サッカーの試合から戻ってきました。
イヤー今日も負けた負けた。ま、そっちの詳細は後ほどで。

<おーれは釣りキチ三平だ!>
土曜は仕事の帰りに「釣りキチ三平」を見て来ました。
原作大好きで昔から何度も読んでおりました。ですから映画化の話しを聞いて楽しみで楽しみで。
映画「釣りキチ三平』公式サイト
今回の映画は「夜泣き谷の怪物」を元にしています。三平の原点ですね。今作ではその秋田の自然、里山と渓流の美しさが際立っていました。日本の原風景と申せましょうか。どこか懐かしくて、どこか儚くて、なんだか泣けて泣けて…日本の自然は厳しい面を見せても、どこか優しいです。
クライマックスの夜泣き谷への源流行のシーンでは、その日本の自然の美しさがさらに濃厚に香り立ちます。吊り橋、せせらぎ、滝、雑木林…その行程は三平家の家族の絆の再結のストーリーでもあり、そういったノスタルジィなエモーションの喚起のありかたは、さすがに滝田洋二郎監督。まさか三平で泣かされるとは…館内の雰囲気から察するに、結構年齢層高めのお客さんが泣いていたような。それも結構沢山。特にオッサンの涙腺にぐっとくるようです。
キャストもなかなか。特に主演の須賀健太くんは、まさにリアル「三平」。釣りキチ三平と言えば、日本のレイヤードファッションの草分けにして、ジョジョからグラップラー刃牙へと続く、「人間工学的にあり得ない素敵ポーズの決めカット」の確立者としても有名です。その難しい役柄を実にそつなく好演。終始躍動しておりました。
また、印象的だったのは、映画オリジナルの三平の姉「愛子」。香椎由宇さんが演じています。彼女の心情の変化の機微がストーリーの肝でもあります。いい演技していました。長時間のアップに耐える女優さんというのは貴重なものですね。
実は、釣りキチ三平はこれまでも何度か映画化の噂はあったのですが、漫画でしかあり得ない釣りシーンの描写がネックで見送られてきていました。そこは「三丁目の夕日」のスタッフがCG他で対応。ちょっとCGぽさが気になる感じはありましたが、「ヌシ」クラスの魚体を表現するにはこれしかないでしょう。

<ラゾーナにて>
ということで、個人的に大満足の一作でした。
原作ファンのみならず、水辺好き、自然好き、お魚好き、香椎由宇さん好きの方には、自信を持ってお薦め出来ると思います。もちろん釣りキチの方にはマストでありましょう。
私などは、できればこのシステムのままシリーズ化して欲しいぐらいです。原作は山ほどありますし、最近では新作も再開していますしね。釣りバカ日誌が終わってしまうそうですから、需要はあるのではないでしょうか。
と申しますか、漫画がまた読みたくなってきました。ヤフオクで検索してみます。
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<近海物、ホウボウ・ハマチ・上サバ>
映画後のお楽しみ。
この映画見たらやっぱりお魚&日本酒しかないでしょう!
と言ってもまわるお店ですが。

<近海物、ヒラメ・タイ・スズキ>
いや、一平じいちゃんと魚紳さんが日本酒美味しそうに酌み交わしてたんですよ。
他にも鮎・岩魚の塩焼き、岩魚のたたき、鮎・岩魚の骨酒…etc。あー川魚も美味しいんですよね~

<近海物、ニシン>
会社の近くの「ぐるめ寿司」さんなんですが、レギュラーメニューがかなり減っていました。逆に、看板の手書きの旬の近海物メニューが充実。これが本来のお寿司屋さんのあるべき姿ですよね。安いし充分美味しいし。良き庶民の味方であります。

<生ブラックタイガー>
名称が素敵すぎます。
上の話しに関連して、ついにボタン海老がメニュー落ちしていました。深夜で若干空いていたので、板さんと話しながら食していたのですが、旬もの以外は海外物を使うようにしてコスト削減しているのだそうです。
で、この生ブラック。ねっとり感ではボタンに相当おとりますが、逆にプリプリ具合が素敵です。これはこれでアリ。

<煮ハマグリ>
上品に仕上げられた煮ハマ。春ですね。

<月見トロロ>
なんて偉そうな事を書いておきながら、実はこれが一番好きだったりします。
トロロとうずらの玉子が、フワッと軽くていいのであります。
ごちそうさまでした。
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業務連絡
携帯無くしました…
ご覧の方でお急ぎの御用のある方は、pcメールか夢枕、伝書鳩、みんカラのメッセージにてお願いいたします。
携帯無いと目覚ましもなくなっちゃうので、グーグル先生にこんなの教えていただきました。
明日はちゃんと起こしてくれよー
Online alarm clock
D
Posted at 2009/04/12 21:17:30 | |
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