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2025年06月22日 イイね!

師匠のバイク ~YZR500~

師匠のバイク ~YZR500~ 往復700㎞の日帰り強行軍(こっち参照)を敢行したのは、コレを見るため!
 1983年にケニー・ロバーツが乗ったYZR500(OW70)だ。フレディー・スペンサーとの激闘が語り草、ケニー現役最後の年。
 タミヤ製のは(こっち参照)、断捨離しても捨てられずに持ってるよ。

 
 まずは一番お気に入りの後部から(笑)。シート・カウルから突き出す、上側2気筒の排気チャンバー。膨張室をカバーする膨らみが大きい。
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 現代のGPマシンを見慣れた目には大きく写るシート・カウル。上面をT字形に残した凹みは、機能的なものじゃなく、単なるデザインだったとか。
 この角度から見ると、チャンバーの膨張部の膨らみの大きさが強調される。
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 シート・ラバーの前後長は、思ったより短い。
 

 この83年から、ブレーキ・キャリパーがブレンボ製に。タイヤがダンロップ製α13。市販公道用タイヤなのは走らせた痕跡だろうが、キャリパー固定ボルトにワイヤリングが施されてないのはどうしてだろう?
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 この頃、アンチ・ノーズダイブ・システムを使ってたんだよな。


 ステアリング・ダンパーは社内製のよう。グリップは俗にいうTZグリップ。
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 レバーは市販車流用に見える。


 タコ・メーターと水温系は市販TZ500用らしい。スクリーンに干渉しないよう、スポンジ上端がカットされている。このスポンジもTZ500を流用したようだ。
 トップ・ブリッジはマグネシウム削り出しで、カニゼンメッキしたもの。中央のカラーを交換することで、キャスターは可変。
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 ブレーキ・フルードのカップに白い鉢巻(笑)。フルードの滲み漏れ対策。
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 フロント・ブレーキ・マスター・シリンダーはTZ500用だろう。alt
 ぴょこんと飛び出たイニシャル・アジャスターがかっこぇぇ!


 さすがワークス・マシン。カウルは紙のように薄くペラッペラ。
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 ナックル・カウルは別パーツでネジ止め。端に謎の小穴。なんのためだろう?
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 タイヤはダンロップのα13SPを履いており、摩耗状態から走行したことがうかがえる。
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 リア・ブレーキは小径フローティング。キャリパーは削り出し。
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 ホイールのバランス・ウェイトに無造作に貼られたアルミ・テープが、かえってワークス車らしさを感じさせる。


 リア・マスター・シリンダーはTZ用でなく、ワークスのマグネシウム削り出し。スイング・アーム・ピボットはカラーを交換することで位置をアジャストできるようだ。
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 V4エンジンゆえ、幅は2気筒並にスリム。
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 いやぁ…どこを見ても絵になる1台だ。
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 欲を言やぁ、カウルの中にあるエンジンまわりを見たかったよ。
Posted at 2025/06/22 01:07:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | モーター スポーツ | 日記
2025年06月14日 イイね!

スゴイ時代

スゴイ時代 日本人歴代2輪世界チャンピオン。
 
 初チャンピオンは片山敬済(1977年350cc)。

 当時の小生は、まだ2輪に興味がなかった。頭の中は黒地に金文字のJPSヵラーに塗りつぶされてた(こっち参照)から(笑)。

 これ以降、しばらく日本人チャンピオンは現れず。モーター・スポーツは、マイナー・スポーツどころか、「車やバイクが好き=暴走族」なんて構図が一般的認識だったうえに、オイルショックも重なってモータースポーツ暗黒の時代。
 
 90年代から、続々とチャンピオンを輩出!
 原田哲也(1993年250㏄)
 坂田和人(1994年125cc)
 青木晴臣(1995年125㏄)
 青木晴臣(1996年125cc)
 坂田和人(1998年125cc)
 加藤大治郎(2001年250cc)
 青山博一(2009年250cc)
 
 80年代のバブル景気に乗っかったバイク・ブームで2輪レースも盛んになり、全国津々浦々にミニ・サーキットがオープン。
 ポケバイでレースデビューしたガキンチョがステップアップしてミニバイク・レースへ。そしてプロダクション・レースを経た後にプロ・レーサーへという道が開けてた。

 原田/青木三兄弟/加藤 なんてのは、正にこのパターン。
 坂田だって湾岸の膝擦り小僧だったんだから、バイク・ブームの申し子。

 バブル崩壊後、チャンピオンが途絶えていたが、ようやく昨年度に栄冠!
 小椋藍(2024年Moto2)だ。

 やっとスポーツのひとつとして認知されつつあるんだろうか。
 でも、歴代日本人チャンピオンはおしなべて小中排気量。最高峰クラスにチャンピンオンが表れるのは何年後だろうかね?
 
Posted at 2025/06/14 00:10:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | モーター スポーツ | 日記
2025年06月03日 イイね!

ドカティのモトクロッサー

ドカティのモトクロッサー 歴史的に世界GPは、ドカやグッチなどの欧州メーカーの戦いだった。だが、バブル景気で好調だった国産メーカーに押され、欧州勢は撤退。

 ところが歴史は繰り返す。ここ数年、GPやスーパー・バイクを席巻しているのがドカティ。

 経営も好調なようで、なんとモトクロッサーも発売するという。
 デスモドロミック搭載だというが、オフロードもドカばっかりになっちゃうんだろうか。

 日本導入は来年らしいが…
 がんばれ、ヤマハ/ホンダ/スズキ/カワサキ!
Posted at 2025/06/03 01:05:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | モーター スポーツ | 日記
2025年04月26日 イイね!

カルロス・ラバード

カルロス・ラバード 音叉フェチである小生が萌えるライダーの一人がカルロス・ラバード。
 ネットでお見かけしたコレは、ゼッケン1をつけてるから84年度だろう。

 この“平乗り(こっち参照)“なんかは、職人芸的なライディング。
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いや…平さん自身が、ラバードのライディングを参考にしたに違いない。
 
 昨今の、上体をイン側に落とし肘を擦るライディング・フォームより、こういうのに憧れる爺である。
Posted at 2025/04/26 00:01:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | モーター スポーツ | 日記
2025年04月02日 イイね!

ミサイルが…

ミサイルが…  ウィニング・ランで行うセレモニーはヴァレンティーノ・ロッシ以降、ごく当たり前に行われるようになった。

 先日のスーパーバイク第2戦、優勝したラズガットリオグルが背負ってたのはミサイルを装備した翼。なかなかのクオリティで造り込まれてた。

 でもバンクしたらミサイルが路面に擦ってるし…(笑)。
Posted at 2025/04/02 06:21:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | モーター スポーツ | 日記

プロフィール

「[整備] #ロードスターRF サイドブレーキ・ノブ・グリップカバー取り付け https://minkara.carview.co.jp/userid/2364047/car/3181470/8272236/note.aspx
何シテル?   06/21 21:18
 夏は自転車とバイク、冬はスノースクートと年中ハンドルを握っています。今回、人生最後の1台にロードスターRFを手に入れました。
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