THE TALLのブログ一覧

　　スッ転んだ（こっち参照）まま放り出してあったCobas。そろそろ復活に向けて…。

ブログを放り出してた時は、何にもせずに雑誌を読みふけってた。その一冊。

Gr.5、俗にいうシルエット・フォーミュラーものはついつい買っちゃうんだよなぁ。

　サーキットですっ転び（こっち参照）、何かがブツッと切れたのでブログを放り出した。『みんカラ』を始めて8年目、ブログアップしなかった月があったのは初めてである。

　暴力は許されることではないし、深く哀悼の意も表するのだが…私ゃ天邪鬼なもんでね。

　一般民間人ならいざしらず、都を預かる政治家が記者会見で感情を崩すってどうよ？
　ちょうど60年前キューバを挟んで米ソが対立し、あわや相互に核攻撃という事態になりかけた。だが、冷静な判断を下した多くの方々のおかげで第三次世界大戦が回避できた。政治家たるもの、いついかなる時も冷静にいて欲しい。感情に流されては時局の冷静な判断が曇ってしまうからだ。
　対して長時間の緊急医療対応直後だったにもかかわらず、担当医師の会見はご立派！
　わからない事にはわからない。答えるべきでない問いには答えるべきでないと、終始冷静に対応しておられた。愚問を発した記者の方がアホにみえたわ。


　マスコミの報道も鵜呑みにはできない。
　確かに痛ましい死ではあったが、だからといって神格化するかのような報道はどうよ。死に方と生前の行為は別だろう。”お花見”や”土地払い下げ”などの問題は、これでチャラにされていいものではない。


　繰り返すが…
　暴力は許されないし、深く哀悼の意を表する。



　なんつって書きたくなってきたのは折れた心（こっち参照）が修復されつつあるのだろうか(笑)。

　最終コーナーのグラベルで砂利にまみれて立ち上がり、思わずつぶやいた。
　バイクもクルマも「みんカラ」も…どうでも良くなったのである。

　「同じところをグルグル回るのがバカらしくなった。」
　ラウダはこう言い残してサーキットを去ったらしいが、彼も同じだったんだろうか。

　握力が衰えたのだろう。1枠目でブレーキ・レバーが握り切れなくなった。
　APのフロント・マスターはレバー比が可変。レシオを上げて２枠目を走り出したはいいが、調子に乗ってバックストレートへ全開で立ち上がった時には、ソレをすっかり忘れていた。

　最終コーナーへ向けてフル・ブレーキング。1枠目と同じ調子でレバーを握り込んだもんだから…当然のようにフロント・タイヤはロック…
　
　一瞬にしてアスファルトの上をゴロゴロ転がる。どっちが上だか下だか…。
　ヘルメットが路面に当たる音。
　「あぁ、これで使い物にならんなぁ。大事なライディング・スーツにも傷がついてるんだろう。」
　そのうちシールドの向こうに飛び交う砂利が見える。
　「あぁ、やっとグラベルに出たな。」

　カウルが引き裂かれたコバスは、数メートル先に横たわってた。
　一か月以上前の事だが、カウルの中の砂利を出すこともせず放置。損傷具合さえも確認していない。

　５速全開から転倒したのに身体が無傷だったのが不幸中の幸い。だが『みんカラ』もそれっきり。
　折れたのはステップだけではない。心もである。