
<徘徊記録>
シルバーウィークの日曜日は、午後からビートさんのトランクキャリアにプジョーのpacific-18を積んで、三浦半島へ行って来ました。
自転車徘徊:0909 ポタリング@三浦半島-前編/黄昏半島徘徊野郎 の事
自転車徘徊:0909 ポタリング@三浦半島-後編/反面教師野郎 の事
行程は和田長浜の駐車場に車を止めて、海沿いを三崎港まで。往復でだいたい30km強でしょうか。並行する134号線は上りも下りも大変な渋滞。有料道路出口から三崎のショッピングモールの駐車場まで車で埋まっています。他県ナンバーや大型観光バスなど、三崎のマグロを目当てのお買物のお客さんのようです。ま、それも自転車には無関係。混雑する道路を後目にしゅーっと走り抜ける爽やかさは、ポタリングならではです。
上の地図のラインは後から思い出して引いたものです。実際は農道や路地をあちらこちら、気が付けば行き止まりだったりよそ様の敷地だったり、自転車を担いで上らなければならない渚の岩場もありの、いろいろ行ったり来たりの探索しながらの道中となりました。

<和田長浜から出発>

<和田長浜南端、円徳寺付近>

<和田にて>
午後の和田長浜はキャンプやBBQのお客さんで賑わっていました。天気は薄曇り気温も上々、海は穏やかで水質も良好、がんばれば潜れたかもしれません。
そして野菜の無人販売所にはハロウィン用の巨大かぼちゃが。もうそんな季節なんですね。

<緑のトンネル>

<農道>
車で入り込むのは難しい隘路や坂路が続きます。
頑張って登り切ってみると台地に広がる農地。三浦半島は海産物だけでなく、首都圏有数の農業基地でもあります。

<黒崎の鼻>

<黒崎の鼻>
和田長浜の南、農道の行き止まりを越えて、さらに鬱蒼とした竹藪の急峻な坂道を抜けると「黒崎の鼻」へ。その名の通り、和田長浜と三戸浜の間にある半島から突きだした小さな岬になっています。小高い丘から270℃広がるパノラマはまさに絶景です。

<ハマカンゾウ>

<ツリガネニンジンとコガネムシ>
黒崎の鼻は近くに駐車場もなく、途中の狭い農道に路駐する訳にも行かないので結構な秘境感が漂っています。そのお陰か野草の宝庫でもあるようです。
この日も私の他には一眼を抱えたハイカーさん一組だけ。熱心に花の写真を撮られていました。

<前から>

<後から>
ここまで降りてくるためには、自転車を押して、所によっては担がなければなりません。pacific-18(≒BD-1)は畳まなくてもコンパクトで軽いので助かります。

<ジェイコブスラダー(光芒)>

<パームの下で>
黒崎を後にしてさらに南下。三戸海岸の北側のビーチにつきました。
「ビーチバム」という観光施設が管理しているようです。その駐車場沿いには椰子の木が。ビーチは西面するフラットな砂浜で、夕暮れにぼーっとするのが良さそうです。

<小網代湾>

<三戸海岸の黄昏>
三戸海岸、初声漁港と通過して、小網代湾沿いの断崖に。湾の向こうは油壺。
この辺は「小網代の森」と呼ばれる環境保護区になっています。森・小川・干潟・海とこのスペースだけで完結した集水域と生態系を持つ、関東でも貴重なスポットです。
まだ足を踏み入れたことがないので、次回あたりはお邪魔してみたいです。
小網代の森フィールドだより
と、長くなって参りましたので続きは後編へ。
フォトギャラリー
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Posted at 2009/09/24 15:28:42 | |
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