<チョウハン/浜諸磯/三浦半島>
Raccoon Butterflyfish(アライグマのようなチョウチョウウオ)。
NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
20171202
三浦半島・浜諸磯(諸磯海岸)シュノーケリングの第4回です。
シュノーケリングのラストは、ソフトコーラルの間でちょっと大きめのチョウハンに出会えて終了です。
頑張って長生きしてほしいものです…
その後はさくっと着替えて、浜諸磯バス停から三崎港バス停経由で城ヶ島へ向かいます。
ランチ&温泉が待っています!!
三浦半島の浜諸磯(諸磯海岸)へシュノーケリングへ行ってまいりました。
東京シュノーケリングブログ様:浜諸磯
http://tokyo-snorkeling.com/hamamoroiso
浜諸磯は三浦半島の西海岸、三崎港にほど近い場所にあります。
今回も「みさきまぐろきっぷ」を使って電車とバスで。京急の三崎口駅から浜諸磯行の直通バスは1時間半に1本。三崎港経由で乗り換えますと45分に1本ぐらいでゆけます。
ちなみにまぐろきっぷは本当にお得でオススメです…
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/
浜諸磯のエントリーポイントは2つほどあります。
浜諸磯バス停から一番近いのが、諸磯青少年センター前の南面する小さな浜。浅くて穏やかで、綺麗な芝生もあってBBQなどご家族連れにも良さそうです。
GoogleMapの航空写真でも、丁度キャンプしているところが映っていました。
https://goo.gl/maps/UwCYzLZh4552
もう一つはバス停から小桜姫神社のある小山を超えた反対側にある諸磯崎灯台周りです。こちらは西面していて、綺麗な小砂利浜と巨大な磯場で構成されています。
この日は天気は快晴ですが、かなり強い北東風が吹いていました。ポイントは西面しているのでオフショア(陸から海)に吹くナライの風になるので基本的には海は凪ぎます。とはいえ灯台周りはフラットな地形なので、風の強さもあって沖の方はバタバタしていました。
上述の南面する浜は非常に穏やかだったのですが、今回は下記のマップでも見える、灯台のちょっと沖にある四角い謎のコンクリ製遺構を見たかったのであえてこちらに。
https://goo.gl/maps/aU5gga52uD42
エントリーした砂利浜は10m近い透明度。綺麗なイワシの群れが美しかったです。
その後浜の北にある岩礁帯へ。かなり浅い場所にイソギンチャクが繁茂していました。この日はイソギン畑の住人は見つからなかったのですが、夏から秋には期待できそうです。
続いて、浜の南にある例の遺構へ。コンクリで四角く囲われたプールになっています。水面下に等間隔にハッチがついているので、水産加工所の跡地かと思われました。
さらに南に向かうと、遠浅の岩礁が広がります。地層がミルフィーユ的な板状に斜めに露出していて、その隙間が良い隠れ場所になっています。魚やウミウシ、ソフトコーラルが豊富に見られました。
https://goo.gl/maps/Zfow3KX4SAQ2
生物の方は、砂利浜にイワシ、キビナゴの大群。
岩礁帯にはウミウシも多く、いつものアオウミウシ、ムカデミノウミウシ、シロウミウシ。ちょいレアなキイロウミウシなど。イセエビもかなり見つかります。
魚の方はカサゴ、メバル、キタマクラ、ハコフグ、ゴンズイ等いつもの磯の仲間。巨大なウツボに絡むノコギリヨウジ、キンメモドキ、キビナゴの大群。例の遺構に取り残されたアオリイカなど。
死滅回遊魚系では、アミメハギやちょっと大きめの綺麗なチョウハンにも会えました。がんばって越冬してほしいものです…
最後に今回最も印象的だったのは、南の浅い岩礁帯、ミルフィーユ状の岩の間に生えるソフトコーラルのイソバナです。場所によっては十重二十重にびっしりと。三浦半島でも屈指の密集具合だと思います。
2時間半ほど泳いだ後は、バスで三崎港を経由して城ヶ島へ。最近お決まりになりつつある、まぐろきっぷのランチ&京急ホテルの日帰り温泉を。
風呂上がりには素晴らしい夕日も見られて、実にナイスな一日となりました。やっぱり海は最高ですね。
場 所:浜諸磯/三浦半島
日 時:171202 10:30〜13:00
天 候:晴
