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2010年11月30日 イイね!

蹴球観戦記:1011 El Clasico/T'estimo BARCA! の事

CANON PowerShot G10

 バルサ!バルサ!バルサ!バルサ!バールサ!!!
 FCBarcelona.jp:永遠のライバルに4度目の5-0

 今朝は伝統の一戦、エルクラシコ。FC Barcelona(バルセロナ) vs Real Madorid(レアル・マドリード)。結果は…5−0爆勝。前人未到のクラシコ5連勝。5−0は16年ぶりの快挙!
 前半早々に先制点。シャビ、ペドロ、ビジャ、ビジャ、ジェフレン。メッシは2アシスト。イニエスタ、ビジャの中盤のクオリティは相変わらず。カンプノウのクラシコとあって、パス回しは2割増し、前線からの鬼プレスは2倍。気合いの入ったバルサに、敵は無し。

 戦前は、バルサもマドリも絶好調での対決だっただけに、もうちょっと拮抗、もしくはマドリが優勢なのでは、と思わなくもなかったのですが。永遠のライバル同士には、得点以上の差があったように見受けました。

 三年目のペップ・グァルディオラ政権に対し、今季よりのモウリーニョ・マドリー。チームの成熟度に明確な差が。そして、なによりメンタル・モチベーションの違いは如実。
 ラウール、グティと生え抜きの大黒柱を放出したマドリーに対し、バルサはバルデス、プジョル、ピケ、ブスケッツ、シャビ、イニエスタ、ペドロ、メッシ、ボージャン、ジェフレン。なんとスタメン11人中8人、交替選手を入れると10人もの選手がカンテラ(下部組織)出身。
 バルサのシステムを幼い頃から叩き込まれたが故の阿吽の呼吸。特にプレスから奪った後の連動性が桁違い。そして、あんまりこういう言い方はしたくはないのですが、気合い・魂・チーム愛が、本来拮抗していたチーム力に大差を付けたのかな、と。 

 細かいことを言うと、今季のマドリーの好調を支え、攻守の繋ぎとして躍動していたエジルが不調で途中交替、逆にバルサはビジャが完全にフィットし、1アシスト2ゴールの活躍。この新戦力選手の綾も、結果に影響したかなと。


 ということで、権利的にはちょっとアレですけど、ネットで拾ったダイジェストを貼っておきます。25分たっぷりあります。
 見所は、普段は天使のように大人しいイニエスタが、クリロナの暴挙から敬愛するペップを守らんと憤激するシーンですかね。
 

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 まー、なんてちょっと冷静に書いてしまいましたけど、バルサファンとしましては、笑い止まらぬ飯旨酒旨な朝だったのでした。早起きして半紙芝居なネット中継チェックした甲斐があったと言うものです。

 いやー今のバルサの完成度は、ドリームチーム越えかも。というか去年イブラヒモビッチで失敗しなければ…CLも連覇……
 おっと、変なフラグ立てはよしておきます。少なくとも、イニエスタとチャビとメッシ、この三者が大きな故障をしなければ、恥ずかしい試合はしないはずです。いやとにかくすんばしかった。

 CRがペップを小突いたり、ロスタイムにラモスが特攻したりしていますけど、審判の奮闘もあって、ギリギリの節度は保たれましたかね。ビジャの飛び出しがオフサイじゃね?というイクスキューズもありますけど、ビデオを見れば正当なプレーである事は明らかですしね。
 まあ、正直マドリー側も、いろいろケチを付けるよりも、完全なる完敗に自らの立て直しを計るべきと理解しているようで、あのモウリーニョ監督も殊勝なコメントを…逆にベルナベウ・クラシコが恐ろしくもあります。でも楽しみ。


 ビスカ!バルサ!!
 つうかイニエスタはそろそろジダン越えでしょう!彼こそ白いレジェンドだ!
 

Posted at 2010/11/30 21:58:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 蹴球観戦記 | スポーツ
2010年07月13日 イイね!

蹴球観戦記:1007 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-07/スペイン初戴冠、総括他 の事

CANON PowerShot G10


 終わってしまいました…

 2010ワールドカップ・南アフリカ大会は、ある意味下馬評通りスペインの優勝に。
 当方も一押ししていただけになんだか嬉しいです。特に今最もフォローしているイニエスタ選手が決めてくれて…寝不足もまったく報われました。

 日本代表の活躍もあり、今までで一番面白い大会だったように思えます。と申しますか、今でもAM3:30に一度目が覚めてしまうのですよ。アラームも鳴らないのに(笑

 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-01/開幕に寄せて の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-02/日本初戦勝利に寄せて、他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-03/日本×オランダ戦他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-04/日本×デンマーク戦他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-05/日本×パラグアイ〜他 の事
 蹴球観戦記:1007 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-06/ベスト8決定 の事
 蹴球観戦記:1007 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-07/準決勝終了 の事



 大会MVPはウルグアイのフォルラン。
 得点王は5点でビジャ、フォルラン、ミュラー、スナイデルが並ぶ。
 ベスト11には、GK:キングソン、DF:マイコン、ラーム、ピケ、プジョル、MF:シャビ、イニエスタ、スナイデル、シュヴァインシュタイガー、FW:フォルラン、ビジャ、に。納得です。


 決勝のスペイン×オランダは延長突入120分の死闘。
 試合は終始スペインがポゼッション。ゲームを支配。オランダはファール覚悟の激しい当たりでスペインの流れを食い止める作戦。時折見せる反攻は非常に鋭く、何度も好機を作っていました。ロッベンの突出はまさに世界一。カシージャスでなければ、結果は逆になっていたかも。

 ただ、以前も書いたのですが、今大会のオランダはリアリストに徹し過ぎというか、正直ラフすぎるような気が。何もゲームを壊してまで勝つ必要は無いような…あれだけうまいのになんだか勿体無い。ホント勿体無い。


 その辺に関しては、オランダの神にしてバルサの伝説、クライフ御大の御言葉が精確。某所で訳を頂戴しましたので、ちょっと転載してみます。

 「「オランダはインテルのように戦いますか?CL準決でバルサを破ったモウリーニョのように」
 試合前にこう聞かれてきっぱり「NO」と答えたよ。言っておくが、私がそういうやり方が大嫌いだからじゃない。母国は自分たちのスタイルを捨ててまでそんな真似をしないと思ったからだ。

 間違いだったね。彼らが選んだのはまるでボールなんかいらないと言わんばかりのアンチフットボールだった。醜く、粗野で、激しく、息苦しい。まるで目を引かない、フットボールと呼べない代物だ。
 まあそれでオランダはスペインを脅かしはしたんだろう。彼らはそれで満足できたのかね?それならよかろう、だが結局負けて終わったのだ。

 嘆かわしく、悲しくなるような汚い戦い方だった。開始直後に9人になって当たり前の酷いタックルは、見てるこちらまで痛みが走ったよ。」


 非常に苛烈です。でもちょっと共感してしまいました。

 クライフ氏が母国代表を非難「オランダは醜く低俗だった」 Yahoo!スポーツ×スポーツナビ
 Football365 | Cruyff Critical of Dutch Display




 最後にまたまたオシムさんの言葉。こちらも厳しい。ですがやはり共感です。
 『オシムの伝言』公式ブログ「ドイツ3−2ウルグアイ(3位決定戦)」
 『オシムの伝言』公式ブログ「スイーツ&ワサビ(決勝スペイン1−0オランダ)」



 と申しますか、オシムさんもおっしゃる通り、スペインは素晴らしかったし、彼等の優勝はサッカー界全体を鑑みて、方向性という意味では有リだと思います。ただ、彼等本来のパスワークは得点シーン他、数少なく。全体の出来は7割位だったと思います。もちろん、それは対戦相手の守備の奮闘もあるのですが。
 それで優勝できちゃうのが凄い、とも言えましょう。大会前に優勝候補に挙げたのは、上手さに加え、この勝負強さが備わったのが、今のスペインの強みだと思ったからです。

 また、圧倒的ポゼッションは、守備にも効果絶大。結局スペインは大会7試合で8得点の最少得点優勝。そして失点も2失点。最少失点優勝でもあったのでした。
 決勝のオランダ戦を見ても、オランダは90分まではスペインに対抗出来たものの、延長120分耐える事は出来ず、最終的にスタミナ切れを起こしていました。
 逆にスペインはボールを走らせる事により体力を保持。最後の最後でイニエスタのあのゴールを生んだ、と言えるのでしょう。


 ま、それを踏まえて、個人的なベストチームはチリ。次点でスペイン、ウルグアイ、ドイツ、アメリカ…そして日本(笑

 特にチリが素晴らしかった。ビエルサ監督のもと、愚直なまでに攻め倒すあの姿勢。グループリーグの奮闘見事。決勝Tでもブラジルには一歩及びませんでしたが、内容では完全に上。見ていて清々しいサッカーです。
 ちなみにビエルサ監督は、岡田さん勇退後の日本代表監督候補に挙がっているそうです。これは非常に楽しみです。


 と言うことで、2014年ブラジル大会は是非現地に行きたい!という野望が沸々と。
 お小遣いを貯めてちょっと頑張ってみようかなと。きっと凄い大会になりますよ。


CANON PowerShot G10


 〜〜
 例によってtwitterのだらだら観戦記。


・準々決勝 ブラジル×オランダ

 とうとう決勝。スペイン×オランダ。開始からスペインが押し込む。今日も先発のペドロの動きが相変わらずキレておる。

 ちなみに、ラモスをアロンソをオランダにあげて、代わりにジオとボメル、そしてコクーとフランクに現役復帰してもらうと…スペインは11人全員バルサにな ります(笑
 前から、ビジャ、ペドロ、イニエスタ、シャビ、ブスケツ、コクー、ジオ、プジョル、フランク、ピケ、バルデス。とか。

 とかくだらぬことはどうでもよくて、こんなに前がかりのスペインは初めて見るかも。逆にオランダは早いプレスからのショートカウンター狙い。どちらも ちょっと入れ込んでいるような…

 前半12分。CKの流れからスペインに立て続けに決定機。繰り返しになりますが、ここまで鬼気迫るスペインも初めて見る。初決勝、初優勝への意気込みとし てはアリなんですが、らしくないとも。シャビ辺りがもっとボールをさばいて、ゲームを落ち着かせて欲しいかも。
 前半16分。ファンペルシー、そしてプジョルにイエロー。入れ込み過ぎで心配なのが、この辺も。退場者が出ては折角の決勝も台無しになってしまいます。な んとかセルフコントロールして欲しい感じ。

 前半19分。あ、落ち着いた。この辺は両軍経験とセンスのある選手が多いからか。いや杞憂でした。
 前半20分。見た感じでは相変わらずロッベンとスナイデルはきれてる。どうなろうとスペインがポゼッションでは上回るでしょうけど、こと縦の速さと決定力 ではオランダが上。こりゃ一瞬足りともが抜けませんな。
 前半21分。ボメルがイニエスタを削る。イエロー。ボメルの場合は計算づくのファールだと思いますが、これで打ち止めにするべきでしょう。あ、ラモスも 行った。主審は一度キャプテン同士を呼んでコントロールするべき。あとイニエスタは決意の丸坊主(笑

 前半25分。ブスケツが中央でスナイデルにファールを受ける…でも、オランダはスペインからの奪いどころは、ブスケツの無駄なキープと、そしてプジョルの 若干正確性を欠く繋ぎであると、看破している。そこから奪って一気にゴール前へ。まさにモウリーニョシンドローム。
 前半28分。アロンソがデヨングにドロップキックを受ける…。大丈夫かなぁ。事によっちゃあばらいってしまいますよ。あ、立ち上がった。シャビはファール 後に右に上手く展開したんだから流せよ、と主審に怒っているのでしょう。

 ね、いまのところ、ピケからはボールをとれないからパス出しのコースを切るだけ。プジョルには逆に持たせる、作戦。

 今度はカシージャスがプジョルにジャンピング・ニー。これもあばらが…鉄人プジョルだから無事だけど。あ、オランダがナイスフェアプレー。これで一度落ち 着くと良いのですが。

 前半35分。オランダショートCKでトリックプレー。決定機。やはりセットプレーもオランダが上かな。
 前半38分。イニエスタはどんなにDFに囲まれていても、ボールを受けて一発で前を向け、シャビはトラップと身体の向きの変化だけでフリーになれる。この 二人の地味だけど異能な部分か。
 前半41分。ブスケツのインターセプトにスナイデルが足裏を見せてファール。ま、これは出会い頭。しかしハワード・ウェブさんも今日は大変だ。
 後半43分。ペドロがボメルにファウル…あ、またこれはボメルのダイブ。これがあるからちょっとなぁ。

 前半終了。0×0。激しくあたるオランダに、スペインが押されている感じ。これは監督の作戦が素晴らしい。スペインはもっと回さないとね。

 後半開始。スペインはシャビをやや前へ、イニエスタを左から中へ移してきた。つまり二人が近い位置へ。コンビネーションで崩すかな。

 後半12分。ビジャがハイティンガに倒されてイエロー。さらに、ボメルがボールを返す位置が狡すぎる(笑
 後半14分。ペドロoutナバスin。ペドロ前半までは良く動けていたのですが。サイドを崩すという意味では、ナバスの方が上か。
 後半16分。一瞬の隙から、スナイデル→ロッベン抜け出し。GKと一対一!カシージャスがまた神ージャスに!やはり頼りになるなぁ。

