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2011年05月11日 イイね!

御酒:1105 BDN@2011年度吟醸新酒祭/ガンバロウ日本!ガンバロウ東北!! の事

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 110510
 会社を早退し、有楽町の交通会館へ。
 毎春秋恒例、日本吟醸酒協会主催の「2011年吟醸新酒祭」に参戦してまいりました。

 今回は全国津々浦々52の蔵元が参加。例によって純米吟醸や大吟醸、そして一般では手に入らない鑑評会出品酒まで、選び抜かれた吟醸酒が出品されました。
 私の作戦は、一つのブースのお酒を全種類、オススメの順番で杜氏や社員の方の説明をききつつじっくりと賞味する、というもの。同じ蔵元でも、醸造法、米種、研磨率の差で驚くほど印象が変わります。
 特にこの会に饗されるお酒は、普段はおいそれとお目にかかる事すら叶わぬ逸品ぞろい、実に贅沢かつ有意義な呑み比べGOLD EXPERIENCE!です。

 日本吟醸酒協会 2011吟醸新酒祭 出品酒一覧
 日本吟醸酒協会 2011吟醸新酒祭 イベント情報
 御酒:1010 BDN@平成22年秋の吟醸酒を味わう会/酔臥沙上君莫笑 の事
 御酒:1005 BDN@2010年度吟醸新酒祭/('A`)<駆付けて斗酒猶辞さずと新酒祭 の事
 御酒:0910 BDN@2010年度東京秋の吟醸酒を味わう会/何以解憂 唯有杜康 の事
 御酒:0905 BDN@2009年度吟醸新酒祭/あなたと私の合言葉 の事
 御酒:0810 BDN@秋の吟醸酒を味わう会・對酒當歌人生幾何の事
 御酒:0805吟醸新酒祭・斗酒猶辞せずの事



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 東日本大震災の影響を受け、例年の午後・夜二部制が午後のみの開催になり、かつチャリティービンゴ、Tシャツ・前掛け販売も。そちらの収益は義援金にまわされます。
 ささやかながら、当方も富山の若鶴酒造さんの前掛けをゲット。大きなポケットもついてナイスな逸品です。

 ちなみに、この前掛け、なんで酒屋さんがつけているかというと、木箱や樽など、重いものを担ぐ際、この前掛けを肩までたくしあげて、服と皮膚を保護するためなんだそうです。へぇーへぇーへぇー。


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 さて、覚えている範囲で…

 蔵元別では、やはり青森の桃川、田酒、富山の若鶴、広島の富久長さんがグッド。
 特に今年も桃川さんはふうわりと風雅でたおやかなお酒を出してくれていました。普段はなんでも強めでパンチのあるお酒が好きなのですが、桃川さんの包み込む春の陽射しのような優しさに触れると、Mな私もついついほだされてしまいます。
 今年は杜氏さんがいらしたので、結構長々とお話しする機会が。やはり使う水、百石川(奥入瀬川)の水の柔らかさ、それを活かす酒造りが原因だろう、とのこと。お酒も料理も、水が基本なんですね。

 あとは、純米系のお酒にヒットが多かったのも今年の特徴でしょうか。しっかり香りも残しつつ、純米ならではの旨味が。ちょっと家呑みでも純米で行ってみようかと。
 酒米ではいつものやわらかなキレの「八反草」・コクと酸味の「雄町」の個人的二大フェイバリッツは盤石。面白かったのが亀の尾、特に亀の井さんのはキューッとのどを通る酸味が新体験でした。あれはまたいただきたいものです。


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 そんな感じで、昼から日本酒に溺れるという罰当たりな平日を過ごしてしまったのでした…

 もちろん、今回も通常の試飲法(酒は口に含むだけで呑まずにペッと捨てる)は出来ず。だって勿体無さ過ぎですし、製造者さんの目の前ではちょっと恐れ多くて…結局相当数(三桁はいってないかな…?)戦ってしまいました。
 だがしかし、さっぱりぶっつりホワイトアウトしてはいても、どうやって帰ってきたかまっさらでも、品川駅でうどんを食べた事を覚えていなくても、それでも翌朝はすっきり爽やかな目覚め、二日酔いの気配すらないってのが、良い吟醸酒の力ですね。
 まさに旨口濃醇ゴク味のピン!日本酒最高ッッ!!です。

 そして次回は秋の吟醸酒を味わう会。例年10月に開催されます。もちろん万難を排してでも参加いたしますとも。



 以下には吟醸酒についてのご説明と出品酒リストをさらっと。毎度書いてますので小さくします。

 そもそも「吟醸酒」とは、特定名称酒と呼ばれる純米酒や本醸造酒の中で、原料米を60%以下まで精米して使用したもの。リンゴやバナナのような華やかかつフルーティーな「吟醸香」が特徴。低温発酵など、随所に手間のかかる特別な製法で醸造されています。
 種類は純米吟醸・純米大吟醸・吟醸・大吟醸の四つ。
 吟醸酒は精米歩合60%以下(40%は削って捨てる)、大吟醸は50%以下。鑑評会出品酒など(斗瓶取り、雫酒など)のスペシャルメイドでは、精米歩合35%というものもあります。ここまでくると使用されるのはほとんど芯だけ。一般に米を磨けば磨くほど、濃厚かつ澄んだ味になるとのこと。また、ここまで削るためには高度な技術が必要で、米を破損しないために時間もかかります。とにかく吟醸酒は手間がかかるのです。
 吟醸酒・大吟醸は工程の最後に、特徴である吟醸香をより引き出すために醸造用アルコールを添加します。逆に純米吟醸・純米大吟醸は醸造用アルコールを用いません。そのため、穏やかな香りとより繊細な旨味が特徴になります。
 
 続いて鑑評会出品酒について。通常鑑評会出品酒は、大吟醸用仕込酒の中でも特に選ばれたもの1斗(18リットル)だけを、袋取り(首つり)という、自然の重力だけで絞る方法で抽出し、さらにその中の一番澄んだエッセンスを中取りし、専用の斗瓶に移し特別に熟成します。「斗瓶取り」「斗瓶囲い」「雫酒」「中取り」という手法です。とにかく非常に手間のかかる工程ですが、その分、薫り高く華やかで、口当たりは鮮烈、スッと抜ける後味を持つお酒が生れます。価格も通常の大吟醸が一升5000円前後なのに対し、1万円を優に超えるように。と申しますかほとんどの蔵では非売品とされるようです。
 
 ただ、一発目のインパクトは確かに鑑評会出品酒は強烈至極なのですが、じっくり味を楽しんだり、食事に合わせて食材の旨味を引き出すのに向いているかといえば、決してそうではなく。むしろ吟醸酒ではなく一般かつ廉価な普通酒・純米酒の方がそんなシチュエーションでは美味しかったりすることが多々あります。ここがお酒の面白い所ですね。
 ま、結論として、日本酒最高ッッ!再びッッッ!!ということです(笑


('A`) <

 葡萄美酒夜光杯

 欲飲琵琶馬上催

 酔臥沙上君莫笑

 古来征戦幾人回


 D
Posted at 2011/05/11 21:52:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 御酒 | グルメ/料理

プロフィール

「('A`) <対酒当歌 人生幾何 譬如朝露 去日苦多 慨当以慷 幽思難忘 何以解憂 唯有杜康」
何シテル?   08/17 11:14
いや、そんな! あの手は何だ! 屋根が! 屋根が!………無い
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