労働事件審理ノート〔第3版〕

労働事件を担当する裁判官が、各種事例ごとの争点、必要な証拠書類等について詳しく説明した本です。

実際に労働事件に関わる人向けですので、用語が若干難しく感じます。
(ただ単に、自分がその用語に慣れていないだけかもしれませんが・・・)
とにかく最初は読んでいても途中で意味がわからなくなり、元に戻って読み返さなければならないほど難しい内容でした。

ただ、各種労働事件における争点が明らかになっているので、これを参考にして対策をすればある程度防ぐことも可能なのかな、と読んでいて思いました。

また、最終章の労働審判については大変勉強になりました。
労働審判は裁判とちょっと違い、できる限り「1発で決める」という感じで、裁判と労働審判の違いをきちんと把握した上でいろいろと対策をし臨む必要があると感じました。

難しかったけど、大変勉強になる1冊でした。