 ちなみに、ヘスス・ナバスは若い頃のバッジョにちょっと似てる。

 後半20分。今のシャビへのファール後に、ちょこんとさりげなくボールを蹴ってシャビにぶつけるボメル。ここまでくると、むしろいっそ清々しいいやらしさ。
 後半24分。ナバスのクロスからDFが弾いてビジャの足元。フリーでシュートするもDFがぎりぎりでクリア。得点の臭いがして参りました。

 後半25分。カイトoutエリアin。最終兵器が出てきた。オランダも勝ちにきた。
 後半30分。アロンソ、ナバスと絡んでまたビジャにボール。宇宙開発。むむ、やはりスペインはかなりへばってきた…
 後半31分。スペインCKからラモスがフリーでヘッド。決定的なのに枠をそれる…そして山本さんまさかのファンペルシー批判(笑

 後半33分。イニエスタがファールされて…またボメルが挑発的スクリーン。第二のシメオネですな。
 後半35分。イニエスタのド変態ドリブルから…スナイデルのナイスタックル!仲いいな(笑
 後半37分。ロッベンがプジョルとピケの間を押し破る!カシージャスが冷静にセーブしたけど、やはり怖い選手だ。左ウィングでは世界一。

 後半41分。アロンソoutセスクin。これで前でのパスワークは格段に向上するでしょう。隙もできますが、本来こうあるべき。だってスペインだし。あと ヒゲ剃ったセスクはアダム・ランバートにちょっと似てる。後々、トーレスは延長投入か。

 後半ロスタイム。流石のロッベンもスプリントが効かなくなってきた。この対戦で消耗戦になるとはねぇ。やっぱり決勝戦は堅くなったか。

 後半終了。0×0。延長突入。スペインが一度スタミナが切れてペースが落ちたんですが、ボールを走らせる事によりやや回復。今はオランダが落ちてきた。イ ニエスタがココに来てやっと、復調しつつあるのがスペインの強みか。

 このロッベンとプジョルの激突シーンは、ほとんど特撮。両者ともどういう身体能力だ(笑

 延長前半5分。イニエスタのスルーからセスク決定機!外した…と思ったら返す刀でロッベン突出!死闘。
 延長前半8分。セスクからイニエスタが抜け出して、打たない。ええ、打ちませんとも。崩して流し込むのが彼の流儀(笑
 延長10分。ビジャからヘスス・ナバスのシュート。これも惜しい。

 地味だけどブスケツの機動力、特に守備範囲の広さは素晴らしい。これで21歳。ふてぶてしさもあるし、将来性は抜群。

 延長前半14分。ファンブロンクホルストoutブラーフハイトin。ジオはW杯が引退試合だもんなぁ。偉大な選手でした。

 セスク!ちょっと雑だったなぁ。

 延長後半開始。ビジャoutトーレスin。賽は投げられた

 延長後半3分。イニエスタを倒してハイティンガ退場。今のは致し方なし。しかし、ここにきてのシャビ、イニエスタのガッツには感服ですな。上手いだけでは なひ。
 延長後半5分。またまたイニエスタを倒してファンデルビールがイエロー。さすがはカードコレクター。イニエスタは今日何枚イエロー相手に与えてるんで しょ。

 スナイデルこれ決めたら得点王から優勝からバロンドールまですべてを手に入れるな。

 ああ…俺のイニエスタが決めた…(涙

 俺のってなんだ(笑。年に3回だけ枠に行くイニエスタのシュートが、この局面で訪れるとは!これで名実共にジダン越えへの第一歩と言えましょう。バロン ドールもあるよこりゃ。

 いやいや、まだまだわからない。ロスタイム2分。

 延長ロスタイム。トーレスが…これは膝ではなくてももうらかな。今年はなんとついていない。

 試合終了。スペイン優勝。 やっと無敵艦隊がホントの無敵艦隊になった。

 あ、邪神パ=ウルの予言は全て当たった。ちょ、これってルルイェ浮上のフラグ?

 山本さん、当初は隠していたスペイン好き、バルサ好きの本性が、ここにきて全開に(笑
 ちょっと!デルボスケさん持ち上げるには人少なすぎ!
 あ、このユニって初優勝記念ユニなんだ!…購入決定(笑

 ラモスのあの顔Tはピッチ上で亡くなった、セビージャのプエルタのもの。彼の背番号15も、亡くなった親友から受け継いだもの。
 イニエスタのアンダーシャツの文字は、去年亡くなった同郷の親友、エスパニョール元主将ダニエル・ハルケの名前。皆若くして背負うものがある、と言う。

 うわ。こんなに底抜けに陽気なカシージャスは初めて見た。

 ふぅ。実に堪能した一ヶ月でした。今までで一番面白かった気がしますよ。しかしこの後どうしよう…最近は、目覚ましかけてないのに3:30に目が覚めたり するんですよ(笑。あれだなーブラジル大会までにお金貯めて、現地行くしか!

 あれ?プジョルとシャビが一緒に持って走ってた旗、スペイン国旗じゃなくてカタルーニャ州旗じゃない。気持ちはわかるけど、後で怒られる(笑

 サッカーしてないと、アルバセテの普通のお兄ちゃんに戻っちゃうのが、またいいところ。
 イニエスタね。



・三位決定戦 ドイツ×ウルグアイ

 録画しといたダイジェストで三決のドイツ×ウルグアイ。ウルグアイ2点目、フォルランのボレー格好良いなぁ。1点ビハインドのロスタイムのFKも惜しかっ た。この試合もそうとう面白かった御様子。

 ('A`)<寝不足を残し球宴大団円@げすを #haiku #jhaiku 燃え尽きた…あでもオレにはまだ海が残つてゐる!すぐ10-11シーズンもはじまるしね。


 D
Posted at 2010/07/13 22:58:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 蹴球観戦記 | スポーツ
2010年07月08日 イイね!

蹴球観戦記:1007 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-07/準決勝終了 の事

CANON PowerShot G10

 楽しかったW杯もとうとう準決勝。二試合とも期待に違わぬ激戦でした…
 例によって各試合一言だけ。


・オランダ×ウルグアイ(3×1)
 ウルグアイも大黒柱のフォルランを中心に健闘するものの、オランダの試合巧者ぶりが上回る結果に。試合展開に応じた緩急の使い分けが見事。
 スアレスの欠場がフォルランの負担を増やしたのが大きかったか。ロスタイムで2×3と追いすがったあの瞬間、彼が交替しておらずにピッチに立っていれば…
 得点もまた見事。特に先制のブロンクホルストの奇跡のロング、フォルランの魂のミドル。どちらも圧巻。
 
 
 ・スペイン×ドイツ(1×0)
 ボールを支配し押込むスペイン×守ってカウンター狙いのドイツ。一応予想通りの展開。
 絶好調でぶっとばしてきたドイツに、やや疲れが見え、苦しみながらも調子を上げてきたスペインが、ここに来てそのパスワークを仕上げてきたか。そこに勝敗の機微が。
 ドイツは絶好調4得点ミュラーの欠場が痛かった。そしてエジルの不調。彼ら二人の機動力が、今のドイツの生命線。結果、カウンターに切れ味を欠くことに。守備は鉄壁だっただけに惜しかった。

 スペインは不調のトーレスを外し、まさかのペドロ投入。スタメンにバルサ勢7人を揃え、パスワークもやや復活。ボールを保持し続け、試合を通し、あのドイツをほぼ圧倒。
 得点はCKからプジョルのヘッド。彼のプレーはどうしてこうも人の心を打つのか…月並みですが「魂のヘッド」で決勝を勝ち取った。
 そして讃えるべきはイニエスタ。まだまだ半分ぐらいの調子ですが、それでも随所に変態的プレーが。彼のダブルタッチを見てるだけで、ビールが一本空きます。

 
 と言うことで、決勝はスペイン×オランダに。

 当初より、優勝候補筆頭にスペイン、次いでドイツとあげておりました。ここはやはりスペインに勝っていただきたい。調子も上向きですし、面白い試合になることは間違いないでしょう。
 あれだけボールをキープし揺さぶり続ければ、どんな相手でも体力的に辛くなります。あの不屈のドイツですら、ロスタイムにはあごが上がってしまい、パワープレーすら出来なかったわけで。得点は少ないのですが、今のスペインのポゼッションサッカーにはそれだけの破壊力があると言うことです。
 キーはやはりイニエスタ。彼が前線でぬるっと絡めるかどうか。

 逆にオランダは…ここまで来たので書いちゃいますけど、個人的に今のオランダはあんまり好きではないのです。確かに勝負強いんですけど、あまりに試合巧者というか、マリーシアと言うか狡い(こすい)というか。端的に言えば、あれだけイイ選手が揃っているのに、無駄にダイブしすぎ、演技しすぎ。どうも対戦相手を挑発しすぎな気がします。
 までも、これまでのオランダ代表とは違い、相手を良く研究し綿密に対応しているのは凄いです。特に試合展開を鑑みてのプレーの緩急の切替は鮮やか。ブラジル戦でもそうでしたが、耐える局面、嵩にかかる局面、ここの見極めは見事。普通はなかなか切り替えられないんですよね。
 と言うことで、スナイデル、ロッベンからは目が離せません。ファンマルヴァイクのシフトチェンジに、チーム全体が連動し鋭く反応する様も、実に見物です。



<100706 World Cup 2010 準決勝 スペイン×ドイツ ダイジェスト>

 妙に整ったダイジェスト動画がyoutubeに上がってました。ESPNの公式動画なんですかね。もの凄く綺麗かつまとまってます。

 しかしこうしてみますと、ペドロの動きが抜群にキレてますね。これは決勝も期待できる。それにしても、やっぱりスペインのサッカーは面白い。
 今更なんですけど、個人的には、パスワークで攻め立てるポゼッションサッカーがフェイバリッツ。今大会ではスペイン、チリ、そしてバルサ。共通するのは、負けてもいいから攻撃する。いやもちろん勝つためにプレーしているんですけど、それよりも理想が上、という雰囲気。ある意味玉砕的と申しますか。滅びの美学?

 大会前までの日本代表も、オシムさんが積み始めたそちら方面のサッカーへと突っ走っていたのですが、最終的には現実路線へ梶を切ったわけで。いや、日本国民としては結果を出すためには仕方がない、むしろ短期的には英断であった、と思っております。選手もスタッフも死力を尽してくれました。ありがとうありがとう。
 ただ、理想を言えば、当初のあの攻撃サッカーを完成させて欲しかった。例えばチリはあれだけの攻撃を作りあげてきて、見事グループリーグを突破し、理想に殉じた形で日本と同じベスト16で散ったわけです。あれは他国民である私も心を揺さぶられました。日本もあそこまでつきつめてやって欲しい。それが超長期的視野に立てば必ずや礎になるはず。

 スポーツ新聞がソースですが、岡田監督の後継には、そのチリのビエルサ監督が上がっているそうです。次大会2014ブラジル大会に向けて、また新しいチャレンジ。応援します!


 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-01/開幕に寄せて の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-02/日本初戦勝利に寄せて、他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-03/日本×オランダ戦他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-04/日本×デンマーク戦他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-05/日本×パラグアイ他 の事
 蹴球観戦記:1007 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-06/ベスト8決定 の事



 最後にオシムさんの言葉を。
 「モウリーニョシンドローム」…悪い事ではないのですが、全てが染まるのはどうか。そんな意味でスペイン、そしてバルサはホント貴重なのですよ…ある意味ガラパゴス。
 『オシムの伝言』公式ブログ「サンデーシュート(ウルグアイ2−3オランダ)」
 『オシムの伝言』公式ブログ「オシム vs フィンケ(スペイン1−0ドイツ)」


 〜〜
 例によってtwitterのだらだら観戦記。

・準決勝 オランダ×ウルグアイ

 準決勝オランダ×ウルグアイ開始。あ、ロゲイロ骨折してたんだ…あでも痛めたあとしばらくプレーしてたような…W杯ですなぁ。

 前半4分。やっぱりオランダはオラニエじゃないとね。ロッベンは相変わらずキレキレ。ウルグアイはかなり神経を使う試合になりそう。もうここまで来たら好き嫌いで言ってしまいますけど、実は今のオランダ代表はあんまり好きでない。とか(笑
 と言うことで、ウルグアイはとにかく前半は無失点。後半までオランダをじらせば、けっこう勝機も…あでもスナイデルあたりは集中切らさないで色々工夫してくるんですよね…まあ激戦必至でしょう。準決勝だから当たり前か。
 つうか、窓の外では林檎売り…でなくて外が騒がしくて目覚まし時計よりも先に起きたのですが、そう言えばとなりのマンションにはラテン系の方がすまわれていて…もしかしてウルグアイの方なのかしら?

