今回のツーリングは、「帰省」がメインであって、ツーリングがメインではないので、バイクに乗れない日も何日かありましたが、この日は終日時間をもらって、以前から行きたかった室戸岬へ。
朝9時頃に出発し、ひたすら国道55号を走る。
安芸市街を抜けるまでは、交通量も多く、市街地を走ることが多いので景色もさほど面白くない。それでも、手結海岸辺りはまぁまぁかな。
途中、反対車線で取り締まりの準備中だった。秋の交通安全週間のせいだろうか。
以前に乗ったことのある土佐くろしお鉄道ごめんなはり線に沿って、ひたすら走る。鉄道から見る風景とバイクから見る風景はちょっと違う。
安芸市街を抜けると、急に交通量が少なくなり、走りやすくなる。
安芸市街を抜けてすぐの道の駅 大山でしばし休憩。
海がすぐ目の前で、気持ちいい。今日もいい天気だし。
ここから先は、奈半利町の市街地を除いて、ひたすら海岸線沿いに走る。右手には必ず海が見えるし、直線ではなく緩やかなカーブが適度に続くので走っていて飽きない。今の仕様になって、GPZ1100は倒し込みも軽くなり、切り返しも楽なので、余計かもしれない。
(マグホイールとオーリンズサスペンションの恩恵か?)
延々と海岸沿いを走り続け、室戸市街地を抜けると室戸岬は近い。
しばらく走ると中岡慎太郎の銅像が見えた。室戸岬に到着だ!
とりあえず、駐車場に停め、海岸沿いをうろうろとしてみるが、肝心の室戸岬灯台がない。再びバイクに乗ってうろうろとしてみるが、それらしい白い建造物は全然見あたらない。
おかしいなぁ~、と思いながら再び駐車場にバイクを停め、案内板とにらめっこ。
すると、1台のCBR1000XXがやってきた。めちゃくちゃ荷物満載だ!
ナンバーを見ると久留米。話してみると九州からきて、キャンプしながら四国をツーリングしているらしい。この方も室戸岬灯台を探しているようなので、一緒に探すことに。案内板を見ると、もっと山の上にあるようなので、来た道を少し戻り室戸岬スカイラインを駆け上がる。
展望台の看板があったので、もしやこの辺か?とバイクを停め、展望台に向かってみたが、本当にただの展望台だった。
(でも、見晴らしはすごくよかった!)
ここでもう1度、案内板を見ると、どうも通り過ぎてしまったらしい。
室戸岬スカイラインを少し戻ると、な~んだ!ちゃんと看板あったじゃん!
(看板、見落としたみたい)
駐車場にバイクを停め、歩くこと数分。白亜の灯台が出現!
やっと室戸岬灯台にたどり着きました。
ちなみに、室戸岬は「むろとみさき」と読みますが、室戸岬灯台は「むろとみさきとうだい」ではなくて「むろとさきとうだい」と読みます。
さすがに一等灯台だけあって、立派なフレネルレンズだ。高知保安部の人、たまにとはいえここまでメンテしにくるのは大変だろうなあ・・・・
すっきりと晴れていれば、海がきれいに見えるんだろうけど、写真の通り霞んでたのは残念。
CBR1000XXの彼とはここで別れ、とりあえず来た道を戻る。
すでにお昼の時間を過ぎていたので、室戸岬新港にある海の駅 とろむで昼飯をかねて休憩。
平日とあって、客はほとんどおらず貸し切り状態。
ここには足湯があったが、残念ながらタオルとか持参しておらず、断念。
(今度は忘れずに持ってこよう!)
しかも、イルカ研究施設なんてものがあったなんて、後から知った。
昼飯も済み、かなりの時間まったりしたところで、出発。
国道55号をひたすら戻る。今度は左手に海岸線。この道、やっぱり気持ちいいかも!
でも、それも安芸市まで。この先は市街地が多く、ちょっとうんざり。
国道を走っていると手結あたりで、橋があがっているのが見えた。
そういえば、手結に可動橋があったことを思い出し、まだ帰宅するには時間があるので、ちょっと寄り道することに。
お~、こりゃ目の前で見るとすごいな~。
しかも、もう少しで橋が下りてくる時間なので、しばらく見学。
橋のたもとには、橋が下りてくるのを待っている車が数台いる。
時間になると、ゆっくりゆっくりと橋が下りてくる。そして、ちゃんと橋が渡されると、車を通れないようにしていた遮断機が上がり、車が次々と通る。
だけど・・・・橋をあげなきゃなんないほど、でかい船が通るようには見えないんだけどなあ・・・・
可動橋も見たので、近くの道の駅 やすで休憩したのち、再び国道をひた走り帰宅。
ほとんど脇道にそれず、国道ばかりのショートツーリンクでしたが、海岸線を走るなんて地元では考えられない(だいたい、海がない)ので、結構気持ちよかった。
次回は、反対側の足摺岬を目指してみたいが、足摺岬だと1泊しないとつらいかも・・・