Twitter上でつけている、偶に見る明晰夢の覚書のまとめなどを。
ちょっと呑んだ日や、考え事がある日など、眠りが浅い日の夢は覚えていることが多いようです。逆に、仕事が忙しくて帰宅が遅かったり、激しく呑んだ日は夢も見ていない様子。いや見てはいるけど覚えていないと言うか。
40前にして非常に幼稚な内容ばかりなのは、精神年齢のアレさを表しているのかも。
111026
御殿場から富士山方面へビートで向かうが、トンネルの中で立ち往生。ビートを捨てて抜けた先がなぜか山道になっていて、必死に歩いて開けた場所にでた、と思ったら湖のほとり。なんとなくここは白馬の青木湖だろうなー。と思って立ちすくんでいるところで終わり。
111027
昨夜とほぼ同じ流れ。宮ヶ瀬へ友人とバイク(私チョイノリ、友セロー)で向かおうとしている。今度は最初から山道。どんどん険しくなってきて、やっぱりバイクを捨てて歩き始めたけど、気づくと狭い階段を登り降りしていて、突き当りにあったドアを開けたら、山荘?的な食堂。外に出るとスキー場。
ちなみにこのスキー場はよく夢に出るスキー場で、夢の中でああここか。と納得した覚えが。なんとなく徒歩で山を下ると、湖に出る。やはり青木湖ぽい感じで。困ったな、と佇んでいる所で湖面がざわざわしはじめ…た所で目が覚めた。
どちらも乗り物で山へ向かって、乗り物捨てて、歩いて湖に出る。というパターン。ということで、青木湖に行かないといけない気がします。
111114
なにか良くないモノが来ることがわかっていて、寝苦しいなぁと半覚醒になっている夢。
ソレが窓から来ることがわかっているので、そちらに意識を集中していて、じりじりと時間だけが過ぎて行って…突然、バグン!と窓ではなく玄関が破壊され、良くないモノが侵入してくる、直前で夢の中で夢から目が覚めた。
でも、それが夢の中の夢だということがわかっているので、やはり良くないモノは窓から来るのか、と改めてそちらを警戒してじりじりしているうちに、次はホントに目が覚めた。
111119
知らない女性に、スキンケアの無意味さについて、小一時間お説教されている。最終結論は、風呂にも入るな、自然が一番。聞いてる間は、全裸で土下座させられていた。
111122
目が覚めたら完全に遅刻モード。確かに昨晩…今朝までボジョレー飲み過ぎていたたし、これは午前休だな...というか、顔も洗わず寝てしまったのか、と顔を撫でたら、いつもの殿下ヒゲが無い。これでは狭い場所に入れない(ネコか)。いやそんな!この手はなんだ!ヒゲが!ヒゲが!と混乱していると、どいうも先程から、ピピピピとうるさいな…アラーム音で本当に目が覚めた。
111124
この日はかなり壮大。というか厨二病。
私は故人である高名な機械魔術師の長男。兄弟は多数。それぞれなにがしかの遺産を譲渡されている。だが長男の私だけが、遺産を受け取った覚えがない。そしてその兄弟たちが何者かに連続殺害される事態に。会議を招集して対策を練るものの、効果的な策が出ず、一旦閉会。
その晩、私が会議室のベンチで仮眠をとっていると、深夜賊が侵入、大打撃を受ける。私も負傷して横たわり、霞む視界に捉えた賊の姿は一番下の妹だった。まだ学生の身ながら、もっとも強大な遺産氷の巨人を受け継いでいる。その姿は指輪のバルログの氷版と言った所だがしかし、そのあまりの強力さ故に、父も妹も氷の巨人(アイスエイジと呼んでたか)を御し得ていないはず…とよく見ると、妹は巨人の右こめかみ辺りに半ば融合する形で捉えられていて、血の涙を流し…と言う所で目が覚めた。
なんという厨二展開!書いててハズカシイ。突拍子もなかったけど、兄弟たくさん、長男の当方が一番役立たず、妹がデカイ。その辺は割りと現実に則していたか。あとなにか大事な展開があった気がするけども、それは忘れた。なんだっけ……
111125
わりとよくある、ブレーキ効かない系。
134号線とおぼしき海沿いを快調に進むも、ブレーキペダルがスカスカ。こりゃいかん!とあわてるものの、甲斐なく神社の鳥居に激突。薄れゆく意識の中で、ああ、これは鶴ヶ丘八幡宮の鳥居だろな...で目が覚めた。
ブレーキ効かない系も最近は慣れっこで、途中から「これ夢だよね」となるけども、やはり心臓には悪い。あと最近夢の中で断末魔過ぎ。もうちょっとイイ夢はないものか。
111126
今朝は二本立て。
一本目はまたまたドライブ中。今回は助手席で、上高地あたりと思しき風光明媚な山道を進行中。運転手はなぜか誰だかわからないが、とにかく嫌な感じのミスを繰り返している。ついにたまりかねて、車を止めようとするが、話を聞いてくない。しかたなく、彼の腕を取り、揉みあううちに、カーブを曲がりそこねて崖下へ落下してしまう。落下中、この野郎!と初めて運転手の方を見たら…それは自分自身で…だが顔が無い。そこで隣の家のアラームの音楽の大音量で目が覚めた。
