
Show Me Your Way J.Boy!
恐れを知らぬ自惚れた国が宇宙の力を悪魔に変えた記念日の朝からおはようございます。
今日のブログは重たくコアな内容なんでスルーして頂いて結構です。
浜田省吾さんというロックアーティストを人生の師と仰ぐ以上今日という日ははぐらかす事はできません。
今日は広島平和記念日
67年前の今日、民間人の頭上で原子爆弾・リトルボーイが炸裂。
リトルボーイはその一瞬の閃光で14万人の民間人の生命を奪いました。
浜田省吾さんの父、浜田敏太さんは救援隊を組織して広島市内に向かわれました。
浜田省吾さんの父・敏太さんの原爆投下朝の体験記
自身も二次被爆によって、内臓が悪くなって髪が全て抜け落ち、顔が茶黒く2倍位に腫れ上がったといいます。
1987年4月、膵臓癌(すいぞうがん)のため69才でお亡くなりになりました。
父親の被爆体験から「日本」「アジア」や「戦争」、「核」を歌った楽曲が存在します。
「核」を盛り込んだ詩で絞れば・・・
「僕と彼女と週末に」、「A NEW STYLE WAR 」、「愛の世代の前に」・・・・そして、
「8月の歌」
1986年、オレは21歳の頃。アルバム「J.BOY」に収録された曲でした。
働き出して最初の夏を終える頃、この曲を聴きました。
♪砂浜で戯れてる焼けた肌の女の子達、オレは修理車を工場へ運んで渋滞の中・・・
♪TVじゃ、この国豊かだと悩んでる だけど俺の暮らしは何も変わらない
詩ののっけから胸に打たれました。共感っていうのかな?
作中の主人公の境遇と激しく自分がダブりました。
でも、その共感は次のフレーズで衝撃へと変わりました。
「8月になる度にヒロシマの名のもとに平和を唱えるこの国 アジアになにを償ってきた」
被害者の立場から戦争・平和を語る事への疑問。
アジア諸国に対して本当に酷い事をしてきて、それに対してまだ弁償問題も謝罪もちゃんと行われていないにもかかわらず、常に被害者の立場で語る事への疑問。
こんな視点の詩に衝撃を受けました。
♪満たされぬ想い このからまわりの怒り 八月の朝はひどく悲しすぎる
こんな風にメッセージを伝えるのも浜田省吾さん独自の視点があればこそだと思います。
以下「8月の歌」的動画
以上動画
暗い重たい「詩」なのに「曲」はノリノリのロックサウンド、
ロックンロールの真髄って感じです。
さて、もうすぐ8時15分。
二度の原子爆弾によって亡くなられた方のために黙祷。
そしてこの国が二度と「核」「放射能」に汚染されぬよう祈りたいです。
子供らの明日を巻き込まぬように。。。。
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浜田省吾 | 日記
Posted at
2012/08/06 06:29:33