
かねてから、そろそろEOS 50Dの後継機が出ると噂されていましたが、本日EOS 7Dが発表されました。
ただ、発表の内容からすると、EOS 50Dの後継機ではなくて、全く新しいカメラですね。
今まで、Nikon D300の対抗がEOS 50Dと雑誌等では言われてきましたが、明らかにD300の方が全体的に格上で、EOS 50Dはとても対抗機と言えるものじゃないなぁ、と感じていました。
しかし、今回のEOS 7D、これはまさにD300(D300s)のライバル機となり得るスペックです。
やっとキヤノンからもAPS-Cフラッグシップが出たという感じです。
気になる点を列挙していると・・・
○AIサーボAF2
AIサーボがどの程度進化したのか興味津々
○オールクロス19点AFセンサー
このクラスにやって19点AFセンサーが装備されたこと自体がうれしい。
特に中央のデュアルクロスF2.8センサーの能力やいかに?
○視野率約100%&倍率約1.0倍の光学ファインダー
倍率約1倍の光学ファインダーってどんなんだろ?
細かいところでは、
○バッテリーがEOS 5D Mark2と同じ
○やっとバッテリーグリップにAFスタートボタンが装備された。
心配なのはやはり・・・
○画素数1800万のCMOSセンサー
こんなに画素数いるのかな?別に今の画素数でも充分満足してるんだけどなぁ。
それと、このクラスならそろそろモードダイヤルを廃止して欲しかったですね。
初級機にはあってもいいでしょうが、中級機以降はなくてもいいと思います。
さて、このEOS 7Dですが、個人的には銀塩のEOS-3を思い出します。
EOS-3で培った技術がEOS-1Vへの継承されたように、おそらくEOS 7Dで搭載された新しい技術は、次に出るであろうEOS-1D/Ds Mark4にもブラッシュアップされて搭載されるでしょう。
ま、いろいろと羅列しましたが、最近のキヤノンにはない、渾身の製品ではないかと思います。
是非早く実物に触って体験してみたいところです。
Posted at 2009/09/01 21:40:51 | |
カメラ | 日記