 あと山廃の美味しさがようやく分かってきた37歳の夜〜ゴク味ってやつですな〜〜

 前半10分。フォルランがボールを受けてたて続けに展開。タイミングがずれてはいますが、どちらも狙い所は最高でしょう。やはりこのチームはフォルランのチームですな。最高のFWです。しかし…相棒のスアレスの欠場はかなりつらいな。
 前半12分。オランダの攻撃からウルグアイの反攻。カバーニからファーで待ち構えるフォルランへクロス…惜しくもオフサイド。しかし、まあ今の外へふくらんでDFの背後へ侵入する動き、ボールの受け方、トラップ。そして異常なクイックネスのシュート。怖い選手です。
 前半16分。左サイド深い位置でファンペルシーがボールを受け得意の切り返し…ウルグアイDF振られない!いやーペルシーが不調気味とは言え…ってジオ砲炸裂!!!この大舞台でやってくれる!キャプテンのファンブロンクホルストのスーパーミドルでオランダ先制!1×0。

 オランダの応援席レベル高いな(笑

 前半20分。オランダCKからの波状攻撃が続く。あんまり好きじゃないと言いましたけど、今大会のオランダの、試合展開を鑑みたこの緩急の付け方は凄い。これは全チームでも一番でしょう。
 あでも、ロッベンのこのファールの貰い方は、やはり相手からしたらいらいらするでしょう…ブラジルもそこから崩れた。あのブラジルですら。つうか嫌いなのはその辺なんですよね。いや別に正々堂々とか言うわけじゃないんですけど(笑
 も一つ告白してしまうと、アッズーリもそんなに好きじゃないのは、あの痛がり方が。死んじゃうの?ってくらいの。……むぅ。そう考えると、やはり自分は玉砕系のサッカーが好きなのか。今大会ではチリ、スペイン、あたり。もちろんバルサしかり。

 前半27分。ウルグアイCKからカセレスのオーバーヘッド、デゼーウの顔面に足が…ピッチ騒然。荒れないと良いのですが…
 前半30分。ロッベンがゴール正面でボールを上手く受けてシュートへ。しかしカセレスのカバーが速い!久しぶりにプレーを見たけど、やはり守備に関しては流石。来季はユーヴェからバルサに戻ってくるのかな?
 良かった、デゼーウはプレーには支障が成さそう。でも顔腫れて来てる…試合後は痛いでせうな。

 前半41分。フォルランのこちらもスーパーミドル!1×1同点に。このキック力決定力は、間違いなくリーガ一。すなわち世界一にも近い。そうそう、ワールドユースであたったんですよな〜山本ジャパンと。懐かしい。
 このミドルの弾道、魂の入り具合は、往年のバティストゥータを想起させますな。

 前半終了。ということで1×1で同点。オランダは途中からペースを下げてきたと見ますが…これが敢えてなのか…やはり狙いがあってでしょう。ブラジル戦と同じく、後半の入り方が見物。ガツンと来るかな。

 後半開始。負傷のデゼーウoutでファンデルファールトin。ファンデルは守備出来ないけど大丈夫かな…
 解説の山本さん、徐々にウルグアイ絶賛モードに。やっぱりそうなっちゃいますよね。

 前半6分。ファンデルファールトが入って、中盤前目が厚くなったけど、その分ロッベンのスタート位置が下がって、スナイデルのスペースが無くなったような。これは良くないんでないかな。修整してくるかな。
 後半14分。お互い若干ラインが間延びして、オープンな展開に。カウンターの打ち合い。精度は互角。ウルグアイの方が組織的ですが、オランダは個人能力が凄すぎ。どちらもここは選手交替の時期です。

 実況さんの「来た!」が「キター」ぽくて微笑ましい。

 後半16分。なるほど、これはパラグアイ戦のスペインと同じで、オランダの調子が悪いというよりも、むしろウルグアイの粘り強いディフェンスがオランダの歯車を狂わせているのでしょう。南米恐るべし!
 後半22分。ロングボールにファンペルシーが対応、DFを引きつけてファンデルファールト、ロッベンとシュート!やっとファンペルシーが仕事しました。

 後半24分。波状攻撃からスナイデルのシュート!オランダ勝ち越し!2×1。ちょっとオフサイドぽいですけど、ここはスナイデルのコントロールショットが流石。悪い流れ、厳しい時間帯にこれは助かりますなぁ。

 後半28分。左のカイトから中央のロッベンへ!オランダ追加点。3×1に。うーん、左に張ったカイトの動きをここしばらくウルグアイが捕まえきれていなかったのですが。しかし、やはりこのオランダの勝負所での集中力は流石としか…ウルグアイはさすがに厳しいかな…

 後半38分。フォルランoutフェルナンデスin。フォルランを下げるとは…確かに30分過ぎから動けてなかったけど…勝負とは厳しいものです。
 後半44分。ロッベンoutエリアin。これで、試合は決まったかな。なんだかんだと、オランダは勝負強い。しかし今のファンボメルも、ファウルしたのはむしろファンボメルで、痛がる必要も全くない感じ。という意味ではやっぱりあんまり好きじゃない(笑

 後半ロスタイム。ウルグアイFK。トリックプレーからゴール!3×2に。できれば同点になって欲しい!!

 試合終了。ふう…最後の5分は見応えあった。これぞW杯。ウルグアイも惜しかったけど…やはりスアレス、ロディロと攻撃の核を欠いたのが響いたか。フォルランの負担がそれで倍増。最後の最後の勝負所で大エースを下げざるを得ないことに。
 これでオランダは決勝。なんだかんだと順当ではあります。明日のスペイン×ドイツも楽しみになってきました。んじゃちょっと仮眠して会社行かねば…

 オランダの皇太子妃も綺麗。オランダは女性のレベルも高いのか。つうか国家元首クラスが見に来るっていいですよな。菅さんは…今の状況じゃ無理か。



・準決勝 スペイン×ドイツ

 スペイン×ドイツ開始。いやー一瞬でも眼を離したくないですな…っていきなりサポーター乱入。笑った。ちなみにデルボスケはようやくトーレスさんを下げると。代わりにペドロ。つまり7人のバルサ所属選手がスタメンと言う。

 前半6分。ペドロのスルーパスにビジャ反応!シュートはGKが弾くけど、この辺の一瞬の速さはたまりませんな。スペインは完全に仕上げてきた印象。今の所支配率は80%ぐらいか。やっぱりFWにボールが収まらないと、このサッカーは機能しないのだなぁと。
 前半10分。速いクサビにビジャ。DFにあたったボールがイニエスタの足元に…うわぁ…ぬるっとしたダブルタッチ一発でDF二人を一瞬で無効化した…メッシも凄いんだけど、やっぱりテクニックではイニエスタが一枚上手か。心臓止まるかと思った。
 前半13分。シャビのCKからイニエスタの高速クロス。プジョルがヘッドでドンピシャ!枠をそれたけど、素晴らしい攻撃。しかしパスやクロスではこんなに素晴らしい球筋を打てるのに、なんでシュートは枠にもいかないんだろう…イニエスタの不思議。
 前半16分。スペインのハイペースが若干収まり、ドイツが盛り返す。うむ、どんな相手でもちょっとでも隙があればゴールまで持って行く力がドイツにはあるな、と。

 つうかさっき解説さん、スタメンの6人+1がバルサ所属ですって話の流れで、スペイン代表のことバルサってさらっといいまつがいしてましたな(笑

 前半19分。ペドロが素晴らしいトラップ&謎のリフティング。ドイツ相手にコレをやるか!(笑。しかし、今日のペドロは試合開始から抜群の動き。ブスケツもそうですが、今季デビューの若手二人、一気にスターダムまで駆け上がった。若者ってのは恐ろしいです。
 スペインのCKをドイツが簡単に弾く。やっぱりDF中央は要塞。そしてドイツのカウンター発動!速い速い。クローゼに収まる前にプジョルが防ぎ、ペドロがボールを収めてシャビからビジャへのスルーパス。惜しい。これが一連の動きと言う。こりゃ歴史に残る準決勝になりますな。
 やっぱりペドロが入って、前線でボールが収まるようになったのが非常に大きい。ポジションが違うので純粋な比較にはなりませんが。トーレスはやはりコンディションが戻るまではサブでしょう。つうか展開次第でトーレス投入出来るってのは、逆にいいコマです。

 前半30分。若干試合が落ち着いた所で、ドイツのトロホウスキーがミドル。絶好調4得点のミュラーに変わってのスタメンですが、やはりこの辺はパンチ力がある。ただ動きという意味ではミュラーがいないのは惜しい。
 あとドイツでちょっと心配なのは、準々決勝位からエジルの動きにキレがないこと。それまではまさにMVP並の働きだったのですが。若干つかれたか。ブレーメンでも調子の波が大きいのが玉にきずではあったのですが。

 前半36分。スペインのペースも落ちたけど、やはりドイツの守備中央の堅さは異常、堅実。ぼんやりと見た感じでは、散発ながらもドイツの反攻が鋭くて怖い。カシージャスでなければ…という局面が。
 前半41分。FKの流れから、アロンソ→前線のプジョルへ鬼クサビ。俺にお洒落なパス出すんじゃねえ!と一気にカシージャスまで戻すプジョル。流石だ(笑
 前半44分。中央のシャビから右のペドロへ。エリア内に侵入、二度三度と切り返すけど、ドイツ崩れず。いやー双方の長所ががっつりぶつかり合うナイスゲーム。をドイツクローゼがパスをカットして中央のエジルへ!惜しい!

 うむ。やはりラモスとプジョルは、このチームにあっては足元がおぼつかないけど、守備という意味ではガチ。そして最後はペドロのミドル。グラウンダーの素晴らしい弾道。彼のこのキックの精確さはなんなんだろう…バルサにあってもそのシュート力はトップなんですよな。

 前半終了。0×0。やはりパスワークで押し込むスペイン。変態度ではまだまだですが、ココに来て仕上げてきたという印象。ドイツはとにかくDF中央の強さが異常。そして高効率の高速カウンター。一見スペインが優勢に見えますが、これはドイツの流れかな。当たり前ですが、先制点が勝敗を大きく左右するでしょう。
 ま、なんにせよ、早起きして良かった、というゲームです。タカトシ(笑

 さて…日本酒と蕎麦焼酎が、仲間に入れて欲しそうにこっちを見ているのですが……この時間に呑むと遅刻すると言うことが昨日わかったので、我慢我慢。コーラでも買ってこよ。
 今日はこれくらいで勘弁してやる(笑

 ハニューこと羽生直剛(笑RT@hide070422:エジルって誰かに似てるな(・・?)誰だっけ#2010wc
 あと個人的には山岡士郎RT@D3_plus:ハニューこと羽生直剛(笑RT@hide070422:エジルって誰かに似てるな(・・?)誰だっけ#2010wc
 ヒジョーにキビシー!RT@skyperfectv:【オシム】(誰か交代したほうがいいか?の問いに)ルールが許すなら全員交代だ#2010wc

 後半開始。ペドロがつっかけて、メルテザッカー、フリードリッヒが弾き返す。クローゼがスペースをついて、イニエスタが巨人三人に囲まれながらも平然とキープしてパスを出す。オシムさんは怒ってますけど、個人的にはヒジョーに緊迫した良いゲームだなぁと。後足りないのはゴール!
 前半4分。ブスケツ→シャビ→ペドロ→ラモス→シャビ→アロンソミドル!うーん。パス練習ですか?ってくらいの素晴らしい連携。惜しむらくは最後がミドルってとこですが、流れとしては良い。
 後半6分。ボアテンク出ヤンセン入。ちょっと早い気がしますが、これはスイッチ切り替えの合図かな。

 後半9分。ペドロが後ろからのボールをつま先で一発でコントロール、展開、やはり難しいボールを一発でイニエスタがコントロール、最後はビジャのフィニッシュ。流れはホントに素晴らしいんだけど、ドイツのDFがミドルしか打たせない。息詰りますなぁ。
 後半12分から13分。スペインの波状攻撃!ペドロのミドル、そしてイニエスタのド変態突破からビジャが決定機!そしてまたペドロのミドル!!ヒートアップして参りました。しかしペドロのシュートの上手さはやはり異能の領域。

 後半16分。トロホウスキー出クロース入。ドイツこれで二枚交替か。どちらも出場停止のミュラーがらみのポジション。
 後半17分。シャビから斜めにペナルティエリアに侵入したラモスへクロス!なるほど、流石のドイツもエリア内への侵入を許すようになってきた。ここが生命線な訳で、レーヴさんはてこ入れをしてきたと言うことか。
 後半19分。また素晴らしい崩しから、イニエスタのクロス→シャビの頭の上。これもまた惜しい。むむむ、いくらドイツでも、このスペインのパスワークに揺さぶられ続けては、徐々にダメージが蓄積して行くのか。特にこの時間帯は一番厳しい所。
 前半22分。イニエスタのオサレヒール突破がファールで防がれる。だんだん変態性が発揮されてきましたな。ホントあとはゴールだけ。

 後半23分。ポドルスキーの突破から逆サイドのクロースのダイレクトシュート!カシージャスのナイスセーブ!ドイツはここですな。ここで先制すれば、完全に優位に立つ。
 後半27分。イニエスタが突破、ラームをダブルタッチでかわして…ここにもシュバインシュタイガー!しかし、疲れからか展開がオープンになってきた。ってCKからプジョル!!スペイン先制!!

 後半28分。シャビのCKからプジョルのヘッド炸裂!1×0。彼のプレーはどうしてこうも心を打つのか。月並みですが魂のヘッドとしか言いようが無い。さて、ドイツはこれで前に出るしか。面白くなって参りました!

