J-Kellyのブログ一覧

遅くなってしまったけど、
ほぼボケ防止日記と化した（笑）、
このシリーズ。

7月の試写会チェックは、
全部で4本と、やや少なめ。

いままで同様、
「何シテル？」から拾って、
5点満点の採点つきで寸評を。




『フェイシング・アリ』（8/25公開）★★★★
→元ヘビー級チャンプのカリスマ、モハメド・アリを、G・フォアマンら強豪対戦者たちが語り下ろす。
　ファイターとしての彼にスポットを当てた珍しいドキュメンタリーで、とくにフレイジャーの涙に、涙。
　この数週間後のロンドン五輪開会式で、より症状の悪化したアリを目撃して複雑な気持ちに。
　


『プロメテウス』（8/24公開）★★★★
※結局この日は満員で観られなかったため、後日の追加試写でリベンジしたものです。
→人類の起源が、他の惑星から運び込まれたDNAにあったという仮説に基づく調査隊の恐怖体験。
　3D嫌いのオレだけど、さすがにこの作品を2Dで観ては、重要なパートの魅力は半減するだろう。
　それだけ、映像技術に頼った映画ではあるけど、メジャー映画史上サイアクの“出産”シーンなど、
　『エイリアン』流儀のグロさはしっかり残されている。しばらく、イカ／タコ系は遠慮します。



『最強のふたり』（9/1公開）★★★★1/2
→全身不随のインテリ大富豪を介護する、貧困層の黒人青年との友情を描く実話ストーリー。
　6月分で★★★★1/2を付けた『わたしたちの宣戦布告』と同様、お涙頂戴オンリーではなく、
　笑いとパワーで描き切った、さすがのフランス映画。USリメイクがはやくも決定したそうだ。
　ふたりがぶっ飛ばす愛車は、マセラッティ。ちなみに、しっくりこない原題は『Untouchable』。



『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』（9/7公開）★★★1/2
→北アフリカ某国のトンデモ独裁者が、核開発の疑惑をかけられてニューヨークの国連へ。
　そこで謎の男たちに拉致られ、影武者の代わりに浮浪者同然の身に……というコメディ。
　どっかにいたような独裁者を演じるサシャ・バロン・コーエンは、そのあまりのお下劣さに、
　けっこう苦手なところもあるヤツだけど、とにかく笑い転げた一本ではありました。