
基本書と並んで悩ましいのが問題集です。
先に基本書の読み込みを徹底的にやったと書きましたが、やはり資格試験においては過去問をやることも重要です。
1年目はフォーサイトの過去問講座を使用しましたが、2年目突入に際し、過去問題集は新調することにしました。
過去問については、過去5年や7年で十分という意見もあれば、10年は必要だという意見もあります。
また資格学校クレアールは過去20年分らしい、という話も聞いたことがあります。
自分の場合は、とにかく多くの過去問に当たりたかったので、過去10年分が掲載されているTACと佐藤としみの条文順過去問題集の2つに絞りました。
(ちなみに、TACは2013年版から過去問が10年分になりましたが、それまでは7年分でした。)
どちらも甲乙付けがたくどちらにするか非常に悩みました。
TACの利点は、サイズが佐藤としみのものに比べて小さかったこと、法改正に伴う訂正情報の掲載が早いこと。
(佐藤としみのものは法改正情報が遅いという情報がAmazonのレビューにありました)
佐藤としみの利点は、サイズが大きい分、文字も大きめで読みやすいこと、書き込みしやすいことでした。
いろいろ考えた挙げ句、やはり改正情報の早さでTACの方を選びました。
大きさについては、問題集には書き込みするつもりはなかったので、あまり気にしませんでした。
(基本、書き込みはテキストのみにして情報を集約することにしていました)
最終的にはこのTACの過去問題集を10回、点数の伸びない科目は11回以上やりました。
間違えた問題はその時にテキストに戻って、確認するようにしていました。
また直前期は、間違えた回数の多い問題だけを繰り返し解き、なおも間違ったときにはテキストを確認するという作業を繰り返し、過去問は100%完璧にするくらいの気持ちでやりました。
最終的には問題演習だけで33冊のノートを使いました。
(択一式、選択式等すべてを含めてです)
過去問題集は、掲載されている問題はどの出版社も代わり映えしませんが(過去問ですからね)、肝心の解答解説が多種多様ですので、解説欄を良く確認して、自分のレベルにあった解説がされている過去問題集を選ぶと良いと思います。
それと、過去問題集とは言え、やはり一問一答式を選んだ方がいいと思います。
試験は五肢択一式ですので、五肢全部わからなくても、正しいものあるいは間違いのものがわかれば正答できます。
しかし、演習段階でそれをやってしまうと各肢の論点の正誤の判断ができず、学習の意味がなくなってしまいます。
(フォーサイトの過去問講座を2年目も使わなかったのはこの点があったためです)
11/26追記
先日書店で確認したところ、H26年版の佐藤としみの条文順過去問題集は大きさが変更になり、従来より小型になってしました。このサイズだと持ち運びにも苦労しないと思いますので、解説の内容やレイアウト等個人の好みで選択すればいいと思います。
Posted at 2013/11/17 15:24:11 | |
社会保険労務士 | 日記