気 温:16〜17℃
水 温:11℃
波 高:やや
風 :北東強い
透明度:5〜10m
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
INON UWL-H100 28M67 type2, INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
水中撮影:171202-03 例の遺構/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
水中撮影:171202-02 灯台前/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
水中撮影:171202-01 もろいそ/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
flickrアルバム:171202 Snorkeling @ Beach HAMAMOROISO / MIURA
動画:youtube DIRU1974
撮影:NIKON D700 + レンズ色々
<チョウハン/浜諸磯/三浦半島>
手のひら大でかなり大きく成長した個体でした。
<チョウハン/浜諸磯/三浦半島>
小さい頃は英名の由来である、アライグマのような、目の後ろから背ビレにかけての黒い帯が目立たず、普通のチョウチョウウオとあまり区別がつかないのですが。この個体はもうはっきり出始めていますね。
<チョウハン/浜諸磯/三浦半島>
大人ハコフグと並んでも遜色ない立派さです。
ちなみに幼魚時代は、尾びれの二つの点で普通のチョウチョウウオ(点一つ)と見分けています。
<ミナミハタンポyg/浜諸磯/三浦半島>
ということで、最後に素敵な方にも出会えたので撤収します。
正直寒くて痙攣していますw
NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3 + INON UWL-H100 28M67 type2
<ミナミハタンポyg/浜諸磯/三浦半島>
浜に戻る途中のミナミハタンポの群れもうれしいですね。
<ミナミハタンポyg/浜諸磯/三浦半島>
ニザダイも合流して上陸です。
<浜諸磯/三浦半島>
お天気は最高…北風さえなければ……
NIKON D700 with Ai Nikkor 20mm F3.5
<浜諸磯/三浦半島>
岩陰でぱぱっと着替えて移動します。
<浜諸磯/三浦半島>
きつね浜のとなりの港。
<浜諸磯/三浦半島>
浜諸磯バス停。
<浜諸磯/三浦半島>
三崎口駅行はご覧の通り。
無印の直通は1時間半に1本。
あとは三崎港で乗り換えですね。
<浜諸磯/三浦半島>
公衆トイレ横の案内板。
<三崎港/三浦半島>
三崎港に戻ってきました。
距離は2.5km、時間は7分。荷物がなければ歩いても全然行けます。
<三崎港/三浦半島>
城ヶ島行のバスをちょっと待ちます。
こちらは10分と待たずにどんどん来ます。
さすがはミシュラン二つ星。
<三崎港/三浦半島>
うらり横の波止場。
昔ミノカサゴが泳いでいるのを見たことがあります。
<三崎港/三浦半島>
トロがご宿泊した三崎館さん。
<三崎港/三浦半島>
メジャーすぎて最近ご無沙汰でした。
次のまぐろきっぷチャンスでお邪魔するのもありですね。
<三崎港/三浦半島>
いい感じ…
<三崎港/三浦半島>
オブジェじゃない!
<三崎港/三浦半島>
そろそろ城ヶ島行のバスが来ます。
続きます。
水中撮影:171202-03 例の遺構/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
水中撮影:171202-02 灯台前/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
水中撮影:171202-01 もろいそ/三浦・浜諸磯シュノーケリング行 の事
flickrアルバム:171202 Snorkeling @ Beach HAMAMOROISO / MIURA
動画:youtube DIRU1974
撮影:NIKON D700 + レンズ色々
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2018/02/22 16:31:42