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2012年01月20日 イイね!

御酒:1112 Salon de Soleil 39th ワイン会参加/We are the Wrold の事

CANON PowerShot G12
<RedEye>

 111217
 毎月恒例のワイン会「Salon de Soleil(サロン・ド・ソレイユ)」にお邪魔して来ました。
 場所は愛宕の「J.H.V(ジェアッシュヴェ)」さんにて。
 
 こちらはソムリエ・女優の竹本聡子さんが主催されるワインの勉強会。今回のお題は『未知の世界のワイン』。イギリスからアフリカ、インド等、未体験のワインについて。
 1時間ほどのワインについての講義、講義内容に沿ったワイン各種、そしてワインに合わせたコースが楽しめます。

 flickr 1012- Salon de Soleil Wine Class

 御酒:1111 Salon de Soleil 38th ワイン会参加/Australian Shock の事
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 御酒:1107 Salon de Soleil 34th ワイン会参加/次回は泡特集 の事
 御酒:1106 Salon de Soleil 33th ワイン会参加/Visca! Espana! の事
 御酒:1105 Salon de Soleil 32th ワイン会参加/Io amo LUCE! の事
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 御酒:1101 Salon de Soleil 29th ワイン会参加/イタリア北部 の事
 御酒:1012 Salon de Soleil 28th ワイン会参加/フランス総集編 の事
 竹本聡子先生 公式ブログ



CANON PowerShot G12
<いいものだけを、世界から>

 そんな感じで小一時間ほどの講義の後、饗されたワインのリストは以下の通り。

 ・スラ・ブリュット・メトッド・シャンプノワーズ NV(泡)
  SULA Brut Methode Champenoise NV
  インド スラ・ヴィンヤーズ(Sula Vineyars)造
  トンプソン・シードレス(サルタナ) 80% シュナン・ブラン 20%
  「まさかのインドワイン。だがしかし、アラン・デュカスの三つ星レストラン「ルイ・キャーンズ」にも、アジアワインとして初のリスト入りする高品質。たしかに美味しい。そしてお得!トンプソン〜は干しぶどうに使用するブドウ。」

 ・チャペル・ダウン・ピノ・リザーヴ・ブリュット 2004(泡)
  Chapel Down Pinot Reserve Brut 2004
  イギリス チャペル・ダウン・ヴィンヤード(Chapel Down Vineyard)造
  ピノ・ノワール 50% ピノ・ブラン 50%
  「隠れた高級スパークリング産国イギリス。瓶内二次発行3年熟成の本格派。フレッシュかつまろやか、高バランス。」

 ・ヤルデン・シャルドネ 2009(白)
  YARDEN Chardonnay 2009
  イスラエル ゴラン・ハイツ・ワイナリー(Golan Heights Winery)造
  シャルドネ 100%
  「世界最古のワイン産国の一つ、イスラエル。フランスの伝統技術に米国のハイテクを導入した最新鋭ワイナリー。ブルゴーニュのモンラッシュを思わせる、複雑かつ凝縮感あふれる白。上品なコクが美味。」

 ・ナウサ・ジューヌ・ド・クシノマヴロ 2009(赤)
  Naoussa Jeunes de Xinomavro 2009
  ギリシャ ドメーヌ・ティミオプロス(Domaine Thymiopoulos)造
  クシノマヴロ 100%
  「ギリシャ国内最有力品種クシノマヴロ。ピノ・ノワールのような上品さに、しっかりとしたタンニン。生産量のほとんどを国内で消費するので、外に出ないが、確かな実力派。」

 ・タンデム・シラー・デュ・マロック 2008(赤)
  Tandem Syrah du Maroc 2008
  モロッコ タンデム(Tandem)造
  シラー 100%
  「ボルドー出身モロッコワイン第一人者、ジャック・プーラン×ローヌの天才醸造家アラン・グライヨのコラボ。樹齢25年、有機栽培手摘みのシラーをグラン・ヴァン並の少収穫量で丁寧に醸造。果実味豊か、凝縮感がありつつ、フレッシュで優しい味わい。」


CANON PowerShot G12
<プロージット!>

 世界は広かった。
 
 まず驚きのインドのスパークリング。インディアで素敵な太陽ラベル。味もグッド。それでいて1000円代から手に入るコストパフォーマンス。スラは本当にお勧めです。
 イギリスでは、海流と品種改良と温暖化?の影響で、高緯度ながら高品質のスパークリングを輩出中。ちょっとお高いのが難点らしいですが、確かに美味しい。
 古くは聖書時代から、ぶどう酒パラダイスなイスラエル。お得意のハイテク技術でこちらもまたナイスなワインを生産中とか。
 古いといえば、ギリシャ。上述のようにワイン大好き国民が全部呑んでしまうため、なかなか外に出てこないそうですが、このクシノマヴロは驚きの本格派。日本割り当て分は即完売も頷けます。
 最後はフランス圏の強みを活かしたモロッコ。高名な醸造家の友情コラボのタンデムは、普段呑む安シラーとは別次元の滑らかさ。正直驚き。

