
合格まで2年かかった社会保険労務士。
せっかくなので、この2年間を振り返って記録を残しておこうと思います。
これから受験される方に少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに自分は完全に理系人間で、法律の勉強はほとんどしたことがありません。
(ちゃんと勉強した法律は電波法くらい)
そんなわけで、リーガルマインドはないに等しいです。
今回は1年目です。
結果的には不合格となりましたので、反省点までまとめて書いてみたいと思います。
○使用教材
フォーサイト社会保険労務士講座 基礎講座、過去問講座、直前対策講座
社労士V(社会保険一般、労働一般、白書対策・法改正)
模擬試験(TAC、LEC、大原)
○勉強開始 平成23年10月頃から
○総学習時間 多分600〜700時間位ではないかと・・・(記録してしないので感覚で)
○受験会場 東京ビッグサイト
○結果 択一式41点(雇用保険法3点で足切り)、選択式33点(社会保険一般2点で足切り)
基本的にはフォーサイトの教材のみで勉強を進めました。
順序としては、テキストを見ながらDVDを視聴→テキスト復習→過去問講座→過去問演習→直前対策という形で進めました。
社労士Vは買ったものの、ほとんど読みませんでした。時々調べる程度にパラパラとめくった程度です。
というのも、社労士Vに書いてあることはほとんどフォーサイトのテキストに書いてありましたので。
模擬試験はいろいろ受けるべきかどうか迷いましたが、大手3社だけ受けることにしました。
とは言え、大手3社あわせて8回の模擬試験を受けたことになります。
確かLECが1番早くて5月頃だったかな。多いときは1ヶ月に3回とかありましたね。
模擬試験の結果はCかDで、それはもう毎度落ち込むくらいの結果ばかりでした。
模擬試験終了後は必ずその日のうちに復習することを心がけ、フォーサイトのテキストに掲載されていない論点は必ずテキストに書き込むようにしました。
○1年目の反省点
1つ目はテキストの読み込みが甘かったこと。フォーサイトのテキストは、満点ではなく確実に合格ラインを狙う内容で構成されています。1年目はそこをあまり意識してしなかったので、小さい文字で書かれていたことは重要ではないと勝手に判断し、結構すっ飛ばしていました。
2つ目は過去問至上主義になりすぎていたこと。今まで受けた資格試験は、理解が少々曖昧でも過去問でなんとなくわかっていれば対処できたことが多かったのですが、社会保険労務士試験ではそれは通用しないと個人的には感じました。ちょっとでも論点をずらされると迷ってしまい不正解、それが結構致命的でした。過去問は確かに重要です。しかし、1つ目の反省点とも関連しますが、テキストを読み込み、ある程度理解度を高めた上で過去問に取り組まないと効果が出ないと感じました。
(正直、最初は過去問さえしっかりやれば受かるだろうと思ってました)
3つ目は学習計画を立てていなかったこと。仕事等があるのでなかなか計画通りにはいきませんが、やはりある程度の学習計画は立てておいた方がいいです。1年目は自分が思っていたところまでやりきれずに試験日を迎えてしまいました。ある程度計画を立てていれば進捗状況を見ながら途中で軌道修正できたかもしれません。
次回から2年目について書きたいと思います。
2年目については何度かに分けてもう少し詳しく書く予定です。
(写真はフォーサイト過去問講座のテキストです)
Posted at 2013/11/12 23:50:27 | |
社会保険労務士 | 日記