結局今月は予備原稿も投入して2ページでGOしました。
だがしかし、お手間賃は変わらないという……
かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.56
三浦半島(神奈川県)
早春の菜の花の丘で農業・工芸体験
— 早春の三浦半島、ソレイユの丘で農業体験、油壺マリーナで吹きガラス体験、他 —
菜の花の黄色に染まった小高い丘。「ソレイユ(太陽)」の名の通り、やわらかな春の陽射しにあふれています。農業体験を楽しむ子どもたちの横を通りぬけ、斜面の畑地を登ってゆきます。頂上で振り返ると、菜の花畑の向こうに青い相模湾、そして冠雪した富士山。見事な春の色彩に、冬の終わりを感じました。
今回のぶらり旅は、神奈川県の三浦半島へ。長井海の手公園ソレイユの丘と油壺マリーナの風工房を訪れました。
横須賀市にある、ソレイユの丘は、農業・食育・工芸などの体験型総合公園として、2005年に開園しました。南フランスのプロヴァンス地方をモチーフにした、21.3ヘクタールの敷地内には、広大な農地のほかに、遊具施設、温浴施設、レストラン、マルシェ(市場)があり、様々な体験を通じて、丸一日楽しむことができます。
この丘は、かつては帝国海軍基地が設置された要衝の地。視界も良好で、展望台からは相模湾が一望。天気が良ければ、富士山や丹沢の山々、江の島、大島なども見ることができます。
農地を活かした収穫体験では、名産の三浦大根や小松菜、イチゴなど、季節に応じた、さまざまな野菜や果物を収穫します。土とのふれあいや新鮮な旬の味を、手軽に身近に体験することができます。ひなたぼっこをする、カピバラやカンガルーと間近に触れ合える、ふれあい動物村も大人気です。
今回はさらに足を伸ばして、油壺マリーナへ。工芸クラブの風工房で、吹きガラス体験に挑戦しました。1,300度の高温で、真っ赤になるまで熱せられたガラスの塊。空気を吹き入れられ、ふくらんだり伸びたり、生き物のように形を変える様子は、まるで魔法のようです。完成したグラスは、口当たりが優しく、手のひらにしっくり馴染み、いつもの飲み物も、より美味しく感じます。
併設のレストランでは、生演奏のBGMに耳を傾けながら、美味しいイタリアンが楽しめます。マリーナのロケーションも素敵ですよ。
キャプション
①:「彩り農園」より菜の花畑と富士山を望む。
②:カピバラ四兄弟「ふれあい動物村」。
(長井海の手公園・ソレイユの丘:☎046-857-2500、9:00〜18:00(3-11月)、無休、入場無料、駐車場1,000円、その他HP参照)
③:吹きガラス体験。
④:チェロとピアノの二重奏。
(風工房、レストラン ヴェント・エ・イル・レオーネ:☎046-874-5617、スケジュール他HP参照)
アクセス:
【自動車】首都高速→横浜横須賀道路→三浦縦貫道→林出入口→国道134号線
【電 車】京急川崎駅→京浜急行線→三崎口駅→京急バス「ソレイユの丘」行→
写真アルバム:160211 Field Mustard and Mt. FUJISAN , Glassblowing Experience @ Soleil Hills, KAZE KOBO, MIURA Peninsula
動画:youtube DIRU1974
機材:NIKON D700 + 他
文・撮影・構成:D
Posted at 2016/03/08 09:05:29 | |
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