 後半33分。ドイツがじわじわ圧力をかけ、スペインが弾いてカウンター。攻守所を入れ替えました。こうなると、伝家の宝刀フェルナンド・トーレスが活きる…あ、やっぱり出てきた。
 後半35分。ドイツ、ケディラ出マリオ・ゴメス入。スペイン、ビジャ出トーレス入。どちらも理にかなった交替。ビジャは若干疲れが出た感じ。残り10分。
 後半37分。シャビがトラップと身体の向きの変化だけで相手を置き去りにして、前線のペドロヘ。左にはトーレス。DFと2対1!あ、ペドロが足滑らせてチャンス逸。惜しいなぁ。でも、スペインはこの形でしょう。

 後半40分。ペドロ出シルバ入。調子は出てなかったけど、シルバもカウンター向きではありますな。あとペドロは素晴らしかった!
 後半44分。立て続けにスペインのCK。こうなるとキープ&パスワークがいやらしい。特にイニエスタとシャビ、シルバの連携は気持ち悪いくらい…いや、変態ってのは最大限の褒め言葉なのですが。

 後半ロスタイム。いやー、あの不屈のドイツのアゴがあがってきてる…パワープレーにも出られないとは。ここでアロンソ出マルチェナ入。

 試合終了。1×0。スペイン勝利!あ、実況ようやく無敵艦隊て言った。今日はまずまずの実況だったかな。絶好調で飛ばしていたドイツと苦しみながらも調子を上げてきたスペイン。紙一重でしたけど、その辺りの機微が勝敗を分けたかな。どっちも好きなチームだから、見てる側としてはちと辛かった…
 プジョルがドイツ人全員を慰めてる。流石だ。ドイツはミュラーの欠場、エジルの不調も響いたかな。それにしても、やはり讃えるべきはイニエスタ!ぬるっとしたプレーはそろそろジダンの領域に……決勝で一点取ったら、バロンドールもあるかな。

 そうそう、眷属様の予言的中!彼の身の安全が心配…(笑RT@Molice:さて、ここで邪神パウルの決定的瞬間を改めて検証してみましょう。http://bit.ly/cdzarr

 こうして試合後にダイジェスト見てると、ペドロの充実ぶりが目につきますな。ホント素晴らしい出来でした。来季も楽しみだなぁ。
 ペドロはビジャとのコンビも上々だし。つうかイブラヒモビッチはどうしますかね。メッシトップ下…ももったいないし。イニエスタも外せないし…放出はあまりに不経済ですが。

 さて、会社行くまで仮眠しますか。今日は遅刻しないぞ!(笑<笑い事ではない

 やっぱり北澤さんが大御所で都並さんが若手の雰囲気(笑。これはなんでなんでしょ〜



 D
Posted at 2010/07/08 17:21:46 | コメント(0) | トラックバック(1) | 蹴球観戦記 | スポーツ
2010年07月05日 イイね!

蹴球観戦記:1007 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-06/ベスト8決定 の事

蹴球観戦記:1007 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-06/ベスト8決定 の事 W杯ベスト8決まりましたね。
 準々決勝も白熱した試合が続きました…各試合ひとまず一言だけ。

 ブラジル×オランダ(1×2)。前半は完璧なブラジル。だがしかし後半崩壊。オランダが巧者。ブラジルをいらだたせた。そしてスナイパー・スナイダー。
 ウルグアイ×ガーナ(1×1 PK4×2)。堅実な両者。PK決着はやはり切ない…フォルランは最高のFW。アブレウの決勝チップキックPKはトッティか。
 ドイツ×アルゼンチン(4×0)。世界一ィィィに一番近いドイツ、アルゼンチンを虐殺。アルゼンチンは明らかに組織の無さが敗因。対して規律のドイツ。なんとシステマティックなことか…
 スペイン×パラグアイ(1×0)。パラグアイ大健闘。スペインは前半は明らかな作戦ミス。トーレスはフィットしない。だがしかし、やはりスペインのゴールシーンは一幅の絵画。イニエスタ最高!!

 
 と言うことで、準決勝の組み合わせは、オランダ×ウルグアイ、スペイン×ドイツに。
 こちらも一言だけ…

 オランダ×ウルグアイ。ウルグアイも相当に強固なチームですが…ロッベンが万全ならやはりオランダ。
 ドイツ×スペイン。やっぱりドイツ。今のドイツが先制したら虐殺もあり得る。スペインはパスサッカーをやり抜けるか。イニエスタにボールが収まればあるいは…


 いえ、いくらなんでも1エントリーに1万文字以上は多すぎるだろう。というご指摘をいただきまして(笑。
 と申しますか、みんカラでも折りたたみタグが使えると良いのですが…javascriptが使えないので駄目なんですよね。運営の皆さん、何とかお願いします!


<embed src="http://www.veoh.com/static/swf/webplayer/WebPlayer.swf?version=AFrontend.5.5.2.1030&permalinkId=v20231887PPkWrhR3&player=videodetailsembedded&videoAutoPlay=0&id=anonymous" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="never" allowfullscreen="true" width="410" height="341" id="veohFlashPlayerEmbed" name="veohFlashPlayerEmbed" style="float:left;margin-right:15px;margin-left:0px;margin-top:0px;margin-bottom:0px;"> あ、でもやっぱりスペインのゴールシーンだけもうちょっと。この動画で7分20秒くらいからです。

 まずはイニエスタのドリブルからスタートして、イニエスタパス→セスクパス→シャビヒールでワンツー→イニエスタ超絶ドリブル突破→ペドロシュート→ポスト→ビジャシュート→ポスト→ポスト→ゲット。と、言う流れ。

 イニエスタの一瞬で前を向けるボールの受け方と、シルクのようなタッチのドリブルが絶品!!個人的には現在世界最高のMFだと思っています(シュート以外で)。そしてポスト選手の活躍が凄すぎ!(笑

 流れるパスワーク、即興の個人技は、儚くも美しく、そして深い狂気を秘めた、ピッチに描かれる一瞬の一幅の絵画。まさにフランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスのカプリチョスか。
 ちなみに関わった全員バルサの選手ですね。つうかこの試合は最終的に、ヴィジャ、ペドロ、イニエスタ、シャヴィ、ブスケツ、プジョル、ピケ、と七人がピッチに。凄い事です。


 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-01/開幕に寄せて の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-02/日本初戦勝利に寄せて、他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-03/日本×オランダ戦他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-04/日本×デンマーク戦他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-05/日本×パラグアイ〜他 の事



 最後にオシムさんの言葉を。
 最近は、オシムさんも流石の慧眼&お洒落表現なのですけど、この通訳さんの翻訳能力も相当凄いのだと気づいてきました。面白いです。
 『オシムの伝言』公式ブログ「オランダ2-1ブラジル、ウルグアイ1-1(4-2)ガーナ」
 『オシムの伝言』公式ブログ「ドイツ4-0アルゼンチン、スペイン1-0パラグアイ」
 


 〜〜
 例によってtwitterのだらだら観戦記。

・準々決勝 ブラジル×オランダ

 さて、ブラジル×オランダ開始。まあなんて強烈なカードなんでしょう。もったいない。個人的にはブラジルが倍強いと踏んでいるのですが。ロッベンのやけくそミドルが炸裂して先制すれば、あるいは。
 わかりやすく(?)三国志で例えると、今のブラジル=曹操、オランダ=馬騰ぐらいの差が。 日本は知恵と勇気で奮闘すれば、なんとか勝負になるって感じで王平ぐらいかしら。

 ああ、中盤にケガ人が出たから、D・アウベスを左ウィングに使ってるのか。このチームだったら彼の活きる道はそれしかない。つうか左にマイコン&アウベスが余ってるとか。これこそチート。

 パス二本でブラジルがさっくり先制。今大会のロビーニョはなんて優等生。つうか、今のブラジルを見ていると、点を取るのは簡単に見えてしまう怪奇。
 とにかくゴールへの最短距離を最適解でシンプルにつなぐ。だがしかし、ただのカウンターと切り捨てるわけにはいかないその機能美。高度な個人技に確立された組織戦術。ある意味これこそ21世紀の正しい蹴球か。
 スペイン、そしてバルサのあの繊細なパスによるコンビネーションサッカーももちろん素晴らしいし個人的には大好物なんですが、効率新しさでは若干見劣りが。まこちらは伝統芸能と言うことで、本来コンペティションがどうだという観点で評価すべきではないのですが。負けてもいいし。

 うむ。オランダも中盤を激しくして対抗。ただ…選手的に無理に守備をさせてはいけない部分も。例えばスナイデルはカード貰う危険があるかも。結構イライラしてる。しかしブラジルの組み立ての精確さはどうだ。この完成度。これでドゥンガが批判されるって…どんだけ贅沢なんだ(笑
 なんだ、今日はオランダは守備してないんだ…て言っちゃったりする位のブラジル異次元のパスワーク&フリーランニング。オランダDFだって前には強いのに、バイタルエリアで好き勝手回されるとは…うーん強すぎ。

 前半35分。スナイデルの鋭いFK。オランダはこれとロッベンのドリブルシュート以外でなかなかチャンスが…しかしブラジルは守備も鉄壁だから質が悪い。守備だけでも、もしかしたらドイツより上かも…少なくともGKはジュリオ・セザールが一番。
 後半41分。カカーが中央でしぶとくキープ、左へ展開、バストスがグラウンダーの素晴らしいクロス!いやー今大会で一番いいボールだ。しかしオランダはこの全ての局面でファウル覚悟でガツガツ当たってるのに、いなされ弾かれ裏つかれ。まだ1×0だけど、これはショックでしょう。
 前半ロスタイム。ブラジルのミスからロッベンがゴール前で1対1…2、3、あっという間に5人が囲みさっくりボールを奪う。これがディシプリンですよ。こんなブラジル初めて見た。正直恐怖を覚える怪奇。

 後半開始。を!ブラジルがちょっとふわついた入り方をしたなーと思ったら、スナイデルのFKからオランダ同点!オウンゴールでしたか。いや、これで俄然面白くなった。あと西村主審はロッベンのダイブを見事見抜いた。GJ!

  後半20分。オランダが逆転!ロッベンのCKから、カイトがヘッドでそらしたボールをスナイデルがヘッドでゲット!これは良く反応したなぁ…。セットプレー絡みでオランダが逆転するとは…ブラジルのはどう出るか。流れは俄然オランダへ。

 後半27分。フェリペ・メロがロッベンを踏みつけて一発赤!いやーいまのはイカン。まさブラジルがここまで追いつめられるとは…残り20分。ブラジルは厳しくなった。ロッベンのドリブルと演技がここにきて効いてきた感じ。
 後半30分。オーイェルにも黄色。さー盛り上がって参りました。しかし、前の試合もそうでしたが、カカーは結構気性が荒いんですな。マドリーの試合ではここまで激さないような気が。

  試合終了。2×1でオランダ勝利!いやーまったく予想外でした。前半までは圧倒的だったのですが…実は試合前にオランダが勝つには、1.誤審、2.退場者、3.FK。と話していたのですが、FKでの失点と退場者が響きましたか。しかしここでブラジルが消えるとは…
 劣勢を確認してからの、オランダの現実的な戦いぶりは素晴らしかった。ロッベンやファン・ボメルの演技とまでは行かないけど、ファウルを誘い相手をいらだたせるプレー。スナイデルの抜け目の無さ。試合前はちょっとオランダを侮っていた自分が恥ずかしい…蘭は集中力ありました。



・準々決勝 ウルグアイ×ガーナ

 お早うございます<今? 洗濯しながら録画しておいたウルグアイ×ガーナ観戦。今大会のウルグアイは実に好チーム。組織的堅実な守備に、フォルラン、スアレスの爆裂ツートップ。ある意味トーナメント戦最強の布陣でしょう。特にフォルランの充実ぶり足るや…今の所今大会ベストFW。

 前半ロスタイム。徐々にペースを取り戻したガーナ。ウルグアイのDFラインとボランチとの間のスペースをつきはじめて…プリンス・ボアテングがそこをうまく利用している。と思ったら、ムンタリのロングシュートが突き刺さる!もの凄い勢いでスライドしてGKの指をかすめてネット。

 前半終了ガーナ1×0でリード。前半全体ではウルグアイのペースだったのですが、作戦を凌駕するスーパーゴールでガーナが先制。これで後半は面白くなってきた。ビハインドを背負った時のウルグアイは急に攻撃にギアチェンジしますし、ガーナも元来堅守。ギャンにスペース与えると…

 後半開始。いきなりウルグアイのチャンス。フォルランのFKが…壁を越えたボールが突き刺さる!いやーこれは凄いゴール。流石はフォルラン。ここ一番の決定力は凄すぎる。それにしても、守備から攻撃へのころのウルグアイのスイッチの切り替えは恐ろしい。サッカー分かってるなぁ。

 後半終了。1×1のまま延長へ。ウルグアイは良く追いついた者の、早い時間に負傷で交替カードを二枚使ってしまったのがじわじわとダメージになってきた。スアレス、フォルランなど体力が落ちた選手が出てきてる。延長はかなり厳しい。体力だったら断然ガーナ。

 延長前半終了、どちらも死力を尽くした消耗戦に。ってここで総合から教育に移るの!?そんな!いや!そんな!あの手は何だ!窓に窓に!でなくて、延長を録画してくれる機能はあるけど、となりのCHに移るのはないでしょう。酷いなぁ。ということで、2時からのダイジェストを見るか。

