いよいよ北海道最終日。
今日は、18:45の苫小牧発のフェリーに乗るので、この周辺を走り回ることにします。
まずは、国道235号を海沿いに南下。
台風で大きな被害を受けて長期間運休中の日高本線の状況を見に行きます。
途中から日高本線とR235は並行して走ります。
日高本線は鵡川までは乗ったことがありますが、そこから先はすでに運休していたため未乗。
この景色を見ると是非乗ってみたかったと思います。
本当はこのまま様似まで行き、そのまま襟裳岬の方に抜けて行きたいのですが、時間がないので途中の大狩部駅を目指します。
大狩部駅は日高本線の中でも海に近い駅。波が高い時は車両に波しぶきがかかるくらい近いです。
その駅を見たかったという理由以外に、大狩部駅付近の路盤流出がかなりひどいと聞いていたので、実際に見てみようと思ったからです。
実際、大狩部駅に着くとまず海の近さに驚きます。本当に海辺にある駅。よくこんなこところに線路を引いたなぁ、と思いました。
駅のホームに立ち、線路方向を見ると無残な姿が・・・・

路盤が見事に削り取られ、錆びた線路が見事にグニャグニャに。
これを現場で見て、「これは復旧させるのか難しいかも・・・」と実感しました。
鉄道ファン的には是非とも残して欲しい路線ですが、これを維持することを考えると難しいのも納得です。
大狩部駅からは来た道を戻り、途中で内陸方面へ。
途中にも日高本線の鉄橋がありましたが、これはあまり損傷がないみたい。
次は、振内鉄道記念館へ。日高本線鵡川駅から日高町を結んでいた国鉄富内線の振内駅跡にあります。

ちなみに、写真に写っている青い客車は、簡易宿泊施設として開放されており、泊まることができます。
記念館は自分以外におらず、静かにゆっくりと見ることができました。
その後は同じ富内線の富内記念公園(富内駅跡)へ。
ここは、腕木式信号がたくさん残されており、非常に見応えがありましたが、ちょっと保存状態はよくなさそう。
ここには、富内銀河ステーションなる、銀河へ続く線路があります。
さて、北海道ツーリングはここまで。
名残惜しいのですが、苫小牧港へ向かうこととします。
途中、味の大王でカレーラーメンを食べようとしたのですが、どこも休みだったり、営業時間終了で食べられず。
仕方なく諦めて、コンビニで船内でのつまみや酒を仕入れて、苫小牧港へ。
すでに苫小牧港には乗船待ちのバイクや車がありました。
自分もチェックインを済ませて、お土産を購入。
その後はお昼ご飯を食べてなかったので、フェリーターミナルの喫茶店でフェリー所ながめながらパフェを食べてゆっくり休憩。
時間を見計らってバイクに戻り、乗船。
帰りは商船三井フェリー「さんふらわあ さっぽろ」です。
部屋はシングルプレミアム、帰りもデッキ付きの部屋を選びました。
部屋に入り、早々に装備を脱いでまずはお風呂へ。
汗を流してさっぱりしたところで、レストランに。
ちょっど苫小牧港を出港するところでしたので、景色を眺めながら北海道への再訪を誓いつつ、ビール。
もちろん、サッポロクラシック生。
レストランでの食事後、船内散策。
ちょうど日没の時間で、海に沈む夕日がとてもきれいでした。
その後、再度お風呂へ。先ほど入れなかった露天風呂に入ってみます。
海上で入る露天風呂もなかなか快適。ただ、ちょっと風が強かったかな。
その後は部屋でゆっくりとこの8日間を振り替えながら、チビチビと飲んで寝ました。
本日の走行距離 233km
Posted at 2020/04/24 14:35:45 | |
2019夏 北海道ツーリング | 日記