることの意味を再認識させるのが…哲学だぜ。

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・高津カリノ「WORKING!」1〜9巻
 秋アニメらしいので読んでみた。ほのぼのバイト漫画かかと思ってたら、登場人物がほぼ全員変態でした…こういうの大好きです(笑

・小畑健「バクマン。」1〜14巻
 2巻まで読了。ジャンプ本誌でぽつぽつと読んでいたので読み直し。こんなに面白かったのか…小畑さんの絵はもちろんですが、ストーリーがいいじゃなーい。所で原作の大場つぐみはラッキーマンのガモウひろしでいいのかな?アレものすごく大好きだったんですよ。
 なんか七万円コニャックパワーでAM4:00に目が覚めたの一気にここまできた。そして泣いた。こんなに熱血なのかジャンプ編集部。まあ美化してるところも多々あるんでしょうけど。これほどのアレは…燃えよペン以来かな。PCP読みてー

・荒川弘「銀の匙」1巻
 北海道の農業高校が舞台。随所に鋼錬モチーフのキャラが出てきて面白い。どしてこういう専門系キャンパス話ってのは面白いんだろう。もやしもんとか動物のお医者さんとか。適度にアカデミックでウンチクで青春でラヴもあるからか。そして学園モノより大人。

・落合尚之「罪と罰」1〜10巻
 れは凄かった…原作は言わずと知れたド先生のアレ。舞台を現代日本、大筋は同じ。あの大作をかっちりとマンガにした時点でまず大成功。つまり、中二病をこじらせたイケメン元天才君が人を殺して悩んで自首して贖罪してイケメン故に救済される、事。
 原作と違うのは、主人公弥勒君がラ君よりも突き抜けていない事。もっと一般人。その代替として殺人者≒英雄の像により近い須藤が登場。ピカレスクな彼が魅力的。そして最大の違いは、土台にキリスト教的原罪と救済のシステムが無い事。
 耶蘇教のやけくそな設定を排除したかわりに、より一層人間の内面を抉ってみせた。つまり原作には欠けていたエロスとタナトス。そしてもう一人の主人公首藤の結末。この二点において、ある種原作を越えたのかも。凄い作品でした。
 でもあれだ、結局「イケメンに限る」て大筋は、洋の東西を問わないのか、と…orz

・大乃元初奈「夏生ナウプリンティング」1巻
 印刷屋さんの4コマあるよー、と言うことで。小さな社屋デザインから印刷まで家庭的かつ社長の道楽。なんか弊社に似てるかも(笑)違うのは平均年齢が1/2以下ってとこか。今時印刷土方に若者なんざいませんぜ。

・なもり「ゆるゆり」1〜6巻
 百合ですけどゆるいです。タイトル通り。しかし…なもり先生にあらせられましては天才なんじゃなかろうかと。これからクルと思います。時代が。

・丸川トモヒロ「成恵の世界」1〜12巻
 これはいい宇宙的庶民派ラブコメ。宇宙人・宇宙人ハーフ・擬人化戦艦・擬人化戦闘機×人間。やっぱり個人的には人外との交流が大好物だ。

・小島アジコ「となりの801ちゃん」1〜3巻
 昨今の腐女子事情。昔とは違って擬態は完璧な方が多いですよな。だが中身は…早すぎたんだ…腐ってやがる(笑

・タアモ「たいようのいえ」1〜3巻
 女子高生おさななじみとIT土方20代の同居話。全然今時のわかものぽくない二名ゆえ、展開が超くすぐったい。だがそれがイイ。

・関崎俊三「ああ探偵事務所」1〜15巻
 おー面白かった!最近読んだ完結作品トップは海皇紀と鋼錬。そこに割り込んでくる。元来探偵物好き(体は子供は嫌い)ですけど、シリアスとコメディの案配が抜群でした。ちょっとHだし(笑。ハードボイルドつうかハーフボイルドってとこかな

・加藤和恵「青の祓魔師」1〜7巻
 原作は繊細な絵柄と割と熱血展開と相当リアルなオカルト表現と丁寧な心理描写とタマにあるほっこりお笑いタームが素敵なのに。どうしてアニメの方はああ…色々はしょりすぎると、こういうバトル系は厨二作品に成り下がってしまうのですなぁ…

・いわさきまさかず「ケメコデラックス」1〜9巻
 面白かった。ちょいSFどたばたキュートギャグてとこか。とにかくヒロイン?のケメコのカリスマ性が凄過ぎ(笑

・安倍夜郎「深夜食堂」1〜7巻
 これは面白い。0時から翌朝7時までオープンの食堂。強面だけど情に脆いマスター。基本メニューは一品だけ。仕入れと気分で出るものは基本的にフリーオーダーという。あれ?そういうお店近所にありますよね…もうちょっと人柄がアレだったら(笑

・「ブレイクブレイド」1〜10巻
 4巻読了。ガンダム+オーラバトラー的な…ルーンマスカーは違うか。人がみな魔法が使える世界。主人公の血筋だけが魔力が無く「能無し」と蔑まれて…発掘された旧世界のロボが魔力無しの人だけに使える、という導入。リアル能無しとしては結構グッときた。

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・光永康則「怪物王女」1〜16巻
 献辞に英文。That is not dead which can eternal lie, and with strage eons even death may die…てアブドゥル・アルハザードの二行聯句やないか!

