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　レストア後の新生ビートで初の千里浜なぎさドライブウェイアタックに行って来ました。
　富山の実家に泊まって、一泊二日1200kmの旅です。
　今は上信越自動車道で関越と北陸道がつながっているので、ほぼ高速だけで能登半島のさきっちょまで到達できて便利ですね。



かわさき発！ 日帰りぶらり旅 vol.29
能登半島（石川県）
爽快！なぎさドライブウェイで輪島の朝市へ
— 海際を8km 千里浜なぎさドライブウェイと千年の歴史を誇る輪島の朝市 —


　抜ける青空、一直線に伸びる日本海の水平線。爽やかな潮風を受け、車は砂浜を進みます。浜焼きののぼりを見つけたので、車を停めて小休止。潮騒に耳を傾けていると、観光バスが通過してゆきます。波打ち際までは、ほんの数メートル。海沿いの道は多々あれど、これほどまでに海に近い道は他にありません。まさに渚そのものを走れる道、それが千里浜なぎさドライブウェイです。

　夏休み到来。今回は足をうんと伸ばし、日本を横断！石川県の能登半島を訪れました。石川県といえば、北陸の小京都、金沢の町。兼六園や歴史ある町屋、日本海の海の幸が魅力です。
　金沢から半島をしばし北上すると、羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイ、長く美しい遠浅の砂浜が続きます。釣りに海水浴にと、北陸を代表する海岸ですが、最大の特徴は、その砂浜が日本でも唯一のドライブウェイになっていること。8kmの全長に渡って、バイクから自動車、大型観光バスに至るまで、普通の道と変わりなく走行することができます。免許をとってドライバーになったからには、一度は訪れたい、絶景ドライビングポイントです。

　爽快なドライブを楽しみつつ、車はさらに北上。今回の最終目的地は能登半島の先端、輪島市。日本三大朝市のひとつ、輪島の朝市へと向かいます。
　平安時代より千年の歴史を誇る輪島の朝市。正月三が日と毎月第２・４水曜日以外は毎日開催。日本三大の名に恥じぬ盛況ぶりです。目に付くのが元気な売り子の女性達。「買（こ）うてくだぁー」の掛け声に、思わず引き寄せられます。
　売り物は新鮮な魚介類に野菜、輪島塗りなど実に多彩。なかでもオススメは、名産の蒸しあわび。ひとつで一万円前後と非常に高価な品ですが、ふわふわしっとりの口当たりに、ぎゅっと凝縮された貝の旨味。価値有る絶妙の美味です。はるばる川崎から来たよ、と伝えれば、おまけもたっぷりつけてくれるはずです。





キャプション
　写真1：千里浜なぎさドライブウェイ（荒天時進入規制有）
　写真2：輪島の朝市
　写真3：輪島名物、蒸し貝の露天。国産くろあわびは100g 8,400円！
　（輪島観光センター：Tel.0768-22-1503 定休：正月三が日、毎月第2・4水曜 営業：8:00〜12:00）
　写真4：輪島名物「魚汁（いしる）の貝鍋」魚醤「いしる」が味の決め手
　（民芸御食事処 まだら館：Tel.0768-22-3453 定休：不定休 営業：11:00〜19:00 輪島朝市会場横）


アクセス:
　【自動車】川崎→練馬IC→関越自動車道→藤岡JCT→上越自動車道→上越JCT→北陸自動車道→金沢森本IC→月浦白尾IC連絡道路→白尾IC→のと里山海道→穴水IC→輪島
　【電　車】川崎駅→東京駅→JR上越新幹線→越後湯沢駅→JR特急はくたか→和倉温泉→能登中央バス→輪島


　flickrアルバム：130615-16 Touring @ Toyama Ishikawa
　動画：youtube DIRU1974


文・撮影・構成：Ｄ