旅行記事の連載も60回を越えました。
合併号があって年10回ですので、6年続いたことになりますね…ちょっとびっくりw
お祝いということでもないのでしょうけど、2年ぶりにこの記事をまとめた総集編の本というか雑誌が出るそうです。
かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.60
山梨県甲州市
フルーツとワインの王国 山梨へ
— サクランボ、モモ、ブドウ狩りの季節です 世界の甲州ワイン、ほうとうも —
たわわに実った、可愛らしいサクランボ。これは、という木を見つけて、アルミの脚立をセット。真っ赤に熟した、収穫を待つばかりの実を優しく摘みとります。もぎたての実は、美しくつやつやと輝いていて、想像以上に繊細な感触で…地面に降りる間もなく、その場でパクリ。溢れる甘酸っぱい果汁が、口中に広がります。山梨県甲州市、甲府盆地を見下ろす日当りの良い斜面は、果樹園の緑でいっぱいです。
今回のぶらり旅は、山梨県甲州市へ。果樹園とワイナリーを中心に巡りました。
山梨県は、果樹栽培が大変盛んです。年間2,500時間ほどもある日本一の日照時間、甲府盆地の水はけの良い斜面、豊富な富士山・南アルプスの地下水、等々。恵まれた自然環境を活かし、ブドウ、モモ、スモモの生産量は日本一、サクランボは第三位。まさに“フルーツ王国”山梨の名にふさわしいものです。
一般に開放された、観光農園が多いのも特徴です。6〜7月までサクランボ、7〜8月はモモ、8〜11月まではブドウ。これからのシーズンは種々の果物狩りを楽しむことができます。自分の手で収穫する、もぎたてのフレッシュな果物の味は格別の一言です。
良質な果物に豊富な水、とくればワイン。山梨は国産ワインの発祥の地で、県内には80以上のワイナリーがあります。特産の甲州種の白ワインは、その品質から世界的な評価を得ています。
オススメはワイン造り体験。ブドウの収穫から、足踏みでブドウを搾り、出来た果汁を樽詰め。後ほど、自宅に醸造されたワインが届きます。自分だけのオリジナルワイン、格別の美味しさでしょう !
ランチには、名産の“ほうとう”を。独特の食感の幅広麺と、まったりとした味噌仕立てのスープ。メインは鶏肉、豚肉、イノシシ肉、等。野菜も豊富で、山梨ならではのごちそうです。
キャプション
①:脚立に乗ってサクランボ狩り
②:完熟サクランボ (桜桃屋うちだ園:果物狩りの問合せ・予約はメールで ushioku@kcnet.ne.jp)
③:甲州ワイン試飲 (笛吹ワイン:☎055-263-2299、ワイン造り体験は7月下旬〜 大人2,430円)
④:おざら(冷やしほうとう)御膳 (甲州ほうとう 完熟屋 :☎0553-39-9651、11:30-15:00・17:30-23:00、水曜休)
アクセス:
【自動車】東名高速道路→圏央道→中央自動車道→勝沼IC→
【電 車】JR川崎駅→JR南武線→JR立川駅→JR中央線特急あずさ号→JR塩山駅→JR中央線→JR勝沼ぶどう郷駅
写真アルバム:160611 Cherry Picking @ KOSHU City, YAMANASHI Pref
動画:youtube DIRU1974
機材:NIKON D700 他
文・撮影・構成:D
Posted at 2016/08/31 11:13:03 | |
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