・清水栄一、下口智裕「鉄のラインバレル」1〜18巻
 中学生で厨二病でリアル嫌な奴で、でも男女ともにモテモテで。かつてこれほど共感を覚えなかった主人公があるだろうか!いやない。あ、でも読み進めるにつれそれも変わってゆくのですが。そして終盤の超展開。嫌いじゃない。ロボはかっこ良い。

・平野耕太「ドリフターズ」1〜2巻
 面白い!描線が太くて勢いのある絵が最高。内容は、島津豊久、織田信長、那須与一、ハンニバル他が死ぬ直前にファンタジックな異世界に転生。その地で国王、ジャンヌ・ダルク他、恨みを持ちつつ転生したものと戦う、てやつ。そういうの大好き。
 あと、当方も平野先生と同じく、漫画表現史上最高の信長は「抜き胴で真っ二つになってもお茶をたてる信長(@へうげもの)」です。ノブ、カッコヨス!!ちなみに「ドリフターズ」は「漂浪者」の意の方です。ビバドド!

・あらゐけいいち「日常」1〜7巻
 をを、最新刊の内容はすでにアニメで使われていたのか…ということは二期までには結構時間がかかりますな。なもり先生ほどの生産性があれば別ですが(笑)原作のタッチは抒情感があってよいですなぁ。

・鷹木骰子「バンパイアハンターD」1〜5巻
 これは素晴らしい。絵が芸術的。天野喜孝さんのイラストの雰囲気を良く活かしてる。作画さんはもともとデザイナでこれがマンガ処女作とは思えんな…そして、初期のDは本当に名作ぞろいなんですよ…死こそ安らぎ、かりそめの客…

・漫☆画太郎『罪と罰』
 ひどい表紙詐欺(笑)古くからのF先生ファンからしたらそれもまたお楽しみではあるのですけども。巻末の原作との比較解説が、ギャグの追加だと思って読んでいたけど…あながち的外れではないのかも…

・水瀬マユ「むすんでひらいて」1〜4巻
 ぐはっ…暇(じゃないけど)に飽かせてなんつうもんに手を出してしまったんだ…高校恋愛オムニバス。ぬるめの国産ビバリーヒルズ青春白書といったところか。暗黒…いやむしろ虚無だった己の学生時代を照らすにつけ、頭の中でオロカメンが「リア充爆発しろ」と叫ぶのさ。だがしかし、最近はそういう精神的負担がむしろ面白く感じられるようになってきた今日この頃。又一つ変態紳士として克己できたようです。愚地克己じゃなくて「こっき」です(笑

・momo「たまゆら」1巻
 アニメのコミカライズ。あのふわふわした雰囲気が良く現れておりますわい。要所にはさむ、Rollei35のスナップショットがやはり効果的で…ううう(涙

・七月鏡一・藤原芳秀「闇のイージス」1〜26巻
 1〜6巻読了。拳児、ジーザス以来の黄金コンビ。超大好きな作家さんです。今時大上段にハードボイルド。衒いも照れも無し。大藪春彦さんの小説で情操教育を受けた、我々ぐらいの年代の方にはど真ん中でありましょう。面白い。

・七月鏡一・藤原芳秀「暁のイージス」1〜6巻
 イージスを読んで泣かざる者、男子に非ず。勿論女子にもオススメ。出師の表に匹敵する熱さでした素晴らしい…テロに代表される、復讐の連鎖に対する満額回答がここにはある!!即ち不殺と家族だ(涕泣

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・林田球「ドロヘドロ」1〜16巻
 読み初め。なるほど、これは面白い。魔術師が練習しにくる世界。その魔法は人を別の生き物に変えるもの。主人公はトカゲ頭人身。ヒロインは餃子マスター。確かに大葉餃子が食べたくなる(笑。しかしこの殺伐さとグロさとのんきさと微笑ましさの共存はどこかで…自己レス。黒いジブリかな。
 15巻読了。こ、これは凄いぞ…読初にもった黒いジブリと言う印象は変わらず。独特かつ確立した世界観、執拗な残虐描写とほんわか空気感の両立。バイオレントでドロドログチョグチョなのに、妙に貞操観念が高いのは、ラヴクラフト御大作品に通じるところも。
 is04さんに林田球「ドロヘドロ」入れて読み直し中~やっぱ面白い。面白過ぎ!そしてどんどんニカイドウが可愛く見えてくる怪奇。アクマ化手前だというのに!
 16巻読了。相変わらずのハイクオリティ。痺れるねぇ…悪魔化したニカイドウが素敵過ぎるし、ハイパーテンション大葉餃子の美味そうなこと…味付けキノコステーキも森のマッシュルームコーンも合川の頭も美味しそう。<コラ
 題名通り全編ドロドログチャグチャのスプラッターなのに、どこか飄々としているのが不思議でそして魅力的。そう、それが、ドロヘドロ!(笑)おまけの悪魔の経典も必読ですな。