二度寝してすぐ二本目。今度はなぜかラジオのパーソナリティとしてペラペラ喋ってる。話してる内容は覚えてないが、とにかく相方が気が利かず、下を向いてて喋らない。スタッフもディレクターもダメダメ。CMの間に、どういうつもりだ!と怒声を上げて、相方の肩をガクガク揺らすが、妙に手応えがない。ここで初めて相手の顔をよく見ると、やはり自分自身。そしてやはり顔がない。ハッとしてミキサー室を振り返ると、そこには何も無い。また振り返ると、また何も無い。気がついたら、独り真闇の中に立ってた。ちなみに、私のナビゲーター名はチャーリー・田原坂だった。
一本目は普通に怖かったけども、二本目は二度寝の半覚醒状態だったので、「なんで田原坂やねん!」など、夢につっこんでいた。詳細は忘れたけど、リスナーから届くネタハガキにも。でもやっぱり最後に虚空で一人になったときは嫌な汗をかいた...あと普段は我ながら温厚と言うかチキン極まるので、激昂したりはしないのですが。夢の中でぐらいでは感情を出しているらしい。しかし、特に自覚はないが、何かに追い詰められているのか…(笑
111128
111124の続編的な夢をみたが、詳細は忘れる。「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ!」的な展開だったような気もする。
111201
飲んで帰って、ちはやふるの最新話を見ながら、昔所属していたサッカー部でのあれこれをTwitterにアップ。ついでにネットを見ていると、AKIRAが実写化されるとの情報を見る。その酷い原作改変ぶりに、さすがは夢だ。これはさすがに無いわ。と思っているうちに目が覚めた。
と思っていたが、翌日タイムラインを確認すると、夢だと思っていた、それに該当する自分の書き込みをツイッター上に発見。夢が現実に侵蝕したのか…うつし世はゆめよるの夢こそまこと…ではなく、酔っ払ってした行動を、夢だと思っていただけだった。呑み過ぎ、ダメ、ゼッタイ。
111205
見たこともない車の中に、見たこともない男女四人で乗っている。非常に蒸し暑いし煙い。気づくと、他の三名はすでに死亡している模様。いや、助手席の中年男性はまだ生きているか…まぶたがピクピクしている。そのうちに、自分も息苦しくなってきた。ああ、これが集団練炭自殺というものか。やはりこれは夢かな、と半ば覚醒しつつも、また瞼が重くなり…真っ暗だったフロントガラスがぱっと明るくなった。明るくなった先には……目が覚めた。
無意識の裡に目覚ましを二度止めていたらしく、遅刻ギリギリの時間。スッキリ!も始まってた。このパターンは何度か見てますが、場所はだいたい同じ場所。111027の青木湖風の林の中が多い。
111206
おそらく軍隊を引退して、非合法に半分足を突っ込んだ法律事務所に勤め始めている。とにかくやることなすこと上手くいかず、上司には怒られ、かつ部下にはきつく当たっている。それはいいとして、気になるのは壁にかけられた一枚の絵。浜辺の遠景で、おそらくは三浦半島の和田長浜。画面の左上端に、遠く岬が入り、その突端の崖上に小さな家が。とにかくその場所が気になって仕方がない。目が離せない…で目が覚めた。
現実の三浦半島の和田長浜にかなり近い雰囲気。岬の突端の家も現実に存在する。一度訪れてみる必要があるだろう。
111209
椅子に縛り付けられて、クスコのような器具で強制的に口を開かれ、どんどん食材を流し込まれる。とにかくもう食べられない。これい上は無理…と言うところで、腹が痛くて目が覚めた。前日の好好での宴会の影響大か。
111210
過去在籍して、自ら断絶する形で捨ててきたコミュニティに、久しぶりに参加している。場所は本部の食堂と思しい。古い友人や知人、女子達がいる。基本的に歓迎されているが、当時と同じような疎外感を感じている。やはり当時と同じように追従を並べ、人と目を合わさずにニヤニヤ薄笑いを浮かべている。早く終わらないか。7時からサッカーの代表戦のテレビ中継があるのに。帰りたい。と。
そうこうしているうちに、連絡先を交換する流れになり、参加者が携帯電話を出し合うが、その場の全員がカシオにG'zスマートフォン、それも全員グリーンで揃えている。気持ち悪くなり、彼らに理由を聞くと、「2012年に来る世界の終末には、普通の携帯では耐えられないから。常識でしょ?」という答え。ああ、相変わらず勝手な事を言っている。愚かだな。と思いつつ、取り出した自分のスマートフォンが、現実で持つホワイトのIS04ではなく、彼らと同じ、グリーンのG'zだった。そこで大変に嫌な汗をかきつつ目が覚めた。
