
<富士山とわたし(新)>
111218 129,000/109,000km
ひっさしぶりのビートの履歴です。
良い話題と悪い話題が。

<爆死直後(旧)>
まず悪い話題。
2011年10月8日に、伊豆の下田にて「先代」のビートが永眠しました。
平成5(1993)年式、総走行距離129,000kmでした。
拙宅に来たのは2005年4月77,500kmの時。通算6年半の走行距離は51,500km。消費燃料は3,313.66Lの421,046円。平均燃費は15.09(最高19.01、最低11.01)。

<カーズさんにて(旧)>
死因はバルブクラッシュ。
いつもの南伊豆中木行の途中、南伊豆町の県道16号線、あいあい岬手前の大きなヘアピンカーブで、シフトダウンした瞬間にエンジンから大きなガラガラ音が。ガフガフ咳き込みつつも、なんとか中木の港までは到達。その日はそのまま入水。
帰路、当初はエンジンはかかり、十数キロなんとか走ったものの、下田のホンダカーズのちょうど前でとうとうエンジンストップ。結局そのまま不動になってしまいました。カーズのメカニックの方の診断によりますと、タイミングベルトのコマ飛びが原因だそうです。

<絶賛解体中(旧)>
実は今年の夏の初め当たりから、不調には気がついていました。特に低速域でのマナーが悪く、時にエンジンの掛かりが悪いことも。東名愛鷹あたりの長い登りで、オーバーヒート気味になったこともありました。入水シーズンが始まり時間が無いこと、持病の手持ち不如意もあり、秋になったらドックインさせるつもりだったのですが…
大きく手を入れてリフレッシュするか、それともいっそ新しい車輛か。悩んでいたところではありましたけど、ひとまずさっさと点検に入れていたら、不動になることはなかったと思います。完全に人災です。色々諸方面に申し訳ないです。

<ドンガラ(旧)>
下田のホンダ・カーズさんに安置された先代は、日を改め、部品を剥いだ後、廃車にしていただきました。剥せる部品は弊社の営業車に満載して…当初は横浜までローダーに載せて、先代を元に新旗艦を建造する計画もあったのですが、運送費と程度の問題で見送ることに。
この日も死亡当日も、O先生とGG先生には大変にお世話になりました!ありがとうございます!

<形見分け(旧)>
さて、そんな先代ビートさんの6年半は、我が車歴でも最長、かつ最良と言って良いものでした。大学を出て初めて買った106Xsiが4年、205CTiが1年半、マーチカブリオレが3年。デザインでは205CTi、基本性能では106Xsi、使い勝手はマカブ。程度の差こそあれ、どれも良い車でした。
しかし、こと運転の楽しさ、という意味では、ビートが一番。飛び抜けています。9000回転まで回るエンジン、計量低重心ボディ。少ないパワーを優れたトラクションで活かしきるMRレイアウト。鼻の軽さと、重ステから生み出される絶妙のステアリングの手応え。そしてなにより簡便に得られるオープンエアドライブ。わりと飽きっぽい当方がこれほど長く乗れたのも、そしても一回買い直すのも、ただただ、それら諸要素から生み出される、その楽しさ故です。

<あばよ(旧)>
ちなみに、車歴5台は全部、1t、100ps以下。106以外はオープンカー、という偏った選択。完全に変態ですね。
先代もそんなオープン変態の要求によく応え、6年半の長きにわたり、しっかり仕えてくれました。
本当にごめんなさい。そしてありがとう。

<ウエストさんにて(新)>
そして良い話題。
いや良くはないか…一般的には愚行の類。後日談ぐらいで。

<ドンガラ(新)>
と言うことで、もう一回ビートを買い直すことにしました。と申しますか、この間の日曜日に納車されました。
車輛は平成4(1992)年式のカーニバルイエロー。走行距離109,000kmの無事故車輛を、旭区のウエスト・ヨコハマさんでリフレッシュしてもらっています。
作業内容はエンジン&ミッション&ECUのOH、幌貼り替え、窓ガラス交換、内装リフレッシュが基本メニュー。追加で、ライフ用のファイナルミッション、先代ビートパーツ移植(ロールバー、タワーバー、オーディオ他)等です。ライフのファイナルは、ビート純正よりもギヤ比が低いので、高速巡航時に回転数が下がる効果があるそうです。
ウエストヨコハマ:BEATBASE YOKOHAMA

<初対面(新)>
慣らしのスケジュールは、最初の500kmは4,000回転まで。その後1,000kmまで、段階的に6,500回転まで上げて終了の予定です。
納車後は、早速その足で横浜→静岡→甲府→川崎と、380kmほど慣らし運転の旅に出ました。回転を押さえてることもありますが、流石にOHされたエンジンは静かで、回転フィールもなかなか。ミッションもスコスコ入ります。これがビートの新車の味なのかな…純正の足回りもしゃっきりしています。ただ、若干ブレーキにジャダーが出ているので、そこは要再点検で。まだまだこれからの車輛ですが、将来が楽しみです。

<富士と元GG号と新D3号(新)>
車輛が仕上がるまでの一月半は、某GG先生の元GG号をお借りしていました。元GG号は、若干のオイル消費はあるものの、調子は上々、チューニングのバランスも良く、実に良好な車輛です。長らくお世話になりました。本当にありがとうございます。

<配備完了(新)>
そんなこんなで、自らのミスで先代には悪いことをしました…
この反省を元に、新旗艦は可及的末永く愛用してゆく所存であります。
皆様、今後共よろしくお願い致します。
D
Posted at 2011/12/22 18:53:47 | |
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