出発日の朝、というか夜中の2:30に起床。
荷物は昨日のうちに積んであるので、身支度をして、真っ暗の中、かみさんに見送られながら自宅を出発。
こんなに早く出発するのは理由があります。
今までは新潟からフェリーに乗って渡道していましたが、今回はいろいろ理由があって、青森まで自走することにしたのです。
東北自動車道を延々と北上して青森へ向かうのですが、高速道路料金を節約するため、早朝割引の時間帯に最寄りのインターを流入する必要があるので早起きしました。
3:00過ぎに自宅を出発し、無事、早朝割引時間帯に宇都宮IC流入。
さすがにこの時間帯は大型車両が多く、前方だけでなく後方も気をつけながら北上します。
夜が明けてきて、徐々に明るくなり、少しずつ走りやすくなってきました。
5:30頃、国見SAで1回目の休憩。

やや空腹ですが、食べると眠くなってしまうので我慢してトイレ休憩と給油のみで出発。
しかし、1時間ほど走るとやはり眠気が。
無理して事故っては意味がないので、6:45頃に長者原SAに駆け込みます。

SA内の椅子に座って、少し目をつぶります。
結構どこでも短時間で眠れるので、いい休憩になりました。
30分ほど仮眠して再出発。
北上するほど交通量も少なくなり、オートクルーズを設定して快適に進みます。
岩手山SAで3回目の休憩。
さすがに空腹に耐えかねて、パンとコーヒーで軽く朝食。

青森までの距離もあと少しとなり先が見えてきたので、ここではのんびりと1時間ほど休憩します。
本日2回目の給油をして出発。
約100kmほど走り、東北自動車道最後のSAである津軽SAで休憩。
ここから山頂にはやや雲がかかっていますが、岩木山を臨むことができました。
さていよいよ青森IC、東北自動車道の終点です。
遠いかなぁ、と思いましたが意外と走れるもんですね。
このままフェリーターミナルに行けば、明るいうちに函館に上陸できますが、青森県でどうしても寄っておきたい場所がいくつかあるので、夕方まで青森県内を走ります。
R280で津軽半島を北上し、途中から県道12、県道14で内陸へ。
まず目指したのはこちら。

奥津軽いまべつ駅。
目的はコレ。

北の大地の入場券であります。
北の大地の入場券はJR北海道の企画なのですが、奥津軽いまべつ駅は青森県にある駅にもかかわらず、JR北海道が管轄する駅なんです。
なので、北の大地の入場券をコンプリートするにはどうしても青森県にあるこの駅に来なければならなかったのです。
とにかくコレが一番ハードルが高かった。
無事、入場券をゲットした後も北上し、龍飛埼へ。
青函トンネル本州方基地の看板の前で1枚。

今思えば、青函トンネル記念館に寄れば良かったな・・・
せっかくなのでバイクを停めて、岬の突端まで歩きます。
津軽海峡を往来する船を見守る龍飛埼灯台。
海の向こうにはこれから渡る北海道が見えています。
あと龍飛埼と言えばコレですね。

次の目的地に向かうため、階段は歩かず写真だけ。
龍飛崎からは今別町まで来た道を戻り、今別町からはR260で海沿いを南下。
もうひとつの大きな目的地を目指します。
それがこちら。

石崎無線中継所。
本州~北海道間のマイクロ回線の拠点として使用されていた中継所。

空中線高を稼ぎたかったのか、塩害を考慮したのか、こんなにも立派なコンクリート製のタワーはなかなか珍しいですね。

すでに廃局となりアンテナは撤去されていますが、その存在感は今でも健在でした。
是非ともアンテナが設置された状態で見てみたかったです。
ひとしきり石崎無線中継所を見て満足したので、R260を南下して青森港FTに向かいます。
16時前に青森港FTに到着。ここから津軽海峡フェリーで北海道へ渡ります。
ブルーハピネス号で、3時間40分の船旅。

バイクは自分だけでした。
船内では特にすることもなく、早起きしたので睡魔との戦い。
今寝てしまうと夜眠れなくなりそうだったので、船内をうろうろしたりしてなんとか寝ないように頑張りました。
フェリーはほぼ定刻通りに函館港FTに到着。

当然、周りは真っ暗。
今日はもう遅いので宿泊先であるホテルプロモート函館に向かいます。
ホテルにチェックイン後は、少し遅めの夕飯を手に入れるために、函館市内を歩きます。
せっかく函館に来たので、夕飯は函館駅近くのラッキーピエロにしました。

定番のチャイニーズチキンバーガーを。
コンビニで仕入れたサッポロクラシックとともにおいしくいただきました。
その後は風呂に入って、すぐにベッドへ。
あっという間に寝落ちしたのは言うまでもありません。
走行距離:738km
Posted at 2022/09/04 01:02:02 | |
2021秋 北海道ツーリング | 日記