 と言うことでダイジェストで延長後半を。大変な展開じゃないですか!!ロスタイムにガーナの波状攻撃、耐えきれずにスアレスがゴールライン上でハンドでボールを書き出して赤紙&PK。ギャンが決勝PKを決め…られない!そしてそのまま試合終了PK戦とか。漫画か。
 そのPK戦もガーナ外しウルグアイ外しガーナまた外し、最後はウルグアイのアブレウがGKの動きを見てチップキックでふわんと浮かして決着。いやーこれもまた劇的極まるゲームでした。ウルグアイもガーナも強かった。W杯は面白いなぁ。

 つうかNHKは3時台のゲームは延長入ったら全部総合から教育に移行するのかな?その辺を明確にしてくれないと、安心して録画出来ないじゃない。ねぇ。



・準々決勝 アルゼンチン×ドイツ

 と言うことで、呑みすぎて早起きしたのでアルゼンチン×ドイツ観覧。さて、なんだか試合開始からドイツが圧倒的に支配して…うわ!開始2分でいきなり先制!!これはアルゼンチンやばいでしょう。ドイツ相手に先制されては、そうとう厳しい…つうかドイツ人でかいし守備異常に速いな。
 前半25分。今の所ドイツが圧倒。アルゼンチンはメッシの位置が後ろ過ぎるような…これはどうも作戦のようですが、これではちょっと厳しいような。メッシはもちろん組み立てもパス出しもできるけど、ホントの力は出ない。つうかドイツは守備の規律が異常。

 前半終了。1×0でドイツリード。先制してドイツが若干ペースを落とした感じ。そしてアルゼンチンがボールを持つものの、ドイツの守備が高いというよりとにかく速い!特にメッシの位置が気になる。パス出しの選手がいないからしかたないんですが。今日はマキシロドリゲスが先発ですが、後半勝負どころでベロン入れてくるかなぁ

 後半開始。アルゼンチンが前に出てきました。かなり押し込んでるのですが…やはりドイツの壁が高くて強い。ドイツは完全に守ってカウンター狙いですな。
 しかしイグアインは点取る以外はホントなにもしませんな。これでリーグで27とれるのが毎度不思議。少ないチャンスに常に備えていて、きっちり決めてくるのは流石なんですが。

 ドイツがさらに加点!この集中力は流石ですな。そしてクローゼの決定力よ…しかも守備でも戻って効いてるしで。逆に、アルゼンチンはDFだけの守備。DFラインと前線の間、バイタルエリアをフォローする選手がいないので、ドイツはそこでフリーになりまくり。これではいかんです。

 うひょー。後半40分ドイツにさらに加点。4×0。これがカウンターだ!という素晴らしい切れ味。そして仕上げは安心のクローゼ。ポジション取り、フリーランニング、最後のふわっとファーに逃げ、クロスに備える動き、ゴール隅に流し込むダイレクトのシュート。完璧です。

 試合終了。4×0。ドイツ圧勝。ホント完璧でした。今のドイツに先制させてはこうなるよ、ということですね。個人的にも、アルゼンチンは守備がしょぼいので負けるだろうなぁ。と思っていたのですが、よもやここまでの差があるとは。
 攻撃に関しては、やはりメッシを下げ過ぎた事。守備は突っ込みどころが多すぎて…ひとまずDFラインの前、バイタルエリアを完全にドイツに引き渡してしまってはお話しになりません。あそこでドイツが何度フリーになっていたことか。
 本来は、メッシなどFWが戻ってカバーしないと行けないんですが、そこはマラドーナのミスだと思います。つうかドイツが強すぎるということでしょう。しかしこっちの山はホント激戦ですね。次はスペイン×ドイツとかって…W杯面白い!!



・準々決勝 スペイン×パラグアイ

 さて、続いてスペイン×パラグアイ。戦力的にはどうしてもスペイン優勢なんですが。やはりこちらも先制点が大事でしょう。パラグアイが失点してしまい、前に出ざるを得なくなると、いくらなんでも苦しい。
 付け入る隙があるとすれば、トーレスを起用していること。ファンの方には非常に申し訳ないのですが、やはり彼は今のスペイン代表には合わない。常に相手を押し込むため、とにかくFWが使えるスペースが無いわけで。となるとトーレスのスピードが活きないし、テクニックの無さが問題。
 あ「テクニックが無い」てのは、イニエスタ、シャビ、ビジャに比べると、という意味です。数値的にはイニ99、シャビ97、ビジャ90、トーレス80ぐらいかな。うん、ウイイレ脳スマセン(笑
 つうことで、ポルトガル戦でも途中から入った、194cmポストプレーヤーのジョレンテの方が機能するんでないかなーとか妄想。

 前半5分。うーん。やはりトーレスにボールが収まらない。収まらなすぎる。アロンソから長いボールを出し過ぎな気もします。これではパスワークも作れない。今の所パラグアイペース。前からのプレスももの凄く効いてます。
 前半12分。引き続きパラグアイペース。パラグアイはコンディションも非常に良さそう。日本戦の倍くらい動けているようにも。堅守というよりも、中盤の攻撃的プレスが非常に効果的。スペインがパスを回せない。
 前半17分。スペインにようやく良い形。イニエスタにボールが入れば何かが起きますな。しかし、彼はどんな状態でボールを貰っても、一瞬で前を向ける。地味なんですけど、これがどれだけ凄い事か…これが自分内世界最高MFに推す所以です。

 セルヒオ・ラモスはもうちょっと落ち着いてプレー出来ないものか(笑。いや速いし強いし攻撃的で良い選手なんですけど。

 む…酔っぱらってないから、我ながら文章が硬い怪奇(笑
 つうことで冷蔵庫から御ビヰルをば…昨日つうか今日は朝まで記憶なくなるまで呑んだのになにをする<自分 http://twitpic.com/229huu

 とイニエスタを褒めると立て続けにボールロストして、逆にトーレスはナイスなドリブルでタッチ際をえぐる怪奇(笑。所詮素人妄言ですな。いやしかし今日のスペイン選手は結構滑ってますね。ビジャしかり。スパイクが合わないのかな。

 前半33分。を!ヴィジャから左のイニエスタに長いパス、ダイレクトでクロス!いやー絶品。鳥肌が立ちます。んが、トーレス飛び込めずチャンス逸。怪我あけでコンディションが整っていないのかなぁ。今のなんかはお得意のプレーでしょうに。表情もちょっと自信を無くしている気も。
 ま、それも、パラグアイ守備陣の運動量と組織、敏捷さに微妙に歯車を崩されているのでしょう。今のシャビの展開にも、頭で行って触ってるし。気合い入ってるなぁ。つうか日本はこのチームと互角にやったんですよな。
 岡ちゃんの、パラグアイにボールを持たせて守らせない作戦は奏功したのですな。ま、あれは若干の諧謔で、普通に押し込まれたとも言えましょうが。逆にスペインのようにライン上げて押し込んでくるチームには、実に味わい深いサッカーをする。さすがは南米一の守備。

 うわ!後半40分、パラグアイの速攻からバルデスゲット!あオフサイドか。今のは素晴らしい飛び出しと抜群のクイックネスを見せたのですが。駒野の親友頑張れ!それに引き換えトーレスは残念なキックミスが二連続。ちょっと心配になってきた…

 前半終了。0×0。完全にパラグアイペース。後半はトーレスは交替、ジョレンテinですかな。つうかスペインにメッシとD.アウベスがいれば最強なのに。ってなにそのバルサ(笑

 おっしゃる通りです。そこもトーレスがボールをキープしてくれれば、全体にもっと押し上げられるんでないかなーと思ったりも致します RT @jammyhero: @D3_plus イニエスタは素晴らしい。選択が早く、正確なプレー。しかし代表なら少し前でプレーしてほしい。

 後半開始。を、スペインがDFラインから回しはじめた。ボスケさんに長いの蹴るなって怒られましたな。ピケとカプテビラ以外はちょっと危なっかしいけど、スペインはこうでないとリズムが出ないでしょう。

 あ、昨日地震あったんだ。結構大きい。東北の皆さんはご息災でございましょうか。つうかトーレスも相当残念ですが、今日はヴィイジャも微妙にキレてない。特に大事な所で足を滑らしているような。スペインは全体にコンディション不良かなぁ。

 前半9分。セスク投入準備。ヴィジャワントップに代えてきますかな。つうかアロンソがこんだけパスミスるのは初めて見た。まったく上手く行ってない…ただ、流石のパラグアイもこの時間になってプレスが効かなくなっている。とは言えそこは不屈のパラグアイ。いずれ回復するでしょう。

 うを!後半12分、ピケがカルドソを倒してPK!完全にて引っ張っとる。これはむしろ黄紙で助かったでしょう…さて、これが入るとパラグアイの完全なる思うつぼなのですが…あれ?カルドソちょっと表情が硬いような…
 うっはー!!神ージャス来たコレ!!やっぱりすげぇなぁ。と思ったら今度はヴィジャが倒されてスペインにPKとか!なにこの神展開(笑
 うわ!アロンソゲットと思ったら、セスクが蹴る前にエリアに入って蹴り直しとか。そんでビジャールがセーブするとか!!ホント神展開にも度が過ぎます。W杯は凄すぎます。しかしアロンソは今日はだめだなぁ。ま、でもこれで一気にゲームがテンポアッポするでしょう。

 後半22分引き続き00。セスク投入もさほど効果は出ずと言ったところ。これはあれですなぁ個人的予想では本命スペイン、対抗ドイツブラジルだったのですが、今日の出来では…スペインに足りないのはメッシで、アルゼンチンに足りなかったのはシャビだった。なんて結末になりそう。
 後半24分、スペインがパスを20本位回して最後はイニエスタのシュート。やはり枠にはいかず。世界最高のMFなんですけど、シュートは年に三回位しか枠に行きません。今大会はもう一点ゲットしているので、もうないかな…これは仕様なので仕方が無いのです(笑

 後半26分、バルデスoutサンタクルスin。サンタクルスは大舞台で良い所が無い印象があるので、バルデスを引っ張った方が良いと思うのですが。先ほど絡んだ時に足を痛めたぽいから仕方ないか。駒野の親友ナイスプレーでした!
 後半28分。ショートコーナーからイニエスタ。ダブルタッチでさっくりDFを引きはがしてタッチラインをえぐる!クロスは防がれたけど、やはりこの辺は絶品ですなぁ。次の日本代表には、頻繁にあそこまで侵入出来る攻撃を作り上げて欲しいものです。を、シャビのミドル惜しい!
 を、後半30分、アロンソoutでペドロin。彼には運動量と右左の精確なシュートの不思議な決定力がありますよ。つうか、どんどんバルサになっていく(笑

 後半37分、イニエスタのシルクのようなタッチのドリブル突破から、右のペドロへ、やはり低く正確なシュートがポスト!こぼれ球をビジャがシュート!またポスト!逆サイドのポストに当たって今度はイン。いやー、なんだか今日はいちいち劇的な展開ですな。漫画か!(笑
 イニエスタのドリブルの前のシャビとのワンツーも、これだけで350ml缶一本空けられるレベル。をここでプジョル出のマルチェナ入、カセレス出でバリオス入。バリオスは危険ですよ。

 後半40分。スペインの鳥かごが始まった。こうなるとパラグアイはきついなぁ。つうかスペインはなんで前半トーレス入れてロングボール作戦に出たんだろう…最初からこうするべきなのに。アラゴネスさんきっと怒ってますよ。
 後半43分。イニエスタがファール気味にボールを奪われて、バリオスにスルーパスが!シュートはカシージャスがはじき、こぼれ球にサンタクルス!神ージャスまた発動!ここ一番の集中力、抜群のセーブはさすがとしか。
 後半ロスタイム。セルヒオ・ラモスがサンタナのボレーを顔面ブロック!流血してる…しかし素晴らしいガッツだ。

 試合終了。1×0でスペイン勝利。60年ぶりのベスト4。しかし厳しい試合でした。さすがに後半の後半はパラグアイも足が止まり、スペインにやられましたけど、その巧守は称賛に値します。
 逆にスペインはちょっと…という所も。得点シーンは一幅の絵画のように美しかったのは流石ですが。さっきも書きましたけど、前半は変なシステムにして45分捨てたようなものですし。あれがなければ、パラグアイの足が止まるのはもっと速かった事でしょう。

 バルデスがPK外したカルドソを慰めてる。ホントナイスガイですな。さて、ベスト4はオランダ×ウルグアイ、スペイン×ドイツに。ウルグアイも相当に強固なチームですけど…やっぱりオランダかな。ロッベンが万全なら問題無しかな。
 スペインはドイツ相手に今日の前半みたいな試合をしたら虐殺されます。パスをつないで相手を揺さぶり続けないとね。ま、デル・ボスケさんも修整してくると思います。でも…やっぱりドイツかなぁ。ドイツが先制したら怖い事になると思います。

 あ、つうか得点はイニエスタドリブル→シャビヒールでワンツー→イニエスタ超絶ドリブル突破→ペドロシュート→ポスト→ビジャシュート→ポスト→ポスト→ゲット。と、完全にバルサでした。つうかつうかポスト選手の活躍凄すぎ!(笑

 北澤さんの方が都並さんよりちょっと扱いが上なような気がするのはなぜだらふ。都並さんが気さくってのもありますが。さてさて、やっぱアウトレイジが強烈に見たいので、バスでチネチッタへ行きましょう行きましょう。


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Posted at 2010/07/05 23:13:20 | コメント(0) | トラックバック(2) | 蹴球観戦記 | スポーツ
2010年06月30日 イイね!

蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-05/日本×パラグアイ〜他 の事

蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-05/日本&#215;パラグアイ〜他 の事 ('A`)<健闘の朝に梅雨雲晴れにけり

 激戦。将に死闘。
 決勝トーナメントベスト16、日本対パラグアイ。
 延長含めて120分で決着は付かず0×0で終了。
 PK戦に突入も結果は3×5…惜しかった。
 未踏のベスト8、その頂きに指がかかっていたのですが。残念。
 しかし選手はベストを尽くしました。最後の力の一滴まで絞りきって…正直、延長後半からは泣けて泣けて…本当にありがとう!

 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-01/開幕に寄せて の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-02/日本初戦勝利に寄せて、他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-03/日本×オランダ戦他 の事
 蹴球観戦記:1006 2010ワールドカップ・南アフリカ大会-04/日本×デンマーク戦他 の事


 試合展開は一進一退の互角。ややパラグアイが優勢ながら、日本も強固な守備をベースに対抗というもの。
 見方によっては、堅守速攻が売りのパラグアイに敢えてボールを持たせ、先方の強みを消すとともに、相手のお株を奪うカウンター、もしくはFKでの先制を狙う、そんな目論見もあったでしょうか。もちろん同点のまま延長戦突入も想定内。
 何度かパラグアイに決定機を与えるものの、ラインが下がり押込まれる局面でも、最後まで足は止まらず得点は許さず。
 一方攻撃では、何度か大久保松井の突破からファウルをゲット、本田、遠藤のFKで好機を。だがそこは好守で知られるパラグアイ、こちらも最後のところは許さず。

 同点のままの後半には、アンカーの阿部を下げ、中村憲剛投入。延長には切り札の玉田。最後の最後で大会前に模索した、憲剛システム・攻撃的布陣に戻り、一点を狙ったのですが…ま、PK戦についてはくじ引きみたいなものです。だれも駒野を責める人はいないでしょう。
 選手は本当によくやってくれました。この120分の死闘、そしてこのW杯での経験は、将来の日本サッカー界の大きな宝となるはずです。徹底的に分析し、活かしていただいたい。


 さて、一晩たって冷静になってみますと、今の日本代表の実力的には、グループリーグ突破・ベスト16進出の時点で既に充分快挙である、と言えましょうか。
 デンマーク戦でのFK2発など、グループリーグではラッキーに恵まれました。運を味方につけ、現有戦力をフルに活用。ガッツで120%、チームワークで150%まで、控えの選手、スタッフ一体となりチーム力を引き上げ、足りない実力をカバー。有り得ない奇跡を引き起こした、と言っても良いでしょう。

 試合後に中田英さんが言っておりましたけど、日本はまだ未完成であったと。守備は計算できるものの、特に攻撃面に関しては伸びしろがまだまだ。逆に言えば、組織的攻撃はできていなかった、ということです。
 セルジオ越後さんやオシムさんもコメントしていますが、そこに関しては本田・松井・大久保の個人能力だより。連携があれば、確かにもっと上手くやれたはずです。

 一方、今大会の岡田監督の戦術的采配は優れていました。土壇場での阿部アンカー・本田ワントップシステムへの変更、ベンチワークなど、それに応えた選手の対応も見事。しかし、長期的戦略の面からしますと、まだまだ改善の余地があったはずです。
 オシム監督が倒れてからの2年半、そのほとんどを費やした、速いパスワーク中心の組織的攻撃を一度捨てざるを得なかった。相手との力関係等、致し方のない部分もありますが、やはりその時間は惜しかった。

 ちなみに、岡田監督は大会前のコメント通り、先ほど辞意を表明されたそうです。本当にお疲れ様でした。ベスト16進出と言う結果はお見事!満額査定です。ありがとうございました!
 さて、となると、次のことを。サッカーは戦争とは違い、次があります。岡ちゃんと選手達が一定以上の素晴らしい結果を出してくれた以上、次は協会がそれに応える番ですね。このベスト16という結果を踏まえ、次の4年、そしてさらにその先へ、継続的発展を代表には求めたいものです。
 次の首脳陣は誰に…個人的には、チリ代表のアルゼンチン人ビエルサ監督に、4年の時間を与えてみるのも、ヒジョーに興味深いと思います。


 しかし、本当に惜しい試合でした。紙一重…
 でもなんだかちょっとホッとしたりしている自分もいます。これでベスト8からは安心して?サッカーの祭典としてのワールドカップを観戦できるような(笑
 あでも、あのひりひりと痺れるような緊迫感は、やはり自国代表が出ているからこそ。日本代表、本当にありがとうございました!お疲れ様!!


 最後にオシムさんの言葉。
 今大会はこれまでの習いとは異なり、ちゃんとPK戦まで見届けてくれたそうです。しかもネクタイはサムライ・ブルー。試合後には感涙も…厳しいコメントも多いのですが、基本ツンデレですなぁ(泣
 本格的な戦評は明日のようです。出次第リンクを訂正します。
 『オシムの伝言』公式ブログ「シュテータ!(日本×パラグアイ戦)」
 


 〜〜
 例によってtwitterのだらだら観戦記。
 相変わらず呑みながらの脊髄反射の文章でホントスイマセン(笑


 「 とか、なんつっても今宵は日本×パラグアイ!ヒリゾ行自分土産の富士高砂酒造の山廃本醸造 楽を片手にテレビの前で正座しています<嘘。勝てばベスト8。国民にエポックメイキングの瞬間を!!ホントにお願いします!!
 さあ選手入場。これだけ気合いの入った金田さんははじめだよ。

 パラグアイの国家キター!題名が「パラグアイ国民よ、共和国か死か」とかってやつ。熱血ですな。いやむしろ鉄血か。
 国家じゃなくて国歌です。まだ酔ってませんよ。ホホホホントですよウィィ
 君が代もキター!うむ、やはり日本音階は独特でよろしいですな。趣がある。

 試合開始。ホイッスルから30秒で大久保のファーストシュート!悪くない悪くない。ただ、これはオシムさんも指摘している事ですが、ああいう思い切りの後には、見方を使っても面白いでしょう。あのミドルの残像が相手DFにあれば、きっとチャンスになる。
 開始2分。もうすでに闘莉王がオーバーラップ……ちょっと心配かも…。今大会の日本の成功(もうそう言って良いかと)は、やはり日本の誇るCB二枚を守備に専念させた事にあるのではと。もちろん彼等は攻撃、特にセットプレーでも絶大な破壊力があるのですが。
 開始5分。立ち上がりはまずまず。選手のコンディションも引き続き良好の御様子。特に大久保、松井の充実ぶりは乾杯もの。では、日本酒をばまず一杯…(笑

 左に流れたサンタクルスのクロスからパラグアイのチャンス。あ、パラグアイ同士で激しく衝突…大丈夫かな…。しかし、やはりちょっと日本は前がかりすぎるかも。一度ペースを落ち着かせて欲しいな。

 日本が試合をコントロールしはじめている感じ。しかし開始5分はラッシュで相手を威嚇するとか、どこの大国かって作戦ですな。岡ちゃんやるなぁ。あと阿部ちゃんがヒジョーに効いておる。苦肉の策の阿部アンカーシステム。いろんな意味で大ヒット!

 前半20分。パラグアイの決定機。川島のファインセーブで事無きを…やはりバリオスは危険だ。自陣バイタルエリアでこねてはいかんですよ。この試合、ミスをした方が負けます。って当たり前か。を、そして松井のナイスミドル。今度はバー。一進一退ですな。
 前半27分。一般に最初に苦しくなる時間帯。前半飛ばしたツケか、日本若干足が止まり気味。ここは耐えねばならぬ。
 うむ。パラグアイといえども、存外完璧に地に足がついているというわけでもないらしい。今の時間を耐えれば、ほころびはつけますな。

 前半30分。ロングサイドチェンジを本田がナイスコントロール。ファウルゲット!!この距離は本田に蹴らせる、ふりをして、逆サイドの闘莉王でしょう!
 予想通りだったけど惜しかった(笑
 そのFKをはじきかえしてバリオスのカウンター。こういう展開の時はPKが怖い…と思ったら、駒野のナイス寄せで見事に防いだ。しかし、やっぱりバリオスは危険。

 前半37分、左サイドで松井が抜け出して、センターの本田に…シュートは枠をそれる…惜しかった。大久保が右で余ってたけど、今のはダイレクトで打てるんだからシュートでokでしょう。
 だが、焦る必要は全くないし、選手も分かっているでしょう。あれです。すり足の心で、じわじわと寄り切るのが上策。本田のキープは今の所ずいぶんとパラグアイDFに勝っているし、先方もFKが怖いしで、ファールも出来ず、かなり神経を使っているはず。
 ちなみに、今日の審判はわりと流すね。

 前半終了。0×0。今の所okok。ちょっと気になるのは、闘莉王が若干攻撃に色気を出しているのが…そこは手綱をしめていただきたい。最終兵器を解き放つのはビハインドになって残り5分からということでお願い。
 あとは選手交替ですな。松井と大久保は今までにも増してぶっ飛ばしてましたし、特に守備にアレだけ戻っては体力も持たないでしょう。今大会の岡ちゃんは采配も冴えているし、その辺も期待してます!つうかうまいこと先制点が転がり込んでこないすかね(笑

 後半開始。実は、未だに中村俊輔を諦めていないのです。こういう膠着した展開では、彼の投入が鍵になるのではなかろうかと。攻撃の選択肢という意味では、彼の引き出しは使わないで敗退するとしたら、それはもったいなさ過ぎる。ような気も。
 やっぱり審判流すね〜近くで見てるからこれは説得力がある。
 さて、サブの選手はアップを始めているのかな?松井はそろそろ電池切れか…

 今のはいかーん。集中を切らしてはいかん。松井は中澤に一杯奢るように。ちょっとグループリーグの時より選手間でのコミュニケーションが少ないような気もしますが…こういう時こそ意思統一を。
 後半12分。立て続けにパラグアイの決定機。ちょっと早めですが、選手交替が必要ですな。て駒野!次は低いグラウンダーのクロスをニアに供給してください。

 後半16分。日本のCK、ここしかないでしょう。
 闘莉王が競り勝つ!惜しかった…やはり、彼の攻撃力は最後の武器。大事に使いたい。ということで、あれです、延長上等PKokでやるべきでしょう。
 うむ。良いジャッジ。どこのどなたか調べて覚えます。
 ほうほう、ベルギーのフランク・デブレーケル主審でしたか。 http://bit.ly/al68L6

 後半20分。松井out岡崎in。運動量を活かした守備はもちろん、飛び出し、そしてなによりゴールを!あ、川島と闘莉王が交錯した。ちょっと痛そうだな…大丈夫かな…
 長友イイヨイイヨー。今日はサンタクルスをほぼ抑える、と。これは値段がチャリンチャリーンと、音を立てて高騰して行くのが眼に見えるようだ。ホント、若者ってのはこれだから…呉下の阿蒙に非ず。

 後半25分。本田のフェイクから岡崎の飛び出し!判断が遅れてDFに防がれたけど、今のは良い形だった。彼等のホットラインは結構阿吽ですから、次も期待したい…あ、長友のイエロー。これは厳しい…
 後半30分。本田のナイスプレス。GKのキックミスを誘うと。体力も無尽蔵なんですよな。なんか今日のニッカンスポーツによると、現在の移籍金は50億とか…まそれはアレだとしても…を選手交替、中村憲剛か!いいんじゃないかなー。スーパーミドルもあるよ。

 今の肘は、ザ・南米て感じですな〜流石の主審にも見えない幻の右。て中村憲剛は阿部ちゃんと交替か。と言うことは、長谷部と遠藤のツーボランチ、憲剛と本田で攻撃MF、岡崎のワントップか。岡ちゃんギャンブルに出ましたな。いいよいいよー
 FK…中澤のヘッドから闘莉王!やっぱりセットプレーでは勝てますな。延長でこそ、解き放つのだ!とか(笑

 後半終了。0×0。延長戦突入。むしろ望む所ですな。
 しかし痺れるなぁ…これだよ!これこそがガチ!真剣勝負!素晴らしきW杯、素晴らしき我が代表。これだからサッカーはやめられない。この残り15分×15分はむしろボーナスですな。

 延長前半30秒。本田のDFを背負ってキープしてのフリック気味のパス。これは最高。そして憲剛の低いミドル!惜しいなぁ。しかし、ここにきてもう一段ギアを入れてきた。一体感あるよ!
 延長前半3分。パラグアイ、サンタクルスに代えてカルドソ。正直こちらの方が怖い。
 うむ、本田は妙に落ち着いている。イエロー貰った時もどうなるかな?と思ったけど、冷静に審判とコミュニケーションしていたし。これはやってくれるかもしれんね。

 延長前半7分。パラグアイの波状攻撃!川島のナイスセーブ!DFも下がり過ぎだけど、最後の所でまだ詰められてはいる。こうなるともう精神力ですな。
 を、日本のFK。今試合でいちばん良いとこでないかな。ここは本田ですな。
 惜しかった!しかし本田は完璧にジャブラニを使いこなしている。素晴らしい。
 延長前半11分。セットプレーからパラグアイの決定機。またギリギリの所でクリア!危ない危ない。もうDFのラインコントロールはほぼ効いていない状態。阿部ちゃんの不在が響いているのか…稲本の投入が必要かな。

 延長前半終了。ふぅ…をっと気を抜いてはいかん。をを玉田投入。なるほど、機動力と思い切りを注入ですな。年に数回出る、あの奇跡のようなシュートが、いや出るでしょう!

