
結構苦労している方が多いようですので、Android 6.0 Marshmallow(au 京セラ TORQUE G02(KYV35))での省電力設定について備忘録などを。
色々検索したり試行錯誤した結果、下記の設定にすることで電池の消費がものすごく改善されました。動作もサクサクになっております。
ただし、あくまで私の環境下でのことですので、ご参考にされる方は最終的にはご自身の自己責任でよろしくお願いいたします。
ちなみに電力消費評価用に「Battery Mix」をフル機能でONにしてこのスクリーンショットを撮っていますが、これ自体が電池食いですので通常は消すか機能を落とすかして下さい。
1.「電池の最適化」(6.0からの新機能)を見直す
2.Wi-Fi、GPS、Bluetoothの設定を見直す
3.その他設定
4.「Google Play開発者サービス」に気をつける
5.プリインストールアプリの削除・無効化
1.「電池の最適化」(6.0からの新機能)を見直す
Android6.0から採用された省電力のための新機能ですが、これが逆に悪さをします。
最適化するべきでないアプリやサービスが選択されていると、システムが暴走して電池がグングン減るという…
Android7.0でも同じような症状があるようです。
ここを治すと、スマホを使用しなければ電池はほとんど減らなくなるはずです。
「設定」→「電池」→画面右上の「…」→「電池の最適化」に入る。
画面上部に「最適化していないアプリ▼」と表示されている場合は「すべてのアプリ」を選択。
以下のアプリが「電池の使用を最適化」となっていたら、アプリ名をタップして「最適化しない」に変更します。
特にシステム系のアプリが最適化されてしまうとよろしくないようです。
・エコモード
・カメラ
・システムUI(重要)
・時計
・Android System WebView
・Androidシステム(重要)
・ANT HAL Service
・auManagementSystem
・Bluetooth MIDI Service(BluetoothがONになりづらい症状が改善)
・Bluetooth共有(BluetoothがONになりづらい症状が改善)
・「com.」で始まる全てのアプリ(重要)
・Intent Filter Verification Service
・「jp.」で始まる全てのアプリ(重要)
・KyoceraInfosignProvider
・LocationService
・MmsService
・「org.」で始まる全てのアプリ(重要)
・PacProcessor
・SIM Toolkit
・SmartcardService
・Wi-Fi情報/ホーム連携管理アプリ
・今使用しているホームアプリ(私はGo Launcher Zです)
2.Wi-Fi、GPS、Bluetoothの設定を見直す
Wi-Fiは入れっぱなしでもさほど問題はないですが、GPSとBluetoothは必要なときだけonにしたほうが良いと思います。
また、「設定」→「位置情報」→画面右上の「…」→「スキャン」に入り、
「Wi-Fiのスキャン」と「Bluetoothのスキャン」をoffにしておいたほうが電池の持ちは良いようです。
「設定」→「位置情報」→「Googleロケーションサービス」、「au位置情報サービス」、「位置情報取得の高速化」も必要なければoffに。
3.その他の設定
・「設定」→「ストレージ」→「内部ストレージ」→「キャッシュデータ」→「キャッシュデータを消去」
・「設定」→「無線とネットワーク」の「その他」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」→off
・「設定」→「ディスプレイ」→「明るさの自動設定」、「スクリーンセーバー」、「Homeボタンでディスプレイ点灯」→off
・「設定」→「ダイレクトボタン」→ぜんぶoff
・必要ない画像、動画はなるべく削除orクラウドへ
関連して、画像ギャラリーや音楽プレイヤーの自動スキャンもやめて、適宜使用フォルダを指定する
・SNS他のアプリの通知機能はなるべくoffに
各アプリの設定から色々とできますのでご検討を。
FacebookアプリとMessengerアプリは電池も食うし容量も大きいし動作も重いしの三重苦で特に個人的に大嫌いです。
どちらも削除or無効化して、「Chrome」からWeb版を使ったほうが軽くて便利だと思います。