 重ねて、世界は広かった。ワインの世界もまだまだ深い。ということでしょうか…
 
 
CANON PowerShot G12

CANON PowerShot G12
<Amuse-gueule = Entree>

 お料理は、前菜「カリフラワーのヴルーテとグジェール」、前菜2「軽く燻製したサーモンのマセドワーヌ ビーツとジャガイモのサラダ仕立て」。
 「ヴルーテ」はアルマンド、ベシャメル、エスパニョールとフランス料理の4基本ソースの1。薄いストックを薄いルーでとろみを付ける。ベルベットが語源。「グジェール」は一口サイズのシュー。「マセドワーヌ」はさいの目切り。


CANON PowerShot G12

CANON PowerShot G12
<Pasta = Viande = Dessert>

 続いて、パスタ「リガトーニ 自家製サルシッチャの軽いクリームソース セージ風味」、メイン「蝦夷鹿のラグー 赤ワインとカシス風味 根セロリのピューレとオレンジ風味のニンジンのピューレを添えて」
 「リガトーニ」太めの穴あきパスタ、「サルシッチャ」は生ソーセージ、「セージ」はハーブ、「ラグー」は肉や魚を刻んで煮込んだソース。


CANON PowerShot G12
<Pasta = Viande = Dessert>

 デザート「栗のパルフェ」で終了。

 どちらもJ.H.V.さんならでは。素敵なデコレーションにたっぷり盛り。こんなにお洒落で美味しくてお腹一杯のお店もなかなかございませんですよ。

 次回は1/21(土)、銀座の「ギンザ・アルコ・イリス」さんにて。ニュージーランドのワインの会です。


CANON PowerShot G12
<ツリーには負けへんで>

 世界のワイン?についての受け売りを少し。

 ワインの発祥は、BC8000年、コーカサス地方(アゼルバイジャン・アルメニア・グルジア付近)。その後、BC6000〜4000年にかけて、メソポタミア(イラク)、イスラエル、エジプトへ伝播。その後、BC2000年にエジプトからギリシャへ。BC800年にローマ(イタリア)、BC600年にフランス、そして欧州全土へ。
 新大陸、日本へはAC1500年、大航海時代。中国にはBC1000年漢王朝の時代から独自のワイン醸造技術があったとか。


CANON PowerShot G12
<SULA Brut Methode Champenoise NV>

 今回の個人的なサプライズは、インドのワイン。
 大航海時代に技術は到来していたものの、18世紀中頃には衰退。本格的なワイナリーが生まれたのは1982年のこと。
 暑い国ですが、ムンバイ近くのナシクなど高地において栽培。スペイン、カリフォルニアに似た気候。土壌も好適。

 「スラ・ヴィンヤーズ」も在ナシク。1997年にソーヴィニヨン・ブランとシュナン・ブランが植樹され、2000年からワインを出荷。これが出色の出来で、「ワイン・スペクテイター」にて特集を受ける。上述のアラン・デュカスに、フランシス・コッポラ、ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズのレストラン「ルビコン」、イタリアの巨匠アンジェロ・ガヤも採用するなど、大注目らしいです。
 しかも、ネットで検索するとわかりますが、これがもう激安といっていいほどのコスパ。本当にオススメです。


CANON PowerShot G12
<Chapel Down Pinot Reserve Brut 2004>

 イギリスも、欧州とはいえ寒かろうと思っていたのですが、実は11世紀ごろからの歴史があるそうで。現在はイングランドとウェールズの南部に400のワイナリーが。その中でもスパークリングワインが高品質で人気。


CANON PowerShot G12
<YARDEN Chardonnay 2009>

 そしてイスラエル。最古の生産地、それこそ聖書時代には大産地、ローマ帝国にも輸出していたのですが、天気はイスラムの勢力下に入ってから。AC600年頃から。イスラム教は飲酒禁止ですから。
 近代のワイン造りが再開されたのは、1848年にエルサレムにワイナリーが設立されてから。その後、1882年にユダヤ系のロスチャイルド家(シャトー・ラフィットのオーナー)が大規模投資をしてから。1948年に現在のイスラエル国が建国され、欧州から移民が増加。ワイン消費量も増加。1970年代初頭に、カリフォルニア・デイヴィス校の提言もあり、1983年ゴラン高原に「ゴラン・ハイツ・ワイナリー」が創設。最先端のハイテクと伝統的な醸造法のミックスで、高品位のワインを生み出すようになり、現在に至ると。
 

CANON PowerShot G12
<Naoussa Jeunes de Xinomavro 2009>

 ギリシャは欧州のワイン造りの起源。というか文化の起源。
 このクシノマヴロは本当に美味しかった…ぜひまた呑みたいものですが、人気ですぐ売れちゃうようです。ホントに。今も楽天で検索して見ましたけど、5千円代の一本以外は全部ソールドアウトでした。

 モロッコも、フランスの植民地ということもあり、ワイン造りは盛ん。上述のタンデムは、エルミタージュのアラン・グライヨが関わる本格的シラー。これも美味しかった。名前の「タンデム」は二人乗り自転車から。グライヨもプーランも自転車が趣味で、モロッコのワイナリーを並んで自転車で散策した思い出からついたとか。仲良いすな(笑


CANON PowerShot G12

 今回はこんな所で。
 
 flickr 1012- Salon de Soleil Wine Class

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Posted at 2012/01/20 18:30:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 御酒 | 日記

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