111213
気がつくと、直径10mほどの穴の中にいる。外ではないし、明かりはついていないけど仄明るい。壁は柔らかく、玉虫色と言うか蛋白石、ヌヴォラブルーのようで淡く常に色彩が変化している。穴の出口までは20mぐらいか。登ることは不可能。仕方ないので穴の中央に座り思案に暮れていると、上方からざわざわと声がする。最初は聞き取れなかったが、どうも「足りない」と言っているよう。何が足りないのか。自問自答しているうちに、音量はどんどん大きくなっていき...目が覚めた。メネメネテケルウパルシン。
111216
日産スタジアムの脇のサブグラウンドでずーっとドリブル中。進めど進めどゴールが見えない。まるでピッチが丘状。これではキャプテン翼ではないか…で目が覚めた。
111224
三浦半島東岸を川崎の自宅目指して自転車で進む。季節は夏。右手に猿島を眺めつつ…いやあれは猿島ではない。もっと、小さくて、黒く、禍々しい何かだ。確認するたびに明らかに近づいてきている。それはいいとして、気が付くと周りは銀世界になっていた。
それもいいとして、雪が深く自転車は漕げず、押して歩くことに。しかし降りだした吹雪に視界を奪われ、自転車を捨てることにした。雪をかき分け徒歩で前進を続ける。それでも、吹雪はどんどんつのり、四つん這いで進む自分の手元しか見えないほどに。しばらく奮闘するうち、十字架が林立する墓地と思しき、急勾配の丘に出た。雪はやんでいたが、傾斜が険しく慎重に手探りで進まざるをえない。なんとか頂上に達すると、丘の向こう側は崖。そしてその崖の下には、蠢くナニモノかが。死者、生ける屍の群れだ。
それもまたいいとして、構わず崖を這い降りると、屍の一人がこう語りかけてきた。「店長、遅刻ですよ。」そう、私は店員がゾンビの扮装をして接客をする、リストランテ・スリラーの雇われ店長だったのだ。突然の雪で遅れたことを詫びつつ、店内に入り、控え室で着替えることに。入口で屍がまた何かを言っているが、よく聞き取れなかった。自分用のロッカーを開けるが、衣装は入っていない。ふと、扉の裏についた小さな鏡を見ると。そこには一体のゾンビが映るのみだった。そうか、俺は最初からゾンビであったのだ。そうだった。で終わり。
ひどい展開だけど、夢中ではまったく違和感を感じてなかった。つうかなんだこれ。その後、なぜかお店には出ず、捨てたはずの自転車で、何事もなかったように帰路を進んだ気もする。
111226
友人たちを必死で説得している。詳細は伏せるが、完全に先方が間違っている。論理が破綻していることを認めない彼らを前に、こちらもヒートアップしている。だが、えてして論議というものは、思考が硬直しているが故に、間違っている方が我を通しやすい。現世ではそういう場合は議事録を詳細にとり、ターム毎にお互いに論議の行方を追えば、一目瞭然のはずだが、これは夢。とにかくもどかしくてしかたがない。なんでこんな簡単なことがわからないんだ!と思っているうちに、いつしか自分自身も何を話しているかわからなくなり...気がつけば真闇の中、一人つぶやいているだけだった。
120118
小学生のころ住んでいた、緑区の畑の中(30年前まではそうだった)の通学路を一人で歩いている。平行して、畑の向こう側にある、あぜ道を女性が数人、進行方向から歩いてきている。見覚えのあるような、無いような。
学校のあった低地のニュータウンと、私の家があった崖の上の畑の中のアパートをつなぐその道は、私以外に使うものは少なく、行きも帰りもだいたい一人。畑地の一本道。とにかく空が高く、天気のいい日の宇宙が透けるような青い空、もしくは、夕暮れ前の早い月、そんなものを一人見上げていると、脳天から天頂方向へ、引っ張り上げられるような、脳と言うか魂が吸いだされるような、そんな恐怖を感じる瞬間。空というよりも虚空、宇宙と繋がってしまったような、漠とした不安。当時感じていたそれを思い出していると、向こうの道を歩いている女性が誰だったかわかった気がした。そこで眼が醒めた。
幼年期に感じていたこの空に対する不安は、後年、ラヴクラフト御大の作品に親しむことで、何かが繋がった気がした。特に「宇宙からの色」、「闇に囁くもの」「エーリッヒ・ツァンの音楽」。インスマウスには憧憬だったが、空、宇宙には恐怖を。
こんなところで。
と申しますか、こうしてまとめてみると、なんだかヒジョーに恥ずかしいモノがあります。もちろんお見せできないような夢は省いていますけど。それでも、まあ、アレです。
続編をやるかどうかはちょっと不明(笑
D