 延長後半開始。ははは、両軍もうドタバタだ。だがそれがなんとも美しい。
 延長後半4分。日本左サイドから攻略。長友はファール貰うのだけは下手なんですよな…だが、まだまだ動けている!
 延長後半6分。岡崎がファールをゲット。そろそろ形にしたいが…闘莉王のヘッドは枠をそれる!ただ、闘莉王ファーのセットプレーはまだ相手に読まれてはいない。

 延長後半8分。遠藤がイエロー。ま、今はこの試合のことだけを考えればいいのです。
 延長後半10分。再び日本が左サイドを攻略!いやー完璧に崩したのですが、パスが合わなかった。だがここにきて長友の運動量がパラグアイを完全に凌駕してきた。まだまだ行けるよ!

 延長後半終了。0×0。ついにPK戦へ…川島なら、川島ならやってくれる!!
 ちなみに、確か南米勢はああ見えてPKはそんなに得意でなかったはず。あと遠藤のコロコロPK、世界を驚かせてやれ!(笑
 今頃オシムさんは、TVの前から席を外している頃でしょう
 ああ、でもPK戦は見るのも辛いけど、蹴るのもホント辛い。少なくとのチキンな私はイヤでイヤで(笑。さて、遠藤キタ!
 遠藤が5人いれば良いのに(笑
 本田!やはり宇宙人は違うぜ。

 試合終了、PK戦(5×4)の末、パラグアイの勝利。
 ふぅ…なんかちょっとホッとしました。良くやってくれたとしか言いようが無い。駒野は気にすんな。これがサッカーさ。

 さて、何故か眼から出る水も収まったし、ちょっと冷静になると、まああれです。ベスト16は超快挙です。前も書きましたけど、岡ちゃんの銅像を渋谷駅前に建てていいレベル。そしてこの試合の120分。これは日本サッカー界の宝になりますよ。
 さて、次!サッカーは戦争と違って、次があるのだ!!を、中田さん良い事言っている。日本は今回頑張りましたけど、正直攻撃に関してはまだまだ伸びしろがあります。次の四年、少しずつそこを磨こうではないか。ああ、サッカーは面白ひ。」




 オマケ。その他の観覧試合の雑感。


・グループリーグ第3戦 ブラジル×ポルトガル

 今宵はブラジル×ポルトガル。正直予選リーグでは勿体無いくらいの好カード。勝ち抜け決定のブラジルと得失点差で+7、圧倒的優位に立つポルトガル。同言語同士と言うことでちとなあなあな試合展開…なんてはずもなし。試合開始からなかなか激しい試合になっております。
 私の個人的観測では、ブラジルがポルトガルに遅れを取る部分はほぼ皆無。唯一、勝ち抜けへのモチベーションと、クリスチァーノ・ロナウドの個人能力。ここだけ。だがしかし、精神力と天才の一撃は、サッカーにおいて決定的な役割を果たす事があるわけで。
 ブラジルの試合をちゃんと見ると毎回思うのですが、華麗な攻撃とかって皮相はありますけど、それよりもなによりも、選手全員の基礎能力の異常な高さ。ボールを止める蹴る、ここの精確さのチームレベルの高さが強さ。実はファンタジックな変態プレーをする選手は極一部だったりして。
  特にこのドゥンガのチームはその印象が強し。カカーは元来効率重視だし、ロビーニョすら守備をする。なんつってもロナウジーニョをイラネと言っちゃうのですから。そしてインテル三銃士の鉄壁守備。あれですね、死ぬほど上手いちょっと小さいドイツって感じ。…それって最強じゃん(笑

 うむ。ジャブラニだったらFKではCRより本田の方が上だ(笑 あとホーマーはサッカー見るのかね。ロナウド!ドゥオッ。シンプソンズ最高!!

 ブラジル×ポルトガル終了。0×0。後半は両方ペースを落とし、若干予定調和な引き分けに。やはり大国は決勝Tを見据えていますか。



・グループリーグ第3戦 イタリア×スロバキア

 録画しておいたイタリア×スロバキア観戦。結果は知っておるのですが。ピルロ、ブッフォンと支柱を欠き、どうにも低調なイタリア代表。この試合も前半は形すら出来ない。一方スロバキアは効率的なカウンターがバシバシ決まる!
 後半、負傷を押してピルロが登場。確かに万全ではないのですが、彼が入った瞬間にイタリアの攻撃が機能。ピッチを広角に展開するビルドアップは流石としか。やはりピルロあってこそのアッズーリなんですよね…
 終了間際にクアリアレッラの技巧的ループで一矢報いると。この土壇場でこのフィニッシュ…やはり流石なんですけどね…ここで消えるのは惜しいなぁ…

 ということで、試合はなんと3×2でスロバキアの勝利!結局1位抜けはパラグアイ、2位はスロバキア。日本はパラグアイと対戦に…強い。ただ、攻撃力は言うほどの脅威は無いのかも。まやってくれるでしょう!!



・決勝Tベスト16 ウルグアイ×韓国

決勝トーナメント一回戦。ウルグアイ×韓国開始。ウルグアイはフォルラン、スアレスの爆裂スリートップが目立ちますが、実は予選リーグ無失点。かっちりしたいいチームです。韓国はFW一枚減らして中盤重視と。
 開始早々、パクチュヨンのFKがポストに!さすがはモナコエース。若いけどやるな。

 前半8分。左に膨らんだフォルランからゴール前に速く低いクロス!逆サイドから侵入したスアレスが先制点ゲット!!鋭い攻撃だったけど、これはクロスをクリア出来なかったGKのミスも大きいかな。
 フォルランのキックの精度強さも流石だけど、角度の無い所からイレギュラーするボールをダイレクトで叩き込んだスアレスもすげぇ。髪型はちょっと失敗気味だけど、エール得点王は伊達ではない。

 今の所完全にウルグアイペース。韓国も苦しいな…しかもウルグアイはバテないし。パクチソン中心のカウンターにかけるか。
 と思ったけど、守備の強さもウルグアイ。カウンターの速さ、サイドチェンジの精度も断然ウルグアイか…これは強い。ホント今大会の南米勢の充実ぶりには感心する也。
 ウルグアイのカウンター的確極まる。なんか冷酷って感じが。そしてホントに守備が上手い。怖いチームだなぁ。

 おっしゃる通り。ちょっと緊張してるんでしょうかね?あとピッチが相当悪いようにも見えます。パクチソンの馬力でちょっと盛り返してますけど、ウルグアイも強いですね〜 #2010wc RT @kanmassa: @D3_plus なんか韓国の動き・・・重いような・・・。

  あ、もう前半40分。さすがに決勝T。緊迫した良い試合ですな。とにかくウルグアイの守備の上手さに目が覚めます。んでパラグアイも負けず劣らずの好チームなんですよね…ああ恐ろしい。
 山本さんは「ウルグアイ・パス少ない論」と「ウルグアイ・人口少ない育成上手論」の二本立てか。
 そしてウルグアイべたほめと。まあこれだけのサッカーを見せつけられると、そうなっちゃいますよね。さて、明日は5時起きだからビールはこれくらいでやめて、珈琲入れますか。

 今やってるピッチと、デンマーク戦のピッチの芝の状態の差が大きすぎる件について。

 後半開始。を、ウルグアイはCBのビクトリーのを下げてきた。怪我かな?しっかしウルグアイの身体の寄せ方はホント汚さと上手さといとしさと切なさと心強さの絶妙なブレンド。素晴らしすぎる。
 と思ったら、韓国DFラインの決定的ミスからスアレスフリーでシュート!あダフった。やっぱりこの芝は相当痛んでます。韓国救われた。

と後半は韓国の動きが俄然良くなってきた。やはり韓国はイケイケじゃないとね。ウルグアイが若干受けに回っているのもあるのかな?先制点もあるし、得意の守ってカウンターが狙いか。
 パクチソンの突進からチャンスが何度か。だがしかし、ウルグアイの守備陣が粘り強すぎる!これはもう国民性。根っこに染み付いたものなんでしょうかね…ホント恐ろしい。
 後半13分。右サイド車ドゥリのクロスからパクチソンのヘッド!惜しい!この時間帯に何とか同点に。

  ホントホント。鉄壁な上に前線ではスアレスとフォルランが待ち構えるって…実際穴が無い感じ。韓国も大変でございます。#2010wc RT @kanmassa: ちゃんとディフェンダーが寄せているからなー。パラ。

 後半18分。イ・ドングッ投入。2トップになったのかな。でもパク・チュヨンがちょっとばてたかな。あと一歩という感じではあるのですが。

 審判わりと流す。ドイツ人だけあって当たりには寛容な感じ。これくらいでいいんですよ。W杯なんだから。を!

 後半20分。FKからイ・チョンヨンがヘッドで同点弾!ついにウルグアイ守備陣がほころんだ。そうかー、ウルグアイに唯一穴があるとすれば、高さだったか。
 これはパラグアイも同じか。これは…今大会封印してきた、日本の最終決戦兵器、闘莉王&ボンバー前線投入もありえますな。諸刃の剣ですけど(笑

 後半27分。俄に打ち合い出しましたよ。面白くなって参りました。そしてスアレスがスルーパスに反応、またまた角度の無い所からシュート。GK防ぐも、きっちり枠内をとらえてくる。流石だ。
 今の裏の取り方も、スアレス抜群ですな。ヘッドは外れましたが。韓国はイ・チョンヨンの動きが鍵か。
 ぬを!後半28分、フォルランのミドル…彼がダフるとは珍しい。リーガエスパニョーラでは、シュートの9割方はミートさせている印象が。やはり芝は相当悪いです。
 すごい雨に。しかし韓国も劣勢から見事に反攻。後半は堂々たる試合ぶり。アジア枠死守は、かないそうですな…あでもその前に南米枠増が先か。もちろん削られるのは欧州枠と言わざるを。

 後半30分。CKからのこぼれをスアレス。フェイントで二人を置き去り、コントロールショットでサイドネット!勝ち越しゴール!!いやーこれはスーパーです。凄い凄すぎる!
 後半35分の間違え。うーん。今のイ・ドングクからのボールの奪い方も、ウルグアイの上手すぎる!そしてちょっと汚い!これぞ南米。
 今の競り合いも凄いな…フィフティのボールに対して、先に相手の身体にファールギリギリで当たり、バランスを崩すと。いやらしいなぁ<褒め言葉 あ、スアレス下げた。この割り切りもまた素晴らしい。
 今のフォルランのポストもすげえ。韓国DFだって激しく言っているのに、がしっと受けられ、さくっとかわされ、スルッと展開される。平山くんにあれ覚えて欲しいなぁ。
 後半41分、イ・ドングクが裏へ抜け出し決定機!こちらもダフってしまう。惜しいなぁ。韓国も全然諦めてない。
 ロスタイムは3分か…韓国ワンチャンス作れるか。パワープレーに出たいけど、ウルグアイがまたいやらしい守りを…
 ロスタイムというのにこのウルグアイのプレス!パワープレーのクロス、フィードさえ入れさせないとは。ウルグアイ恐るべし!!あとフォルランはやっぱ最高のFWだ。

 試合終了。2×1。ウルグアイ勝利。いやーウルグアイは強かった。むしろ韓国はそのウルグアイを良く苦しめたでしょう。しかし、最小得点差での敗戦とは言え、彼我の差はかなり大きいとも感じもします。南米の本気と言うか底力というか…
 親善試合ではここまでやってくれないんですよね。だからこそのワールドカップ。いやー面白いぜ!つうか寝ます!