・板垣恵介・RIN「どげせん」1、2巻
 ををを…ジャパニーズ・土下座はアート。いや格闘技。マーシャル・アーツや!カレーラーメン美味そう。

・「ベイビーステップ」1〜19巻
 18、19巻読了。なんというリア充…だがそんなに嫌じゃないのは、テニスシーンがしっかりしてて、えーちゃんが真面目だからかな…と思ったら、19巻のラストでデート開始とか…いやいややっぱり許さん!リア充原子に還元しろ!

・七月鏡一×藤原芳秀「JESUS砂塵航路」1〜10巻
 やっぱ面白いぜ!ジーザス!<それが俺の名だ、地獄に堕ちても忘れるな。
 サンデーで連載していたジーザスの続編。間にイージスを挟んでの復活。ある種シェアワールド、主要キャラ倍に増えてます。お色気度もアップだよ(笑

・平野耕太「ヘルシング」1〜10巻
 1〜4巻読了。ドリフターズがデラ面白かったので、前作に触手じゃなくて食指を。1巻が1998年。作者のこの12年の画力の進歩にまず驚く。でも筆圧というか絵の勢いは昔から。内容は大好物の吸血鬼モノ。ヘルシングはヴァン・ヘルシングだったのね。
 6巻まで読了。4巻でミレニアム(ナチスの残党)が出てからの暴走ぶりはすんばらしいな…私は戦争が好きだ。のテンプレ元ネタは圧巻。いろんな液が飛び散る辺り「魔獣結社」を思い出した。イイゾ、もっとヤレ。
 狂信者と狂信者、人外と人外、戦争狂と戦争狂、三陣営どこにも共感できないのに、いやだからこそこんだけスプラッタでも面白いのかな。偶に挟むデフォルメギャグパートが好き(笑)あと魔獣結社はすんごい名作です。古本屋でお見かけの際には是非。
 7~10巻読了。なんという大団円。300万人以上犠牲になっても大団円。これでいいのだ。吸血鬼というものは存在自体が反則で、どうしても敵のインフレが起きてしまいますけども。こういう対軍隊的な展開は有りですなー。しかし面白かった。婦警最高!

・あずまきよひこ「よつばと!」1〜11巻
 1〜10巻読了。うをーなんだこの気持ち…萌えでなく感動でなく…癒しだ。これは癒しの塊やでー。あとダンボーの元ネタってこの作品だったのですね。
 11巻読了。あまりにほのぼのしすぎて、俺のシックスセンスが耐えられない…なんか一生読んでいたい。つうか、最初はよつばだけデフォルメされてて、その他の人物と作画が違いすぎるから、宇宙人かロボットなんだと思っていたのは秘密です。

・羅川真里茂「ましろのおと」1〜4巻
 これは素晴らしい。三味線学園青春ストーリー。三味線は日本の津軽の四季を描出するものですから、絵画化しやすいのかな…そして羅川さんは画面造りが上手い。音が見えます。ちなみに今までで一番音楽を感じた漫画は哭きの竜です(笑

・東村アキコ「きせかえユカちゃん」1〜4巻
 1巻は2000年。当時はちゃんと少女漫画してたんだ…と思ったら加速度的にキャラが暴走。3巻では劇中寸劇、いわゆる東村スペシャルが確立しつつある。なるほどー。んで当然面白い。主人公小6で162って当時のうちの妹ぐらいあるな。



雑誌
・スピリッツ、イブニング、モーニング、ヤングジャンプ、ヤングマガジン 他
・Number、CG WORLD
・ベストカー、ENGINE、CAR MAGAZINE
・ファモーソ



 
※業務連絡
 12/8(木)は当方近所の好好さんにて、BRTの忘年会的な飲み会を小規模に開催致します。
 平日ですので何かとございましょうかと思われますが、我こそは、という方は是非。
 現在参加予定者は、おがちゃん、おくチャン、D3、GGさん、sivaさん(予定)、KJさん(予定)となっております。
 中華創作料理 好好HP



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この記事へのコメント

2011年12月7日 21:46
速読術!?(驚
コメントへの返答
2011年12月8日 9:13
ありがとうございます。
集計してみますと、漫画731冊、小説151冊というところでした。
漫画ばっかで脳の軟化が懸念されます…

あ、今宵は6:30ごろにはお店に誰かしらいると思われます!

プロフィール

「('A`) <対酒当歌 人生幾何 譬如朝露 去日苦多 慨当以慷 幽思難忘 何以解憂 唯有杜康」
何シテル?   08/17 11:14
いや、そんな! あの手は何だ! 屋根が! 屋根が!………無い
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