「Chrome」でFacebookを表示して、右上のメニューから「ホーム画面に追加」を選ぶと、ホーム画面上にショートカットが作成されるので、それをタップしたほうがスマートかと。MessengerもWebからのほうが断然良いです。
以下はちょっとマニアックですが、操作や表示が断然スムースになります。
・「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」→連打→「開発者向けオプションを有効」
・「設定」→「開発者向けオプション」→on→「描画」の「ウィンドウアニメスケール」「トランジションアニメスケール」→「アニメーションスケール.5x」
・「設定」→「開発者向けオプション」→on→「描画」の「Animator再生時間スケール」→「アニメーションオフ」
4.「Google Play開発者サービス」に気をつける
重要なアプリですが暴走しがちな困りものです。
「設定」→「アプリ」→「Google Play開発者サービス」に入り、
「ストレージ」の「容量の管理」の「データをすべて消去」、
「Google Play開発者サービス」に戻って一旦「無効にする」をタップ、アプリを出荷時の状態に更新。
再度「有効にする」をタップ。
「Google Playストア」から「Google Play開発者サービス」を更新する。
アカウントに再アクセスする必要がありますので、パスワードなどを確認しておいて下さい。
5.プリインストールアプリの削除・無効化
使わないプリインストールアプリはどんどん削除するほうが色々とスリムになります。
削除できないアプリは「無効化」で動作を止められます。
無効化はワンタッチで再開できますし、削除しても再インストールできるものがほとんどです。
特にau系のアプリは…正直全部削除したいくらいですw
あとはTORQUEの特徴であるアウトドア系のアプリですが、残念ながらあまり使うことはありませんでした。
削除したプリインストールアプリ
・おサイフケータイ(止めてもsuica、nanacoは使える)
・auスマートパス(使わない)
無効化しているプリインストールアプリ
・うたパス(au系)
・おサイフケータイアプリセットアップ(止めてもsuica、nanacoは使える)
・ギャラリー(他のアプリがある)
・クラウドプリント(スマホから印刷しない)
・サービスTOP(au系)
・シンクコール(テレビ電話しない)
・スクリーンショットシェア(止めてもスクリーンショットは撮れる)
・ディズニーパス(au系)
・データお預かり(au系)
・デジラアプリ(au系)
・ドライブ(Googleドライブを使っていない)
・なみある?(TORQUE系)
・ハングアウト(SNSの一括管理)
・フォト(他のアプリがある)
・ブックパス(au系)
・安心アクセス for Android
・京セラサイト(見ない)
・取扱説明書(ネットで見られる)
・au Market(au系)
・au WALLET(サービスを使わなければいらない)
・au Wi-Fi接続ツール(auのフリーWi-Fiのためだけのアプリその割には重い)
・auお客様サポート(PC Webからのほうが便利)
・auショッピングモール(使わない)
・auテレビ.Gガイド(使わない)
・au災害対策(有事のときのみ使用)
・Barometer(TORQUE系)
・Compass(TORQUE系)
・Eメール(ezwebメールは使わずGmailオンリーなので、あと重い)
・Facebook(Messengerも含めて大嫌い)
・FishingLog(TORQUE系)
・GLOBAL PASSPORT(海外旅行の際のみ)
・Google Play ゲーム(サービスを使わなければいらない)
・Google Play ブックス(サービスを使わなければいらない)
・Google Play Music(サービスを使わなければいらない)
・Google Playムービー&TV(サービスを使わなければいらない)
・Google+(サービスを使わなければいらない)
・HealthPlanet(タニタの健康管理)
・Keep(Googleのメモアプリ)
・LISMO(au系)
・Lookout for AU(au系)
・NFCタグリーダー(サービスを使わなければいらない)
・NFCメニュー(サービスを使わなければいらない)
・SkyView(TORQUE系)
・Tide(TORQUE系)
・YAMAP(TORQUE系)
・YouTube(Webから見られる)
・その他壁紙系アプリ
・その他スクリーンセーバー系アプリ
・Chromeなどを使用している場合は標準ブラウザーも削除or無効化