・決勝Tベスト16 アメリカ×ガーナ

 と言うことで帰宅して録画しておいたアメリカ×ガーナを観戦。ものすごっく面白い試合らしい事は聞いております。ガーナの赤黄のユニカッコよす。あ!ケビン・プリンス・ボアテングが素晴らしいグラウンダーのミドルで先制点!
 前半38分。ガーナ優勢変わらず。アメリカのプレスを簡単にはじき飛ばすガーナ。アメリカのフィジカルが弱いなんてことは、金輪際あり得ないのですが。ガーナの選手が凄すぎ、かつコンディションが良いのでしょう。

 前半終了。ガーナの出来が素晴らしい。特にケビン・プリンス・ボアテングの動きがキレている。その後も鋭いミドルを放ち、サイドを何度も突破。
 ただ…一点取ったものの、好調がゆえにか無理なプレーが見られる。ミドルや突破など。もちろんそれが決まれば万々歳なんですが、周りを活かせばさらにチャンスになる局面もアリ。その辺の塩梅が難しいですよな。

 後半開始。を、ガーナがペースを落とし、アメリカが前に出てきている。立て続けにアメリカの良い形。ガーナは敢えてペースを落としたのか、それともムラッ気なのか…いやこれはアメリカが今一度鞭を入れたと見た方が良ろしかろう。
 後半終了。盛り返したアメリカがPKで同点。もちろんキッカーはドノバン。延長戦に突入…というところでドイツ×イングランド開始!これは生で見ないとおこられますね<誰に



・決勝Tベスト16 ドイツ×イングランド

 さてドイツ×イングランド。言わずもがなのビッグマッチ。好調のドイツにギリギリで勝ち上がったイングランド。まチーム状態どうこうよりも、この二チームの試合はどっちの魂が勝つか。ゲルマン×ジョンブル。とか。

 しかし、俺の(?)エジルを筆頭に、今のドイツ代表はめちゃくちゃ繊細な名手が多いのです。見ていて楽しいサッカーもやります。もちろん世界最強のフィジカルも。ほら、今のエジルのトラップ!背中越しに来るGKからのロングキックをつま先で一発でコントロール。イイヨイイヨー
 前半20分。クローゼがGKからのロングフィード一発から抜け出しゲット!!!若手だけでなく、ベテランだってもちろん最高でしたスイマセンスイマセン。しかし速いし強いなぁ…泥臭くもシャープ。素晴らしいゴール!流石です。
 前半30分。ミュラーの突破からクローゼに絶妙のスルーパス、抜け出しGKと1対1の決定機!惜しい!いやードイツ代表躍動しています。と思ったらクロスからデフォーのヘッドがバー!イングランドも負けていません。
 前半32分。またもやミュラーの飛び出しから絶妙のパスがポドルスキーに。角度の無い所から追加点ゲット!いやー激しい試合になっております。しかしポドルスキーはセルビア戦であれだけ外したのに、持ち前の思い切りがまったく殺がれていない。ハートが強い。

 前半37分。イングランドのFKからアップソンがヘッドでゴール!その前にはクローゼの好プレーでドイツに決定機があっての流れ。あ!ランパードのミドルがバーに当たってゴールイン…してない!?いやいや完全に割ってるでしょう。あでも審判はノーゴールと。
 リプレーを見ると一目瞭然。これは誤審ですね…いかんですなぁ。やっぱりビデオ判定は導入していいのではなかろうかと。せめてゴールラインの判定位は機械化しても。

 後半42分。今のエジルの一連のプレーも抜群。サイドチェンジを左足アウトサイドでナイスコントロール。中に切れ込んでの切り返しもシャープ…以前雑誌のインタビューで「バルサでプレーしたい」とあったそうですが、いいんじゃないですかねー。ルセーさん見てますか?

 前半終了。激しい試合になりました。正直ココまで打ち合うとは思いませなんだ。しかし、TBS的にはイングランド押しなんですか。結構偏向してますね。ドイツは予選一位で実績的にも上なのに…やはり民放のスポーツ中継には、いささかの疑義ありな感じです。
 @kanmassa #2010wc 民放はどうもアレですよね…日本代表戦だったらまあ見られるのですが。事前調査が甘くて、そもそも知識の土台が無く、かつミーハー視点をスポンサー様から強いられるのでしょうか。やはり安心のNHKですね。
 @kanmassa 確かにフジ(特に青嶋さん)はいいですね〜あ、こないだのテレ東もなかなかでした。テレ朝はちょっと…という感じで。しかし、こうやって国営民放全局横並びで同時期にやってくれるってのは、試金石という意味では面白いですね。NHKの受信料も若干気持ちよく払えそうです(笑
 @kanmassa そ、それは酷すぎる…先日NHKのアナウンサーが「我が局はCMありませんので」的な発言をして謝罪していましたけど、これに比べたら…と申しますかCMも大概にして欲しいですよね〜サッカーはまだハーフタイムにまとめてCM打つからいいですけど…   @kanmassa #2010wc それです!解説と実況の職分も、ある程度弁えていただいた方が、聞いている方は整理しやすいですよね。最近は解説者が言うべきコメントを実況さんに滔々と述べられたりすると、なんだか脳内に???が点滅して困ります(笑

 後半開始。選手交替は無いのかな?誤審とは言えドイツは1点勝っていると言うことで、前半ほど打ち合う事は無いはず。逆にイングランドは行くしか無い!選手の表情から察しますに、誤審によるショックというよりもモチベーションになっているような。やはり後半も面白くなりそげ。
 後半6分。ランパードの遠距離FKがクロスバー直撃!惜しいなぁ。しかし、決勝Tになって、選手皆さんジャブラニの扱いに慣れてきた様子が。さすがはトップオブトップ。  後半9分。テリーのミスからクローゼが右サイドに抜け出しクロス。見方には繋がらなかったものの、やはりクローゼは好調。結果論ですが、セルビア戦レッドで一試合休んだのが良かったのか。禍福は糾える縄の如し。

 イングランド3大会連続ベスト8も大したものだが、ドイツの15大会連続ベスト8は異常。あと過去の対戦4試合が全部延長突入ってのも因縁ですな。こういう情報は有り難い。さっきは難癖付けたけど、TBSさんありがとうありがとう(笑

 後半14分。ミュラーの個人技突破からトゥーキックで狙い済ましてシュー!これはコーナーかな?と思いきやゴールキックの判定…ラインズマンさんちと不安。
 後半16分。ドイツディフェンスラインからの見事な繋ぎ、個人技からのフィニッシュ。6本はパスが繋がった。これを見ても「ドイツはシンプルにゴールを目指しています」と言うのだろうか…
 後半16分。ルーニーの突破にフリードリヒがファウル。フリードリヒはすでにイエローを貰ってるし、先頃からルーニーの後手を踏んでいる感が…つぎ倒したら退場になってもおかしくない。
 後半21分。ドイツカウンターからミュラーが三点目をゲット!中盤でのつなぎも良かったけど、なんつってもラストパスのポドルスキのタメが絶妙!上手し。
 後半23分。再びドイツのカウンター一閃!エジルの抜け出しから走り込んだミュラー!うむ。これでイングランド人以外で誤審で云々を語る人はいなくなった…かな?もちろんあそこで同点になっていれば、イングランドがこれだけ前がかりになる事も無かったのですが。

 しかし俺の(モウイイ)エジルの素晴らしさよ…上手いだけでなくスピードもある。ルセーさん見てますか…再び。
 さらにドイツを褒めると、DFラインの若い選手の繋ぎが抜群なんですよね。イングランドも相当に前からプレスを掛けているのに、さっくりかわしてすぱっとつなぐ。今大会見せる爆発的な攻撃力には、実はこのビルドアップの素晴らしさが貢献しているような。  今大会のルーニーの悲劇は、ルーニーにパスを出してくれる選手がいないってことですね…ランパードとジェラードで不足があるはずはないのですが…呼吸なのかなぁ…

 マリオ・ゴメスはスキンヘッドにしたら結構カルシュテン・ヤンカーぽくなるんじゃなかろうか。今のドイツに必要なのは、敢えて言えば睨みの効く選手。
 後半35分。トップスピードで飛び込んできたジェラードが高速切り返しからシュート!素晴らしい攻撃でしたがノイヤーがファインセーブ。惜しいなぁ。

 試合終了4×1。ドイツ勝利。イングランドは…やはりあの誤審は大きかった。でも、それ以上にドイツの充実ぶりに軍配。しかも若いんだから調子に乗るでしょう。とにかくエジル。彼に注目ですね。
 あ、シュバインシュタイガーの大黒柱っぷりにも関心。18でバイエルントップデビューした頃から見てますけど、これだけ落ち着いたボランチになるとは。バラックの穴はもう無いですね。



・決勝Tベスト16 アルゼンチン×メキシコ

 さて…次は……アルゼンチン×メキシコ!!これは見ないといけないですよな…情報遮断してもこれだけのビッグマッチはどこからか漏れそう。よし、録画しておいて、出社前に見よう。という机上の空論。

 帰宅。ちょうど豪雨の瞬間にぶつかって酷い事に…さて録画しておいたアルゼンチン×メキシコ観戦。前半でもう3×0に。一点目はオフサイドの見逃し、二点目はDFのポカ、三点目は超絶個人技。正直内容はメキシコ、良いサッカーしていたと思うのですが、ちょっと不運でしたか。
 まあそこよりもなによりも、素晴らしいのはアルゼンチンの個人技。一点目はメッシとテベス二人、二点目はイグアインの抜け目の無いチェイス、三点目はテベスの個人技。つまり、前線の三人だけで三点取ったと言っても過言ではないわけで。
 独力で二人三人とかわせ、後ろに下がりながらのミドルをむりやりゴール上隅にねじ込める。そんな選手が複数いれば、組織とか運動量とかは結構意味が無いですよね…なんて破壊的なんだアルゼンチン。
 ちなみに守備も個人のガッツによる部分が多いような…デミチェリスとエインセの神懸かり的がんばりも素晴らしかった。

 しかし、そうは言っても、肝心のメッシがまだ無得点というのは、対戦相手の守備の踏ん張りもあると言うことでしょう。この試合のメキシコの守備陣も、二点目のポカ以外では相当頑張っていました。特にマルケス×メッシの同僚対決は熱かった。終了間際の一回を覗いてマルケスの勝利。
 アルゼンチンは正直まだまだチームとしては未完成、特に守備の不整備が心配な所なのですが、それを補って余りある攻撃陣の異能は魅力。優勝までは厳しいのでは…と引き続き穿っているのですが。
 こうやって勝って行けばチームも結束するというもの、ドイツ戦が非常に楽しみになってきました。予想するに攻撃はドイツ相手でも何点か取れるでしょう。
 懸念はやはり守備。今のヤングドイツィーズwith爆撃機クローゼのコラボは、防ぎきれないような気も…それだけに、攻撃的で非常に面白い試合になること必至でしょう。
 あでももう誤審はホントもう勘弁してもらいたいですね。この試合でも、明らかなオフサイドでの失点後は、あの不屈のメヒコがあきらかにショックを受けていましたし。イングランド然り。ああいうのを見ると、やっぱり機械判定は必要でないかなー

 最後にメキシコのエルナンデスのゴール。来季からマンU移籍の18歳。ディフェンスを二人背負いながらのトラップからの切り返し。そして冷静なフィニッシュ。なるほど凄い才能です。あの一点は自信になるだろうなぁ。同じマンUの若手マケダのあのゴールにも似てましたね。

 つうかこの試合、結局アグエロとディエゴ・ミリートの出番が無いんだもんなぁ。いやーホント、この前線はサブまで含めて間違いなく世界最強。三人しか使えないのが勿体無い位(笑



・決勝Tベスト16 オランダ×スロバキア

 オランダ×スロバキア開始。オランダはロッベンが先発。右にロッベン、カイトが左。切れ込んでシュートが目論みかな。スロバキアは期待のハムシクにボールが集まるか。彼は戦術眼があるように思えます。

 前半20分、オランダ、ロッベンが右から切れ込みディフェンスの間を通すコントロールミドルが炸裂!今季この形からのロッベンのミドルの精度は異常。世界一。
 ちなみにロッベンのシュートはコントロールショットなんですよね。そして彼がふかして宇宙開発って場面は見ない。今日のゴールも敢えてダフらせたと言うかトップに掛けたようなショット。ディフェンス二枚の門を抜き、GKの手前でさらにイレギュラーと言う。お見事!
 前半30分。むむっ……なんだかロッベンが足を気にしているような…ケガあけだけに心配…

 前半終了。1×0でオランダ勝ち越し。早めにロッベンのミドルが炸裂したので、オランダは非常に余裕を持った試合運び。スロバキアも何度かチャンスを迎えるものの、このままでは厳しい。今の調子だとオランダは最後まで体力が持つだろうし。

 試合終了。2×1でオランダの勝利!期待のロッベンが例によって超絶技巧でミドルを決め、オランダが余裕を持って試合を展開すると思っていたのですが、スロバキアが予想以上の奮起。特に後半終盤にまとめて決定機が…でも決めるべき所で決めないとやはりやられちゃいますね。

 正直、個人的にはオランダは優勝候補ってほどのプレーはしていないと思うのですが、前後半試合全体を考えたペース配分とロッベン、スナイデルの高精度シュートは流石だと思います。
 つうかヴィテク決めろよ!!的な(笑 極東のまったく局外者である私が歯がゆく思うのですから、スロバキア国民の憤慨足るやいかばかりか…惜敗御愁傷様です。シャープで無駄の無いグッドチームでしたよ。



・決勝Tベスト16ブラジル×チリ

 さて次は超期待のチリ。しかも対ブラジル!死ぬほど見たいのですが、3時からの試合見たら医学的にも死にますので自重…情報遮断モード。しかし、今日もラジオのニュース等でなんどか情報漏洩の危機があったのですが、その辺の配慮も欲しいような…メディアリテラシーてやつですか?

 録画していたブラジル×チリを駆け足で観戦。ブラジルが終始圧倒、3×0で勝利。グループリーグで出色の攻撃的サッカーを見せていたチリに肩入れしていたのですが…月並みですが、王国の底力ってヤツでしょうか。
 ブラジルの3得点、攻撃陣も見事ですが、今のブラジルはやはり守備の充実著しく。しかもテクがあるのでディフェンスラインからのパス出しが的確
 ディフェンスラインからこれだけゲームを組み立てられるのは、他にドイツとスペインだけでしょう。やはり個人的にはこの三者が優勝候補トップ3になります。



 D
Posted at 2010/06/30 18:20:35 | コメント(1) | トラックバック(3) | 蹴球観戦記 | スポーツ

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