<遺構/浜諸磯/三浦半島>
例の四角い遺構。
NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3 + INON UWL-H100 28M67 type2
20171202
三浦半島・浜諸磯(諸磯海岸)シュノーケリングの第3回です。
灯台前、南側の岩礁にある四角い謎の遺構を見に来ました。
GoogleMapの空撮でもはっきりと分かります。サイズは8m×5.5mといったところですね。
https://goo.gl/maps/aU5gga52uD42
潜ってみてみると、四角の外洋に面した辺に、直径1mほどのハッチが等間隔についています。
おそらく水産加工所の跡地ではないかと思いました。
その後はさらに南下。遺構のある岩礁を超えて南に広がる浅めのフラットな岩場へ。
地層が斜めに板状に露出していて、その陰にソフトコーラルや海藻が繁茂しています。
魚影も濃くてなかなか面白いポイントです。
三浦半島の浜諸磯(諸磯海岸)へシュノーケリングへ行ってまいりました。
東京シュノーケリングブログ様:浜諸磯
http://tokyo-snorkeling.com/hamamoroiso
浜諸磯は三浦半島の西海岸、三崎港にほど近い場所にあります。
今回も「みさきまぐろきっぷ」を使って電車とバスで。京急の三崎口駅から浜諸磯行の直通バスは1時間半に1本。三崎港経由で乗り換えますと45分に1本ぐらいでゆけます。
ちなみにまぐろきっぷは本当にお得でオススメです…
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/
浜諸磯のエントリーポイントは2つほどあります。
浜諸磯バス停から一番近いのが、諸磯青少年センター前の南面する小さな浜。浅くて穏やかで、綺麗な芝生もあってBBQなどご家族連れにも良さそうです。
GoogleMapの航空写真でも、丁度キャンプしているところが映っていました。
https://goo.gl/maps/UwCYzLZh4552
もう一つはバス停から小桜姫神社のある小山を超えた反対側にある諸磯崎灯台周りです。こちらは西面していて、綺麗な小砂利浜と巨大な磯場で構成されています。
この日は天気は快晴ですが、かなり強い北東風が吹いていました。ポイントは西面しているのでオフショア(陸から海)に吹くナライの風になるので基本的には海は凪ぎます。とはいえ灯台周りはフラットな地形なので、風の強さもあって沖の方はバタバタしていました。
上述の南面する浜は非常に穏やかだったのですが、今回は下記のマップでも見える、灯台のちょっと沖にある四角い謎のコンクリ製遺構を見たかったのであえてこちらに。
https://goo.gl/maps/aU5gga52uD42
エントリーした砂利浜は10m近い透明度。綺麗なイワシの群れが美しかったです。
その後浜の北にある岩礁帯へ。かなり浅い場所にイソギンチャクが繁茂していました。この日はイソギン畑の住人は見つからなかったのですが、夏から秋には期待できそうです。
続いて、浜の南にある例の遺構へ。コンクリで四角く囲われたプールになっています。水面下に等間隔にハッチがついているので、水産加工所の跡地かと思われました。
さらに南に向かうと、遠浅の岩礁が広がります。地層がミルフィーユ的な板状に斜めに露出していて、その隙間が良い隠れ場所になっています。魚やウミウシ、ソフトコーラルが豊富に見られました。
https://goo.gl/maps/Zfow3KX4SAQ2
生物の方は、砂利浜にイワシ、キビナゴの大群。
岩礁帯にはウミウシも多く、いつものアオウミウシ、ムカデミノウミウシ、シロウミウシ。ちょいレアなキイロウミウシなど。イセエビもかなり見つかります。
魚の方はカサゴ、メバル、キタマクラ、ハコフグ、ゴンズイ等いつもの磯の仲間。巨大なウツボに絡むノコギリヨウジ、キンメモドキ、キビナゴの大群。例の遺構に取り残されたアオリイカなど。
死滅回遊魚系では、アミメハギやちょっと大きめの綺麗なチョウハンにも会えました。がんばって越冬してほしいものです…
最後に今回最も印象的だったのは、南の浅い岩礁帯、ミルフィーユ状の岩の間に生えるソフトコーラルのイソバナです。場所によっては十重二十重にびっしりと。三浦半島でも屈指の密集具合だと思います。
2時間半ほど泳いだ後は、バスで三崎港を経由して城ヶ島へ。最近お決まりになりつつある、まぐろきっぷのランチ&京急ホテルの日帰り温泉を。
風呂上がりには素晴らしい夕日も見られて、実にナイスな一日となりました。やっぱり海は最高ですね。
場 所:浜諸磯/三浦半島
日 時:171202 10:30〜13:00
天 候:晴
気 温:16〜17℃
水 温:11℃
波 高:やや
風 :北東強い
透明度:5〜10m
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
INON UWL-H100 28M67 type2, INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
水中撮影:171202-02 灯台前/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
水中撮影:171202-01 もろいそ/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
flickrアルバム:171202 Snorkeling @ Beach HAMAMOROISO / MIURA
動画:youtube DIRU1974
撮影:NIKON D700 + レンズ色々
<遺構/浜諸磯/三浦半島>
ハッチが上下に二つ並んでいます。
NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
<遺構/浜諸磯/三浦半島>
ハッチの内部はこんな感じ。
鉄分のせいか、通常は緑色のカイメンが鮮やかなオレンジになっています。
<遺構/浜諸磯/三浦半島>
侵食で崩れてしまったハッチ。
<オヤビッチャ/遺構/浜諸磯/三浦半島>
オヤビッチャが隠れていました。
<アオリイカ/遺構/浜諸磯/三浦半島>
遺構内部に取り残されたアオリイカのペア。
かなり大きいです。
<遺構/浜諸磯/三浦半島>
遺構を斜めに横断する柱。
<ミナミハタンポ/遺構/浜諸磯/三浦半島>
ミナミハタンポの群れ。
<遺構/浜諸磯/三浦半島>
遺構を出てさらに南の岩礁へ。
<アオリイカ/浜諸磯/三浦半島>
完全に苔付きの岩に同化しています。
<ハコフグ/浜諸磯/三浦半島>
きれいなハコフグが隠れていました。
<ハコフグ/浜諸磯/三浦半島>
ぃょぅ。
<オヤビッチャ/浜諸磯/三浦半島>
遺構のある岩礁を超えた更に南側の浅くフラットな岩礁帯。
こんな感じで板状の地層が露出しています。
<イソバナ/浜諸磯/三浦半島>
板の陰にソフトコーラルがびっしり。
<イソバナ/浜諸磯/三浦半島>
フラッシュon。
<ムカデミノウミウシ/浜諸磯/三浦半島>
海藻も多くウミウシも良く見られます。
NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3 + INON UCL-165M67
<ミナミハタンポyg/浜諸磯/三浦半島>
魚の隠れ家にもなっています。
NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
<アミメハギyg/浜諸磯/三浦半島>
ハギ・フグ系は目がチャームポイント。
<イセエビ/浜諸磯/三浦半島>
板の裏側を覗くとイセエビも多かったです。
NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3 + INON UCL-165M67
<シロウミウシ/浜諸磯/三浦半島>
これは綺麗なシロウミウシ。
続きます。
水中撮影:171202-02 灯台前/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
水中撮影:171202-01 もろいそ/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
flickrアルバム:171202 Snorkeling @ Beach HAMAMOROISO / MIURA
動画:youtube DIRU1974
撮影:NIKON D700 + レンズ色々
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2018/02/16 14:13:55